【新シーズン】シカゴ・ファイア/CHICAGO FIRE シーズン7 1話「監視の眼/A Closer Eye」

2020/05/08

ジェーン洞 シカゴファイア シカゴファイア シーズン7 消防士

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あらすじ

Elizabeth Sisson/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC


2020年5月7日(木)~AXNでシーズン7日本初放送(全22話)
(アメリカ放送 2018年9月~)

2ヶ月後

グリソムが局長に就任して2ヶ月が経過した。
グリソムのやり方は、51分署内だけではなく現場の消防士からもすでに嘆きが聞こえている状態になっていた。

だが大隊長は、下手に騒ぎを起こさぬようグリソムが改ざんした報告書を提出せずに耐えようとしていた。

そんな中、51分署内にも変化が起きていた。

コニーがカウンセリングの修士号を取り、有名校でチーフ・カウンセラーとなる為転職した。突然の事で誰も挨拶できなかったが、皆がコニーを応援した。

ドーソンは、プエルトリコに派遣に行ったままとなっていた。
その間、シルビーは相棒を何度も変え、とうとう大隊長からこれで最後だと念を押された。

ケイシーはドーソンとの別居婚のストレスで、現場で危険を顧みず行動するようになっていた。

そしてある日突然、大隊長と因縁のあるジェリー・ゴーシュが副局長補佐となって51分署にやってきた。

監視

ゴーシュはまだ大隊長が22分署で中隊長だった頃、候補生として入って来た男だった。
1年後、消防士に向いていないと正直に当時の大隊長に話した。
すると、ゴーシュは本部に異動となり政治的才能を発揮した。

大隊長に恨みを持つゴーシュはグリソムの最高の部下となり大出世をし、51分署を監視する為、グリソムが送り込んできたのだった。

力関係が逆転してやる気満々のゴーシュは51分署の粗を捜そうと、日々署内をうろつき窮屈な雰囲気にしていた。

この事がきっかけで大隊長は、グリソムの告発を決心した。
オーチスに証拠ファイルを再確認させ、チーフに報告した。
チーフは今更とタイミングを責めつつも、すぐに市長にファイルを渡すと約束をした。


これでゴーシュも二度と来ないだろうと思ったところ、ゴーシュは市長に提出したファイルを持って再び51分署にやってきた。
「ずいぶん嗅ぎ回ったな。ヒマなのか?!」
市長とグリソムの繋がりは、想像していた以上に太いようで市長は改ざんを知った上で単なる記載ミス、と処理をして返して来たのだった。
「市長はグリソムに絶大な信頼を寄せてる。あの2人は親しいんだ。抱いてる展望も同じ」

ゴーシュは常駐できるように専用部屋を作れと大隊長に命令した。

エミリー・フォスター

ドーソンの代わりの救急隊員として、エミリー・フォスターがやってきた。
だがエミリーは初日から朝礼に遅刻し、しょっぱなから大隊長の名前を間違え、全員に悪印象を与えてのスタートになってしまった。

シルビーも今までのような頼りない相棒なのか、とあまり期待していないようだった。
ドーソンとは喧嘩別れしたようになっていた事も気になり、早くドーソンに戻って来て欲しいと強く思った。

だがある現場に出てシルビーが持つエミリーの印象が変わった。
エミリーは目に大けがを負った男性を失明から救う為、「訓練をしたから」と咄嗟に目尻の切開をしてみせたのだった。
そして搬送後、無事を確認するとシルビーに改めて出しゃばってごめん、と謝罪をした。
「あなたが責任者なのに。一刻を争ったから……」
「いいえ、いいの。いい相棒だわ」

だが訓練したという過去については多くを語らなかった。
すると病院の医師が、エミリーを見かけて「勇者もついに倒れたか」と救急隊員になったことを驚いていて話しかけられた。
シルビーには、その意味はまだ分からなかった。

チェスの相手

オーチスは第一シフトのラミレスとチェスで勝負していた。

お互い顔を合わせる事はないが、それぞれのシフトで駒を動かし数日間かけて勝負を進めていた。
クルース達は、そんな勝負に真剣になっているオーチスに茶々を入れてからかっていた。

ところがある日、モリーズやってきたラミレスにチェスの話題を振ると知らぬ間に異動になっていて、もう51分署にはいないと言われてしまう。

ではオーチスがチェスをしていた相手は一体誰なのか? 
気になったオーチスはシフトが終わった後、帰宅せず物陰から見ていた。

するとチェスの駒を動かす人物が判明した。
それはキッドだった。

「常日頃、ふざけ半分に競り合っていたでしょ。
それでラミレスの振りをして、真面目に対局したら面白そうだと思ったの」

だがもう面が割れてしまった。
結局2人はいつものふざけモードになってモリーズで真っ向から対局する事にした。

ドーソンとケイシー

ドーソンとのスレ違い生活にイラついていたケイシーは、セブライドの助言に従い、自ら歩み寄ろうとドーソンに会いに行く決心をした。

ところがせっかく前向きになった所へ、知らぬ間に帰宅していたドーソンと再会する。

ドーソンは、本採用になったからと更に荷造りをして家を出る準備をしていた。
そして不満そうなケイシーを「あなたも一緒に行かない?」と誘った。
「俺はシカゴの人間だ。知ってるだろ?」
「ええ。ごめんねマット。こんな展開になるとは……」
ケイシーはもはやドーソンを責めなかった。
「君の天職だし、君が誇らしい」
2人は最後となるかもしれない、ハグをした。



かんそう

いいですね~。久々のファイヤ節!w

まず驚いたのは、序盤ドーソンがいない存在として進むのでもしかしてもう降板しちゃったの!? と思った事!
そしたらケイシーとのスマホの通話画面で登場したので、ホっと。
やっぱりあのままってことはないよね~と思ったら、最後にあれあれあれ??
本採用で別居のままになるからお別れって感じでお終い・・・。
も、もしかしてドーソンこれで最後だったり???

特に気になったのは別れの台詞。
ケイシーが「俺はシカゴの人間」っていうのは「俺はシカゴ・ファイアの人間」って言っているようでちょっとワロタw
なんかスタッフが出て行くドーソンに少し愚痴っているような感じに思えましたw

でも分かる。
ディック・ウルフのシリーズは長くなることが特徴でもあるんだから初めから覚悟して欲しいんだよね……。そこに喜びややりがいを感じられないとファン的にはがっかり。

まあそれだけじゃないだろうけど、主役クラスのキャラがいなくなるのですから、急な話だったのかな? ドーソンが消えるエピソードとしてはかなりやっつけ感が。
出演の尺も最低限って感じだったし。
ドーソンってキャラも自己中だったけど、なんだか中の人までドーソンそのものに見えちゃうw
ってまだ登場するかもですけど!! だとしても、そう長くはない展開になっています。
(もうドーソンの代わりのメンバー加わったし)

いつの間にか転職しましたというコニーさんの不在については暖かいメッセージが込められていました。(デュション・モニーク・ブラウンさん、2018年3月に亡くなっています)

通常ですと第2話は翌週放送となりますが、なんと5月8日! シカゴPDとのクロスオーバー前編という事で特別連続放送予定となっております!

いやー、楽しみ!!


シーズン7 2話「20階の猛火/Going To War」【シカゴP.D.とのクロスオーバー前編】へつづく

(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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