あらすじ
Modern Family season 10 episode 15 supershowerbabybowel promo
2019年3月3日(日)~ FOXスポーツ&エンターテイメント シーズン10 日本初放送
(アメリカ放送:2018年9月~放送中) 全22話予定
登場人物はこちら
前回:シーズン10 14話「笑顔が見たい/We Need to Talk About Lily」へ
ヘイリーのベイビーシャワー
ヘイリーのベイビーシャワーとスーパーボウルが重なり、三家族全員がジェイの家に集まった。
部外者
ディランはマタニティ・ブルーのヘイリーを一生懸命宥めていたが、ヘイリーは全く落ち着かなかった。
アレックスが元気づけるのに手伝うと、ディランは礼を言い、ついでにパーティーの招待にも感謝した。
「赤ちゃんの父親でしょ?」
「でもいつも部外者の気分なんだ」
そんな気分の時に、耳に入る言葉がタイミング悪く勘違いさせる言葉ばかり続いてしまった。
「(スーパーボウルの賭けの仕方を)ディランだけ合わない。ヘイリーは間違ってる」
「(殺人犯の毒グモが脱走した)彼女が賢ければ逃げ続けるでしょうね」
「(チリの隠し味に)ディルは合わないよ」
思わず家を飛び出したディランを見ていたのはジョーだけだった。
パーティーの時間が近づいた時、ディランが居ない事に皆が気付いた。
ジョーは叫んだ。
「出てった! みんなのせいだ!!」
ディランを悪く言った覚えは誰にもないので、誤解だという事はすぐに分かったが日頃から疎外感を感じさせていた事も事実だった。
フィルはマニーに嫌味を言った。
「誰とは言わないが恐ろしい程サドな人もいる」
ヘイリーがディランの不在を知る前にディランを捜し出す事に。
だがそのディランの情報を知るのはヘイリーだけ、でどうしようもないと思った所へまたしてもジョーが叫ぶ。
「公園、ペット店、楽器店、彼のSNSで良く出てくる場所だ!」
フィルとマニー
ペット店を任されたフィルとマニーは険悪ムードだった。
理由はマニーの映画にフィルが役者で参加した時、立場の違いでケンカになっていたから。
マニーは満足に台詞が言えないフィルにキレ、フィルはいちいち演出が細かい監督マニーにキレていた。
そんな2人は、つっかかりながらディランを捜しに行ったが、ペット店には痕跡だけあってディランはいなかった。
フィルは両替するからとコインランドリーに寄った。
するとマニーは自分がキレている動画をフィルがアップしたんだろ、と言い出した。
マニーが暴れてセットを壊す、異常な様子が見れる動画だった。
だがフィルではなかった。
マニーはいろんな撮影スタッフに嫌われている事を自覚した。
マニーは改めてフィルに謝った。
「フィルの猿芝居だけが、イラ立ちの原因じゃない」
映画には自信がなくなり、専攻を変える気にもなっていると言う。
するとフィルはなら確かめよう、とコインランドリーに居合わせた客にマニーの映画を見てもらう事にした。
シーツをスクリーンにしてプロジェクターを使い、即席の映画館を作った。
上映が終わると、客は何も言わず洗濯に戻っていった。
なかなかアバンギャルドな作品のようだった。
マニーは落ち込むが、フィルは励ました。
「親だったら堅実な道を望むが、ファンとしては次の作品が楽しみだ」
「ありがとう。次は商業的ではない作品を作る。自作にも中年男性の役があるけど……。
2週間でヒゲを生やして、20キロ増やせる?」
「2日で準備する」
キャメロンとジェイ
キャメロンとジェイは楽器店を任されるが、キャメロンはジェイと顔を合わせたくなかった。
実は去年のスーパーボウルの時に、来年は一緒にチリを作ろうと約束していて、朝5時に集合だと約束したのに、それをジェイが忘れていたから。
朝5時に家まで行って電話を掛けたら、「どうした?」と言われたので間違い電話の振りをして帰っていた。
ジェイが1人で作ったチリを勧められると、文句を言いたくて仕方なかった。
楽器店へ行ってもチリの話題が出て我慢がならず、キャメロンはチリの味に文句をつけた。
ジェイは、強気に返していたが実は深く傷ついていた。
ジェイは決してチリの約束を忘れてはいなかったのだった。
それどころか楽しみにして待っていた。
やっとスーパーボウル仲間が出来る、そう思っておそろいのチリTシャツも用意していた。
でも電話が来た時はクールを装った。
「どうした?」
するとかけ間違いだと言われたので、ジェイも約束を忘れられていたと思っていたのだった。
2人はお互いに傷ついていたが、素直に言えないという同じ状態だったのだ。
そんな中、一緒に居たリリーが喧嘩した友達のクリスティーナに謝りたいと言い出した。
ジェイとキャメロンはお互いの事を隠しながら、「謝ってもムダだ。自分が傷つくだけ」とお互いに嫌味を言い合った。
そして、マニーの映画を上映しているコインランドリーの前を通りかかった。
ガラス越しに覗くと、ちょうどフィルが死にかける感動のシーンだった。
「長い事言えず、20年の友情に傷をつけた。愚かなロシア人のプライドが僕らの友情を妨げた。人間は愚かだ……」
最後にフィルは「チリ(寒い)」と言った。
そこでジェイは思い切ってキャメロンに話した。
「忘れたのか?」
チリ作りの約束をしていた事を。
キャメロンも素直に打ち明け、2人の誤解は解けた。
ジェイはニットの下に着ていた「チリ兄弟」のTシャツを見せた。
「おそろいのTシャツだ」
2人はすぐにリリーにも喧嘩している友達がいるなら謝りなさい、と勧めた。
「私達のように意地を張るな」
上機嫌で家に帰り、チリ作りを楽しみにする2人にリリーは言った。
「フィルの映画の事はスルーなの?!」
ミッチェルとグロリア
公園担当は、ミッチェルとグロリアだった。
2人は「ベルエアの毒グモ」裁判で盛り上がっていた。
グロリアは夫殺しの事件が好きで、ミッチェルの裁判を傍聴していたのだった。
そんなグロリアの盛り上げにミッチェルも調子に乗って、有罪にしたベルエアの毒グモに罵声を浴びせていた。
その毒グモが直前で脱走したというニュースが入っていた。
内心びびりながらも、盛り上がるグロリアに合わせて本音を隠していた。
そこへ知らないショートメッセージが入って来た。
「絶対に許さない」
電話番号は310、ベルエアの局番だった。
逃げた毒クモがミッチェルを狙っている。
「よかったわね。捕まえればまた英雄になれる」
グロリアは、本当は謝って許してもらいたいミッチェルに変わって挑発する返信を勝手に送った。
「怖くない、やってみろ」
すぐに返信が来た。
「家を知ってる。覚悟しな」
ディランが見つからないまま、家に戻るとちょうどリリーがミッチェルを捜していた。
「携帯貸して、クリスティーナに謝りたい」
「ダメよ、殺人の証拠になるかもしれないから」
グロリアが使わせなかった。
実はリリーは、ミッチェルの携帯からクリスティーナにひどいメールを送っていたのだった。
だが、何も知らないミッチェルとグロリアは毒クモとやりとりしている、と思い込んでいいた。
「家のそとにいる、ケリをつけよう。あんたの髪型ダサイ」
2人はビビりながらも、ドアを開けて確かめてみる事にした。
ミッチェルは腰を引けながらドアを開けて、恐る恐る外へ出る。
そこへ小さなクリスティーナが声を掛けると、ミッチェルが異常に驚いたのでクリスティーナもつられてビックリして悲鳴を上げ大騒ぎになった。
ディラン
ディラン発見の連絡がないまま、クレアはアレックスと家で待機していた。
ディランとヘイリーの思い出のデジタル・フォトを見ていると、クレアがディランの隠れ場所に気付いた。
以前ブロンドにした時に「レディー・ダイ(ダイアナ妃)」と言って、逃げ込んだ所がある。
それはディランのバンの中だった。
クレアがバンのドア越しに「誤解よ」と声をかけると、ディランは顔を出した。
「じゃああなたが言った事は?」
棚のベビーロックを「ディランが開けないように?」と、クレアがネタにして笑っていたのをディランは聞いていたのだった。
「あれは失言だった。あなたには……」
「分からないジョークだと? レディー・ダイにも感情があるんだ!」
クレアはなんとか時間までにディランを連れ戻そうと、車の屋根に登り、サンルーフから声をかけたがそのまま誤って落下してしまった。
クレアは車の中でディランに応急処置をしてもらった。
そして本音で話した。
「確かに最初は好きじゃなかった。
出会った時、あなたは18歳で15歳のヘイリーと交際してた」
「娘を守りたい気持ちは分かる。でも以前の僕とは違う」
ディランは成長している、とクレアに伝えたかった。
パーティーでディランは新しい家族だと正式に受け入れられた。
かんそう
スーパーボウルやベビーシャワーそのものはあまり関係ありませんでしたが、家族シャッフルした結びつきがフィーチャーされた回でした。
どの組み合わせもハズレなく、面白かった!
毒クモとリリーの友達の勘違い、ジョーがしっかりしてる事も。
ディランの不貞腐れにはちょっとしんみりでしたが。
正式な家族になれたようで良かった!
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