シカゴP.D./CHICAGO P.D. シーズン6 7話「恐怖のトリガー/Trigger」

2020/06/20

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン6 バイオレンス

t f B! P L
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あらすじ

Matt Dinerstein/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC


2020年5月8日~AXNでシーズン6 日本初放送(全22話)
(アメリカ放送2018年9月~)





潜入捜査

アトウォーターは爆破テロ関与の疑いのあるムスクに潜入捜査をしていた。
ターゲットは、リーダーのアキーム。

アキームの居るモスクのパソコンから、テロ声明文が送られていた事は分かっていたが、それ以上の証拠はまだ見つかっておらず、不十分で逮捕には至っていなかった。

爆破予告

そんな中、新たに退役軍人病院への爆破予告が届く。

現場にはジェイとアプトンが行き、聞き込みをしていると病院の前にある戦没者慰霊碑で爆発が起こった。
2人は爆風で倒れたが、大怪我はなくすぐに被害者の救助にあたった。

するとジェイが、自分と同じように慣れた様子で救助を手伝う男と出会う。
男は元陸軍のジェイク・ミラーだと名乗るが、ジェイも知る英雄だった。

中東系のヒゲの男がミラーも含む何人かに目撃されていた。

FBI

特捜班のメンバーも駆け付けて調査をしていると、ボイトの元へ部下を引き連れたグラフ捜査官がやってきた。
「FBIが捜査を引き継ぐ」
「俺の街だ」

ボイトはアトウォーターの名を伏せて、部下が潜入捜査中であることを伝えた。
「捜査は任せろ。名誉をやる」
グラフはまんざでもない様子で、約束は守れよと念を押して撤収していった。

ジェイ

ボイトは連発するテロに、元レンジャーのジェイを気遣う。
「つらい記憶を呼び起こす事件だ。真実だけを追え」
ジェイは捜査に集中する事を約束した。

手掛かり

手掛かりは、防犯カメラの映像と爆弾に使われている釘だった。

フードを被ったヒゲの男は、爆発後モスク付近のカメラにも映っていた。

アキームを連行するが、テロや男との関係を否定した。
モスクのパソコンからの送信についても、誰でも使える、と関与を認めなかった。

アキームはやましい事はない、と何でも調べるよういい、逮捕しないなら帰ると言って帰っていった。

容疑者

その直後、別のカメラの映像に移る顔から容疑者の身元が判明した。
発送センターの職員、タリク・ハッサム。
アトウォーターがモスクで見て知っていた男だった。

すぐに職場を訪ねると、特捜班を見てタリクは逃走した。

特捜班が追い詰めた結果、タリクはビルの屋上から自ら飛び降りて死んだ。
最後の言葉は、「アラーは偉大なり!」だった。

英雄

タリクの自宅を捜査すると、勲章が発見された。
タリクは戦争の英雄だった。

同時に市民権申請書の保証人の名前を見て驚く。
ジェイク・ミラーだった。

ミラーを呼び出し、ジェイとアプトンが聴取すると、タリクは戦地で通訳をしていたという。
「彼はアメリカ人を大勢救ったから(市民権)推薦はたやすかった」

タリクがテロの容疑者であることを伝えると、ミラーは驚いた。
「そんなわけがない。信じないよ」
だが本人が認めるように自殺をしたと知ると、ショックを受けた。

改めて確認をしたが、病院で見た男がタリクだとは気づかなかったという。
「それにタリクはテロを起こす奴じゃない」
タリクは米軍に従事したために、タリバンに妻を殺され過激派を嫌っていたという。
最後に会ったのは覚えていないが、タリクは善人だと訴えた。

聴取後、アプトンはミラーに疑問を抱いたが、ジェイは英雄が爆弾犯をかばうわけがない、とミラーを信用した。

その時、タリクの携帯から最後の通話相手がアキームだと分かった。
「やっぱり」
ジェイが呟いた。

手入れ

アキームの証拠を掴むため、アトウォーターがアキームの部屋に盗聴器をしかけようとすると、FBIの手入れに巻き込まれアトウォーターも捕まってしまう。

FBIに連行されたアトウォーターは潜入捜査官であることを打ち明けるが信用されず、警棒で暴力を受けていた。
だが、すぐにボイトとグラフが間に合い止めに入り、大ごとにはならずに済む。

ボイトはFBIに怒りを表すが、捜査の為に謝罪を受け入れた。

手入れの理由は次のテロが近いという情報を入手したからだった。
「だからアキームの口を割るしかない」
アトウォーターは情報集めの為、FBIの指示で引き続き他の容疑者がいる留置所へ回される事になった。

だが誰を調べてもタリクと親しい者はおらず、むしろタリクが潜入捜査官だと思われていたくらいだと事が分かった。
アキームだけを残し、モスク関係者は全員保釈された。

新たな手がかり

タリクの携帯から数日前に撮影した中東系の男との2ショットが発見された。

ミラーなら何か知っているかもしれない、とジェイとアプトンが自宅を訪ねた。

ミラーは不在だったが、妻が写真を見てタリクといとこのラフィだと知っていた。
「タリクとは先週一緒に食事をしたわ」
ミラーはジェイ達に嘘をついていた。
「タリクと夫は絆が強いの。お互いの為に死ねる」

また、タリクがモスクを嫌っている事も分かった。
「闘っていた敵が近所に越して来たと言って嫌がっていた」

2人は、判明した釘の販売店へそのまま行く事にした。

店の防犯カメラには3人の該当者が残っていた。
すると容疑者があっさり判明した。
釘を買っていたのはミラーだった。

令状を取り、ミラーの自宅へ特捜班が向かった。
ミラーは不在で、妻が言うにはジェイ達が来たと伝えた時から様子が変で「さよなら」と言って出て行ったきりだという。

家の中からは大金も見つかり、それは借りてる倉庫で仕事をしているからだと妻は言った。
「何も知らないけど、帰還後から普通ではなかった」

倉庫

爆発物処理班を待つ時間を惜しみ、ジェイとアプトンは倉庫を調べた。
すると中で爆弾を作っていた事は、一目瞭然だった。

また壁一面の資料から、ミラーがアキームを恨んでいる事が分かった。
ミラーは、アキームがテロリストを支援してると思っているようだった。

ジェイはミラーの狙いはアキームだと、モスクから避難するようアトウォーターに連絡した。

最後の標的

連絡を受けたアトウォーターは仲間には、FBIが検挙に来ると言って非難させようとするが、やましいことはない、と動こうとはしなかった。
すると爆弾を身体に巻いて武装したミラーがモスクに突入してしまう。
ミラーの目的はアキームだが、アキームはまだFBIに捕まったままだった。

アトウォーターがそれを伝えても興奮しているミラーには何の効果もなかった。
アトウォーターを含め30人がたちまち人質になってしまった。

ボイト達も駆け付けると、スマホを持たされた少年1人が解放された。

ミラーはスマホでアキームを連れてこい、とボイトに命令した。
「猶予は30分。その後1人ずつ殺す」

その直後FBIも到着するが、すぐに突入すると言い出す。
ボイトは部下を含めた人質の存在と30分の猶予がある事を主張するが、グラフは聞く耳を持たなかった。

するとジェイが自分が説得します、とボイトに直談判した。
「失敗は許されない」
ジェイの自信は揺らがなかった。

ジェイとミラー

ジェイは裏口からモスクの中に入り、ミラーを説得し始めた。
「人質の無事を確認したい」
そしてミラーに一緒に外へ出ようと提案した。
「別の解決策がある。俺が手を貸す、助けたい。
彼らは戦闘員じゃない。怯えている民間人じゃないか。アメリカ人だよ」

目を覚ませ。守るべき人達だ。

ジェイの説得はあまり効果はないようだった。
「君なら分かるだろ、こいつらは俺たちを殺しに来た。
なのに皆、大統領の悪口や犬の写真の投稿に夢中だ。
俺を助けたいならアキームを連れてこい!」

アトウォーターは、気づかれぬようにミラーの隙を伺っている。

「君は戦争の英雄だぞ。英雄らしくしろ」
「言う通りだ。終わらせる」

ミラーが起爆スイッチを握った時、アトウォーターがミラーに飛びつき腕と手を押さえた。
そしてジェイはミラーの頭に狙いを定め引き金を引いた――。

解決

被害者を出さずに事件を解決したものの、グラフはジェイの勝手な行動をボイトにクレームをつけた。
「あの刑事はどこだ?」
「黙れ」
「彼のバッジを没収する」
「部下は危機を打開した。自由に報告すればいいが、俺も潜入捜査官にした事を報告するぞ。アキームへの尋問の仕方でもいい。彼は無実だ。俺たちは謝るべきだ。
手柄を持って帰れ」
グラフは何も言い返せなかった。


アプトンはジェイに声をかけた。
最初は1人になりたいと言ったが、相棒として大事な事だとアプトンは話を続けた。
「効くわよ」
するとジェイは話し始めた。
「ミラーを疑わなかったのはしくじった。
戦地でいくつもの惨事を経験した。スイッチを切り替えるのは難しい。だが努力する。
記憶が蘇った時の対処法を学ぶ。
戦争は俺のすべてじゃない」
「自分を責めないで」

2人は笑顔になり、飲みに行った。



かんそう

ミラーさん、登場時から怪しかった……。

今回はジェイの回でした。

ボイトは特に暴れたり、目立つ活躍はなかったんだけど、「俺の街だ」「黙れ」とかの名言が頂けたので見所はありましたw

ほんと信頼できる上司だわ~。頼もしい!!

先週、アプトン、ジェイ、ルゼックで三角関係……なんてね。って思ったけど、今回の終わり方を見てなんか無きにしも非ず?? と思ってしまった!

もちろんアプトンは相棒としてジェイを気遣っているだけだけど、ジェイの方がそこから意識しちゃったり……とか??

でも硬派な特捜班の中で、三角関係での揉め事なんて起きて欲しくはないけどね!!



(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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