LAW & ORDER:性犯罪特捜班/SVU シーズン22 14話「サイコパスの暴走/POST-GRADUATE PSYCHOPATH」

2021/08/14

LAW&ORDER:性犯罪特捜班 LAW&ORDER:性犯罪特捜班 シーズン22 クライム ジェーン洞 リーガルドラマ

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あらすじ

Heidi Gutman/NBC | 2021 NBCUniversal Media, LLC


2021年5月14日(金)22:00~ FOX 日本初放送 (全?話)
(アメリカ放送 2020年9月~)

【登場人物】



2013年3月

10歳の少年、ヘンリー・メスナーが妹を殺そうとし、刑事を撃っていた。
共感力も良心もなく、ヘスランド精神科施設で治療と名がつく監禁生活が強いられた。
衝動的で虚言癖があり怒りを制御できないとの診断だった。

現在

ヘンリー・メスナーは18歳になっていた。
この5年間は模範的な患者となっている。
共感も示し感情の制御方法も覚えた。
マッキー医師は太鼓判を押し、サイコパスと診断された結果が覆される。

家族もヘンリーとの同居を望んだ。
父親、後妻のホリー、妹ルビーそして、母親違いの弟アーロ。
ヘンリーの母親は5年前に他界していた。
「生きていればきっと誇りに思うはず」

家庭裁判所では精査してクリスマス前には結論を出すといっていたが、ヘンリーは無事外の世界に復帰していた。

レイプ事件

リビー19歳が自室で裸のまま縛り上げられていた。
ルームメイトは留守で助かったとほっとしている。

現場の様子からフィンは犯人はサイコだとすぐに決めつけた。

その頃、ロリンズの娘ジェシーは目を離した隙に公園で見知らぬ男からぬいぐるみをもらっていた。
ロリンズが気づいた時には姿を消していた。
白い犬でスノーボールと名がつけられていた。

マーシー病院

リビーは、携帯を貸して欲しいと言われドアを開けていた。寮生だと思った。
リビーの名前を知っていたし、笑顔も良かった。
見覚えはなかった。

「あっという間に口を塞がれベッドに押し倒されていた。
そして笑って縛り、服を切り裂いてレイプされた。
失神寸前まで首を絞められ、カードの暗証番号も聞かれた。
そしてぬいぐるみを持って立ち去った」
それは白いぬいぐるみだった。
ロリンズはぞっとした。

ロリンズはオリビアにぬいぐるみの件を伝えた。
「偶然じゃないわ」
スノーボールは、アマーロを撃った少年ヘンリーの犬の名前と同じだった。

カード利用

リビーのカードが使われ、使用したホームレスを聴取した。
「カードはもらっただけ。怪我をしたイカれた男で仕返しが怖い」
カードで買ったのは指示されたものだった。
結束バンド、ロープ。粘着テープ、懐中電灯……。

リビーの母親ブランドン医師が病院に駆け付けると、未成年専門の精神科医だった。
5年前にヘンリーを担当していて、彼に母親の死を知らせてもいた。
その時、心を開かせるために自分の話をすることもあり、娘の話もしていたという。

メスナー宅

ヘンリーは父親達家族と12月から同居していた。

無理やりドアを開けると家の中は荒らされ、血痕が。
家の中にはルビー以外の遺体が残されていた。

金曜の朝に殺害をし、その夜リビーを遅い、土曜の朝にはジェシーに接触していた事になる。
トムの銃を持ち出していた。
ルビーは友達の家にいて無事だった。

ルビー

ルビーが遊びに行っていたのはメーガン・デイビス宅だった。

ヘンリーはアーロに嫉妬していたという。
父親とは揉めていて、父親はいつヘンリーが切れるかと護身用で銃を持っていたという。
「なんでヘンリーを外に出しちゃったの?」

マッキー医師

精神科施設のマッキー医師を訪ねた。
ヘンリーの状態には精神科医3名が証言をし、判事が退所を認めていた。

「サイコパスはグループ療法で演技を覚えるという説もある」
とロリンズが突っ込むと、それはいつも気を付けて来たと言った。
「30年でこんなに完璧に騙されたことはない」

ヘンリーは8年で正常に見せる技を学んでいたのだろう。
「施設に1人友達がいる」

ヘンリーの友達

施設にいるヘンリーの友人は、ヘンリーが継母に怒りを抱いていたようだと言った。
「居場所は分からない」

ロリンズが共犯だと脅して吐かせようとした。
「本当に知らない。恋人のコーラに聞けよ」
少年の姉で、数週おきに面会に来ていた。

ヘンリーの恋人

ヘンリーの恋人、コーラ・ジャクソンの部屋を捜索した。

タブレットと服を等の私物が押収できた。
「最後にあったのは今朝。人を訪ねると言って出て行った」

コーラをSVUで聴取し、ヘンリーの行きそうな所を聞き出した。
「水辺と公園が好き。子供時代を奪われたから」

コーラは昨日、ロリンズ達がいたモーニングサイド・パークに行っていた事も知っていた。
「携帯で写真を共有しているから知ってる」

コーラの携帯から共有している画像ファイルにアクセスした。
そこには自撮りや家族の他、ジェシーの画像も残っていた。
そしてリビーの隠し撮りも。
ルビーの画像もあったので次はルビーが狙われるだろうと思い、滞在中の友人宅に向かった。

ルビーの行方

家の中には母親が倒れていたが、息はあった。
バスルームには友人のシャーロットが縛られていた。
「ルビーはヘンリーが連れ去っていた。乗り物に乗ると言っていた」

乗り物と言う言葉で車かと思いきや、ロリンズは近くに遊園地がないかと探した。

ベイヴィル・パークという閉鎖された遊園地に向かうと、ヘンリーが使った車が停まっていた。
門には隙間があり中に入り園内を捜索した。

ロリンズが、からくり屋敷の鍵が壊されているのを発見した。
無線で連絡を入れると、応援を待てとフィンに言われるがロリンズは1人で入っていってしまう。

するとヘンリーがルビーに銃を向けているのを見つける。
ヘンリーは、ジェシーの事を話題に出してロリンズをも揺さぶろうとした。
だがロリンズは冷静に対処した。
「ルビーは悪くない。私があなたを施設に入れさせた。相棒を撃ったからよ」
するとヘンリーは興奮して怒鳴った。
「お前が悪い!」
銃はロリンズに向いていた。

その頃、からくり屋敷の前にはオリビア達も到着していた。
無線で話しかけてもロリンズの反応はまだなかった。

そこへからくり屋敷のドアが開いた。
無線からロリンズがルビーにヘンリーの銃を持たせたと言っている。
「弾はない」
出て来たのは予告通りルビーだった。
「ヘンリーはロリンズと話すと言っている」

「警部もう少し待って」
それからオリビアの無線は無反応になった。

二人は地面に座っていた。
「何について話したい?」

ヘンリーは語り出した。
「子供時代を奪われた。10歳から海にも遊園地にも行けず。
海は何に対しても気を使わないから好きだ。自分の好きなように振る舞い、周りを巻き込む。
6歳の時オスカーって奴と海にいった。ママに友達になれと言われて。
いい奴だったが、浅瀬の深みに突然はまって逆波にもまれた。
必死にもがいていたよ」
そして母親が助けに入ったが2人共死んでいた。

「怖かったでしょ?」
「いいや。僕はただ海に身を任せて浮かんでいたら沖で湾岸警備隊に発見されたんだ。
ママはパニック、僕は平然もいいとこ」
その時自分の性質を知った。
「僕はオスカーが死ぬ瞬間を見られなくて残念だった」

外では管轄の部隊が待ちきれずイラ立ち始めていた。
「一緒に来るなら守ってあげる」
「どうして?」
「小さなあなたを覚えてる。台所で苺を食べてた。あなたが心配なの。死なせたくない」

ロリンズはヘンリーに手錠をかけ、一緒に外に出た。
「自分を抑えられなかった僕は病気だ」

ロリンズはすぐにオリビアに無茶し過ぎだ、と言われた。
「頭の中を探ろうと思ったの。今回の暴走を8年かけて企ててた。
もう一生出しちゃダメ」

リンドストローム先生

リンドストローム先生は、ヘンリーを外に出した医師の免許を剥奪すべきだ、と憤慨していた。
「10歳から無感情と無感動の項目で標準を逸脱している。
生まれつき脳が違う。
罰を受けさせたい気持ちは分かるが刑務所は向かない。
だが責任能力はある」

そしてヘンリーの責任能力の審問が開かれた。
リンドストローム先生は、想うところはあるようだが、裁判には絶えうると証言した。

するとヘンリー側の弁護士が、新たな主張を始めた。
「心神喪失による無罪の主張を変更します。NY州が許可したのが間違い。事件は州の責任に」
裁判長が公判まで待つようにと言うと、ヘンリーが無礼だぞ、と言って立ち上がり裁判長に近づこうとした。
慌ててカリシが止めに入ると、側にあった鉛筆を掴んでカリシの耳に突き刺した。

ヘンリーは拘束されながらわめいていた。
「パパを連れて来て!!」

カリシは運よく軽傷だった。鼓膜は外れていた。

ヘンリーは再拘留となり、投薬治療を受ける事になった。
望み通り施設に戻れる。

あれは、恐らくヘンリーのパフォーマンスだったのだろう。
だがロリンズは、でも異常なのは間違いない、と思った。

その後、ロリンズはヘンリーに会いに行った。

ヘンリーは薬のせいかもうろうとしていた。
「1つ言っておく。あなたを死なせたくないと言ったのは嘘よ。
もしここから出て、カリシや私の家族に近づいたらあなたの人生はそこで終わる。
私が殺す」

ロリンズが背中を見せるとそれまでぼうっとしていたヘンリーは人が変わったように、ふっと笑った。



マッキー医師、BLACKLISTのパナベイカーさんでした。
SVUにはいろんな役でちらちら出ていたようです。

リビーとルビーがややこしかったんですが、現地の人はそうでもないんでしょうかね?

サイコパス、ヘンリー怖いですね。
でもそんなヘンリーにも子供時代を奪われたとか、愛に飢えるような感情はあるんですね。
可哀想だけど、でも人に危害を加えて平然としていられるような人物は野放しには出来ない。
それにしても医師をも騙せるなんて。
本当に何が真実で何が嘘かなんて、誰にも分からない領域があるって事ですよね……。

それにしても謎なのは、そこまで頭が良かったら「捕まらないようにする」という考えはないのかな~と。
普通の暮らしを求めているようで、自ら避けているようにも見えましたが。
まあサイコパスを理解する事なんてできなくて当たり前なんですけどね。

しばらく休みがちなロリンズでしたが、急に過去に因縁のある事件に巻き込まれて、でも実際被害にあったのはカリシという。
カリシは災難でした。



(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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