NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 シーズン16  21話「正義の天秤/Judge, Jury…」

2019/06/14

NCISネイビー犯罪捜査班 NCISネイビー犯罪捜査班 シーズン16 クライム ジェーン洞

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あらすじ

NCIS 16x21 Sneak Peek Clip 2 "Judge, Jury… "


2019年1月24日(木)~FOXジャパンでシーズン16 日本最速放送(全24話)
★2019年1月5日第1話先行放送済み

(アメリカ放送2018年9月25日~)

登場人物はこちら

前回:シーズン16 20話「後悔/Hail & Farewell」へ

毒入りアイス殺人事件

30年前に毒入りアイスで国中がパニックになった事件があった。
5人が重体、死んだ1人の少年がトミー・ラーソン。
父親のカイルは海軍で、NCISの未解決事件になっていた。

だがケイシーがデータベースの整理をしていて、今になって犯人のDNAを一致させていた。

クラムという男を呼び出すと、すぐに自白し裁判となり、ギブスのチームのほとんどが出廷する事になった。
マクギーだけは休暇をとっていた。

裁判

ところが裁判が始まると、唯一の証拠となるDNAに証拠能力がないことを取り上げられ、審理無効となってしまう。

クラムは強盗の捜査でDNAを提出していただけで、前科はなかった。
警察の規則によればDNAは破棄されるべきだったが、警察がミスをして残っていたのだった。

自白をしたというのに、証拠がないからと釈放になってしまう。

ディーキン判事もギブス達に協力的ではあったが、今は何も出来ないと諦めていた。
廷吏のコルトも釈放に不満気だった。

父親

すると父親のカイルは、ギブスに八つ当たりをして大騒ぎをした。
「クラムに思い知らせてやる! おたくが仕事しないからだ!」

再捜査をするにも、犯人だと分っているクラムを直接調べる事が出来ずに、詰んでしまう。

スパイ

ギブスが出廷している間に、クラークがNCISを訪ねていた。

局長に、協力を求めてから数週間が経ったが進展がない、と催促をするとすでに計画が動いていると打ち明けられる。
「スパイに裏口から口座を探らせてる」

そのスパイがマクギーだった。

スプレンディフィダ社

マクギーは表向きは休暇と見せかけ、スパイで大手ITのスプレンディフィダの本社に行っていた。
転職の為の見学という名目で。

案内役は人事のクラリッサだった。
入口ですぐにAIアシスタントのガジェット「メアリー・ベス」を渡される。
マクギーはAIに監視されるのが嫌で一度は断るが、これがないと社内を利用できないと言われ首からぶら下げた。

案内を受けつつ、政府向けクラウドサービスの見学をリクエストした。
スプレンディフィダは国防総省と契約を結んでいる。
本当の目的は、国防長官の口座にアクセスする事だった。

ゼロトラスト・モデルに興味があると言って明日の予定に加えてもらった。

クラム

釈放された夜、クラムは何者かに車中で殺された。
すぐに脅すような発言をしていた、カイルを怪しんだ。

だが、カイルにはアリバイがあった。
トミーの妹で10年前に母親と家を出て疎遠になっていたジェンと27分も通話していたのだった。
通話内容からも、殺人を犯すとは思えなかったとジェンも信じていた。

国防長官の口座

マクギーは、クラリッサより早くサーバールームに入り、ヴァンス局長に用意してもらったIDとパスワードで国防長官の口座にアクセスした。
すると、昨夜300万ドルを出金後、口座は解約されていた。
送金記録はなく出金者も不明だった。

クラリッサが到着すると、マクギーはトイレに行くからとメアリー・ベスを預けてギブスに連絡を入れた。

だが、モニターにはセッション終了のカウントダウンが表示されていて、クラリッサにハッキングを気づかれてしまう。
ギブス達に連絡をしている最中に、クラリッサに捕まった。

そこへ間の悪い事に、クラムのパソコンのデータが消去されていたので、バックアップを調べる必要が出てきてしまう。
それはスプレンディフィタにあるので、マクギーが捕まっている状態で協力を頼まないといけない。

ギブスは判事の協力の元、令状を送り付けてクラリッサを説き伏せてマクギーを解放させた。
当然転職は白紙、今後サービスや製品の提供はなし、という条件で。

メアリー・ベス

データベースにあるメールからはすぐには怪しいやりとりは見つからなかったが、マクギーのアドバイスで、クラムが利用していたメアリー・ベスのデータに目をつけた。
スプレンディフィタが監視していたデータもあるはず。

するとビデオ付きのメアリー・ベスが作動して誤って録画しているデータがあった。
ベランダに男がいて、家の中を覗いている。
それは、法廷の廷吏コルトだった。

真犯人

犯人はコルトだった。
「司法制度を悪用する連中を見てきた。
無実の人間を守れず、罪人は放免。
正義のてんびんに力を加えてやらないと」

コルトを調べると逃亡する為、チャーター機に乗ろうとしていた。
ベルリンの口座にはその為の資金、300万ドルが入っていた。
送金されたのは昨夜11時5分。
クラム殺害の報酬を受け取っていたのだった。

それはマクギーが調べた国防長官の口座の300万ドルだった。

局長は、犯罪者の殺害と隠し金の関係にまったく見当がつかなかったが、すぐにクラークに連絡をして会う事にした。

だが、ギブスと局長が到着した時にはクラークは撃たれて死んでいた。
側には丸腰だというマロリーがいた……。



かんそう

面白くなってきました。

まず、マクギーの転職ネタが今回回収されたという事になるのですが、結局たまたま? 利用できたのか、最初からその気はないのに「大手IT」だから出入りできるようにしておけば利用価値がある、とキープしていたのかははっきり分からず。

たまたまだとすると、マクギーに少しでも転職の意思があったという事になるので、ちょっとガッカリになるので、私は後者だろうと思い込みますがw

そもそも転職の話を知らないとスパイも頼めないから、ギブスも局長も知っていた、という事になるし。
でも最後に「転職はナシ!」っていうのを落ちにしてるのは、まるでマクギーが結構興味あったって思わせているようでもある……。と、NCISらしい適当さでしたw

クラークは登場こそ、悪役風でありながら実は味方だと分った途端に殺されるという、超雑魚でしたw
申し訳ないけどちょっと笑ってしまったw

国防長官の口座もただの私腹かと思ったら、目には目をみたいな悪人退治に使われてるし!
何が悪で何が正義なのか、さっぱり分からなくなってきていて、なかなか面白い展開!

今回が21話ということで、話数的にもこのままシーズン・ファイナルのクライマックス・ストーリーになっていくんだと思いますが、何気にこれまでで一番興味深い展開かも。

クラム殺しの「コルト」については、ちょい役の割に判事が名前を呼んでいる時点で「こいつ何かあるな」と思ってましたw
なので驚きはないという、ドラマ・あるあるw

最初はマクギー転職の為に見学するなんてそこまで!? と不安にさせられましたが、マクギーは転職しないという事がFIXしましたので、それだけでも気分が明るくなる回でした!

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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