あらすじ
ジェイ
アンジェラに撃たれたジェイは、医療センターに搬送されるも危険な状態だった。
銃弾が動脈をかすって大量出血をしており、兄のウィルでさえ「助かる」とは断言しなかった。
ボイトは同じく搬送されていたアンジェラに、警官殺人未遂容疑で逮捕すると宣言するが、アンジェラは撃たれて当然、と悪びれなかった。
「カルマよ」
「カルマは知らんが、ジェイが死んだらただじゃ済まさん」
するとアンジェラは、警察が夫に何をしたか世間にバラしてやる、と脅しをかけてきたのでボイトは誰とも話をさせるな、と命令を出した。
アプトンはジェイが心配で病院から離れなかった。
ライフル強盗事件
本部長代理から呼び出され、新たな事件が舞い込んだ。
機関銃を使った強盗事件の現場だったが、主な目的はその流通経路を抑える事だった。
最近、軍用列車からアサルトライフルMK18が50丁が盗まれていた。
ギャング同士の事件で使用されていたが、ついにゴールド・コーストでも使われ出している。
被害を食い止める為、銃の所在を突き止める事に。
爆発物取締局からギャングが盗み、売りさばいている可能性が高いと聞いた。
まずは銃を使用した強盗犯を捜す。
被害者宅からは貴金属、高級腕時計が盗まれていた。
隣人が青い日本車で逃走する黒人2人を目撃している。
捜査の結果、青い車の持ち主が判明した。
クリスティ・ピアース、バーの店員でそのバーでは盗品の転売が盛んだった。
ギャング絡みの犯罪歴ばかりだった。
潜入捜査
アトウォーターとバネッサが客の振りをしてバーに潜入した。
するとクリスティにトレイという男が絡み、それを助けようと割って入った男とトレイが取っ組み合いを始めた。
慌ててアトウォーターが仲裁に入り、男を引き離して顔を見ると驚く。
それは旅行でヒューストンにいるはずのアトウォーターの弟ジョーダンだった。
アトウォーターの弟
アトウォーターはジョーダンを店の外に連れ出し、何故シカゴにいるのか問い詰めた。
「今すぐテキサスに戻れ」
ジョーダンは、怒るから言えなかったといい、兄の教えに従っていると言い出した。
「自分で道を切り開いて自立しろって言ってたろ」
ゆっくり話そうと言っても必要ない、と兄を頼る気はないようだった。
店にいた理由についてはヤバイ事はしてないとだけ言って去っていった。
アトウォーターはジョーダンの身を案じて動揺した。
そんなアトウォーターにボイトは助言をしていた。
「お前は兄というより父親代わりをしてきた。息子はいずれ父親を追い越そうとする」
「こんなに早いとは」
「時期は選べん」
クリスティ
クリスティを連行し、いとこのミッチェル・アダムスに車を貸したと吐かせた。
トレイに絡まれたのは、元恋人で未練を持たれているからだった。
クリスティは犯行時には同乗していないとアリバイを主張したが確認できるまで留置所に入れられた。
クリスティの車からは発射残差と本人といとこの指紋を検出した。
ミッチェルは加重強盗で2年の刑期を終えたばかりだった。
クリスティのアリバイは確認でき、釈放された時には実はつきあっているというジョーダンが迎えに来ていた。
アトウォーターは二人のつきあいには不満だった。
ジェイの目覚め
捜査の合間に、ジェイが目覚めた。
もう問題はないらしい。
ジェイはすぐにアンジェラの心配をした。
逮捕したと聞くと、アンジェラが全てを知っているからなんとかならないか、とボイトに相談していた。
ボイトは同席していたヘイリーの意見も聞き、アンジェラの病室に寄った。
そしてアンジェラの口封じをした。罪を見逃す代わりに。
「そうすれば息子と離れずにすむ」
ボイトは病院のベッドに繋がれていた手錠を外した。
「もしも夫の件を誰かに話そうものなら、俺がお前を葬る」
強盗犯
自宅にいたミッチェルを銃撃戦の末、連行した。
一瞬バージェスからの返事がなく、特にルゼックが安否を案じたが無事でホっとした。
盗品や凶器など、強盗の証拠も見つかった。
ボイトは取引きをし、銃の売人の情報を入手した。
銃の売人
売人はトレイ・ウッドソン22歳。ジョーダンの喧嘩相手だった。
トレイは犯罪歴が多く、少年院に4年いたが出所してからは表向きはクリーンだった。
今は自身のアパレルショップを経営している。
そして店の大家であり、共同経営者はダリウスだった。
バネッサもダリウスの口からトレイの名が良く出ていたのを覚えていた。
ダリウスとボイト
ボイトはいつものようにダリウスを呼び出した。
毎回面白い所に呼び出す、と密会をデートだとダリウスが揶揄するとボイトは言った。
「関係は順調だと思っていたが、破局が近いかもしれない」
薬物取引きなら目を瞑れるが、銃取引きを認めるわけにはいかない。
それを聞いたダリウスは、ライフルが出回っている事は知っていても売人については知らないと言った。
トレイの名を聞いても、あり得んと笑った。
トレイはダリウスには更生したと偽っているようだった。
だが盗聴器やカメラを仕掛けてダリウスがトレイを問い詰めると、トレイは一度は誤魔化そうとしたものの、あっさり銃販売を認めた。
「言ってただろ、自分で道を切り開いて自立しろ、と」
トレイなりの活動資金稼ぎだと言い訳をした。
「迷惑はかけない」
「すでにかかってるから来た」
だがダリウスはそのままトレイを許した。
そして銃の在り処も聞かなかった。
ボイトがダリウスを責めると、ダリウスは言葉を詰まらせた。
「若者が成功を望んでも地元のしがらみがそれを阻む」
ボイトは理解しつつも、取り締まる為に取引きの仲介をさせた。
ダリウスは自分は立ち会わない、と念を押して渋々引き受けた。
取引き
ところがトレイとの取引きは予定通り行われなかった。
まず、トレイではない男が1時間以上遅れて来た上、その場でトレイに電話をしてもトレイは出なかった。
そのまま帰っていく男を捕まえ、トレイの家を吐かせた。
そしてトレイの自宅に侵入すると、トレイは何者かに撃たれて死んでいた。
容疑者
トレイの自宅捜査中に、ルゼックはアトウォーターだけを呼び出した。
実は近くの防犯カメラに犯人がしっかりと映っているという。
それは銃を手にしたジョーダンだった。
「ケビン、僕は君の味方だ。どうして欲しい?」
「……分からない」
アトウォーターは夜、ジョーダンに会いに行った。
防犯カメラの件を問い詰めると、ジョーダンは誤解だと説明した。
「俺は殺してない」
その様子からアトウォーターは犯人はクリスティだと気づく。
ジョーダンはクリスティに助けを求められて、証拠隠滅の手伝いをしていたのだった。
「部屋の指紋を拭きとって、見つからない様裏から出た。銃は川に捨てた」
良かれと思って通った道が唯一防犯カメラのある道だった。
アトウォーターはジョーダンを自宅に帰し、クリスティには二度と会うな、と言い聞かせた。
ジョーダンは納得できないようだったが、最終的には分かったと言って去っていった。
その後、電話をかけてもジョーダンは出ず、愛してると留守電に残した。
アトウォーターはすべてをボイトに報告した。
事情を呑み込んだボイトは殺人課が動く前になんとかしよう、とクリスティに自白させることにした。
素人同然のクリスティを言いなりにするのは容易かった。
クリスティは暴力癖があった上、貸した金を返さないトレイに我慢ならず、殺していた。
ジェイとアプトン
ジェイの退院の日が来た。
アプトンは立ち合い、今回の出来事から気づいた気持ちを伝えようとした。
だがその時、ジェイのスマホが鳴り会話は中断されていた。
通知の相手はアンジェラの息子で、アプトンは二度と関わってはいけない、とジェイに忠告した。
そしてジェイが話の続きを求めると、アプトンは「やめとく」と言って話さなかった。
かんそう
バージェスは子供を産む決心をしました。
捜査で忙しいので合間にささっとルゼックに伝えるシーンがあっただけでした。
ルゼックの反応は、驚き、しか今の所分からない感じに思えました。
アプトンがジェイに言おうとしたのって、もしかしなくても告白ですよねぇ。
ていうかわざわざ伝える事で、やっぱりやめたって、もうそれしかないもんね。
まあパートナーでつり橋効果まみれの職場だもん、その上ジェイはイケメンで特捜班の中でも優秀だし、人情派だし、どちらも今は決まった恋人もいないはずだし、好きにならない理由はないんだけど。
とはいえ私が特捜班に入ったらボイト一択なんで、誰もがジェイを好きになると決まったわけではないんだけど。(聞いてないし、デスヨネ~)
でもなんかアプトンってどっちかというとゲイであって欲しいみたいなイメージもあって、簡単にジェイに惚れちゃう(その前ルゼックだし)のか~というがっかり感もなくはなかったり。
むしろバネッサとのルームシェアはそっち系のフラグでも良かったんだけど。
アトウォーターの弟は、出てくるたびに事件しかなくて、なんか可哀想w
また次会う時は別の事件なんだろうな……w
ボイトは、ノーバイオレンスだったけど、なんていうの権力のバイオレンス? 言葉のバイオレンス? いちいち格好良いのよね~。
ほんとダーク・ヒーローできゅんきゅんする!
「ただじゃ済まん」「俺が葬る」とかさ、100%予告犯罪だもんね。
でもそうじゃなきゃボイトじゃない!
そして「発射残差」何度聞いても早口言葉です。
あぶりカルビとはっしゃざんさ。どっちも言えませんw
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