シカゴP.D./CHICAGO P.D. シーズン5 2話「疑惑の警官/The Thing About Heroes」

2019/05/18

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン5 バイオレンス

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あらすじ

Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


2019年5月10日~AXNでシーズン5 日本初放送(全22話)
(アメリカ放送2017年9月~)


登場人物はこちら

前回:シーズン5 1話「悲劇の銃弾/Reform」へ

フェスティバル・テロ事件

バージェスとルゼックとアトウォーターの3人がフェスティバルにお菓子を買いに行った時に、爆弾テロが発生した。
2人が死亡し、24人が負傷していた。

Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


現場では、去年バージェスが指導していたフランク・トマが巡回していたが、爆発騒ぎの後から姿を消していた。


爆弾が置かれたバンから逃走した2名のうち、バジル・ワティーフ25歳が事故に遭い病院に搬送されていた。

FBIはテロとして扱い、特捜と協力し合う事に。
犯行声明が出ていないことから、まだテロは完了しないと考えられた。

トマの行方

バージェスは、アラビア語が話せるトマに協力してもらおうとトマを捜すが、誰も連絡が取れない状態だった。

相棒のダニー・ローズから、トマは敬虔なイスラム教徒で大半をモスクか両親と過ごしていると聞く。

自宅に両親を訪ねると、やはり連絡が取れないと言われた。
トマの部屋を見せてもらい、PCを確認するとイスラム過激派組織のサイトが表示されていた。

バージェスは庇いたい気持ちを隠さなかったが、ボイトには主観は捨てろと言われる。

ボイトがFBIにトマの事を伝えると、FBIはすでにトマを監視していたと分る。
この数ヶ月、ワティーフと同じマルコム・シャボブ・モスクに通っていたという。

両親は何も知らないようだった。
アントニオはさらに部屋を調べ、隠されていた手紙を発見する。
トマはゲイで、21分署のパトロール警官、ブライアン・ムーニーとつきあっていたのだった。
バージェスも知らなかった。

ムーニーを調べると、母親のいるNYへ行っていたが、電話は繋がらなかった。

ワティーフ

病院にいるワティーフにトマの写真を見せると、「ジョウィーンだ」といい警官であることは知らないようだった。
トマの事は仲間だという認識はないようだった。

逃走したままの男はアズール・ラヒーム。
ワティーフは爆弾の事も知らず、警護と運転手を頼まれただけだった。

ラヒーム

Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


ゲージパークのラヒームのアパートに向かうと、ラヒームは逃走した。

妻は金づちでハードディスクのような機械を壊していた。
その後降参すると見せかけ銃を取り出したので、ジェイが撃ち殺した。

ラヒームは逃げきれず、捕り抑えられた。
ボイトは、国土安全保障省が来るまで時間がないので、のんびり取り調べをするのではなくトイレに連れ出だそうとするが、アプトンが5分で暴力を使わず聞き出す、とそれを止めた。

アプトンは、妻の死を伏せて、妻と合わせる事を条件にラヒームから首謀者の名を聞き出した。
爆弾を置いた男はムケシュ・ハッサン。
2つ目の爆弾があるのを見たので、爆発はもう1回あるという。

そこでタイムオーバーとなった。

ムケシュ・ハッサンは欧州で大規模テロを仕掛けた大物で、ISIS支持者の要注意人物
だった。
爆弾に付着していた指紋がハッサンの指紋と一致した。

トマはスパイだった可能性がある。

ムーニー

NYからムーニーが戻って来た所をバージェスとアントニオが自宅前で出迎えた。
ムーニーには用件が分かっていたが、トマの行き先は知らなかった。
事件の事を知って慌てて戻って来たという。
携帯の留守電には「間違いを犯した」とトマからの混乱したメッセージが入っていた。

ムーニーはトマがうつだったという。
相棒のローズは父親が署長で、トマがイスラム教徒だと知ると低レベルの嫌がらせをしていたのだった。
さらにゲイもバレてしまい、いじめは悪化し、暴力まで受けていたという。

トマ

トマの関与についてまだはっきりしない中、ウッズはマスコミに公表をしようとする。
ボイトは昔のお前と同じで同僚を守りたい、とそれを止めるがウッズは無視をした。

その時、トマの車が公園で発見された。
中は無人で周辺を捜すと、銃で自殺をしようとしている所をバージェスが発見する。

トマはテロリストではなく、テロを止めようとしていたと告白した。
でも死者が出た以上誰も信じてくれない。

バージェスは第2の攻撃について確認した。
それについてはリュックの中に封筒があるといい、バージェスの目の前で自殺をしてしまった。

バージェスはトマはテロに関わっていないと主張したが、周囲は疑ったままだった。

トマの荷物を調べると封筒はなかった。

封筒

封筒はバージェスが持ち出していた。
アントニオと共に、封筒に入っていた住所の確認をしていた。
ボイトには確認後に報告するつもりだった。

その部屋は、一見テロリストの基地だったがよくよく記録したノートを見ると、トマが1人で潜入捜査をしているようにも思えた。

それなら偽名を使っていたのにも納得ができた。

トマのノートからPCのパスワードも分かり、ボイトに連絡をした。

次のテロ

トマのPCの情報から、残りの爆弾を積んだバンの情報が得られた。
だが一足遅く、バンは出発した後だった。
残っていた男に行き先を確認すると、簡単に「お前らの仲間が葬られる」と答えた。
ボイトは、それを情報操作だと気づき、他に手がかりがないかトマのノートをバージェスに調べさせた。

するとちょうど2時間後に試合のある、スミスビル高校の競技場の写真を見つけた。

高校までの経路でバンを発見し、無事爆弾を解除した。

事件解決後

ボイトはバージェスをねぎらった。

世間ではトマはテロリストとされていた。
バージェスは両親に会いに行き、人々やマスコミがどう言おうと息子さんは英雄です、と伝えた。

その後、ローズにも会いに行った。
「いずれ守ってくれるパパはいなくなる。その日が来るのを楽しみに待ってる」

ボイトはバージェスのキャリアを案じて、ローズを脅したバージェスに注意をした。
「今は奴に近づくな」

ボイトはウッズに、トマについて訂正するよう頼んだ。
ウッズはやりたいこととできる事は違う、とそれを受け入れなかった。
「警察葬で送るべきだ」
「それはできないことだ」
ボイトが納得できないとはっきり言うと、検討するといい、嫌味を言った。
「お前がうらやましいよ。攻め時と逃げ時を心得てる。
長く生き延びる秘訣だな」
「俺は逃げん。
待つだけだ」



かんそう

アントニオはしれっと特捜に戻っていますw

アントニオ(良心)が戻って来た効果はすぐに表れたようで、ボイトとオリンスキーは容疑者をトイレでボコる気満々でしたw
アプトンが止めちゃって、余計な事を!!

今回はバージェスがメインでもあって、その分ボイトの出番も静か目でしたけど、そんな中でもボイトのボイトらしい行動が見られて、満足でした。

バージェスに対するボスらしい姿は、やっぱり相手が女子だとボイトも優しめになるって感じで、萌えでしたw

FBIの前で、テロリストの一味の顔に銃を突き付けて脅して、オリンスキーに「どうどう」ってされるボイトも素敵でしたし!

ところで、バージェスには去年法廷で出会っていた、連邦検事補のマット・ミラーという恋人がいると言っていました。
ルゼックはまだ未練があるようだから、この先も何かありそうな予感。

  
シーズン5 3話「約束/Promise」へつづく

登場人物はこちら

前回:シーズン5 1話「悲劇の銃弾/Reform」へ

(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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