NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 シーズン18 2話「巡り合わせ/EVERYTHING STARTS SOMEWHERE」

2021/07/14

NCISネイビー犯罪捜査班 NCISネイビー犯罪捜査班 シーズン18 クライム ジェーン洞

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あらすじ

NCIS 18x02 Sneak Peek Clip 4 "Everything Starts Somewhere (400th Episode)"


2021年7月6日(火)22時~ FOXジャパンでシーズン18 日本最速放送(全16話)
(アメリカ放送2020年11月~)

NCIS地下室の遺体


マクギーがNCIS捜査官になると決めて20年が経っていた。その記念の飲み会にギブスを誘いたいと思っていたが、どう声をかければ来てもらえるか悩んでいるとギブスは容赦なかった。
「記念日にはうんざりだ」

そんな中、NCISの地下室で遺体が発見された。
IDにはNCISカロライナ支局キャロウェイ捜査官とあったが問い合わせすると、該当の人物はおらず偽造IDだった。指紋も消されており、徹底していた。

遺体の側には、焼かれたメモ帳とライターが落ちていた。

念の為、館内を調べるが爆弾は見つからなかった。
記録では侵入は昨夜で、防犯カメラにうろついている姿が残っていた。

正体

死因はぜんそくだった。
ぜんそくなのに吸入器を持っていなかったのは、足がつくからだろう。
だがDNAから、モーリズ・ズガドだと身元が判明した。
家族全員が悪党のズガド・ファミリー。
ギブスはその名前から、40年前の出来事を思い出した。

リンゴの目的は何だったのか、捜査を進める。

過去の因縁

今から約40年前。1980年頃。
ギブスはリナルディ・ズガド、通称リンゴに車をジャックされトランクの中に拉致されていた。

リンゴは偽名で国防総省の経理部に就職し、海軍の給与を不正に引き出して逃走する途中だった。
リンゴの運転したギブスの車は事故を起こし、リンゴは死亡した。
その事故の相手は、ダッキーだった。
ギブスとダッキーが出会ったきっかけは自動車事故だった。

だがリンゴの死因は、事故とは関係なくその前に負っていた刺し傷によるものだと判明する。
そしてリンゴは顔にそばかすが多く出る、レオパード症候群でもあった。

その後、ギブスとダッキーは2人でいたところをリンゴのいとこであり、ファミリーのリーダーでもあったジョニー・ズガドらに誘拐されていた。

ジョニーは内部にスパイがいるのか事故の調書を手にし、調書にないことをギブスが知っているのではないかとダッキーの目の前で拷問にかけた。

リンゴは他のいとこ、”そばかす”からも盗みを働いていたらしく、ジョニーはその在り処を知りたがった。
ダッキーは、リンゴは即死している為何も言い残せなかった、とジョニーを説得していた。

お陰で二人はなんとか解放されていたが、誰にも言うなよと警告を受けていた。
そして現在まで誰にも言わないでいた。

ジョニー

ギブスはズカドがまた現れたという事をダッキーにも伝えた。

目的はジョニーが知っているはず、とジョニーを捜索する事に。
すると、カロライナ支局が収賄容疑でジョニーの建設会社を捜査している事から、潜伏している事が分かる。
この事から、リンゴのハッキングはジョニーの捜査状況を探る為だったのだろうと思われた。

ケイシーがジョニーのつけているペースメーカーを利用して、居場所を追跡した。

ギブスとダッキーにとっては二度と見たくない顔だった。

しかし、ジョニーを連行すると即座に収賄の件が不起訴になって、解放せざるを得なくなった。
「40年前捕まえそこなったろ。今も捕まえられないさ。再会はいいもんだな」
ジョニーは堂々と帰っていった。

不起訴の理由は、重要参考人の死亡だった。
恐らくズカドが殺したのだろう。

ギブスは局長に頼み込んで、管轄外ではあったがNCISへの侵入とも関わっているから、と遺体を手配してもらう。
だが局長は条件に冷静になれ、とギブスを窘めてもいた。
「ズガドの名前が出てから変だぞ」

ところが遺体を検死した所、約8日前には死亡していたと分かった。
それだとリンゴがNCISでハッキングする理由がなくなってしまう。
ではリンゴはNCISで何をしていたのか? 振り出しに戻ってしまった。

残されたメモ

ケイシーがリンゴの遺体の側に落ちていた、燃えたメモ帳から1ページだけ復元することに成功した。

それは何かを捜していたと思われるNCIS内の手書きの地図だった。

筆跡からズガド家の別のいとこ、エミリオが書いたものだと突き止めた。
あだなは”そばかす”。
ギブスとダッキーが40年前に聞いていた名前だった。

エミリオ連行

エミリオを連行すると、確かに顔中そばかすだらけだった。
エミリオは、ジョニーからの保護と引き換えに知っている事を話した。

40年前、ジョニーに呼ばれリンゴが値打ちがあるものを盗んだ、と聞かされた。
だが事故に遭い、それがNISの手に渡ったので、取り返すよう命令されていた。

エミリオはNISに塗装業者として侵入し、証拠保管庫で目的の物、カードキーを見つけていた。
だがどう持ち出そうかと考えている間に、スパイの存在に気づいたダッキーが捜査官にチクっている所を作業しながら見ていた。
ダッキーはそばかす繋がりで、館内で見かけた塗装業者のエミリオがズガド家の一員だと気づいたのだった。
エミリオは慌ててカードキーを隠し、ズカド家と縁を切ってそのまま姿を消していた。

それっきりだったが、先月ジョニーの子分と出くわし、キーの場所を教えろと脅されて地図を描いていたという。

隠し場所

エミリオがキーを隠したのはNCISの壁の中だった。

壁を壊し取り出すと、キーはスイスの貸金庫のものだった。
リンゴが海軍から着服した数百万ドルが入ったままだった。

そしてギブスはジョニーをリンゴの殺害容疑で再逮捕した。
リンゴの爪からジョニーのDNAが採取されていたのだった。


捜査終了後、40年前のしがらみが解決したせいか、ギブスは気分が変わり、マクギーの飲み会に途中から参加した。




かんそう

ヤングギブスとダッキーは、ギブスの中の人の本当の息子さん、ショーン・ハーモンとアダム・キャンベルさんでした。(毎度のことのようですが)
激似! ってわけではないですけど、親子だけあって面影はありますねw

今回はギブスとダッキーの40年前の出会いのエピソードでもあって、当時ギブスが任務で距離が出来るのでシャノンに別れを告げていたんだけど、ダッキーのアドバイスでよりを戻していた、なんていう話も出ていました。

事故が出会いのきっかけで、ギブスにしてみれば拉致されてどこに連れて行かれるかわからない場面で、ダッキーと衝突して発見されたもんだから、命の恩人みたいな感じもあって。
それですぐに意気投合していました。
でもダッキーにしてみれば、ギブスの車に衝突して(怪我してた)、ギブスといたら拉致されてって、ギブスとの出会い最悪なんですけどwww
そこは何も悪く思わないダッキー、さすが凡人じゃない? しかもあのギブスとすぐ仲良くなっているんだもんねw そして知り合って間もないのに、プライベートな問題にも介入してるし。

ただ現代のシーンで、そんな昔話からダッキーはふと気づくというシーンもありました。
自分があの時よりを戻せといったせいで、今の結果になってしまったと恨まれていたのか? と。
もちろん、そんなことはありませんでしたが。

現在と過去含めて、ギブスとダッキーのストーリーでした。



(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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