あらすじ
Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC
2019年5月10日～AXNでシーズン5 日本初放送（全22話）
(アメリカ放送2017年9月～)
登場人物はこちら
(アメリカ放送2017年9月～)
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前回：シーズン5 12話「最期の言葉/Captive」へ
エルサルバドルのギャングSS11
アントニオの友人のマルコ・リベラが自分の質店で殺された。
恐喝の相談を受けた矢先の出来事だった。
エルサルバドルから来たばかりの殺人課のマルセラ・ゴメス刑事が、事件に関係するSS11というギャングに詳しい事から特捜に協力を申し出た。
SS11は周囲の店舗からみかじめ料を巻き上げていた。
マルコはそれを拒否した見せしめで殺されたのだろう。
周囲の店舗は関わりたくないと捜査にはあまり協力的ではなかった。
その中でマルコを知る、ベーカリーのフラニーだけは捜査に協力的だった。
マルコには恩があるし、強気でギャングを追い返した所だった。
防犯カメラ
マルコの店の防犯カメラをチェックし、犯人のタトゥーからデータ照合を始めた。
マルコがナタで襲われる映像にショックを受け、マルセラは思わず部屋の外に出ていた。
アントニオは追いかけ、ティッシュを渡して慰めた。
「どうしたのかしら？」
「何も感じないほうが問題だ」
チェケオ
フラニーのベーカリーが借りられるとわかると、マルセラは「チェケオ」を尾行してボスの居場所を突き止められる、とアドバイスした。
チェケオというのは10代の使い走りの事で、電話を使わない彼らはチェケオがメモをリレーしてボスまで届けるのだという。
特定
防犯カメラに映っていた2人の身元が特定できた。
バラスケスとアマヤ。
そしてボスは、SS11のラウル・マルチネス。通称エル・ロボ。
エルサルバドルでは指名手配中になっている。
おとり捜査
ルゼックとアトウォーターが店員となって、ベーカリーでのおとり捜査が始まった。
アントニオとマルセラは、2人組になるとプライベートな会話をして距離を縮めた。
マルセラもバツイチだったが、その理由は息子を交通事故で失ったせいだった。
予想通り、チェケオがやってきてフラニーを脅した。
フラニーは計画通り強気で追い払う。
次々にメモを渡していくチェケオ達を、点々と待機していた特捜が無線で伝達しながら追っていく。
だがマルセラの番になると、マルセラはバージェスの無線を無視し、ちゃんと1人を追っていたにもかかわらず心配になって見に来たバージェスに「見失った」と嘘をついた。
疑惑
バージェスがマルセラに違和感を持って署に戻ると、マルセラ宛にギャング対策課のオブライエンから封筒が届いていた。
殺人課ならまだしも、シカゴに来たばかりなのに違う課から何を受け取るのか、と気になりバージェスはこっそり中を見てしまう。
するとSS11の捜査資料とオブライエンからのメッセージが入っていた。
「情報屋が調査中、飲む約束は次の機会に」
バージェスはマルセラが裏切っている可能性があると、すぐにアントニオに電話をした。
アントニオとマルセラ
しかし、アントニオはバージェスからの電話を無視した。
その時アントニオはマルセラとデートをしていたのだった。
マルセラに部屋に誘われ、アントニオは一瞬躊躇したものの断る事は出来なかった。
翌朝、バージェスはすぐにアントニオにマルセラの事を報告した。
だがマルセラと寝てしまったアントニオには、その報告を素直に聞く事が出来ず、適当に流していた。
バージェスは1人でオブライエンに会い、マルセラとのことを確認した。
すると2ヶ月前にマルセラから連絡をもらって、エル・ロボがシカゴに居るからとSS11を調べていたのだという。
アマヤ
フラニーのベーカリーに、マルコの店と同じようにSS11の手下が武装して乗り込んで来た。
待ち受けていた特捜は、抵抗したバラスケスを射殺し、アマヤを逮捕した。
アマヤは、そのおどおどした様子から恐らくまだ入会儀式中の子供だろうと思われた。
ボイトとアントニオで、エル・ロボの居場所を吐かせるのは簡単だった。
マルセラ
別室でアマヤの取り調べを見ていたマルセラは、エル・ロボの居場所を聞くと突然部屋を出て行った。
マルセラを疑うバージェスはこっそりと追い掛け、マルセラが乗り込んだ車の運転手を撮影した。
そしてネットで調べると、マルセラの息子がエル・ロボに殺されていたというニュースの記事を見つけた。
更に運転手の男が、フランシスコ・フロレスだと判明した。
エルサルバドルの自警団でSS11を暗殺している、マノ・ネグラのリーダーだった。
マルセラは、エル・ロボに復讐する為にシカゴまで来ていたのだった。
バージェスはマルセラの息子の記事をアントニオに見せた。
「俺を騙したのか？」
「私達全員をよ」
最期
特捜もエル・ロボの居場所に急いだ。
到着すると、すでに住民の手下は遺体になっていた。
妻と子は無事だったが、マルセラ達がエル・ロボを拘束して連れて行ったのを見ていた。
マルセラとフロレスの通話履歴から疑わしい場所を突き止めた。
負傷していたフロレスは出血多量のせいか、息絶えていた。
マルセラは拘束したエル・ロボに銃をつきつけていた。
ボイトはやめるようマルセラを説得する。
「引き金を引けは君の人生も終わりだ」
「私も息子と一緒に死んだ」
「そいつを殺しても息子は帰ってこない」
だがマルセラに効き目はなかった。
マルセラはそのまま引き金を引いた。
「ごめんなさい」
それはアントニオだけに言っているようで、そのままアントニオに銃を向けた。
アントニオはマルセラを撃つしかなかった。
アントニオはすぐに倒れ込んだマルセラに駆けつけ抱き寄せたが、マルセラは即死だった。
署に戻ると、アントニオはバージェスに謝った。
「君が正しかった。
俺は散漫だった」
そしていい相棒だ、と言った。
バージェスは黙ってこぶしを差し出しておどけた。
ボイトもアントニオを慰めた。
「お前はすべきことをした」
1人になったアントニオはマルセラの写真を片付けながらつぶやいた。
「彼女が望んだからさ。俺は……」
ケビン・ビンガムの遺体
ボイトの元に、ウッズが訪ねて来ていた。
スーパーの建築現場から、ケビン・ビンガムの白骨化遺体が発見された、と。
ビンガムはボイトの息子を殺した男で、ウッズはボイトの関わりを信じていた。
当時は、ボイトが殺した現場サイロを調べられたが、その時リンジーが機転を利かせ今の現場に移動していたのだった。
1度は晴れた疑惑だが、ウッズはまたボイトを追い詰めるチャンスが来たと嫌味を言い続けた。
「楽しみだな。FBIにも協力を頼んだよ。
お前のために総力を挙げて取り組む」
オリンスキーはリンジーに連絡をし、問題がないことを確認したが、ボイトはいざとなった時の覚悟をした。
SS11の捜査が終わった後、ウッズはボイトを捜してバーで声を掛けた。
「ビンガムの遺体の近くから銃弾が出てきた」
その銃弾は、以前ボイトが逮捕した事件で使われたものだった。
「でも凶器の銃は消えたまま。
もうじきだ。時間の問題だよ」
それだけ言って去って行った。
シーズン5 14話「国家と抗議/Anthem」へつづく
スーパーの建築現場から、ケビン・ビンガムの白骨化遺体が発見された、と。
ビンガムはボイトの息子を殺した男で、ウッズはボイトの関わりを信じていた。
当時は、ボイトが殺した現場サイロを調べられたが、その時リンジーが機転を利かせ今の現場に移動していたのだった。
1度は晴れた疑惑だが、ウッズはまたボイトを追い詰めるチャンスが来たと嫌味を言い続けた。
「楽しみだな。FBIにも協力を頼んだよ。
お前のために総力を挙げて取り組む」
オリンスキーはリンジーに連絡をし、問題がないことを確認したが、ボイトはいざとなった時の覚悟をした。
SS11の捜査が終わった後、ウッズはボイトを捜してバーで声を掛けた。
「ビンガムの遺体の近くから銃弾が出てきた」
その銃弾は、以前ボイトが逮捕した事件で使われたものだった。
「でも凶器の銃は消えたまま。
もうじきだ。時間の問題だよ」
それだけ言って去って行った。
シーズン5 14話「国家と抗議/Anthem」へつづく
かんそう
シカゴ・ファイアではシルビーといろいろあるアントニオですが、女性運はしばらく悪いようで……。
マルセラが登場した時に、美人だからこりゃアントニオと怪しいんじゃないの？ ってすぐにピンときたけど、まさかこんな終わり方になるとはビックリ。
でも付き合いが浅いうちだったという事が、アントニオのダメージも深くならずに済んでもいて。
マルセラがどんなつもりでアントニオを誘ったのかは、もう死んでしまったので永遠の謎ですが。
マルセラにとっては自分の人生は、息子を失った時に終わっていたも同然だから、そう思うとアントニオの事はやっぱり利用したような感じなのかな……。
最後の最期まで。
アントニオ、可哀想だけどすぐ女性に騙されちゃうってのもまあ、自業自得なのかな？
そしてボイトが絶体絶命の危機？？
冒頭でリンジーの名前が出てきた時には、感覚的には早いな～って思ったのですが、これはリンジーの名前を出したくて出しているというよりは、展開上必要にかられてという感じでした。
ウッズVSボイトがいよいよ山場を迎えるって感じに。
そんなボイトが同じ立場のマルセラに復讐を止めるよう説得している、というのも「それボイトが言う？」って思いがちだと思いますが、あれは「経験したボイトだからこそ言える」んですよね。
そんなことしても本当に何もならないって知っているから。
マルセラが登場した時に、美人だからこりゃアントニオと怪しいんじゃないの？ ってすぐにピンときたけど、まさかこんな終わり方になるとはビックリ。
でも付き合いが浅いうちだったという事が、アントニオのダメージも深くならずに済んでもいて。
マルセラがどんなつもりでアントニオを誘ったのかは、もう死んでしまったので永遠の謎ですが。
マルセラにとっては自分の人生は、息子を失った時に終わっていたも同然だから、そう思うとアントニオの事はやっぱり利用したような感じなのかな……。
最後の最期まで。
アントニオ、可哀想だけどすぐ女性に騙されちゃうってのもまあ、自業自得なのかな？
そしてボイトが絶体絶命の危機？？
冒頭でリンジーの名前が出てきた時には、感覚的には早いな～って思ったのですが、これはリンジーの名前を出したくて出しているというよりは、展開上必要にかられてという感じでした。
ウッズVSボイトがいよいよ山場を迎えるって感じに。
そんなボイトが同じ立場のマルセラに復讐を止めるよう説得している、というのも「それボイトが言う？」って思いがちだと思いますが、あれは「経験したボイトだからこそ言える」んですよね。
そんなことしても本当に何もならないって知っているから。
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