ウォーキング・デッド シーズン10 第7話「蘇る記憶／Open Your Eyes」

キャロルとダリルが囁く者の１人を連れ、アレクサンドリアに戻って来た。

リディアはその男を守護者（ウォーカー）の見張り役で、アルファに忠実な男だと言う。

リディアが言うには、囁く者たちは皆、アルファの生き方を信じている。

しかしもし、あの男がアレクサンドリアを見て別の生き方を知ったら……。

そしてそれが仲間たちに広まったら……。

アルファはそれを恐れていると話した。

キャロルはパンにジャムやはちみつを用意して、男に食べさせた。

男は目を瞑りながらおいしそうに頬張ったが、口の中で味わうとキャロルに向かってパンを吐き出した。

男は決してアルファへの忠誠心を忘れることなく、またアルファも自分たちのために娘を犠牲にしたと信じていた。

リディアが死んだことになっているとは知らなったキャロルは、リディアを連れ牢屋へ行く。

すると男の容態が突然悪くなり、リディアが牢屋に着く前に男は血を吐きながら死んでしまった。

原因はダンテが別の植物だと勘違いして飲ませたツガ（毒のある植物）のせいだった。

「君が殺した」

セディクはダンテにそう言ったが、ダンテはツガはセディクから渡されたものだと言った。

セディクの苦悩

住民たちの感染症は全く留まることを知らず、ついに死者も出た。

セディクはまたフラッシュバックに襲われ、ついには目の前にあった池に飛び込んでしまう。

無抵抗のまま水の底へ沈んでいこうとしたとき、ロジータがセディクを助け出した。

ロジータはセディクの話を聞いて、自分やココ（娘）のために闘うのよ、と言って励ました。

そうしてセディクも落ち着きを取り戻した。

感染症の感染源について話していると、突然セディクは何かを思いついたように、飲料水のあるタンクへ向かった。

すると飲料不可の水が飲料水として住人に供給されていたことが分かった。

感染源が飲料水で、しかも誰かが故意にやったことだと分かると、セディクは近くにあった机に当たり散らした。

ガンマとの交流

橋の上の境界で互いに向き合うアーロンとガンマ。

アーロンは何とかガンマと交流を深めようと試みるが、アルファを恐れているガンマはなかなか心を開こうとはしない。

ある晩、また橋の上にいるときにガンマはアーロンの首を押さえナイフを押し当てた。

そして仲間についての情報を聞き出そうとする。

そこへリディアを連れたキャロルが現われ、リディアが生きているとは知らなかったガンマは「ウソだ、違う、ウソよ…」と言って走り去ってしまった。

リディアは協力しようとキャロルと一緒に来たが、自分が利用されたと知り、ママと同じだと言った。

どちら側にもつかないとリディアは言い、１人で去ろうとする。
止めようとするキャロルを殴り、リディアは境界の向こうへ行ってしまった。

スパイ

夜、セディクを心配してダンテが家に訪ねてきた。

ダンテは水が感染源だと知り、自分の管理不足だと言って謝った。

しかしセディクは自分のせいだと言う。

ダンテはそんなセディクを優しく励まし、舌で口を２回鳴らした。

その音でセディクの脳裏に、イーニッドたちがその合図で殺されたことを思い出した。

ダンテが囁く者のスパイだと分かり、セディクはダンテに襲いかかった。

しかし逆にダンテに首を絞められ、セディクは目を開いたままやがて動かなくなった。

うわーーーーーーっっ！
先週、ダンテについて疑問を投げたんですけど、まさかのスパイだったとはーっ！

そして、そして、セディクは退場ですよね？
カールが命をかけて助けた意味とはいったい……。
貴重な医師がいなくなって、アレクサンドリアはどうなっちゃうの～？
後継者もいないのに。

ガンマはリディアが生きていることを知って、今後どう出るかですね～。
無理して"アルファ命"と思い込もうとしている節があるので、寝返ってくれるといいな。
リディアはもういいや、ママのところへお帰り^^

さて、来週はいよいよ前半のラストです。
ニーガンのその後とか、オーシャンサイドに行ったミショーンとか、どこかの誰かと交信してるユージンのその後とか、色々気になることがいっぱいだー。
アルファとの対決は、後半でしょうね。

（文：ぼぼち）

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