あらすじ
The Resident 3x19 Promo "Support System" (HD)
2020年6月17日~ FOX 日本初放送
(第1話先行放送 2020年5月27日)
(アメリカ放送:2019年9月~) 全20話
ドーンのカンジタ・アウリス感染を知ったキムは、公表せずに秘密裏に院内感染対策を始める。
州の保険局に報告する必要があるとケインでさえ反対したが、キムはそんなケインを脅していた。
「君は手柄の為に規定を破りドーンを生かした」
それが結果的に真菌を持ち込んだと、ケインに責任を押し付ける。
その上、ケインはインターン時代に犯した過ちをキムに握られていたようだった。
「私を裏切ったらもう守らない」
バラすと言われるとケインはキムに従うしかなかった。
ケインはユニコーンのステッカーがついている呼吸器の機材を見つけ、ドーン以来誰も使っていないのを確認するとすぐに洗浄するよう指示を出した。
孤独なボランティア
ニックはホームレスのボランティアで出会ったアイザック(コナー・パオロ
)の咳が気になり、チャスティンに連れて行く。
検査の結果アイザックは、肺線維症にかかっていた。原因は遺伝。
アイザックには若白髪があったが、それも羅患者からの遺伝によるものだろう。
それを聞いたアイザックはショックを受ける前に喜んだ。
何故なら、アイザックは消防署の前に捨てられ家族の事を知らずに育っていたから。
10代の頃には路上暮らしの経験もあった。
「ずっと両親の事が知りたかった。だからうれしい」
だが検査を進めると、肺移植が必要な状態だという事が分かった。
若く、他に問題がない事から移植の優先順位は高かったが、問題は介助者の存在。
術後の世話や投薬など人手が2人は必要になるが、アイザックには頼める知り合いはいなかった。
アイザックは自業自得だと、自分を責めた。
「不満を抱えながら育ち、怒りで人間関係をダメにした。クスリに溺れ仕事も家も失った。天涯孤独です」
このまま死ぬのかも、と落ち込むアイザックを見てニックは考え、コンラッドと2人でサポートを引き受ける事にした。
肺線維症の団体からはシェリルがやってきて、アイザックには200万人の仲間がいる、と励ました。
アイザックは初めて仲間の存在を感じた、と感謝した。
その後、シェリルの情報でアイザックのいとこを突き止めた。
若白髪があり見た目もそっくりだった。名前はガブリエル。
アイザックの母親の甥だろう。
母親は10代で妊娠し、家出をしていて家族は娘とその子供を捜していた。
アイザックの存在を知った彼らが、サポートを無条件で引き受けた。
ついにアイザックの念願が叶った。
就活ノート
ヴォスの義息デレクの容態が思わしくなく、呼吸器につなげる事に。
その間は眠ったままになり、他の合併症を引き起こすリスクもあった。
呼吸器をつけたらそのまま目を覚まさない可能性もあるが、他に手段もない。
その上、悩んでいる時間の余裕もなかった。
不安を抱えながらもデレクは治療の前に、娘や家族を呼び寄せた。
ヴォスが家族の到着を待っていると、ベルがやってきて”終活ノート”を渡した。
「緩和ケアのスタッフに勧められた。危険な治療に臨むにあたり患者は心構えができる。人生の思い出を振り返り望みを整理する。念の為に」
デレクは娘のジョシーと一緒に、ノートを埋めた。
それで心構えが出来き、デレクは納得して眠りについた。
ソフィア
ソフィアという救急救命士が体調不良で入院した。
はっきりとした原因が分からずコンラッドが担当になり検査を進めるが、デヴォンは勉強になるからと、エズラも参加させる。
実はソフィアは、ドーンを搬送していた接触者だった。
免疫不全でないと感染する可能性は低いが、糖尿病を患っている。
その報告を受けたキムは、コンラッドにカンジタ・アウリスの存在を知られないよう手を回せとケインに命令した。
ケインとエズラ
ケインはソフィアの担当になったエズラを利用する事にした。
実は、エズラはケインの口利きでチャスティンに入っていた。
元々、ケインがインターン時代に世話になった看護師が、エズラの母親だったという関係があった。
ケインはエズラだけにカンジタ・アウリスの可能性がある事を打ち明けた。
だがドーンが感染者であったことはあくまでも「定かではない」と嘘をついた。
「もし真菌症だったなら俺のミスだ。誤診した自分を責めずにいられない」
エズラは恩人だと押し付けてくるケインの命令に逆らえず、ソフィアにこっそり抗真菌薬を投与した。
するとソフィアの容態が安定した。
だがその後、容態は悪化してしまう。
コンラッドの指示で抗菌薬を併用したが高熱が続いていた。
急性の肝障害も見られた。
遺伝などから成人発症スティル病かもしれない、とコンラッドがステロイドの投与を命ずると、エズラは焦った。
真菌症には悪影響がある。
そして肝障害は抗真菌薬の副作用だろう。
ケインに相談すると、自分でなんとかしろ、と投げっぱなしにされる。
困ったエズラが次にソフィアの部屋に行くとすでにコンラッドが、カンジタ・アウリスであることを突き止めていた。
ソフィアの耳の中を見ると感染が確認された。
アウリスは耳という意味だった。
エズラはすぐにケインに報告した。
もうコンラッドが保険局への報告もした。
「関与がばれないよう、抗真菌薬を回収すればいい」
ケインがことごとく隠蔽しようとする姿に、エズラは疑問をぶつけた。
「真実を話してもあなたなら生き残れるはず」
するとケインはキムに握られている過去を打ち明けた。
インターンの頃、汚染した器具を使ったせいで4人の患者が亡くなっていた。
ケインは汚染を疑ったが、言うのが怖くてそれを黙っていたのだった。
その時かばってくれたのがエズラの母親だった。
「それから人助けを続けている。これからももっと助けたい。
だが問題はまだ1つ残っている」
エズラはこっそりと薬の袋を回収した。
真実
ところがその後、抗真菌薬が効かなくなりソフィアは死んでしまった。
コンラッドがどこで感染したのか早く気づけば救えてたのかも、と悔やんでいるとエズラは嘘をつき続ける事が出来なくなり真実を打ち明けた。
「もうケインの秘密を抱えきれない」
その頃、ユニコーンの呼吸器はデレクに繋がれていた……。
かんそう
アイザックはゴシップガールのエリック、リベンジのデクランでお馴染みのコナー・パオロでした!
特にニックとのシーンはリベンジ同窓会って感じでファンとしてはにやにやしちゃいました。
ユニコーンのステッカーは、分かりやすく効果的ですね。
途中、デレク、アイザックと呼吸器が回っていくのですが「あー」「あー」と声が出そうになりました。
その時はなんだかんだ使わずだったのですが、最終的にはやっぱりデレクが使用する事に。
しっかり洗浄されていれば問題ないはずですけど、シーズン・ファイナルらしくドキドキのクリフハンガーになっています。
ただカンジタ・アウリスは感染したら死亡率50%という恐ろしい菌なのですが、今回のコロナ騒動と比べると空気感染はしない、ある程度免疫があれば感染しない、等パンデミック具合はコントロールできているようで、それ程パニックにはなっていませんでした。
だから先週のケインも比較的のんびり? していたって事のようです。
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