シカゴP.D./CHICAGO P.D. シーズン6 4話「同行者/Ride Along」

2020/05/30

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン6 バイオレンス

t f B! P L
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あらすじ

Matt Dinerstein/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC


2020年5月8日~AXNでシーズン6 日本初放送(全22話)
(アメリカ放送2018年9月~)


巡回体験

ある夜、バージェスはブレナン副本部長に車で待ち伏せされる。

ブレナンはホルヘ・ルナの事件でのバージェスの活躍を認め、バーンズ牧師の娘ケンドラの巡回体験を任せると言ってきた。

ケンドラは銃犯罪にうんざりして警官になりたいと思うようになっていた。

体験当日、車を走らせていると強盗計画についての無線が入る。
ケンドラは近くだから行こうと言うが、バージェスは危険は回避するよう言われていたので断った。

だがそれじゃ何も学べないとケンドラがしつこく頼むので、腕試しだと現場付近へ向かった。

すると該当の赤い車を見つける。
無人で駐車していると無線で報告をしていると、銃声が聞こえた。
バージェスはケンドラに車から出るなと命令をしてから、外へ出て撃たれた市民を守った。

その時グレーのパーカーの男がバージェスに発砲しながら逃げて行った。

騒ぎが落ち着いた後、バージェスが車に戻るとケンドラの姿は消えていた。

ケンドラ

バージェスは現場に来たボイトに事情を説明し、ケンドラ捜しを優先させた。

アトウォーターがバージェスの異変に気付き、声をかけ落ち着かせた。
「バスで帰ったのかもしれない」

ひとまず自宅へ向かうと、確かにケンドラは帰宅していた。
「発砲してる男を見たら怖くなってカフェに逃げたの」
そこで会った女性にバス代をもらって帰宅していたのだった。

母親はバージェスの行動を娘を置き去りにしたと責めたが、アトウォーターがフォローした。
「彼女は負傷者の命を救おうとしただけです」

念の為ケンドラにグレーのパーカーの男について確認をしたが、何も見ていなかった。

強盗団

赤い車の持ち主のクレイはその場で家主に撃たれて死んでいた。
クレイの自宅からは別の強盗で盗まれたものが見つかった。

クレイの車にあった指紋から、逃走した男は前科者のトレント・ストウに間違いなかった。
クレイとトレントは大学時代から一緒にドラッグ代の為に強盗をしていた。

トレントの自宅へ行くと、シェルビーと言う女がトレントの車で帰って来た。
シェルビーを脅してトレントの居場所を吐かせた。

トレント

トレントは、兄ビンスの家で子供の誕生日パーティーに参加していた。
おかまいなしに誕生日に押し掛け、トレントを聴取しようとするがビンスは弁護士だといい、トレントを守った。
「今は更生して薬物も完全にやめてる」

トレントが現場にいたという明確な証拠はなく、新たな手がかりを得る為、盗品の流れを追う事に。

自動車修理工場

盗品を売り流していると思われる、自動車工場へ向かった。
先月だけで、トレントの車が3回も店頭に停まっていた。

店主を連行すると、トレントの写真には知らないと言い張った。
だがそれは事実のようで、売りに来ているのは金髪でラリっている女だという。
すぐにシェルビーの居場所を追う。

審査委員会

バージェスは、発砲した件で審査委員会にかけられる事になった。
ボイトは正直に言うのが一番だ、とケンダルが一緒だったことも報告するようアドバイスしていた。

だが、ブレナンに呼び出されケンダルの件は審査で問題視される可能性がある、と嘘をつくようやんわりと圧力をかけられる。
「あなたは今や女性ヒーローよ。違反行為のせいで美談を壊さないで」

バージェスは素直に言う通りにし、審査委員会ではケンダルの存在を伏せて報告し、何事もなく終了していた。

ところがその後、カフェでケンダルにバス代を渡していた女性が、情報提供に現れた。
「あの女の子が犯人を見たと言っていた」
バージェスは動揺しながらも、ボイトに本当の事が言えず、それがケンダルだと気づいてない振りをしたが、ボイトがバージェスの異変に気付かない訳がなかった。

ブレナン

バージェスはブレナンに会いに行き、ケンダルが目撃者であることを伝えた。
だが審査委員会にはケンダルの存在は言っていない。
大げさにケンダルを捜査に加えると、その嘘がバレてしまう。

「言われたとおり、私1人だったと……」
「何の事?」
「そう言えと」
「仕事ぶりを褒めただけ」

ブレナンは相談に乗るどころか、自分は無関係だとバージェスを突き放した。
「あなたならケンダルに頼らず解決できるわ。最新情報どうも」

シェルビー

GPSの信号を頼りにシェルビーの居場所を突き止めると、シェルビーは廃墟の隠れ家の中で死んでいた。
死因はヘロインに混ぜられた殺鼠剤だった。

シェルビーと警察の接触を知ったトレントが口封じをした可能性がある。

防犯カメラ

手掛かりを得る為に、強盗現場付近を再度捜査しなおした。
するとアントニオとルゼックが見落としていた防犯カメラの存在に気づいた。

防犯カメラの映像を調べると、犯人が逃走していく姿がはっきり映っていた。
そしてその犯人とぶつかっているケンダルの姿も。

バージェスは隠しきれず、ケンダルだと言うしかなく、目撃者として会いに行く事になる。
その途中、バージェスはアトウォーターにケンダルの件で嘘をついている事を打ち明けた。
「しくじったわ。ケンダルが証言すれば問題になる」
バージェスの味方になろうとするアトウォーターは「見てないかも」と、話しを合わせるつもりがあることを伝えた。
「ありがとう。でもこれは私の責任よ」

ケンダル

ケンダルに改めて犯人の事を確認すると、最初は何も見ていない、と言った。
その方がバージェスにとっては都合がよいはずなのに、バージェスは正直に話して、と説得した。
「見たわ。黙っててごめん。ママに言われて……」

ケンダルは写真でトレントを当て、右手にドクロのタトゥーがあったという情報まで覚えていた。

逮捕

すぐに令状を取り、兄ビンスの家に向かうと玄関前でビンスが血まみれで倒れていた。
「車庫に侵入され車を盗まれた」
トレントはハイだったといい、駆け付けたバージェスに謝った。
「知らなかった、間違ってたよ。更生する気だと……」

その後逃げ込んだモーテルの部屋で、バージェスとアトウォーターが死んでいるトレントを見つけた。
過剰摂取のようで脈を調べると、かすかにまだ生きていた。
「君が決めろ」
バージェスはアトウォーターに言われると、何も言わず無線を切って外へ出た。
見張りの警官からナロキソンを受け取り、トレントに使って息を吹き返させた。

真実

バージェスは、審査委員会に真実を報告する覚悟を決めていた。

ところが、いざ報告すると解決済みだと言われてしまう。
バージェスはボイトが手を回してくれたのだろうと、オフィスを訪ねた。

「尻ぬぐいしたのは俺じゃない。お前がしたことは知ってる。
誰に従おうと構わんが、二度と事件をややこしくするな!」
ボイトはバージェスを厳しく叱咤する。
「またやったら絶対に許さん!」

バージェスを助けてくれたのはプラットだった。
アトウォーターから聞き、審査委員会にいるチェン刑事が友人だからと話をつけてくれたのだった。

バージェスは泣いて謝った。

アントニオ

先日の捜査中に肩を負傷していたアントニオは、未だに痛みに苦しみ、痛み止めを飲んでいた。
だが一瓶飲んでもまだ収まらず、追加を注文した……。


ブレナンが、なかなかの曲者キャラでいいですね~。
悪人というわけでもないんだけど、ボイトみたいに善悪曖昧なやり手というか。

バージェスを女刑事として持ち上げていた気持ちは本心に思えたけど、面倒があると「何の話?」みたいなスパっとした切り替えが、清々しい責任転嫁でしたw

バージェスにとっては災難でしたけど、そもそもボイトに相談しないのが悪いといえば悪いしね。だいたいなんで素人の少女連れて事件現場に行くのか。
良い勉強になったはず。
そして守ってくれる仲間が沢山いて幸せ者!

気のせいか、アトウォーターにバージェスラブ・フラグが立っているような……。
まああの2人はシカゴ署内では幼馴染的な元ペアだからね。その流れは納得できなくはない。
けど、ほんとシカゴ署には硬派に仕事して欲しいのよ!!
シカゴの職場恋愛は消防署だけでお腹一杯になれるから!

アントニオには鎮痛剤中毒フラグが立ってますねw
この展開もイヤなパターン。せっかくルゼックとは仲直り? したのに、アントニオは災難続きなのかしら?


シーズン6 5話「売人と父/Fathers and Sons」へつづく

(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

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