あらすじ
2021年5月13日(木)~AXNでシーズン8 日本初放送(全20話)
(アメリカ放送 2019年9月~)
シルビーと実母
シルビーは実母ジュリーの連絡先を受け取ったものの、まだ連絡をしていなかった。
「どう接するべきか悩んでいる。近いから直接会いに行けるし……」
悩むシルビーにケイシーが1人で心細いだろうから車を出す、と提案をしジュリーの住所を訪ねる事に。
ところが、シルビーが勇気を出してドアを叩くと男が出てジュリーという名前の人はいないと言われてしまう。
その男は住所の確認もせず慌ただしくドアを閉めた。
「会うなってことなのかも」
シルビーはそのまま帰り、しばらく落ち込んだままだった。
数日後、51分署にシルビーを訪ねる金髪女性の姿が。
シルビーは一目で分かった。
実の母親だと。
ジュリーは事情を説明した。
シルビーが会ったのは夫のスコットで、何も知らなかったと謝った。
「あなたが帰ったあと猛省していた。酷いことをした、と」
母親は想像以上に若かった。
「たった16歳であなたを産んだの。母親にはなれないから誰かにきちんと育てて欲しかった」
願い通りね、とほほ笑むジュリーにシルビーは素直に喜んだ。
その上、ジュリーは46歳で妊娠していると報告をした。
そこへ出動要請が。
ジュリーは家に来て欲しいと、最後に頼みを伝えた。
「即答しなくていい。でもあなたを迎え入れたいの」
偽造薬の被害者
ここ数日、若者が偽造薬の過剰摂取で倒れるという通報が増えていた。
そのうち、17歳のブランディは搬送途中で死亡していた。
ブランディの彼氏だという少年は心配して現場にも顔を出していたが、事情を聞きたいとセブライドが声を掛けるとそのまま逃走していた。
その後、シカゴ警察21分署の特捜班が少年を見つけたという事で、セブライドが顔の確認に呼び出された。
ブランディの彼氏のトラビスは知らない、とシラを切っていたのだが、セブライドの事は覚えていたので渋々認めた。
トラビスを説得して事情を説明させると、逃げた理由はバスケ部に所属していたからだった。
そもそもパーティーに参加するだけでも問題な上、薬物は抜き打ち検査があるからトラビスは避けていたという。
ブランディが薬をパーティーでもらっていたのは知っているが、売人については知らないという。
他、知っているパーティの情報は吐いた。
ブランディの死には強くショックを受けていた。
「現実と思えない。悪夢を見ているようだ」
戻って来たショーン・ローマン
51分署に元シカゴ警察の21分署にいたローマンが顔を出した。
シルビーとは4年前にサンディエゴに越して行ったきりの再会だった。
だが、皆に挨拶をしている暇はないという。
「妹のサラが先週から行方不明だ。今日亡くなったのは妹の友達だ」
出動したシルビーに詳しい話を聞きたいというのだった。
ローマンはボーデンのオフィスでセブライド、ケイシー、エミリーも交えて説明した。
最後にコンタクトを取ったのは数週間前のビデオ通話。
先週の木曜日から帰ってない。
3日前にシカゴに戻り、捜索願をすぐ出していたが居ても経ってもいられないという。
サラは昔から活発で少し反抗的だったが、新しい友達の影響で問題児になっていた。
万引き、飲酒、そして行方不明になり、友達は薬を。
ローマンは特捜班には協力させてもらえない、と言った。
サラと同じコーフマン高校のトラビスの事も知っていた。
トラビスもサラには木曜から会っていないと言っていたらしい。
ボーデンは妻ドナがコーフマン高校の教師をしているからと、ローマンに紹介をした。
コーフマン高校
翌朝、ボーデンからの頼みを快諾したドナは学校で、ローマンとセブライドに会った。
ドナはブランディの事は知らなかったが、サラの名前は知っていた。
そして過剰摂取の被害者は今学期2人目であることも。
そしてサラの友人だという女性徒のシェルビーを紹介した。
シェルビーは逆恨みを心配しながら打ち明けた。
「彼女、25歳くらいの年上の恋人がいる。
卒業生のローガン・ピーターズ」
ローガンは薬物を売って退学になっていた。
「出会いは学校。
ほぼ毎日放課後駐車場にいて、パーティーの常連でもあった」
シェルビーは軽蔑していた。
「あの歳で高校生と遊ぶなんて」
ローガン捜し
ローマンは昔の担当地区のツテを頼る事にした。
セブライドが確認をすると、特捜に話す前にまず情報を得ると言った。
「無駄足を踏ませたらボイトに怒られる」
それにローガンに会って文句の一つも言いたかった。
セブライドはこれから治安が悪い場所にいく、と言われても援護を続けた。
「俺にも妹がいて問題を乗り越えた」
ローマンはローガンの情報を知ると思われる売人の家へ行くが、いきなり銃をつきつけられた。
だが、隙を見て銃を奪い、ローガンの写真を見せた。
男は、ローガンは学校で薬を売っていると話した。
「だが俺は薬を渡してない」
未だローガンに薬を売っている元締めは謎だったが、居場所は入手した。
「ウエスト7と仲がいい」
「サウスサイド・ハスラーズ?」
「15番通りのバスケコートへ行け。絶対来る」
そのまま銃を奪って引き上げた。
特捜班
ローガンは売上を渡して、ギャングに守ってもらっているのかもしれなかった。
セブライドは今度こそボイトに連絡をと言うが、ローマンは返事をしない。
「パトカーが何台も行けば逃げられる」
もう警官じゃない、と止めても兄だからと引かなかった。
そこでセブライドは別れ、21分署の特捜班へ行った。
ローガンの存在はすでに特捜班にも知れていた。
セブライドは今聞いたばかりの居場所を伝え、ローマンの無謀な動きもボイト達に知らせた。
するとボイトや特捜班のメンバーはローマンの関わりを知らなかった。
「彼と何の関係が?」
それどころかローマンがシカゴにいることにも驚いた。
ローマンは嘘をついていた。特捜班には何も知らせていなかった。
心当たり
その後、ローマンは教えてもらったバスケコートにも現れず、すでに先を行っていると思われた。
携帯の追跡もできず、見つかりたくないという事が分かる。
なぜ特捜を頼らないのか? と皆が疑問に思う中バージェスには心当たりがあった。
「多分、私と別れて以来話をしてないからよ。疎遠に……」
ルゼックは君のせいじゃない、と庇う。
「ローマンのせいで奴が逃げたら……」
ルゼックは個人的な感情にも理解を示しつつも、事件解決そのものを邪魔される事を心配した。
ボイトはルゼックに言わせるだけ言わせると、ローマンが妹を優先する気持ちに共感して、何とか助けよう、とその場を締めた。
「売人を捕まえてくるんだ。内密に事を進めよう」
再会
住宅火災の通報が入り、51分署が到着をすると建物から銃声が聞こえた。
そして火災現場から逃げるローマンの姿が。手には銃を持っている。
セブライドが捕まえると、中に売人のローガンがいるという。
「俺は撃ってない。ヤツが撃って来た。他にも1人いて撃たれてた」
ローマンは裏口へ行って捕まえる、とまた戻ろうとしたがそのまま救急隊に預けられた。
炎を見る限り、中に居ても長くは持たない。
ケイシーとセブライドは中に入る事にした。
建物内に入ると、すぐに倒れているガソリンの缶を発見した。
部屋の中で倒れている男を発見。撃たれてもいる。それはトラビスだった。
天井が崩れる中、二人は慌てて救出した。
ローマンはその後も勝手に動き回り、ローガンが浴室の窓から逃げた事を確認していた。
そして手当を受けている間に妹への手掛かりを失った、とセブライドに怒りをぶつける。
ここへ来た経緯はコートから後をつけ、見張っていたという。
火をつけたのはトラビスだった。
恋人への復讐だったのかもしれない。売人を知らないというのは嘘だった。
煙を見て911したのはローマンで、銃声が聞こえたので見に行っていた。
トラビスはそのおかげで助かった。
そして特捜班の車が駆け付ける。
「来たな」
ローマンは車から降りて来たボイトと再会した。
かんそう
クロスオーバーらしく、特捜班はボイトはもちろん、ほぼ全員登場していました。
やっぱりボイトが登場すると、めちゃ豪華でクロスオーバーの祭り感が増しますね。
普段からプチクロスオーバーをしているとはいえ、この勢ぞろい感はやっぱり祭りならでは!!
しかも懐かしのローマンの再登場もありますし。
こういうしっかりストーリーになっている再登場はいいですね~。(先日のドーソンは……)
それにしてもローマンはシルビーとも関係を持ち、バージェスの元彼、というなんかモテてた??
見方によってはもう過去の存在となった男が突然登場するのって、違う意味でゾっとしましたが……w
そしてローマンにローガン、シルビーにシェルビー。
ほんと現地の人はややこしくないのでしょうか……。
ストーリーは格好良くボイトが登場したところでシカゴPDに続く、です。
あーボイトかっこいいよ~。ファイアのファンの人にもその格好良さが伝わっているといいな~(今更だろうけどw
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