【最終回】シカゴP.D./CHICAGO P.D. シーズン6 21話「審判の時/Reckoning」【シーズン・ファイナル】

2020/10/03

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン6 バイオレンス

t f B! P L
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あらすじ

Matt Dinerstein/NBC | 2019 NBCUniversal Media, LLC


2020年5月8日~AXNでシーズン6 日本初放送(全22話)
(アメリカ放送2018年9月~)




弱味

プラットが審査委員会探り、状況が良くない事をボイト達に伝えた。
「リゾ死亡の件をケルトンは追求するつもり」
調査は内務調査部が正式に引き継いだらしい。

きっと何かが見つかったんだ、とアントニオは焦った。

ボイトは反撃の為、ブレナンを頼りケルトンと関わりのあるギャングの存在を教えてもらう。

S・ハスラーズの大物売人、ウィルソン・ヤング。

ケルトンの便利屋で何度も逮捕歴があるが、証拠なしとの理由でこの4年間は野放しになっている。

ウィルソンを重罪で逮捕し、切り札にケルトンを裏切らせる事に。

アトウォーターの情報屋でハスラーズと親しい女性を介して、取引きを持ち掛けるがウィルトンは警戒が強く、一切取り合わなかった。

だがその間に、ジェイがウィルソンの車に追跡装置をしかける事が出来た。

内務調査部

ルゼックは内務調査部のヘラーという男に呼ばれ、現場から謎の血液が検出された事を聞かされる。
リゾでもルゼックのものでもないが、リゾの身体からも同じ血液が検出されていた。
紛れもなくアントニオのものだったが、ルゼックはあくまでも知らないと嘘をつき続けた。

だがヘラーは第3者がいたと、気づいている。

ヘラーの事はボイトは知らなかったが、アントニオが少し知っていた。
友人のクリスがヘラーの元相棒だった。
クリスからヘラーの情報を探る事に。

ケルトン

ウィルソンとの接触を知ったのか、ケルトンが特捜にやってきてケットジーでの殺人事件の捜査をするようボイトに直接指示を出してきた。

ボイトは今やっている事を中断する、と嘘をつきケルトンを安心させたが、同時にケルトンの焦りを感じ、今の作戦が間違っていないと確信した。

略奪

ウィルソンの追跡から運び屋らしき男を追い、薬の隠し場所を突き止めた。ウィルソン自身は警戒して近づいてはいないようだったが、薬物がある事は確かだった。
するとボイトは迷わず略奪を計画する。

警官だとはバレないよう、全員フルフェイスの布マスクを被り、黒ずくめの強盗に扮した。
手慣れた様子でギャング達を制圧し、あっさりと隠してあった50万ドル相当の薬や武器を強奪した。

新たな証拠

ルゼックは、今度は夜の10時にヘラーに呼ばれた。
新たな証拠が見つかったといい、それは防犯カメラに映るアントニオの写真だった。

それでもルゼックは男に心当たりはない、とシラを切った。
「現場には3人ではなく4人いたのでは? 4人目はこの写真の男で特捜班の刑事だ。
彼は翌日から10日間休んでリハビリを受けた」
アントニオの事はほとんどバレていた。

「君とドーソン刑事は親しい仲なんだろう。君は彼を助けようと……」
ルゼックはもうすべて話したと言い続けたが、ヘラーは24時間の猶予を与えた。
「いいか、じっくり考えたほうがいい。調査は中断できん。本部長の命令だからだ。市長というべきかな」
ケルトンの当選は確実だと思われていた。
「数時間後には、君の最大の敵はシカゴの市長になる」
ヘラーはルゼックの裏切りを待っているようだった。

ウィルソン

その後、仕掛けた盗聴器によりウィルソンが強奪を知った事が分かる。
至急仕入れが必要だといい、トレイ・ゲレオというメキシコ産ヘロインを扱う男に電話をかけていた。

おそらく50万ドル相当の取引きをするのだろう、とボイトはウィルソンを仕留めた気になる。
「捕まえれば奴はケルトンを裏切るしかなくなる」

ところが取引きの現場近くで待機していると、突然特捜班のバンが発砲を受けてしまう。
バンはハチの巣のようになるが、幸い怪我人は出なかった。

そして先に来ていたウィルソンだけが射殺されていた。

犯人はあっという間に見失っていた。

現場にはケルトンもやってきて、ボイトに嫌味をいい、再度殺人事件を捜査しろと命令してきた。

ルゼックとアントニオはピリついた空気の中で口論となり、仲間達の前でつかみ合いを始める。
ボイトは特捜班を人気のない場所に集め、無理やり抑え込んだ。
「全員言いたい事は? あるなら言え。どうだ?」
誰も何も言えなかった。

アプトンがウィルソンのプリペイド携帯を発見していた。
未登録の番号に電話5回とメール3回。
「サツに追われてる何とかしろ」
返事は「確認する」。

ウィルソンは特捜の動きに気づき、ケルトンに助けを求めたのだろう。
そしてマズイと思ったケルトンはウィルソンを殺させた。

「いいか? 犯人を捕まえて、何としてもケルトン関与の証拠を掴む。戦いはまだ続いている。何が起きたのか探れ!」


ボイトは再びブレナンに会いに行き、ケルトンがギャングと接触した裏を取っていた。

4時から15分、ケルトンがサウスサイドへ行っていた事がケルトンの運転手から確認できた。
場所はウィルソンの仕入れ元、トレイの家の近く。
トレイはケルトンから襲撃を事前に知らされていた。だから現れなかった。

手掛かり

バージェスとアトウォーターが近隣で聞き込みを始めると、1軒急に態度が変わり協力的になった家があると報告を受ける。

バージェスは怪しみその家を調べた。
家主フィル・スタージョンの逮捕歴はなかったが、一緒に住んでいる甥のデオンはトレイの手下だった。
恐らく、トレイがデオンに殺害を指示したのだろう。

自宅に居たデオンを連行し、ボイトがケージの前で暴行して吐かせようとした。
「時間がないんだ。誰から指示を受けて発砲した?」

だがデオンの口は堅く、弁護士を要求した。
ケルトンにも会った事はないようで、使えなかった。

ボイトは他の案を探るが、トレイも消えてしまいすぐには見つからなかった。

とうとうボイトまで「次の手は?」と、聞かれても分からないとしか言えなかった。

「だが奴にお前らのキャリアや特捜班を潰させはしない」
諦めずに捜査を続ける事に。

ルゼックとアントニオ

アントニオは、ルゼックと2人きりになると改めて確認していた。
「なぜなんだ? お前は大して俺の事好きでもないのに」
「まあね。自分の家族も常に好きってわけじゃない。
あなただけのためじゃない。僕が僕であるための決断です。分かってもらえなくていい。ただそうしなければ自分を見失う気がして」

決意

署のテレビでは、ケルトンが当選確実だという報道が流れている。

ボイトは揃って戻って来たアントニオとルゼックに、進捗確認をした。
特にアントニオには何か弱点はあったか? と期待も込めていた。

実は、アントニオはクリスから、ヘラーには弱味はなかったがその娘が売春をしていると教えてもらっていた。
だが、アントニオは娘を利用する事が出来ず、ボイトに何もなかったと言ってしまう。

もうタイムリミットなのは明確だった。
ルゼックはボイトに平気です、と言うと階段に押し出され、酷く責められた。
「平気な訳ないだろ? お前はアルとは違う。俺は認めん!!」
「もう決めた事です」

ルゼックが去るとボイトは行き場のない怒りを壁にぶつけ、凹ませていた。
すると騒ぎを聞いたジェイがやってきて、ボイトを問い詰めた。
「何があったんです?」

ボイトは怒りを抑えきれずにいたが、ジェイを関わらすまいと何も言わなかった。
それでもボスを助けたいと引き下がらないと、ボイトは俺はケルトンのところへ行くと言い出す。
「やるべきことがある。ジェイ、お前はいずれ特捜班を率いる。聞け、正しく率いろよ」
肩に手を置いて言い聞かせた。

だがジェイには違和感しかなかった。
ケルトンが市長になれば、特捜班は解散させられる。なのに何故ボイトはそんな事を?

新市長

そしてルゼックは内務調査部に逮捕された。
周囲は慌てたが、ルゼックは冷静だった。

その後、アントニオは車の中でまた何かのドラッグを服用していた。

ニュースではケルトンが新市長になったと、挨拶を流していた。

ところがそのケルトンが夜、自宅で殺されて発見された。

バージェスとアトウォーター、ジェイが駆けつけた時、そこにボイトの姿はなく1人で車を運転していた……。


ギャング特捜班にはウケました。
たまにあるけど、特捜が本気出したらどのギャングよりも怖いわw

ジェイがやたらアプトンと離れたくない、と言っていたのが気になりました。
ルゼックとの関係は終わり、三角関係は私の夢だったと思った所にまた思わせぶりな??

しかもアプトンはあくまでも相棒っていっても短い間だしって感じでクールなのが、ジェイの片思い的な感じでより一層の思わせぶりなのよね~。
あのルゼックとの別れがあってジェイと、ってなるのもなかなか荒れそうで……いいねw

それにしても、シーズン・ファイナルらしいクリフハンガーでした。

ケルトンは絶対市長にはならないと思ってはいたのですが、こういう結末とは。
なかなか面白かったです。
なったのは一瞬で、ほとんど市長の働きをしていないという。凄い納得できました。

ケルトンが死んだ事でルゼックの処分もどうにかなったりするのかな?
もう刑務所行く気満々になっていたけど。

そして何より気になるのはその犯人。

ボイトがいかにもな前振りしていましたが、直前にまた薬飲んでたアントニオも怪しいと思わせています。

まあこの段階で、別人っていうのは都合が良過ぎるのでどちらかなんでしょう。

恐らく真犯人はボイトで、今度はアントニオがオリンスキーやルゼックのように、罪を被るってのがいい線いってるんじゃないでしょうかね。
んでアントニオはそのままさよなら?

だって、ヘラーの弱味で娘を利用する事もできないアントニオが今更罪を犯すってのも変な流れだし。
あらすじからは省いていますが、他にもちょいちょいアントニオが根っこでは常識人っていう所をアピっていました。(ボイトとの違いを見せてた)

それにしても、主人公であるボイトが下手すればシーズンごとに人を殺しているっていうのが面白い!(まだ決まってはないけどw)
リアルな世界で、こんなダークヒーローなかなかいないでしょ!

今回は、デオンを吐かせる為に何故かハードカバーのファイルでお腹を殴っていましたw
あれってそんなに痛いのかな? とちょっと疑問でしたがw
ボイト流の身体に痕は付けず痛めつける手法なの??
本当は凄く痛かったらごめんね><

シーズン7が楽しみ!!




(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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