あらすじ
レナードの苦悩
レナードは学長に呼び出され、余った補助金の使い道を一任された。
金額的には1つの研究分程度だったが、レナードはちょっと誇らしい気分になった。
早速クリプキが申請の意思を見せ、割引券の賄賂を渡してきたり、すぐに申請の山が出来た。
だが、そのほとんどがどうでもいいような申請で、イライラし始める。
くだらない申請を片っ端から却下し、最終的に3つの研究に絞り込んだ。
候補は、カラスが恨みを持つという研究とラージとクリプキの3つ。
それぞれにいつ決まる? と急かされるがレナードには決められなかった。
そのうち、決める為の採点システムを考えるが、どのシステムがよいか採点システムの採点を始める始末に。
結局、決められないレナードは学長に額を増やして3つ分欲しい、と頼むが当然却下される。
もともと学長も決められず、レナードに丸投げしていたのだった。
その後、シェルドンと3次元チェスをしながらレナードは愚痴った。
「誰に補助金を渡しても、他の誰かに反感を買う」
「人を怒らせるのがそんなにいや?」
「当然だ」
すると、シェルドンが他人にどう思われても平気だというのを聞いて、シェルドンが決めればいいと気づく。
「君なら反感を買っても平気だろ」
「いいかもね。でもやらない。君が一皮むけるいい機会だから」
プレイハウス
ハワードは、仲間達に手伝ってもらって庭に子供達の為のプレイハウスを建てた。
水道、電気も使える立派な小さな家が出来た。
すると、子育てで疲れていたバーナデットはある日から帰宅前にプレイハウスで時間を潰すようになる。
ハワードには残業だと嘘をついていたので罪悪感はあり、ペニーに相談をしていたが、ある日からペニーもプレイハウスに逃げ込むように。
補助金の使い道を決められないレナードの様子が、おかしくなって行くのに耐えられなくなっていた。
すると、エイミーがのけものにされた事を察知する能力を発揮し、ペニーの行動を怪しみ出す。
ペニーは誤魔化しきれず、仕方なくプレイハウスでのバーナデットとの密会を打ち明けた。
「秘密結社ね」
「違うわ。他の人には内緒で2人でこっそり集まってるだけだったら」
「それをもっと短い言葉でいうと?」
「……秘密結社ね」
結局、エイミーもプレイハウス仲間になり、大喜びをした。
「秘密結社に入った!!」
3人がプレイハウスにいると、ハワードとラージがジャグジーを使いだした。
3人は息を潜めてやり過ごす事にしたが、ラージがプレイハウスに誰かいる、と気づき小声で話し出した。
するとハワードは驚く事すらなく、すぐに認めた。
「あれはバーナデットだよ。最近あそこに隠れてるんだ。息抜きしたいのさ」
ハワードは知っててわざと気づかない振りをしていたのだった。
「これが夫婦ってもんだ」
そこへぽんっとワインの栓を抜く音が。
「あ、ペニーもいるみたいだね」
レナードの決断
結局、レナードは3つの候補から選ばず、ギリギリのタイミングで入った申請を選んだ。
それが一番説得力があったというが、実はそれはレナード自身の申請だった。
「誰を選んでも怒る人がいるなら、得したい」
レナードは、ユーロピウム・ドープド・レイザーを購入する事にした。
だが使い道までは決めていなかった。
帰ろうと駐車場に行くと、レナードの車にカラスが集まっていた……。
プレイハウスの秘密結社は私も入りたい!
でもハワードがちゃんと気づいていて、しかもそれをあえて黙って、気づかない振りをしていたなんて。
なんか本当に成長してて感動しました。
でもちょっとデキすぎ?
補助金は、結局カラスの研究に変更になりそうw
カラスに脅されちゃねw
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