NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 シーズン17  10話「運命の1発/The North Pole」

2020/03/13

NCISネイビー犯罪捜査班 NCISネイビー犯罪捜査班 シーズン17 クライム ジェーン洞

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あらすじ

NCIS 17x10 Sneak Peek Clip 1 "The North Pole"


2020年1月9日(木)~FOXジャパンでシーズン17 日本最速放送(全24話?)
★2020年1月5日第1話先行放送済み

(アメリカ放送2019年9月~)

登場人物はこちら

前回:シーズン17  9話「恨まれたゲーマー/IRL」へ

USB

ビショップは、大家オデットからの依頼で人混みの苦手なジヴァの代わりヴィクター・ミアという男のクラブに、USBを受け取りに行った。
そして、オデットに渡さずにNCISに持ち帰り報告をした。

USBの中身は、建物に入る男2人の写真1枚だったが、拘束され連れ込まれる男がジヴァの幼馴染であり、イスラエル総保安庁のアダム・エシェルであることにマクギーが気付いた。

ビショップが、日記からアダムがジヴァの協力者であると伝えた。

アダム

その頃、ギブスはNCISに向かうのではなくジヴァと会っていた。
無断でビショップを使った理由を追求すると、ジヴァは知らずオデットが勝手にした事だと判明した。

ジヴァはギブスに謝り、改めて1人でやろうとしていた事を打ち明けた。
それは、協力者アダム・エシェルの生存確認。

だが何も見つからず、オデットが懸賞金をつけて情報提供を呼びかけ、例のUSBに行きついていたのだった。
「何かあったんだわ」

ギブスは、家族との再会を最優先にするべきなのに、それを見送ってまでやることなのか? とジヴァに確認した。

だがこれまでのアダムの協力を思い返すと、ジヴァの決心は揺るがなかった。

ジヴァ合流

翌日、ジヴァもNCISに来て、正式にアダム捜しが始まった。
「私のために危険を冒し彼は失踪した」

改めてUSBの写真を見て、誰もが疑問を持った。
サハールとその一味は殺したはずなのに、一体誰がアダムを?

廃工場

ケイシーが写真に写っていた変圧器の番号の一部から、建物の住所を突き止めた。

ギブスとジヴァは、今にも崩れそうな解体予定の廃工場に急いだ。

無人と思われた建物に気配を感じ、奥へと進むと銃を持つ男と撃ち合いになった。
2人は男を撃ち殺し、その部屋で椅子に拘束され衰弱しているアダムを発見した。

血まみれのアダムはうなされるように「サハール」と繰り返した。
ジヴァがサハールはもう死んだのよ、と説明するとアダムははっきりと言った。
「違う。あの女は偽物だ」
死んだのは別人で、本当のサハールは生きていると言うのだった。
「どこにいるの?」
「身近な人間だ。身近にいる」
そこでアダムの意識が途絶え、それ以上は聞き出せなかった。

アダムの手錠を外す為、鍵を探そうと2人は倒れた男のポケットを探った。
ジヴァが鍵を見つけたその時――。
重みのせいで床が抜け、アダムを残し、2人は下の階に落とされてしまった。

脱出策

アダムのいるフロアに戻る階段の前には、大量の荷物が置かれ行く手を塞いでいた。
荷物をどかしている時間の余裕はないし、そもそも動かすことができるかどうかも分かららない、とジヴァは焦って落ち着かなかった。

ジヴァは1本の柱に注目し、倒して骨組みを崩してよじ登ろうと提案した。
ギブスはこの柱こそが腐った上部を支えている、とそれには反対した。
「ダメだ、下敷きになって死ぬ」
アダムを助ける為には時間がない、というジヴァにギブスは命を大事にするよう念を押す。
「ここで死んだらサハールから娘を守れないぞ」
ジヴァは冷静になり、アダムのサハールが身近にいるという言葉を思い出した。
だが誰なのか見当もつかなかった。

ギブスは、荷物をどかしドアまで辿り着いていたが疲労もあり、ドアを開ける力が足りていなかった。
すると待ちきれず、ジヴァは乱暴な手段を取ろうとするが、ギブスにタリの話でもして落ち着こうと宥められる。

想い出

タリの話題に、ジヴァは落ち着き笑顔で話しだした。
「トニーは退職後、カイロまで追いかけて来た。それ以降最低限のことだけ伝えてある。
ほとんど連絡は取ってない。
だからカイロで、タリを抱っこしたのが最後よ」
絆創膏嫌いなタリがひざを擦りむいていた。
トニーは、絆創膏をハート型に切って貼ってあげた。
「それを見て彼に任せられると思った。守ってくれると」
ギブスも自然と笑顔を見せた。
「アダムも娘を守ってくれた。私を守る事でね」
「救おう」

ギブスは体力を回復したのか、アダム救出の為ジヴァの手を取りドアの前に行った。
そして、今度こそ力を合わせてドアを開ける事に成功した。

だが慌てて駆け付けるも、すでにアダムの脈は止まっていた。

ジヴァはアダムを思い出す。
「君の心はいつでもトニーのものだ。
でも俺の心は君のものだ。
報われなくても、消えることはない。愛はそういうものだ」
「私の為に命を懸けないで」
「決めるのは君じゃない」

サハール捜し

本当のサハールを捜す為、捜査の見直しとなった。
するとこれまで、顔を明かさず子分に替え玉をやらせて居場所を隠していたという事が分かった。

サハールはアダムの拉致犯を雇い、今でもジヴァを狙っている。
分派テロ組織でアリと共に台頭していたが、アリの死ですべてを失い復讐の鬼に。

だがジヴァがどれだけ記憶をたどっても、身近にサハールと思われる人物はいなかった。

ギブスはジヴァの隠れ家を訪ね、ディノッゾとタリを潜伏させるようアドバイスした。
だが、娘の存在を知らないはずだから連絡をする事がかえって危険行為だとジヴァは断った。

そんなジヴァにギブスは頭が回ってない、と心配する。
「いいえかつてない程頭は冴えてる。
我を失ったのは兄を殺し、あなたを救った日よ。すべてはあの1発のせいだわ」
「俺を責めたっていい、娘の事を考えろ」

ギブスの気持ちが届いたのか、ギブスが出て行くとジヴァは隠しておいたスマホを取り出した。

手掛かり

回収した拉致犯の遺体の左手に大量の蛍光物質が付着していた。
それはクラブVIPエリアのUVスタンプだった。

ビショップはすぐに気づいた。ミアのクラブのものだと。

ビショップは、ミアに気に入られるよう身なりを整えてクラブへ潜入した。
まんまと気を良くしたミアはあっという間にNCISに包囲され、簡単に逮捕された。

ミアを追求するとサハールについて知ってる事を吐いた。
「居場所は知らない。ウエイトレスを装ってる。名前はサラ。子供がいる」
子供の名前は――。
「フィニアス」

アダムの言う身近な人間とは、ジヴァではなくギブスの事だった……。

ギブスはつい数日前、夜に水道トラブルで呼び出された事等、すっかり家族ぐるみで仲良くなった光景を思い出していた。

すぐにフィニアスの家に向かうと、サラは留守だった。
「隠してたけど、夜、僕を置いていく時もある」
フィニアスは何も知らない。

ギブスはらしくなく、すぐには信じられなかった。

決着

ジヴァはミアを脅し、サハールの居場所の手がかりを掴んだ。
クロスは工場でしかサハールと会わず、サハールがアダムを拷問していたという話から、今夜も廃工場に向かっているはず。

案の上、廃工場でジヴァはサハールを追い詰め、撃ち合いから取っ組み合いになる。
倒れたジヴァにサハールは、大きなパイプを倒し身動きを封じた。

優位に立ったサハールは改めてジヴァに恨み事を言う。
「アリと私には構想があった。遺産を築いていたのよ。でもあの一発でブチ壊したわね」
まだ終わってない。
サハールは、昨夜錯乱したアダムが自分とジヴァを間違えて娘の存在を口走った事を教える。
「娘がいたのね。あんたを殺したあと、娘を捜し出す。あんたの遺産をブチ壊してやる」
サハールは、なんとか柱を蹴ってあがこうとするジヴァに向かって引き金を引こうとした。

その瞬間――。
発砲音と共に床に倒れ込んだのはサハールだった。
いつの間にか到着していたギブスが間一髪、サラと名乗っていたサハールを仕留めた。

ギブスはフィニアスのパソコンに盗聴器が付いている事に気づき、サハールの携帯を追跡していたのだった。

ビショップ

事件解決後、ビショップはオデットと会っていた。

オデットの身元を調査した所、元CIAだと判明していた。
しかもスパイの訓練コース、MOTC(MILITARY OPERATIONS TRAINING COURSE)の教官。クビになった理由は機密扱いだった。

ビショップは、そんなオデットからUSBを奪ったとトーレス達に脅されていた。
「オデットを激怒させた」

だがオデットは怒るどころか、度胸があるとビショップを認めていた。
もともと手伝いを頼んだのも、能力の見極めが出来るという一石二鳥だったと打ち明けられた。
「あなたには可能性を感じてる。だから特殊な訓練を提供したい。
あなたが望むなら」

ギブスとジヴァ

ギブスは家に帰り、母の死をまだ知らないフィニアスはギブスの家に預けられた。

ジヴァはギブスの座るソファに並び、トニーとタリを潜伏させたことを伝えた。
「あなたの言う通りにしたわ」
安全を確保したら連絡が入る、というとギブスはそれまで泊るか? と提案した。
ジヴァは笑い、ギブスとの距離を詰めた。
「死を偽装して悪かったわ。あなたを信じてれば爆発後も助けてもらえた。今夜のように」
「代償は大きい。
だがあの1発は後悔してない」
「あなたを救った1発も後悔してない」

2人のわだかまりが完全に消えた、と思われた瞬間――。
2階からギブスを捜すフィニアスの声が聞こえた。

ギブスはジヴァのこめかみにキスをしてソファを立った。

だがそのまますぐフィニアスに会いに行くのはためらわれた……。


今回は面白かった!

ジヴァの潜伏生活は無駄に引っ張ることなく、終了となり多くの犠牲を伴ったもののスッキリとしました。

ギブスとジヴァの心情については、正直良く分からない……、ギブスが罪悪感を持ってるような時もあれば今回は逆キレっぽかったり、ジヴァも信用してたのに捜してくれなかった!! から、もっと信用して頼れば良かった、と「ん? 信用してんのしてないの?」みたいなw

まあ、命が懸かった生活をしているので、情緒不安、感情的になるのは仕方ないから些細な事はスルーした方が楽しめるっていう範疇でしょうけど。

とりあえず2人のわだかまりが溶けたと思えるのも良かった!!

そして何よりビックリしたのは、サラがサハールって事!!
フィニアス登場時には母親がこんな重要人物だなんてまったく思いもつかなかった~~!! 面白い~!!
NYの裁判とか、ってのがアダムの拷問だったって事か~。
つか、サハールNCISに来てんだけどw うかつ過ぎて笑えるw

シーズン・ファイナルのエピソードにしてもいいくらいの満足度なんですけど~。
ここでこんなビックリが来ちゃったらこの後大変じゃない?w

そして大変といえばギブスとフィニアスのほのぼのペアががが。

まだ母の死を知らず、ましてやギブスが殺したとは知らないフィニアスが、知ってしまったら……。
せっかく掴んだギブスの幸せが~~。
つかギブス、サラにちょっと惚れかかってたって事ないよね??w
水道見る時、手に触れてたけどww

ジヴァ関連は今後明るくなりそうなのに、フィニアスについてはあんまり期待できなそうで、それが残念。
もうフィニアスはさよならなのかしら?

このままギブスの家の子になっちゃえ! って思うのも、いくら悪者でも「母の敵」であるという事を考えると複雑すぎて~~。

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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