ブラックリスト/THE BLACKLIST シーズン6 13話「ロバート・ヴェスコ/ROBERT VESCO (NO. 9)」

2019/07/24

クライム サスペンス ジェーン洞 ブラックリスト ブラックリスト シーズン6

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あらすじ

Virginia Sherwood/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC


2019年4月30日~ スーパー! ドラマTVで日本初放送。(全22話)
(アメリカ放送:2019年1月~)

★第1話のみ 最速オンライン試写会 配信(2019年3月31日~4月29日22時まで)


登場人物はこちら


ブラックリスト(ロバート・ヴェスコ)

レッドは復活を祝うパーティーを盛大に開催した。

だがそこにデンベの姿はなかった。
デンベはレッドの指示でキューバへ行き、ある墓地に眠る遺体の確認をしていた。

それはレッドの師匠、ロバート・ヴェスコの墓だったがレッドはその死を信じていなかった。
師弟関係にあった頃、レッドはヴェスコを信頼し全財産を託し、投資詐欺にあっていた。

レッドの依頼で遺体のDNAを調べると、確かに別人のものだった。

レッドの考えでは、ヴェスコは18世紀に金塊と共に沈んだスペイン船、「デラクルーズ号」を発見して姿を消したと思っていた。
以前、「見つけたら姿を消す」と言っていたから。

半世紀における伝説的な逃亡犯師弟2人のうちの1人が、次のブラックリストとなった。


身代わりになっていた遺体の人物と入れ替わっている可能性があった事から、ヴェスコがカナダに住んでいる事をつきとめた。

だが伝説の逃亡犯らしく、リズとレスラーの監視はすぐに気づかれた。
逃走するヴェスコを追いかけると、1台の車がヴェスコを乗せ去って行った。
中で待っていたのはレッドだった。
「死人にしては元気だ。私の金はどこだ?」

デラクルーズ号

師匠と再会したレッドは、デラクルーズ号の宝を見つけたんだろう、と追及した。
するとヴェスコは確かに見当はついているが、発見する前に情熱が覚めたと話し始めた。
逃亡によるシンプルな暮らしが自分に合っている事に気づいた、と。

だがレッドは二度と騙されない、とそれを信じなかった。
するとヴェスコは金塊のありかをあっさりと教えた。

ニューオリンズのオペラハウスの地下。
その手掛かりはワシントンの議会図書館にある。

レッドはそれが嘘だったら……、と脅し図書館に向かった。

ヴェスコが見せたのは、「デラクルーズのバラッド」という詩だった。
あるオペラ歌手の哀歌で、金を積んだスペイン船がアメリカ植民地を目指したが、嵐に遭いアメリカ東海岸で沈没。
乗客は死に、500キロ以上の金塊が海に沈んだ、という内容だった。

詩によると、1778年の春だったが調べるとその規模の船が沈むような嵐の記録はなかった。
そこからヴェスコは、沈没はしておらず、「嵐」は何かのメタファーではないかと考えた。
「誰かに奪われたのかも」

船が向かっていたのはフィラデルフィア。
途中には海賊がよく出ていたエリアがある。

ヴェスコが目をつけた海賊は、エルネスト・イダルゴ。
1778年の5月までの数ヶ月は、常に新聞記事が出ていた。
だがその後は……。

お宝を奪って逃げたと考えるとつじつまが合う。

海軍の記録には、軍の追跡でニューオリンズの近くで全員処刑されていた。
だが宝の回収の記録はない。

そこへジュディス・スネールという当時の有名なオペラ歌手がいる。
悪党好きで、イダルゴともつるんでいた。

イダルゴが誰も探さないような場所に隠すよう、ジュディスに頼んだ……、それがヴェスコが突き止めた金塊の在り処だった。

ニューオリンズのオペラハウスの楽屋。

後に火事で全焼し、ジュディスも焼死していた。

だが、金塊は建て替えられたオペラハウスの舞台の真下に眠っている可能性がある。

レッドは、オペラに海賊とのロマンス、火事、難破船、金塊という大好物の展開にわくわくした。
「デンベ、ルディガー(爆弾スペシャリスト)に酒を抜けと言え。
劇場を襲うぞ」

オペラ座襲撃

レッドは仲間を集め、すぐにニューオリンズに向かった。

ヴェスコは金塊を盗み出すには、オペラの上映を利用するしかないと提案した。
オペラの音や、客の出入りなどを利用しないとトラック1台分の金塊は運べない。

ちょうど明日が「セビリアの理髪師」の千秋楽だった。
これを逃し、次の公演までの間レッドはときめきを抑えられない、と強行する事にした。

レッドには頼もしい仲間がいるので自信があった。
ただ1つの不安要素は、「悪党から足を洗った」というヴェスコだけだった。
「成功させるにはそれじゃダメだ。最高の状態に戻らなきゃ」

レッドはヴェスコを散髪に連れて行き、タキシードを新調してやる気を起こさせた。

レッド達は見事、金塊を掘り当てオペラ座から運び出す事に成功した。

最後はグレンが即興で、火事だと叫んで観客を外に逃げさせ騒ぎを起こして気を反らしていた。
駆け付けた消防がグレンに事情を聞いている所にFBIが到着した。

リズ達は大分出遅れていたが、レッドが偽名ホーマンでマリニー芸術基金に寄付をして、オペラ座のチケットを入手していた事をアラムが気付いたおかげで辿り着いていた。

リズがグレンに確認するとレッドはもういない、と言われ電話をした。
「ヴェスコを渡して」

だがレッドはヴェスコを逃がした。
一緒に盗みをする間に、ヴェスコへの信頼を取り戻していたのだった。

2人はコーヒーを飲み、明日の朝10時に飛行機場に集合と約束して別れた。
「私はずっと復讐の念に囚われて、あなたがくれた贈り物に気づかなかった。
人を疑う事を覚えて、今日まで生きて来られた。
あなたのお陰だ」
「君からもお返しをもらったよ」


ヴェスコと別れた後、レッドはリズとレスラーを金塊の隠し場所に案内した。
ヴェスコを逃がした代わりに金塊を差し出す事にした。

ところがドアを開けると中には1つも金塊は残っていなかった。

ヴェスコはレッドと感動的なハグをした時に、レッドのポケットから倉庫の鍵を抜き取っていたのだった。

また騙されたレッドに、レスラーとリズは大爆笑した。
レッドも素直に認めて、記念写真を撮る事にした。
「この私が騙された。
しかも同じ人間に2度だぞ。
記録すべきだ」

アラムとサマル

FBI退職を発表したサマルは、モサドでポリグラフを受けていた。

サマルは機密を知り過ぎている。組織を抜ける前に裏切りがないかの確認だった。

やましい事はなかったが、サマルは辞職の理由だけは本当の事を言えず、妊娠していると嘘をついた。

その結果のせいで、サマルの立場が危うくなりモサドのリーヴァイがアラムの前に姿を現して追求をした。
「サマルは何を隠しているのか?」

サマルの忠誠を疑われた事でアラムは腹を立てつつも、病気の事を教えた。
リーヴァイは納得をした。
だが妊娠そのものについては信じていたので、アラムに伝えてしまった。
「おめでとう? もう性別は分かっているのか?」

サマルはアラムのお陰で無事モサドを退職できた。

アラムは妊娠を知った喜びをサマルに伝えるが、妊娠は嘘だし、今後も産むつもりはない、と断言されてしまった。
そして指輪も返された。
「今は、それでもいいよと言ってもいつか後悔する。そうはさせたくない」
もっといい人がいる」

でもアラムは引き下がらなかった。
1人で食事をするサマルを捜し出し、とっておきのワインを開封した。
「僕らは別れないよ。絶対にね」
もう一度サマルはアラムからの指輪を受け取った。
「大丈夫だよ」
「もう一度言って」
「すべてうまくいく」



かんそう

アラムとサマルのカップルはよっぽど人気があるんでしょうね。
私も好きですけど。
サマル退職やアラムとの関係、丁寧に時間を割いているな~と思いました。

でも今後サマルの出演は減っていくんでしょうね……。

レッド復活の再スタートは、レッドの師匠がブラックリストという特別な回になりました。

それにしても、レッドは偽物なのに、師匠っていつから? 師匠はレッドが偽物だと気づいていないの? それともそもそも正体の師匠で偽物になってることも知ってるの? と余計なクエスチョンが浮かぶんですよね~。
早く正体問題もハッキリさせて欲しい!

そして今回のレッドを見ても、ほんとレッドって純粋というかいい人~。
あっさり師匠に騙されちゃうなんて……。

そういうキュートさが魅力を増してもいるんだけどw

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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