あらすじ
ボイトとプライス
プライスの行きつけのダイナーに呼び出されたボイト。
ケルトンは政治コンサルタントを雇い、プライスの弱味を探している。
実際にブレア・ウィリアムズはバージェスに近づき、ベッドの上でプライスの情報を聞き出そうとしていた。
プライスはなんとか反撃しようと、ボイトからケルトンの弱味を聞き出そうとしたが無駄だった。
「俺は政治に関わる気はない」
ケルトンが市長になれば特捜班は解散させられるだろう、と分かっていてもボイトは無関心だった。
病気の母親の為、店を辞めてオハイオへ引っ越す事になり、最後の任務を終えた翌朝の事だった。
ボイトが空港へ送る約束をした為、コーヒーを持って迎えに行った所、自宅が荒らされているのを発見した。
現場には血痕と抵抗した形跡が残されていた。
朝5時半に叫び声を聞いた人がいた。
性的暴行の逮捕歴があり、犯行直前までに4回もレクシーに電話をかけていた。
そして家から指紋も発見されていた。
店を辞められた事に腹を立てていてもおかしくはない。
レクシーの行方を誰よりも案じるボイトはジェイを連れて店に行こうとするが、ジェイに止められた。
「正当な方法で捜査を」
結局、ジェイとアプトンがスティンソンの話を聞いた。
スティンソンは協力的で、朝6時まで店にいたと犯行を否定した。
レクシーの家には行った事があったという。
最後に話したのは仕事を終えた午前3時。
「変な客がいたから心配で電話したが、出なかった。白人で背の高い男の客」
レクシーの家の近所の窃盗犯で、ヒルもレクシーの叫び声を聞いていた。
「家の前から青いバンが去っていくのを見た。その時ドアが開いていたからカードを盗んだだけ」
ボイト的には、こんな雑魚にレクシーがさらわれる訳がなかった。
実は過去に数名のダンサーが殺されたり、行方不明になったままの事件が発生していたのだった。
それは3年前の2016年だった。
被害者の内3名は、性的暴行の末多数の刺し傷により死亡し、ゴミ箱で発見されていた。
傷の状態から24時間は生きており、セメントが付着していた事から地下室に閉じ込められていた事が分かっていた。
同一犯に思えたが、殺人課に連続殺人の記録はなく未だ行方不明のダンサーも数名いる。
レクシーの家にあった血痕は白人男性のもので、2016年の事件で発見されたDNAと一致した。
当時の捜査担当者はレオ・エルナンデス。
そして当時の管区署長はケルトンだった。
2016年以降、類似の事件はなかった。
同一犯であればまだ24時間経っていない為、レクシーは生きている可能性がある。
手掛かりを得る為、3年前の事件を急いで掘り起こす。猶予は18時間。
「レクシーには長年助けられてきた。今度は俺たちが助ける番だ」
ボイトは改めてチームにレクシーへの想いを伝えた。
ボイトはついでに3年前の事件に記憶はないかと確認したが、当時署長だったが手がかりはないもなかったと言われた。
「しかも2016年は全市で700件以上の殺人が……」
ケルトンの言い訳めいた発言を遮り、ボイトはエルナンデスとは全然連絡が取れないから捜してくれ、と頼んだ。
ケルトンは承諾したものの、被害者と親しいのなら殺人課に任せるべきなのでは? とボイトに釘を刺してきた。
「時間がない。引継ぎしてる間に手遅れに」
ケルトンは納得したのか、殺人課のドナヒューに逐一報告を入れろと言って帰って行った。
また脅迫のようなメールも発見した。
「街を出れば終わりだと思うなよ」
スティンソンは協力的なフリをしていただけのようだった。
今度こそ、ボイトはルゼックを連れて店に行った。
楽屋で人払いをすると、トボけようとするスティンソンを追い詰めた。
するとスティンソンは、本性を現す。
やはり店を辞められた事を根に持っていたのだが、もう何も話す気はないと口を閉ざした。
そこでボイトは側にかけてあったバスローブの紐を手にし、ルゼックが羽交い絞めにするスティンソンの首を絞めて脅した。
「話すか?」
スティンソンはうなずくしかなかった。
それを何度か繰り返しつつ、スティンソンから手がかりを得た。
スティンソンはレクシーの家まで行ったが、店に来てた不気味な客の青いバンが停まっていたのでレクシーが客を取ったと思い、家には入らず帰っていたという。
怪しい客のナンバーは控えていて、用心棒が保管していた。
客の手掛かりは、白人で髪がなくて30代、緑の上着だった。
「州外なんてウソよ。配属署の記録を確認したら市内で勤務中、と」
何かを知ってて隠れている。
ボイトはエルナンデス刑事を見つけるが、すぐに「話せない」と言われて脅した。
「俺を知ってるよな? 敵に回したいのか?」
エルナンデスは仕方なく真実を打ち明けた。
「実は捜査させてもらえなかった。ケルトンの指示で。
凶悪犯罪の数を減らさないと自分の昇格が危うくなると……」
当時FBIに連絡はしたが、ケルトンが介入を断った。
「知っている手掛かりは何もないが、FBIからの資料は残っているはず」
だがそんなファイルはなかった。
エルナンデスが今回の事件をケルトンに連絡した時点で、ケルトンは資料を抜いていたのだった。
「抜き取った理由を追求する気はない。友人を助けたい」
だがケルトンはあくまでもシラを切る。
「何のことだ?」
「2016年のファイルを見直していたと聞いた。とぼけるな」
ボイトが友人を苦しみから救おうとしていると、どんなに訴えても無駄だった。
「気持ちはよく分かるが、FBIの資料など知らん」
何年も使用されていない、売りに出されている空きビルだった。
アントニオとボイトで血痕を頼りに地下室を探すと、これまでの被害者の写真が飾ってあり、明らかに犯人のアジトになっていた。
檻の中にはレクシーのジャケットも残されていた。
奥でカバーのかけられた遺体を発見するが、その時犯人らしき男が階段を降りて来て咄嗟に隠れて身構えた。
男を捕り抑えると、電力会社の人間だった。
カバーの下の遺体はレクシーではなく電力会社の部下だった。
どうやら点検に着て犯人と鉢合わせになり殺されたようだった。
戻らないから上司が捜しに来たのだった。
アジトを大々的に捜査をすると、4体分の白骨遺体も見つかった。
何か所も穴の開いた女性の服も残っていた。
だがレクシーの遺体はない。
レクシーはまだ生きていると信じ、バンを囲んだがバンはすでに無人だった。
血痕のついた車内からは、ボイトがレクシーに贈った聖フランシスコのネックレスが落ちていた。
ボイトは以前、レクシーが叫んおかげで武装した男に狙われているのに気づき、命拾いした事があった。
そのお礼に贈っており、レクシーも肌身離さずつけていたものだった。
近くにバス停はなく、犯人は徒歩で逃げたはず。
交通局から、駅を含め半径8キロ以内の映像をもらいチェックした。
そして駅の改札を通る犯人を見つけた。
カードを使用していた事から身元をつきとめた。
スティンソンも店の客だと認めた。
商業用の不動産業者で逮捕歴はなし。
3年前の事件後、州外へ出て3ヶ月前に戻っていた。
すぐに自宅へ押しかけましょうと部下に迫られるが、おじけづいてレクシーを殺すかもしれない、とボイトは慎重に進めた。
所有車から居場所を突き止め、車に追跡装置をつけてレクシーの居場所を探す事に。
だがアプトンがつけようとした寸前に本人が戻った為、設置は失敗してしまった。
ソーヤーは日頃からふてぶてしいようで、アプトンとすれ違うと品定めするように声までかけて来た。
車を走らせるソーヤーを距離を置いて尾行し、入って行く倉庫を突き止めた。
やはり1年前から売り出されている物件だった。
特捜班は手分けをして、ソーヤーに気づかれぬよう建物前に侵入しレクシーを捜そうとした。
が、そこへ頼んでもいないドナヒューがサイレンを鳴らして到着した。
「署から指示された」
「中に入るなよ。犯人を殺したくない」
「了解」
確かにドナヒューはボイトの指示に承諾した。
だがボイトがソーヤーを発見し、追い詰めると、ドナヒューが突然現れソーヤーを撃ち殺してしまった。
お陰でレクシーの居場所は分からないままとなってしまった。
ボイトはドナヒューを責めたが、指図は受けんと全く悪びれていなかった。
倉庫の中にレクシーの居た形跡はなかった。
ソーヤーの携帯はロックされており、持っていた鍵は束になっていた。
ボイトは怒りで興奮しそうになるが、部下に目を覚まされ冷静になり、ソーヤーの車のGPSの走行履歴を調べさせた。
だが、呼んでもレクシーの返事はない。
ボイトが床のドアを発見し、鍵を壊して開けると、レクシーが横たわっていた。
脈はないがまだ身体は暖かい。
口のガムテープを取り、ボイトが蘇生措置をしたが間に合わなかった……。
ボイトはドナヒューを見つけ、詰め寄った。
「何故倉庫へ?」
「無線で犯人を見つけたと」
「彼女を救える唯一の機会を台無しに」
「本部長の指示を受けた」
「殺せと?」
「犯人は銃を」
「ポケットにな」
おかげで1時間ロスしてしまった。
だがドナヒューも銃に手を伸ばしていたから謝る気はない、と引かない。
ボイトは思わず殴り掛かり、ジェイに止められた。
「覚えてろとケルトンに伝えとけ」
「コーヒーが気に入ったか?」
そして今回の事件のあらましを説明した。
3年前、ケルトンが自分の都合で、事件件数を減らす為に連続殺人事件をもみ消していた事を。
それはプライスが求めたケルトンの弱味そのものだった。
ボイトはその証拠となる、担当刑事に送ったメールのコピーも渡した。
「そのせいで大勢が殺された」
「政治に関わる気はないと……」
「好きに使え」
プライスは立ち去るボイトに言った。
「ようこそ戦場へ」
シーズン6 17話「裏切りの痛み/Pain Killer」へ
ケルトンが市長になれば特捜班は解散させられるだろう、と分かっていてもボイトは無関心だった。
さらわれた情報提供者
ある朝、ボイトが長年使っていた情報提供者で、ダンサーのレクシーが自宅から姿を消した。病気の母親の為、店を辞めてオハイオへ引っ越す事になり、最後の任務を終えた翌朝の事だった。
ボイトが空港へ送る約束をした為、コーヒーを持って迎えに行った所、自宅が荒らされているのを発見した。
現場には血痕と抵抗した形跡が残されていた。
朝5時半に叫び声を聞いた人がいた。
雇い主
前夜レクシーの協力の元、逮捕した売人の仕返しかと思いきやそれは無関係のようで、レクシーの雇い主、キース・スティンソンが怪しかった。性的暴行の逮捕歴があり、犯行直前までに4回もレクシーに電話をかけていた。
そして家から指紋も発見されていた。
店を辞められた事に腹を立てていてもおかしくはない。
レクシーの行方を誰よりも案じるボイトはジェイを連れて店に行こうとするが、ジェイに止められた。
「正当な方法で捜査を」
結局、ジェイとアプトンがスティンソンの話を聞いた。
スティンソンは協力的で、朝6時まで店にいたと犯行を否定した。
レクシーの家には行った事があったという。
最後に話したのは仕事を終えた午前3時。
「変な客がいたから心配で電話したが、出なかった。白人で背の高い男の客」
青いバン
トニー・ヒルという若い男がレクシーのカードを使用した、と連絡が入り逮捕した。レクシーの家の近所の窃盗犯で、ヒルもレクシーの叫び声を聞いていた。
「家の前から青いバンが去っていくのを見た。その時ドアが開いていたからカードを盗んだだけ」
ボイト的には、こんな雑魚にレクシーがさらわれる訳がなかった。
連続殺人事件
アプトンが店で他のダンサーに聞いた話から、レクシーは連続殺人犯の餌食になった事が分かった。実は過去に数名のダンサーが殺されたり、行方不明になったままの事件が発生していたのだった。
それは3年前の2016年だった。
被害者の内3名は、性的暴行の末多数の刺し傷により死亡し、ゴミ箱で発見されていた。
傷の状態から24時間は生きており、セメントが付着していた事から地下室に閉じ込められていた事が分かっていた。
同一犯に思えたが、殺人課に連続殺人の記録はなく未だ行方不明のダンサーも数名いる。
レクシーの家にあった血痕は白人男性のもので、2016年の事件で発見されたDNAと一致した。
当時の捜査担当者はレオ・エルナンデス。
そして当時の管区署長はケルトンだった。
2016年以降、類似の事件はなかった。
同一犯であればまだ24時間経っていない為、レクシーは生きている可能性がある。
手掛かりを得る為、3年前の事件を急いで掘り起こす。猶予は18時間。
「レクシーには長年助けられてきた。今度は俺たちが助ける番だ」
ボイトは改めてチームにレクシーへの想いを伝えた。
ケルトン
ケルトンが様子を探りに特捜班に顔を出した。ボイトはついでに3年前の事件に記憶はないかと確認したが、当時署長だったが手がかりはないもなかったと言われた。
「しかも2016年は全市で700件以上の殺人が……」
ケルトンの言い訳めいた発言を遮り、ボイトはエルナンデスとは全然連絡が取れないから捜してくれ、と頼んだ。
ケルトンは承諾したものの、被害者と親しいのなら殺人課に任せるべきなのでは? とボイトに釘を刺してきた。
「時間がない。引継ぎしてる間に手遅れに」
ケルトンは納得したのか、殺人課のドナヒューに逐一報告を入れろと言って帰って行った。
スティンソン
スティンソンが午前5時15分にレクシーの自宅付近にいた事が判明した。また脅迫のようなメールも発見した。
「街を出れば終わりだと思うなよ」
スティンソンは協力的なフリをしていただけのようだった。
今度こそ、ボイトはルゼックを連れて店に行った。
楽屋で人払いをすると、トボけようとするスティンソンを追い詰めた。
するとスティンソンは、本性を現す。
やはり店を辞められた事を根に持っていたのだが、もう何も話す気はないと口を閉ざした。
そこでボイトは側にかけてあったバスローブの紐を手にし、ルゼックが羽交い絞めにするスティンソンの首を絞めて脅した。
「話すか?」
スティンソンはうなずくしかなかった。
それを何度か繰り返しつつ、スティンソンから手がかりを得た。
スティンソンはレクシーの家まで行ったが、店に来てた不気味な客の青いバンが停まっていたのでレクシーが客を取ったと思い、家には入らず帰っていたという。
怪しい客のナンバーは控えていて、用心棒が保管していた。
客の手掛かりは、白人で髪がなくて30代、緑の上着だった。
エルナンデス刑事
プラットが、仕事で州外にいると言われていたエルナンデス刑事の居場所を突き止めた。「州外なんてウソよ。配属署の記録を確認したら市内で勤務中、と」
何かを知ってて隠れている。
ボイトはエルナンデス刑事を見つけるが、すぐに「話せない」と言われて脅した。
「俺を知ってるよな? 敵に回したいのか?」
エルナンデスは仕方なく真実を打ち明けた。
「実は捜査させてもらえなかった。ケルトンの指示で。
凶悪犯罪の数を減らさないと自分の昇格が危うくなると……」
当時FBIに連絡はしたが、ケルトンが介入を断った。
「知っている手掛かりは何もないが、FBIからの資料は残っているはず」
だがそんなファイルはなかった。
エルナンデスが今回の事件をケルトンに連絡した時点で、ケルトンは資料を抜いていたのだった。
ファイル
ボイトはケルトンに会いに行き、FBIのファイルについて確認した。「抜き取った理由を追求する気はない。友人を助けたい」
だがケルトンはあくまでもシラを切る。
「何のことだ?」
「2016年のファイルを見直していたと聞いた。とぼけるな」
ボイトが友人を苦しみから救おうとしていると、どんなに訴えても無駄だった。
「気持ちはよく分かるが、FBIの資料など知らん」
アジト
青いバンの目撃情報から、犯人のアジトを突き止めた。何年も使用されていない、売りに出されている空きビルだった。
アントニオとボイトで血痕を頼りに地下室を探すと、これまでの被害者の写真が飾ってあり、明らかに犯人のアジトになっていた。
檻の中にはレクシーのジャケットも残されていた。
奥でカバーのかけられた遺体を発見するが、その時犯人らしき男が階段を降りて来て咄嗟に隠れて身構えた。
男を捕り抑えると、電力会社の人間だった。
カバーの下の遺体はレクシーではなく電力会社の部下だった。
どうやら点検に着て犯人と鉢合わせになり殺されたようだった。
戻らないから上司が捜しに来たのだった。
アジトを大々的に捜査をすると、4体分の白骨遺体も見つかった。
何か所も穴の開いた女性の服も残っていた。
だがレクシーの遺体はない。
レクシーの行方
ビルの800メートル先で、青いバンが発見された。レクシーはまだ生きていると信じ、バンを囲んだがバンはすでに無人だった。
血痕のついた車内からは、ボイトがレクシーに贈った聖フランシスコのネックレスが落ちていた。
ボイトは以前、レクシーが叫んおかげで武装した男に狙われているのに気づき、命拾いした事があった。
そのお礼に贈っており、レクシーも肌身離さずつけていたものだった。
近くにバス停はなく、犯人は徒歩で逃げたはず。
交通局から、駅を含め半径8キロ以内の映像をもらいチェックした。
そして駅の改札を通る犯人を見つけた。
カードを使用していた事から身元をつきとめた。
犯人
犯人はスティーブン・ソーヤー。スティンソンも店の客だと認めた。
商業用の不動産業者で逮捕歴はなし。
3年前の事件後、州外へ出て3ヶ月前に戻っていた。
すぐに自宅へ押しかけましょうと部下に迫られるが、おじけづいてレクシーを殺すかもしれない、とボイトは慎重に進めた。
所有車から居場所を突き止め、車に追跡装置をつけてレクシーの居場所を探す事に。
だがアプトンがつけようとした寸前に本人が戻った為、設置は失敗してしまった。
ソーヤーは日頃からふてぶてしいようで、アプトンとすれ違うと品定めするように声までかけて来た。
車を走らせるソーヤーを距離を置いて尾行し、入って行く倉庫を突き止めた。
やはり1年前から売り出されている物件だった。
特捜班は手分けをして、ソーヤーに気づかれぬよう建物前に侵入しレクシーを捜そうとした。
が、そこへ頼んでもいないドナヒューがサイレンを鳴らして到着した。
「署から指示された」
「中に入るなよ。犯人を殺したくない」
「了解」
確かにドナヒューはボイトの指示に承諾した。
だがボイトがソーヤーを発見し、追い詰めると、ドナヒューが突然現れソーヤーを撃ち殺してしまった。
お陰でレクシーの居場所は分からないままとなってしまった。
ボイトはドナヒューを責めたが、指図は受けんと全く悪びれていなかった。
倉庫の中にレクシーの居た形跡はなかった。
ソーヤーの携帯はロックされており、持っていた鍵は束になっていた。
ボイトは怒りで興奮しそうになるが、部下に目を覚まされ冷静になり、ソーヤーの車のGPSの走行履歴を調べさせた。
レクシー
そしてレクシーが運ばれたと思われる物件を突き止めた。だが、呼んでもレクシーの返事はない。
ボイトが床のドアを発見し、鍵を壊して開けると、レクシーが横たわっていた。
脈はないがまだ身体は暖かい。
口のガムテープを取り、ボイトが蘇生措置をしたが間に合わなかった……。
ボイトはドナヒューを見つけ、詰め寄った。
「何故倉庫へ?」
「無線で犯人を見つけたと」
「彼女を救える唯一の機会を台無しに」
「本部長の指示を受けた」
「殺せと?」
「犯人は銃を」
「ポケットにな」
おかげで1時間ロスしてしまった。
だがドナヒューも銃に手を伸ばしていたから謝る気はない、と引かない。
ボイトは思わず殴り掛かり、ジェイに止められた。
「覚えてろとケルトンに伝えとけ」
転向
ボイトは馴染のダイナーにいるプライスを突然訪ねた。「コーヒーが気に入ったか?」
そして今回の事件のあらましを説明した。
3年前、ケルトンが自分の都合で、事件件数を減らす為に連続殺人事件をもみ消していた事を。
それはプライスが求めたケルトンの弱味そのものだった。
ボイトはその証拠となる、担当刑事に送ったメールのコピーも渡した。
「そのせいで大勢が殺された」
「政治に関わる気はないと……」
「好きに使え」
プライスは立ち去るボイトに言った。
「ようこそ戦場へ」
シーズン6 17話「裏切りの痛み/Pain Killer」へ
かんそう
バージェスがいつの間にか、ウィリアムズさんとデートしていてビックリw
でも利用されただけって可能性も出て来て先行き不安。
今回被害者となったレクシーは、長年のつきあいとはなっていますが初登場でした。
またしてもボイトの身近で信頼できる存在が~~。
それにしても、PDはどんどんSVU寄りになっていて面白さが増しています。
元々ファイアからのスピンオフで、ファイア寄りであっても不思議はないんだけどいい意味でファイアとはかけ離れつつあるw
ボイトのバイオレンスも久々に? 堪能でき、今回も本当に面白かった!
最後にプライスのダイナーが登場した時に、なるほど! って声に出しちゃいました。
政治には関わらないというボイトの心変わりのきっかけを見せる回だったんですね~。
プライスもボイトと組んで、どんどん好きになっていくな。
お願いごとはしても強要はしないし。
ボイトとの距離を程よくキープしている付き合い方に安心する。
反面、ケルトンは悪役らしくどこまでも悪いね~w
ボイトも個人的にケルトンへの恨みが出来た所で、今後どう(プライスと協力して?)倒していくのか、楽しみ!!
シーズン6 17話「裏切りの痛み/Pain Killer」へ
でも利用されただけって可能性も出て来て先行き不安。
今回被害者となったレクシーは、長年のつきあいとはなっていますが初登場でした。
またしてもボイトの身近で信頼できる存在が~~。
それにしても、PDはどんどんSVU寄りになっていて面白さが増しています。
元々ファイアからのスピンオフで、ファイア寄りであっても不思議はないんだけどいい意味でファイアとはかけ離れつつあるw
ボイトのバイオレンスも久々に? 堪能でき、今回も本当に面白かった!
最後にプライスのダイナーが登場した時に、なるほど! って声に出しちゃいました。
政治には関わらないというボイトの心変わりのきっかけを見せる回だったんですね~。
プライスもボイトと組んで、どんどん好きになっていくな。
お願いごとはしても強要はしないし。
ボイトとの距離を程よくキープしている付き合い方に安心する。
反面、ケルトンは悪役らしくどこまでも悪いね~w
ボイトも個人的にケルトンへの恨みが出来た所で、今後どう(プライスと協力して?)倒していくのか、楽しみ!!
シーズン6 17話「裏切りの痛み/Pain Killer」へ
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