シカゴ・ファイア/CHICAGO FIRE　シーズン6　3話「サプライズ/An Even Bigger Surprise」

登場人物はこちら

前回：シーズン6　2話「放火/Ignite on Contact」へ

マリンズ・チーフ

大隊長が半休の間、マリンズ・チーフが代理となった。
噂では曲者で、マリンズにキャリアを絶たれた消防士は多いと言われていた。

51分署でも到着早々厳しく指示を出し、口答えをしたケイシーは、掃除を追加され目をつけられてしまう。

その後も、被害者と加害者の両方を一度に救急車に乗せてルール違反をしたドーソン達のフォローをしようとして、口出しをするなと怒られていた。

どうせ代理だし、とケイシーは気にしないでいる事にしたが、実はマリンズが次期局長の有力候補だと知ると、慌てて謝罪をし歩み寄ろうとした。

だがマリンズは、謝罪については何も言わず署の前にタバコの吸い殻が落ちていた理由が分かった気がする、とだけ言った。
ケイシーが思わず反抗的な態度を取りかけると、ダンという男の飛び降り自殺の現場に呼び出しがかかった。

ケイシー達が屋上に上がると、交渉人から交渉では解決しなさそうだ、と聞かされる。
ケイシーは、飛び降りる事を想定してその瞬間にロープで身体を支えて引き戻す事にした。

無理やり引っ張るので無傷では済まないが、それしか方法はないと判断し、成功させた。
ダンの姉は、わざわざ51分署にやってきてケイシーに礼を言った。

誰もが自殺を未然に防いだ事を喜ぶ中、マリンズだけはケイシーを責めるような態度をしていた。

その後、大隊長が戻りマリンズの代理は終了したが、何故かマリンズがケイシーの出勤報告書と人事資料を要求している事が分かる。

そしてケイシーと、ドーソンも大隊長に呼ばれた。
オフィスにはマリンズの姿もあり、自殺現場での判断について尋ねられた。

ケイシーは何かの処分を受ける覚悟をしていたようだが、マリンズが話し出すと処分どころか、ケイシーの判断を褒め出した。
「あんなのは前代未聞だ。
にらまれると分かっていても、自分のキャリアより人命を優先した」

そしてケイシーは真のリーダーだと認められ、マリンズによって中隊長への昇進に推薦された。
マリンズはケイシーとがっちり握手した。

クルース

マウチはクルースの誕生日のサプライズに、遠くへ行っていた弟のリオンをこっそりシカゴに呼んでいた。

プラットがもうリオンを捜すギャングはいないと確認したので、戻って来ても問題がないと判断をしていたのだった。

モリーズでサプライズパーティーをし、そこで対面させて喜ばせるという計画だったが、クルースはリオンの目撃談を聞いて心配になり、リオンに電話をかけまくっていた。

うかつに電話に出る事のできないリオンは、困って消防署に来てしまった。
マウチは絶対にサプライズにしたい、とそれでもリオンに隠れ続けるよう説得した。

だが同時にクルースは、連絡が取れない事を心配してとうとうギャングに話を聞きに行く、と言い出す。

オーチスが一緒に行こうと誘われたので、もう限界だとマウチに相談するがマウチは今夜がパーティーだからパーティーの後に行くと言えば誤魔化せる、とサプライズを諦めなかった。

リオンの事が気になり飲みに行く気分ではないというクルースを宥め、なんとかモリーズまで連れて行った。
モリーズに入るやいなや、サプライズとバースデーを祝われ、クルースは弟の件で自分の誕生日を忘れていた事に気づいた。

喜んでいるクルースにマウチが追い打ちをかけようと、そのリオンはそこにいるぞ！　と予定通り登場させようとした。
ところが、リオンは隠れていたドアから出てこなかった。
誰もがまさかギャングに……と緊張が走ると、クルースが分かったぞ、と声を出した。

するとリオンがカウンターから顔を出し、マウチ達への逆ドッキリを成功させた。
「俺たち兄弟は騙せない」

リオンが消防署にいた時に、クルースも気づき2人で反撃する事にしていたのだった。
ギャングに会いに行こうとしたり、なかなかモリーズに行きたがらないのも、全部困らせる為の演技だった。

ホープ

かんそう