あらすじ
Virginia Sherwood/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC
2019年5月17日(金)22:00~ FOX 日本初放送 (全24話)
(アメリカ放送 2018年9月~)
・【登場人物】
(アメリカ放送 2018年9月~)
・【登場人物】
父子家庭レイプ事件
父親ダグ・ムーアと16歳のブリトニー、13歳のローラの姉妹が住む父子家庭に、レイプ犯が侵入し、父親が殺されるという事件が発生した。
姉妹は無事で、捜査の間隣人のグレッグとその恋人スーザンに面倒を見てもらっていた。
姉妹の話によると、犯人は非常階段から窓を割ってローラの部屋に侵入していた。
ローラは姉を呼び、姉が出て行けと言うと男はキッチンからナイフを見つけ、ナイフで脅してきた。
そして、ローラが身体を触られたという。
途中父親が帰宅すると、男は父親に襲い掛かった。
ブリトニーは逃げろと言われ、部屋に閉じこもっていた。
静かになって出て行くと父親が死んでいた。
必死で血を止めようとしたが、遅かった。
検死
ダグの検死結果から、姉妹の証言に問題が発生した。
防御創がない。
刺された傷が浅い。自力で通報できたはずだが通報したのはブリトニーだった。
胃のワインが未消化で血中濃度が高い。死亡時には泥酔していた。
姉妹は嘘をついてる可能性がある。
再度現場を調べると、ワインの瓶やグラスがあった。
ダグは自宅で飲んでいたので、帰宅したというのは嘘だろう。
また、男が侵入したという窓を調べると、割れたガラスの位置から鍵まで手が届かなかった。
自白
姉妹を呼んで、別々に取り調べをした。
姉のブリトニーはすぐに事実を言った。
「手遅れよ。義務だった。妹を守る義務。
私達のパパからね」
妹をレイプしていたのは父親だとブリトニーは言った。
「だから殺した」
ブリトニーは実際見たわけではなく、ローラがから打ち明けられて知ったという。
ローラもレイプを認めた。
下校時に姉が留守になる木曜日に狙われたという。
でも姉が父親を殺すとは思ってはいなかった。
レイプについては、もう1人隣人のグレッグにも話そうとしていた。
グレッグ
グレッグは在宅ワークをしていた事から、度々2人を預かっていたという。
ローラからは父親の愚痴を聞いていたが、それはテレビやゲームを禁じられたという子供らしいものだった。
レイプについては知らなかったが、確かにローラが伝えようとした日の事は覚えていた。
「パパに腹が立った、もう家で暮らしたくない」
それがレイプの事だとはまったく気づいていなかった。
「知ってたら通報してた」
グレッグは信じられないと驚いた。
アリバイ
ところが、父親の周辺を調べていると、毎週木曜日の3時~6時は会議があり必ず出席していたという事が分かった。
ローラの言う木曜日にレイプするのは不可能だった。
後見人
姉妹に再び話を聞こうとしたが、新しい弁護士に尋問を禁じられてしまった。
2人は後見人にグレッグを指名し、すぐに認められていたのだった。
グレッグは後見人の指名に驚きながらも、姉妹を見捨てられないと引き受けたとフィンに説明した。
そして警察の聴取を拒んだ。
事件には、グレッグも関わっているに違いない。
不備
手続き上の不備がないか調べると、ブリトニーのミドルネームのキャサリンのスペルが出生証明書と違っている書類を見つけた。
実の親が間違う訳がない。
後見権の書類作成をした弁護士事務所を訪ねると、グレッグの写真を見て「ダグ」だと言った。
真実
グレッグの詐欺により、姉妹は施設に戻される事になった。
引き離そうとするとローラは興奮して、グレッグを愛してるの、と叫んだ。
だがグレッグは何も言わなかった。
グレッグ取り調べ
グレッグを取り調べると、詐欺をしたのには理由があると言い出した。
「ダグからは自殺の意思を聞かされていた。
娘をレイプした罪悪感に苦しんでいたんだろう。助けたかった。
姉妹が里親に預けられるのを避けたかった」
あくまでも殺人には関わっておらず、ローラの告白も家族として慕っているだけだと説明した。
スーザン
グレッグの恋人のスーザンはグレッグの潔白を信じていた。
詐欺と偽証については、人助けにすぎない、と。
スーザンもダグがローラをレイプしていた事を知っていた。
数週間前に聞いていたが通報していないのは、グレッグが証拠を探していたから。
スーザンとグレッグの交際期間は1年程。
同棲を考えていたが、姉妹の為に延期するつもりだった。
グレッグは献身的に姉妹の面倒を見ていて、大人が読むような本も読ませている。
テーブルにあったロミオとジュリエットを開くと、「僕のジュリエット」とグレッグの字で書き込みがあった。
それでもスーザンは誤解だとグレッグとローラの関係を信じなかった。
ローラ
オリビアはローラに会いに行き、ロミオとジュリエットのメッセージを見た事を伝えた。
するとローラは、本性を現し自分を「人形遊びで満足する子供じゃない」と言った。
ジュリエットも同じ13歳。自分に重ねているようだった。
でもグレッグはローラの事を恋愛対象だと認めていない、と伝えるとローラは狼狽えた。
「彼がそんなことを言うはずないわ。
ジュリエットは思いがけず恋をした。運命の相手なの」
父親からのレイプというのは嘘だった。ローラの相手はグレッグだった。
オリビアがグレッグにはスーザンがいると言うと、スーザンは指輪をしていない、とバッグに締まってあった指輪を取り出した。
「結婚するの。私が18歳になったら」
オリビアは呆れて何も言えなかった。
ローラは完全にグレッグに操られている。
ブリトニー
ブリトニーはローラの嘘に利用されてしまった。
そんなローラを操っていたのはグレッグだが、ブリトニーはグレッグとローラの関係を知らなかった。
あくまでローラの為に父親を殺していた。
だが真実は、違った。
ブリトニーはオリビアからローラが嘘をついていたと知らされても信じられなかったが、父親の木曜日のアリバイやスーザンを隠れ蓑にしていたと分かると、やっと理解をしたようだった。
「何てことを」
「あなたは悪くない。ローラも。責められるべきはグレッグよ。
私達に任せて。彼があなたたちを二度と傷つけないようにする」
囮捜査
ブリトニーがグレッグをダイナーに呼び出した。
グレッグに自白をさせる囮捜査だった。
でもグレッグも慎重でなかなかローラとの関係は認めず、誤魔化していた。
するとブリトニーは台本にはないセリフを吐いた。
「妹は妊娠してる。子供の父親がパパか調べる。ひょっとしたらパパはあなたかもね」
「何故そう思う?」
「私は姉よ。何でも話す」
するとグレッグは納得したのか、白状した。
「僕はローラを愛してる。最善の道だ」
「妹は13歳よ」
「精神的にはもう大人だ」
ブリトニーは父親を殺してしまった、と叫んでテーブルにあったナイフでグレッグの顔を刺した。
グレッグを連行した後、オリビアはブリトニーを優しく抱きしめた。
「大丈夫。いいのよ。私がついてる」
ブリトニーは大声で泣いた。
グレッグは未成年へのレイプと殺人共謀で懲役25年となった。
姉妹は保護観察とカウンセリングで済んだ。
ロリンズ
ロリンズは捜査途中で産気づき、カリシに付き添われて病院に行った。
アルも慌ててやってきて、陣痛が落ち着いたロリンズにプロポーズをした。
「出産前にけじめをつけたい」
だがロリンズはプロポーズを断った。
「愛してないの」
ダグはショックを受けつつも、ロリンズの気持ちを尊重した。
捜査が終了したと同時に、ロリンズは予定より早かったが無事出産した。
女の子にはビリーと名付けられた。
全員が駆けつけ、ロリンズとビリーを祝った。
かんそう
今回も複雑でややこしい事件でした。
父子家庭で妹だけをターゲットにした父親のレイプっていうのもエグイなぁ、と思っていたら、それが未成年者との生活を手に入れる為の嘘だったとは。
ブリトニーは凄く責任感のある妹想いの姉で、それ故にあっさりと妹を信じ、無罪の父親を殺してしまった。
凄い事件です。
その裏には、すべてを手引きしていたグレッグの存在があったという。
そのグレッグですが、不自然に隣人がいきなり自己紹介していたので、あれ? と思っちゃったんですよねw
「グレッグとスーザン? 何か関わってんの?」とw
でもそう気づいた所で、事件が複雑すぎてどうかかわっているのかは、見進めない事にはまったく予想できないんですけどね。
とにかく、ブリトニーが父親を殺したというのが残酷過ぎて、グレッグに殺していて欲しいと思って途中まで見ていました。
でもグレッグは自分の手を汚さず、欲しいものだけ手に入れたいという、とことん悪人で。25年でも甘いって感じてしまった! 殺人罪にして欲しい!!
スーザンも被害者で、完全にグレッグに騙されていたんですね。
でもいきなり隣人だからっていうだけで、10代の子2人の後見人になるっておかしいよね……。
スーザンも騙されやすいから利用されちゃったんだろうな~。
ブリトニーの心の傷も心配ですが、ローラもグレッグからの支配から目が覚めた時、自分のせいで父親が死んだと改めて理解してショックを受けるんでしょうね……。
うーん、やっぱりグレッグの25年は甘い!! 一生出てこないでいいよ!
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