あらすじ
2020年1月9日(木)~FOXジャパンでシーズン17 日本最速放送(全24話?)
★2020年1月5日第1話先行放送済み
(アメリカ放送2019年9月~)
登場人物はこちら
前回:シーズン17 8話「エリート音楽隊/Musical Chairs」へ
ゲーム実況者殺人事件
ギブスがフィニアスを1日預かる事になった。
母親が親権争いでニューヨークの法廷に召喚され留守にする為だったが、その理由についてはフィニアスには内緒にしていた。
その為ギブスの遅刻や早退が増える中、シューティングゲームの実況者が銃殺され、その様子が配信されてしまった。
被害者は、一等兵曹イアン・ロハス、またの名は海軍ゲーマーZ。
イアンの自宅へ行くと玄関の鍵は壊されており、配信していたと思われる椅子には血の跡がべったりついていた。
遺体はバスタブの中で、クマの着ぐるみのマスクだけを被った状態で発見された。
そして頭を取り外すと中から大量のラメが零れ落ちた。
パソコンや現場からは犯人の痕跡は消されていた。
死因は、銃殺。死後、ラメと着ぐるみのマスクをつけられていた。
遅れて到着したギブスが、部屋の中にあったTシャツからすぐにその意味を見つけた。
「KWK3(Killing With Kindness3/優しく殺して3)」という可愛いテディベアが、ラメパウダーの出るガンを撃ち合って殺し合うシューティングゲームのキャラクターだった。
マクギーはそのゲームを知らなかった自分に「疎くなった」とショックを受けた。
イアンは、船体技術者として軍艦グレイに乗艦、溶接のきつい任務をしていた。
周囲からの評判は良く、副業でゲーム実況者をしていた。本業より稼ぐ程だった。
イアンの自宅から40分未満の場所だった。
ロビーを見渡す限り年齢層が高めで、ゲーマーらしき姿は見られなかったが、すぐに白髪の老人エルマーが「自分はアナログだが、ゲームといえばジェシーだ」と教えてくれた。
ジェシーがいると言うパソコン室のドアを開けると、暗がりの中老人たちがKWK3で遊んでいた。
「クマどもしんじまえ!」
フロリダCOW82は元水兵で、イアンの祖父のような存在だった。
イアンとの出会いは軍のチャット。そこでゲームの魅力を教えてもらい、ハマったという。実際に会ったことはなかった。
ジェシーは、エルマーに「館内のネットが不安定だとイアンと電話をしていた」とアリバイを証明してもらうが、同時にジェシーはその後エルマーが慌てて出て行ったとも言った。
それは犬の世話をする為だ、と犯行を否定するジェシーは犯人の心当たりを打ち明けた。
送信者はダーティバード220。
打ち切りの理由は女性差別で、それを通報したのがイアンだった。
失ったスポンサー料は7万5000ドル。
殺害の動機としては十分だった。
実況に姿を晒していても、個人情報や居場所は特定できないよう隠していた。
ケイシーとマクギーの2人でもお手上げだったが、2人は1つだけ、実行するのが困難な提案をした。
「彼のクランに入る」
仲間になれば、追跡できるネットワークに入れるかもしれない。
だが、その為にはKWK3でレベル250以上じゃないと相手にされない。
なのにマクギーは徹夜でプレイしてやっと14レベル。
シューティングの名人がいない限り手詰まり、と報告を受けたギブスはすぐに心当たりに当たった。
その前にスローンにだけは個人的にフィニアスの事を打ち明けていた。
ギブスと母親の会話を聞いてしまい、自分のせいだと悩むフィニアスにどうしてあげたらいいのか? と相談をしていたのだった。
スローンの答えは、今まで通り野球や火山やゲームを通してその子に関わってあげる事が必要、というものだった。
そしてギブスはフィニアスを捜査に関わらせる事にしたようだった。
フィニアスのKWS3のレベルは322だった。
ところがフィニアスは、マクギーが用意したPCを目の前にネットの遅さを指摘した。
「遅延ゼロじゃないとダメ」
NCIS内で専用サーバーをトンネリングできるのは1か所しかなかった。
数分後、MTACの大画面にKWS3が映し出されると、フィニアスは大喜びした。
フィニアスのゲームの腕前は確かだったが、なかなかコンタクトが取れないでいた。
するとフィニアスが待ってるだけじゃなく、挑発をしようと提案し、見事コンタクトを取る事に成功した。
デスマッチの招待を受け、それに承諾し時間を稼いでいる間に位置を特定した。
ちょうどダスティンがデリバリーの受け取りに建物から出てきた所を声かけた。
するとダスティンは慌てて逃走したが、すぐにトーレスが追い詰め捕まえた。
しかしここまでの苦労をして捕まえたダスティンも犯人ではなかった。
ダスティンには娘のバスケでコーチをしていたというアリバイがあった。
捜査は振り出しに戻ってしまった。
サラはゲーム禁止と言っていたのに、とギブスの勝手を責めた。
ギブスは捜査の手伝いだから、と悪びれなかったが母親はそれ自体が信じられなかった。
「殺人の捜査も禁止だと言うべきだった?」
「俺の判断だ。あの子は賢い」
「知ったかぶりはやめて」
サラは、今回の事は間違いだったとつきあいをこれっきりにする、と宣言して出て行った。
「もう息子には会わせない」
すると気になる事を発見した。
シニアゲーマーのいる高級住宅地のネットの不具合の原因が、意図的なコードやソフトによるものだと判明したのだった。
「個人情報漏洩も19件発生してる」
その犯人は分からず、それが殺人と関係しているかも不明。
だが、「ルール39、偶然なんてない」が全員の頭をよぎる。
するとその時、モニターに映し出されている住宅地のソースコードが次々と消え出したのにギブスが気付いた。
何者かが証拠隠滅にコードを消している。
すぐにマクギーがそのアカウントを追跡した。
そこでコードを消していたのは、ネットには疎いと言っていたエルマーだった。
エルマーは逮捕後も、ボケた振りをして誤魔化したが隠居前の過去を消す事はできなかった。
大手のネットワーク技術部の本部長。
それで高級住宅地で暮らしていたが、今は無一文。
金に困ったエルマーはハッキングで住民の個人情報を盗み、その過程でネットワークを不安定にしていた。
それでジェシーはイアンにネットワークの不調を相談し、イアンはおそらくエルマーのハッキングを突き止めたのだろう。
バレるのを恐れたエルマーがイアンの家を突き止めて殺したのだった。
だがエルマーは、検察官や陪審員にネットワーク絡みの背景を理解させるのは難しいだろう、と余裕だった。
「どうやってこんな仮説を説明する?」
しかし証拠はちゃんとあった。
ケイシーが、銃弾の施条痕が酸化していた事から凶器が長い間発砲していなかった45口径だと突き止めていた。
分析の結果、エルマーが隠し持っていた45口径が凶器で一致した。
ギブスは黙って返し、サラも帰ろうとしたがすぐに振り向いて昨日の事を説明したい、と言い出した。
ギブスがサラのルールを破ったのは間違いないが、フィニアスはずっとあの日の話をしているという。
「あの子に言わせると最高にヤバい日だったそうよ。そのおかげであの子とちゃんと話し合えた」
フィニアスはサラに自分の気持ちを打ち明けたようだった。
「確かに賢い子だわ」
「ああ、賢い子で、母親を愛してる」
サラの夫は金に物を言わせてフィニアスを取り戻すつもりらしく、やや取り乱してからサラは再びギブスにお泊りセットを渡した。
「次回の為に。子守りがみつかるまでの間よ。あなたがよければね」
ギブスに断る訳がなかった。
「最初は分からなかったけど、息子のためになる」
「それはお互い様だ」
サラが出て行くと、荷物の中のノートパソコンが何かの通知音を鳴らした。
ギブスが確認すると、チャットの新着メッセージの通知が出ていた。
フィニアスがギブスを心配してメッセージを送っていたのだった。
「大丈夫? その古いパソコンを使ってね!」
ギブスは鼻付きの笑顔、:-)でレスをした。
KWK3
ケイシーやマクギーはKWK3をリサーチするうちに、気が付けば実況配信にハマっていた。
だがそのおかげで、ケイシーは手がかりを見つけていた。
フロリダCOW82という別の配信者がイアンと親しい事を突き止めた。
本人の姿は見せていなかったが、IPアドレスから配信場所へ向かった。イアンの自宅から40分未満の場所だった。
フロリダCOW82
ギブス達が配信場所に到着すると、そこはクラブハウス付きの高級住宅地だった。ロビーを見渡す限り年齢層が高めで、ゲーマーらしき姿は見られなかったが、すぐに白髪の老人エルマーが「自分はアナログだが、ゲームといえばジェシーだ」と教えてくれた。
ジェシーがいると言うパソコン室のドアを開けると、暗がりの中老人たちがKWK3で遊んでいた。
「クマどもしんじまえ!」
フロリダCOW82は元水兵で、イアンの祖父のような存在だった。
イアンとの出会いは軍のチャット。そこでゲームの魅力を教えてもらい、ハマったという。実際に会ったことはなかった。
ジェシーは、エルマーに「館内のネットが不安定だとイアンと電話をしていた」とアリバイを証明してもらうが、同時にジェシーはその後エルマーが慌てて出て行ったとも言った。
それは犬の世話をする為だ、と犯行を否定するジェシーは犯人の心当たりを打ち明けた。
ゲーム用マウス
イアンはゲーム用マウスのスポンサーをつけていたが、スポンサーを打ち切られた別のゲーマーから脅しのメールを受け取っていた事が分かった。送信者はダーティバード220。
打ち切りの理由は女性差別で、それを通報したのがイアンだった。
失ったスポンサー料は7万5000ドル。
殺害の動機としては十分だった。
ダーティバード220
だがダーティーバード220の身元を突き止めるのは簡単ではなかった。実況に姿を晒していても、個人情報や居場所は特定できないよう隠していた。
ケイシーとマクギーの2人でもお手上げだったが、2人は1つだけ、実行するのが困難な提案をした。
「彼のクランに入る」
仲間になれば、追跡できるネットワークに入れるかもしれない。
だが、その為にはKWK3でレベル250以上じゃないと相手にされない。
なのにマクギーは徹夜でプレイしてやっと14レベル。
シューティングの名人がいない限り手詰まり、と報告を受けたギブスはすぐに心当たりに当たった。
フィニアス
ギブスの心当たりとはフィニアスで、NCISに連れて来て初めてチームに紹介した。その前にスローンにだけは個人的にフィニアスの事を打ち明けていた。
ギブスと母親の会話を聞いてしまい、自分のせいだと悩むフィニアスにどうしてあげたらいいのか? と相談をしていたのだった。
スローンの答えは、今まで通り野球や火山やゲームを通してその子に関わってあげる事が必要、というものだった。
そしてギブスはフィニアスを捜査に関わらせる事にしたようだった。
フィニアスのKWS3のレベルは322だった。
ところがフィニアスは、マクギーが用意したPCを目の前にネットの遅さを指摘した。
「遅延ゼロじゃないとダメ」
NCIS内で専用サーバーをトンネリングできるのは1か所しかなかった。
数分後、MTACの大画面にKWS3が映し出されると、フィニアスは大喜びした。
フィニアスのゲームの腕前は確かだったが、なかなかコンタクトが取れないでいた。
するとフィニアスが待ってるだけじゃなく、挑発をしようと提案し、見事コンタクトを取る事に成功した。
デスマッチの招待を受け、それに承諾し時間を稼いでいる間に位置を特定した。
正体
ダーティーバードはダスティンと言う男で、判明した住所にはビショップとトーレスが向かった。ちょうどダスティンがデリバリーの受け取りに建物から出てきた所を声かけた。
するとダスティンは慌てて逃走したが、すぐにトーレスが追い詰め捕まえた。
しかしここまでの苦労をして捕まえたダスティンも犯人ではなかった。
ダスティンには娘のバスケでコーチをしていたというアリバイがあった。
捜査は振り出しに戻ってしまった。
フィニアスの母親
ギブスがフィニアスにゲームをやらせたことを知った母親のサラがNCISに迎えに来た。サラはゲーム禁止と言っていたのに、とギブスの勝手を責めた。
ギブスは捜査の手伝いだから、と悪びれなかったが母親はそれ自体が信じられなかった。
「殺人の捜査も禁止だと言うべきだった?」
「俺の判断だ。あの子は賢い」
「知ったかぶりはやめて」
サラは、今回の事は間違いだったとつきあいをこれっきりにする、と宣言して出て行った。
「もう息子には会わせない」
振り出し
マクギーは、ギブスがフィニアスの母親を怒らせた原因は自分が使えないせいだと責任を感じ、最初から事件を見直す事にした。すると気になる事を発見した。
シニアゲーマーのいる高級住宅地のネットの不具合の原因が、意図的なコードやソフトによるものだと判明したのだった。
「個人情報漏洩も19件発生してる」
その犯人は分からず、それが殺人と関係しているかも不明。
だが、「ルール39、偶然なんてない」が全員の頭をよぎる。
するとその時、モニターに映し出されている住宅地のソースコードが次々と消え出したのにギブスが気付いた。
何者かが証拠隠滅にコードを消している。
すぐにマクギーがそのアカウントを追跡した。
真犯人
行きついた場所は、高級住宅地のパソコン室だった。そこでコードを消していたのは、ネットには疎いと言っていたエルマーだった。
エルマーは逮捕後も、ボケた振りをして誤魔化したが隠居前の過去を消す事はできなかった。
大手のネットワーク技術部の本部長。
それで高級住宅地で暮らしていたが、今は無一文。
金に困ったエルマーはハッキングで住民の個人情報を盗み、その過程でネットワークを不安定にしていた。
それでジェシーはイアンにネットワークの不調を相談し、イアンはおそらくエルマーのハッキングを突き止めたのだろう。
バレるのを恐れたエルマーがイアンの家を突き止めて殺したのだった。
だがエルマーは、検察官や陪審員にネットワーク絡みの背景を理解させるのは難しいだろう、と余裕だった。
「どうやってこんな仮説を説明する?」
しかし証拠はちゃんとあった。
ケイシーが、銃弾の施条痕が酸化していた事から凶器が長い間発砲していなかった45口径だと突き止めていた。
分析の結果、エルマーが隠し持っていた45口径が凶器で一致した。
和解
事件解決後、ギブスの家にサラが預けていたフィニアスのお泊りセットを取りにやってきた。ギブスは黙って返し、サラも帰ろうとしたがすぐに振り向いて昨日の事を説明したい、と言い出した。
ギブスがサラのルールを破ったのは間違いないが、フィニアスはずっとあの日の話をしているという。
「あの子に言わせると最高にヤバい日だったそうよ。そのおかげであの子とちゃんと話し合えた」
フィニアスはサラに自分の気持ちを打ち明けたようだった。
「確かに賢い子だわ」
「ああ、賢い子で、母親を愛してる」
サラの夫は金に物を言わせてフィニアスを取り戻すつもりらしく、やや取り乱してからサラは再びギブスにお泊りセットを渡した。
「次回の為に。子守りがみつかるまでの間よ。あなたがよければね」
ギブスに断る訳がなかった。
「最初は分からなかったけど、息子のためになる」
「それはお互い様だ」
サラが出て行くと、荷物の中のノートパソコンが何かの通知音を鳴らした。
ギブスが確認すると、チャットの新着メッセージの通知が出ていた。
フィニアスがギブスを心配してメッセージを送っていたのだった。
「大丈夫? その古いパソコンを使ってね!」
ギブスは鼻付きの笑顔、:-)でレスをした。
前回のギブスの留守の理由はまだはっきりとは不明なままですが、ギブスとフィニアスのほのぼの路線が続いているのにはほっこりしましたw
ギブスと少年という組み合わせ、シーズン17にもなるまでそういえばありそうでなかった路線で凄く良いと思います!
フィニアスが賢くてギブスに懐いているのもいい感じ~!!
これまでの秘密の関係も面白かったけど、今回で部下達にもフィニアスの存在が明らかになりましたので、今後もっと登場するのか、それともここがピークだったり??
いきなり捜査に絡ませるのはちょっとビックリしたけどw
フィニアスと一緒だとギブスの笑顔が見られるのもいいし、あのギブスがチャットで絵文字?? って、こっちも思わずニンマリでしたw
シーズン17 10話「運命の1発/The North Pole」へつづく
ギブスと少年という組み合わせ、シーズン17にもなるまでそういえばありそうでなかった路線で凄く良いと思います!
フィニアスが賢くてギブスに懐いているのもいい感じ~!!
これまでの秘密の関係も面白かったけど、今回で部下達にもフィニアスの存在が明らかになりましたので、今後もっと登場するのか、それともここがピークだったり??
いきなり捜査に絡ませるのはちょっとビックリしたけどw
フィニアスと一緒だとギブスの笑顔が見られるのもいいし、あのギブスがチャットで絵文字?? って、こっちも思わずニンマリでしたw
シーズン17 10話「運命の1発/The North Pole」へつづく
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