あらすじ
The Resident 3x20 Promo "Burn It All Down" (HD) Season Finale
2020年6月17日~ FOX 日本初放送
(第1話先行放送 2020年5月27日)
(アメリカ放送:2019年9月~) 全20話
ERに2002年、2003年のサルサ王のミゲルがやってきた。
55歳の今ではダンスを教えていたが、ダンス中に転んで軽い怪我をしていた。
だがミゲルには除細動器が入っていたので、オースティンとオカフォーが担当になり検査を進めた。
するとダンス中に心不全を起こしていた事が分かった。
その際の電気ショックで転んでいたのだが、それがなければ死んでいたかもしれなかった。
ミゲルは自分にはダンスしかない、と踊れなくなるかもしれない状況に落ち込んだ。
だが検査の結果、アブレーション治療で治せる事が分かった。
それならばもう不整脈で倒れることはなくなるから、踊る事が出来る。
オースティンとオカフォーは2人で息を合わせ、難易度の高い手術を成功させた。
ところがオースティンが術後のミゲルの様子を見に行くと、ミゲルは浮かない顔をしていた。
「病気じゃないとずっと自分に言い聞かせてた。でも今は死が頭から離れない」
「不安になって当然です。でも心臓は元気になった」
ミゲルは心臓の一部を焼くという手術を乗り越え、すっかり気力を失っていた。
するとオースティンがミゲルを励まし、病室で一緒にサルサを踊るまでになっていた。
そんな2人を見たオカフォーは、患者を勇気づけるオースティンを誇りに思っていた。
そこへアンドレアがやってきて、オカフォーの隣に立った。
オースティンの両親の結婚45周年に呼ばれた、と花を抱えていた。
「初めて会うの。どんな人達?」
「知らないの」
祈っててと言われオカフォーは笑ったが、その顔は見えないところでこわばっていた。
オカフォーはその前にトーレスへの想いは一時的なものだった、とオースティンに話していた。
でもオースティンは先に進んでいるようだった……。
デレク
デレクの腫瘍が小さくなり、呼吸器を外す事になった。
朗報に喜び、家族が病室に集まったが目覚めたデレクは目が見えない事を訴え、お祝いムードは一瞬で消えてしまう。
検査の結果、デレクの目がカンジタ・アウリスに感染している事が分かった。
娘のジョシーが呼吸器に貼ってあるユニコーンのステッカーを欲しがり、デヴォンが感染源に気づいた。
実は、ケインが洗浄しろと指示を出した後、担当者はランチに行ってしまい、除染されていないまま使われていたのだった。
ただでさえ免疫が落ちているデレクは発熱し、どんどん悪化していく。
ヴォスは義理の息子の感染の責任をケインにぶつけた。
「もしデレクが死んだら、あなたを潰す」
コンラッドはバイオプリンターで薬効試験を始めていた。
個別の薬は効かないが、混合薬なら可能性はあるかもしれない。
数日かかる試験を数時間で行い、薬を完成させた。
だが薬の効き目は表れなかった。
その上、デレクは敗血症性ショックになってしまう。
それでもコンラッドはデレクの症状を冷静に診断し、手がかりをつかんだ。
デレクが訴えていた背中の痛みから、脊椎の膿瘍を発見。
不調の根源を突き止めたのだった。
恐らく薬は効いていたが、膿瘍にまで届いておらず、血中に菌が流れ込んでいるのだろう。
感染を取り除く為の摘出手術は困難を極め、脳神経外科が必要になる。
ヴォスの不安もあったが、頼めるのはケインしかいなかった。
ケインの元カノ
ニックがERで看た患者ジャスティーンは、歯に詰まったポップコーンから脳の感染症を起こしていた。
嘘のようだが稀にあるのだという。
発作も起こしていたので手術が必要かもしれない、と話しているとケインが担当として現れた。
それは2人にとっての驚きの再会だった。
ジャスティーンの話では、2人は大学時代にケインからの告白でつきあっていた。
ケインはプロチームに誘われる程のフットボールの選手だったが、怪我で選手生命を絶たれていた。
「それ以降彼は変わった。怒りっぽくなり、私は彼の元を去った」
ジャスティーンの手術は、頭蓋骨を外して患部の処置を行うという大掛かりなものになるが、ケインは個人の想い入れから、権力をふんだんに使った。
ケインの選択
ケインがジャスティーンの手術の為、最高の環境を整えた所へ、デレクの手術の話が舞い込んで来た。
ケインはジャスティーンを優先させる為、即答で断っていたが、それがデレクの手術だと分かると償う必要がある為、断れなくなる。
だがジャスティーンの手術も他の医者に任せられない、とジャスティーンを待たせる事に。
すると待機している間にジャスティーンは発作を起こし瀕死状態になって、緊急手術が必要になる。
それを知っても、デレクの手術も難しい為まだまだ終われなかった。
手術は難航したが、ベルの補佐もありなんとか無事終了させ、ケインは一目散に手術室を飛び出して行った。
すでに始まっていたジャスティーンの手術室に飛び込み、奪うように引き継いだがジャスティーンは心停止してしまった。
普段なら死者は出さないと延命していたが、ケインはそうしなかった。
「もう終わりだ」
ケインはジャスティーンが横たわったままの手術室から出ようとせず、1人で座っていた。
変わり身
翌日、ニュースでチャスティンが報道された。
「真菌感染を病院が隠蔽」。
キムはどこからバレたのか知らずケインを責めたが、ケインは不祥事より隠蔽のほうが悪質だとキムを責めた。
そして2人は決別したようで、今度はキムはコンラッドにすり寄った。
「君の将来性に気づけなかった。重要なのは世間の評判だ。ケインは昔から横暴で思いやりに欠ける。
医者として偽りのない顔がチャスティンの顔になれば未来は明るい」
キムはコンラッドにいずれ理事会で証言してくれ、とも頼んだ。
「ケインの職は解く。真実を暴く」
シーズン・ファイナルでしたが、クリフハンガー度はややあっさりしていた気がします。
想像していたのとは違い、カンジタ菌についても意外とあっさり? していたと感じました。
デレクも最悪な事にならず、結局ユニコーンがいい仕事していたな~って感じ。
わざわざキャストの身内を出したので、助かるんじゃないかな~とは思っていましたが。
娘さんが可愛いので、最後に希望が見えて良かった!!
キムとケインは、世間に隠蔽が知られたというのにそれ程自分達の身を案じていない感じで、2人についてはシーズン4に持ち越しになりました。
キムとケインにはある意味決着がついて、2人ともバイバイで終わる可能性もあるかな~と思っていたので、これはちょっと「まだ続くの~」ってダルく感じました。
それにしてもキムの変わり身が清々し過ぎて、むしろ好きになりそう?w
そもそもキムをドヤ顔でチャスティンに入れたのはケインっていう設定を考えると、キムの方がケインより何枚も上手だったって感じ?
そしてどう考えても2人が仲良しとは思えないw 完全に単なるビジネス利害関係なんだけどw
オカフォーとオースティンの私的な関係もまだ引っ張るみたいだけど……。
オカフォーが恋愛で浮き沈み? するなんて、ほんとオカフォーが普通の人になっちまったよ。
ベルもすっかり常識人だし。
シーズン毎に別ドラマのようになっていますけど、テコ入れせざるを得ないんでしょうね。
そういえばドラマ内でも「テコ入れ」っていうセリフがあったんですけどあれは自虐だったのかしら?w
というわけで今シーズンは脱落しかけもしましたが、シーズン4はある意味、またどんな変化があるのか少し気になったり。
コロナの影響で、今のところの放送予定は2021年というざっくりとした予定で、現状打ち切りにはなっていないようですが。
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