ブラックリスト/THE BLACKLIST シーズン6 18話「ブロックトン大 連続殺人犯/THE BROCKTON COLLEGE KILLER(NO. 92)」

2019/08/28

クライム サスペンス ジェーン洞 ブラックリスト ブラックリスト シーズン6

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あらすじ

Virginia Sherwood/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC


2019年4月30日~ スーパー! ドラマTVで日本初放送。(全22話)
(アメリカ放送:2019年1月~)

★第1話のみ 最速オンライン試写会 配信(2019年3月31日~4月29日22時まで)


登場人物はこちら


女子大生連続殺人事件(ブラックリスト)

レッドはリズを呼び出し、ある連続殺人事件の謎を次のブラックリストだと言った。

6年前にブロックトン大の女子大生連続殺人犯として収監され、今も服役中のトバイアス・カーライル。
1年半で3名の犠牲者がおり、全員が凍死させられていた。

カーライルは全員と繋がりがあった上、遺体から精液も検出されていた。
本人は犯行を否定していたが、最終的には自白を強要されていた。

だが、レッドもリスナーになっているポッドキャスト「氷解」では、カーライルを冤罪被害者だと訴え続けていた。
その甲斐あってか、近々再審がある。

模倣犯かもしくは獄中から指示を出したのか?

レッドに特に情報がある訳ではないようだったが、だからこそ、とFBIに事件を託した。
仮に、カーライルが殺し屋を雇ったとして殺し屋を逮捕できず、カーライルが逆転無罪になれば、2人とも野放しになってしまう。

検死の結果、今回の遺体にも肉叩きのような物で殴られた痕があり、これまでの3人と同じ凶器が使われていたと分かった。
だが、氷解を聞いていれば誰もが知る手口ではあった。
300万人のリスナーが容疑者候補となる……。

氷解

「氷解」を運営しているのは、ブロックトン大卒のキンバリー・オーウェンズという女性だった。

アラムもリスナーの1人で、真犯人はブロックトン大の文学教授マキャフリーだと信じていた。
被害者3人は教え子で、そのうちの1人からはセクハラで訴えられていた。
だが大学が隠蔽している、と氷解で言っていたという。

マキャフリー

アラムがマキャフリーに会いに行ったが、マキャフリーはセクハラの事実と関与を全否定した。

「噂はデマだから離婚の際に欲しいものを手に入れた」
といい、逆にキンバリーを訴えると息巻いた。

アラムはその言葉から、マキャフリーが人里離れた場所に山小屋を所有している事を突き止めた。

山小屋を調べると、液体窒素で凍死している新たな遺体を発見した。

釈放

真犯人がマキャフリーだと判明した事で、カーライルは釈放となった。

アリバイ

ところがマキャフリーを捜索すると、マキャフリーには事件当時のアリバイがあった事が分かった。
何故黙っていたのかというと、当時マーゴという教え子とつきあっていたから。
セクハラはしていないが、教え子と付き合っていた事を隠していたのだった。

でも今は職を失ってでも、刑務所行きを避けねば、とマーゴに証言を頼んでいたのだった。
当時の写真もあり、アリバイは確認できた。
また山小屋も買ったまま使っておらず、誰かが罠にかけようとしていると主張した。

まだ真犯人は自由なままだった。

キンバリー

その頃、カーライルはキンバリーの自宅を訪ねていた。
2人に面識はなかったが、カーライルはポッドキャストの件で、キンバリーを「俺の天使だ」と言っていた。

突然訪ねてきたカーライルにキンバリーは驚いたが、部屋に招き入れてしまう。

カーライルはキンバリーに感謝すると、2人はいい雰囲気になりベッドを共にし、実はキンバリーは大学に入った時にカーライルに一目惚れをしていた、と告白した。

指紋

山小屋にあったボンベの指紋が、ヒース化学のポール・ラマーと一致した。
ラマーを訪ねると、実はボンベが盗まれていて心当たりがあったという。

「妻の連れ子で、キンバリー・オーウェンズ」

真犯人

キンバリーがシャワーを浴びている間、カーライルはドア越しに会話をしながらキンバリーの部屋を物色していた。
「事件が起きる前に出会っていたら、俺の人生は違ってた」

だがその時、タンスの引き出しの中に大きな肉叩きが入っているのを見つけた。
「見つけちゃったのね」
キンバリーはシャワーから出ていた。

「私達のためにやったことなのよ」
カーライルに声も掛けられなかったキンバリーは、周囲にいた女子が邪魔で殺していたのだった。
「初めてあなたを見た時、すごくハンサムで息が止まったわ。
気が付かれなくても、あなたに夢中」

イカれてる、とカーライルに言われるとキンバリーはキレ出した。
「尽くしてあげたのに、逃げる気?!」

警察へ行く、というカーライルを背後から肉叩きで叩いた。

キンバリーは元々自身が12歳の時、女友達に1時間くらい冷蔵庫に閉じ込められて死ぬ思いをしていた。
カーライルに群がる女がその女友達に見えていたのだった。
「だから仕返ししたの」

気絶したカーライルを液体窒素で凍らせようとした時、FBIが間に合った。
カーライルは助かり、キンバリーは逮捕された。

リズの告白

リズはレッドからブラックリストの話を聞くついでに、今まで黙っていた真実を告白していた。
「警察に売ったのは私なの」

しかも、それにはデンベも絡んでいた。
リズだと知りながら、レッドに隠していた。

リズは、デンベに口止めをしたのは自分なので悪いのは自分だ、とデンベを庇った。

ところがレッドは悪いのは自分だという。
「君がコーラー看護師を探している時に、気づいてたんだ。
私が逮捕された途端、君は私の正体を探り始めた。偶然のはずがない。
それでも私は自分に言い聞かせた。
君たち2人は私を裏切らない」

リズは涙を流しながら、当初は偽物だという事で頭がいっぱいで、死刑の事も気にならなかったと言い訳をした。
「でも今は違う。
あなたを失いかけたらどうでもよくなった。今のあなたが大切なの、どうか信じて」

「信じられるかどうかわからない」

レッド

真実を知ったレッドは、考える為1人でドミニクの元を訪ねた。
デンベが唯一の友か、最悪の敵なのか。
エリザベスとデンベとは縁を切るべきか?

ドミニクは、実の娘がスパイとなり裏切られ、自分も人生を捨てて隠れるように生きている。孫にも存在を伝えられない。
だけど愛でカタリーナを許した。
「あいつは俺の娘だからな」

そして逆に聞かれる。
「お前はどれだけデンベを愛しているんだ?」

レッドは自宅に戻り、出かけようとするデンベに伝えた。
「君への想いは消えない。私の命ある限り、いや命が尽きても残るだろう。
出かけたのは、我々の事を考えるためだった。
だが結局君に会いたいと、そればかりだ。
エリザベス・キーンは何度も私を騙し、その度私は許した。
だが君の場合私の許しは必要ない。少しも。
なぜなら君は私に間違ったことはしない」
「ありがたい言葉だ。
でも俺があなたを許せない」
「理解できないんだが……」
「ああ。そうだろう」
デンベは涙を流し、これからは自分の道を歩く、と言って出て行った。

ドミニク捜し

レスラーは、郵便局の防犯カメラの映像をくまなくチェックし、ドミニクが自販機を利用していた事に気づく。

その販売機の中にあったコインすべての指紋を、アラムに調べさせたが最年長が46歳のものだったと言われ、不発に終わっていた。

その直後レスラーは、外交官ナンバーの車に監視されている事に気づく。
「君はなぜロストヴァの父親を捜している?」

指紋を調べた事で、知りたかった事が舞い込んで来たのだが、その後ドミニクの情報は一切掴めなかった。

レスラーは捜査が行き詰ったと、リズに打ち明けた。

リズはドミニクの写真を見てすぐに気づき、ドミニクを訪ねた。
「キーン捜査官、何の用かな?」
「歓迎してよ。自分の孫娘でしょ?」



かんそう

いよいよ、レッドが真実をはっきり把握しました。
やっぱり? 気づいてはいたんですね。
でも信じたくないという気持ちが強いのか、泳がせていたって感じ?

とはいえ、この気づいている設定ってその時々で結構曖昧な印象はあります。

本当に気づいていたらもっと前から2人への不信が隠しきれないはずよ!
だからこそ、考えたいって距離を置こうとしたんだろうし。

という感じで、いまいち今シーズンの(だけじゃないか?w)レッドの感情の起伏にもあんまり納得感はありません。

そしてデンベを許すというか、愛を再確認しこんなことじゃ絆は壊れない! と家に帰った所、「俺がお前を許せない」とデンベにしっぺ返しをくらっちゃいます。

このデンベの感情も正直まったく理解できなかったな~。
確かに、たびたびデンベはレッドに「それは間違ってる」とか助言をしていたけど、デンベがお前を許せないって感じるポイントってあったっけ?

レッドの「理解できないんだが」をそのまま繰り返しますw

そもそも思わせぶりなセリフが多くて、理解できない事が多いドラマですけど、今回もそんな感じ。

まさかデンベがこのまま消えるとは思えないので、また何かあるとは思いますが……。

それにしても、本当にレッドが可愛そうになってくる。
リズに殺されかけたり、デンベに裏切られた上全面的に許したのに、こっちが許さんってw
逆ギレ?
レッド踏んだり蹴ったり過ぎる……。

そしてレッドを殺しかけた事を自白しても、自分の事よりデンベを心配してるリズってある意味、サイコだよね……。
自分の命が危ないとは思わないのね。
それだけレッドは自分に甘いって自負してるんだろうけど。

だからこそさっさとドミニクに会いに行けるんだよね。
ほんと自分のことばっかり!

ブラックリストは、突然普通の? シリアルキラー事件でした。
ほとんどレッド絡みだったのに、ちょっと拍子抜け。


アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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