NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 シーズン16  20話「後悔/Hail & Farewell」

2019/06/07

NCISネイビー犯罪捜査班 NCISネイビー犯罪捜査班 シーズン16 クライム ジェーン洞

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あらすじ

NCIS 16x20 Sneak Peek 2 "Hail & Farewell"


2019年1月24日(木)~FOXジャパンでシーズン16 日本最速放送(全24話)
★2019年1月5日第1話先行放送済み

(アメリカ放送2018年9月25日~)

登場人物はこちら

前回:シーズン16 19話「怒れる白鳥/Perennial」へ

海兵隊員白骨死体発見

20年間空き地だった、マンションの建設予定地から海兵隊員の白骨死体が発見された。

インプラントのシリアル番号からエレン・ウォレス少佐と判明するが、エレンは9.11の犠牲者の1人と発表されていた。

ギブスはエレンに想い入れがあるようで、まだ捜査前の段階で手がかりがなくても仕方ないというのに、部下達に「早く探せ!」と激高していた。

最後の足取り

当時の部下と、エレンの父親のウォレス大佐の話から死亡直前の足取りが分かった。

9.11の犠牲者に含まれたのは、車が勤務先の国防総省の敷地内にあったからで、確かに遺体の回収はされていなかった。

ギブスはウォレス元大佐が講師をしている士官学校に行っていた。
校長のダニエル・ケント准将(ダグ・サヴァント)は、ウォレスとは親しいようで今回の件でもショックを受けるだろう、と心配をしていた。

9月10日の23時、父親がオフィスの前で話しかけられたのが最後の目撃情報だった。

その時、ウォレスには予定があったので話しは後で、とだけ会話して終わっていたのを後悔して引きずっていた。
ギブスは父親に犯人捜しを約束した。

遺品

ビショップが、保管庫にあったエレンの遺品をチェックしていると、婚約者と映るポラロイドを見つけた。
婚約者なら何か知っているかもと写真をよく見ると、それはギブスだった。

ギブスの様子がおかしい理由が分かった。
知り合いどころか元婚約者だったのだ。

ビショップは仲間達と情報を共有したが、全員でギブスから話してくれるのを待つ事にした。

血液

エレンの軍服についていた血液を検査した結果、2種類の血が検出された。
その1人がギブスにヒットしてしまった。

ギブス

ギブスは取調室に、取り調べられる側として座っていた。

誰が取り調べをするのか、と譲り合いをしているとだらしない、とスローンが担当した。

だがギブスは元恋人だと言いながらもエレンとの関係をほとんど語らなかった。
「交際を隠したのは無関係だから」
「協力してよ。あなたが殺してないのは分かってる」
スローンは駆け引きをせずに、頼んだがそれでもギブスからの情報は多くなかった。

軍服に血がついていた理由は、船づくりの最中に手を怪我してエレンが止血してくれていたから。
でもそれは9.11の2ヶ月も前の思い出だった。

そして振った理由を聞かれると、そのまま部屋を出て行ってしまった。

マクギーはギブスを追いかけ、通話履歴から見つけた真実をぶつけた。
「死亡前日、ボスの家に2分間の電話をした記録がある」
だがギブスは話してないとしか言わなかった。

マクギーは納得できないと伝え、ギブスに捜査から外れるよう頼んだ。
それでもギブスは何も言わなかった。

マクギーは16年の付き合いがあるにも関わらず、ギブスが何も話さないのは信用されていないからだ、と怒りを感じていた。

18年前のデータ

911で破損した国防総省の防犯システムのデータを担当者のオタクに修復してもらう為、トーレスは、マクギーがビショップと行く為に入手したコミコンのVIPチケット3枚を勝手にエサに差し出していた。

その効果があって、早めにデータの復旧をしてもらいエレンの入退出記録を見る事が出来た。

バックアップデータの最終更新は9月11日の朝8時。
エレンの入退出記録は9月10日の22時に入り、それ以降の退出記録はなかった。
国防総省から出るにはIDをスキャンする必要がある為、生きて出ていない事が分かった。

犯人は職員で国防総省で殺害し、遺体として運び出していたのだった。
これで、ギブスの容疑は完全に晴れた。

最後の通話

マクギーはギブスの自宅へ行き、容疑が晴れた事を伝えた。

今度は犯人への手がかりになるかもしれないから、最後の2分間の通話内容を教えて欲しいと再度頼んだ。
それでもギブスは「話してないんだ!」と声を荒げた。

実は、ギブスはエレンが留守電に吹き込んでいるのを聞いていて、電話に出なかったのだった。
エレンが「大事な相談がある」と言っていたのに。

ギブスはそれをてっきり2人の関係についての話だと思い込んで、折り返しもしていなかった。
今思えば助けを求めていたと分かるから、ギブスは後悔をし、情緒不安になっていたのだった。
マクギーもやっとギブスの心情を理解する事が出来た。

エレンのPC

ケイシーが、エレンの遺品にあった古いノートPCから隠しメールアドレスを見つけた。
死亡直前の9月10日に、EyesnEars257というユーザーと待ち合わせをしていた事が分かった。

そのIDの持ち主の記者を呼び出し、エレンと何をしていたのか聞き出した。

エレンとは一緒に調査をしていた。
1998年コソボでの攻撃の時、反乱軍が市民を殺したと言われていた。
だが海兵隊にアメリカ軍の仕業だという目撃者がいた。

エレンはその目撃者の捜索に協力してくれていた。

何故なら、その時アメリカ軍を率いていたのは父親だったから。
エレンは父親の不祥事を明らかにする気だったのだ。

犯人

ギブスが士官学校にいるウォレスに会いに行くと、ダニエル校長がウォレスを庇って怒った。

それでもウォレスは冷静で、ギブスと2人きりになると、コソボでの件はあくまでもゴシップで事実ではないと言った。
エレンの調査は、父親の依頼でもあったのだ。
「何か裏があると思って、政府の声明を聞くより真実を知りたかった」
そのせいで殺されたのなら、娘を危険に巻き込んでいたとは思わずに。


その後、国防総省の職員リストを調べていたトーレスがダニエル・ケントの名前に気づき軍歴を調査した。

ダニエルは、士官学校の校長になる前はウォレス大将の補佐で、1998年コソボにいてエレンの調査対象になっていた。

そして、国防総省の出入りの記録と、当時の住所が遺体遺棄現場の近くであった事等、殺害犯だと思える条件が複数見つかった。

ダニエルはギブスに取り調べられると5分で殺害を認めた。


改めてエレンの葬儀が行われた。

ギブスは、こっそりついて来たマクギーに打ち明けた。
エレンの為に身を引いていたつもりだったが、結局はエレンを助けられなかった。
あの時の選択を未だに後悔している、と。



かんそう

犯人の校長が、デスパのトムだったもんで最初から怪しさアピールしていて、びっくり感がありませんでしたw
こういうキャスティングはもう仕方ないですよね。ドラマあるあるという事でw

今回はとにかく、取調室に取り調べられる側として座るギブスのたたずまいに吹き出しましたw
超面白かったw

ギブスが多くを語らない事で、周囲に余計な負担をかけているのは確かなんだけど、でもなんかギブスのキャラとしては「らしい」って感じで妙に納得してしまうのは、ほんとNCISらしさとしか言いようがないw

先にギブスが自分からペラペラしゃべってたら興ざめするし、こうしてキャラに慣らされているのが、長いシーズンの醍醐味だと納得して堪能しましたw

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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