あらすじ
Modern Family Season 10 Promo
2019年3月3日（日）～ FOXスポーツ＆エンターテイメント シーズン10 日本初放送
(アメリカ放送：2018年9月～放送中) 全22話予定
登場人物はこちら
前回：シーズン10 1話「パレード大好き/I Love a Parade」へ
家族の集まり
ジェイの家に3家族が集まった。
だが、誰もがその本当の趣旨を理解していなかった。
ジェイ達の結婚記念日なのか、グロリアの誕生日なのか、それともマニーの歓迎パーティーなのか？
ヘイリー
ヘイリーは、ミッチェルとキャメロンに恋愛相談をした。
「アービンがいない間にディランとキスをした！」
2人はびっくりした。
「まだいたの？ カルトに入ったかと」
「僕は死亡説を聞いた」
罪悪感を持つヘイリーはアービンに言うべきかどうか、悩んでいた。
ミッチェルは過ちは誰にでもある、と慰めた。
「パートナーには言うな」
キャメロンには聞き捨てならなかった。
キャメロンの言い分は真逆で、アービンに言うべきだという考えだった。
「正直な関係でいたければね」
ヘイリーは2人の意見が割れた事にさらに悩んだ。
そこへクレアがやってくると、ヘイリーは聞かれたくなくて逃げた。
クレアは雰囲気からヘイリーがただの世間話をしていたのではない、と見抜いた。
どうして母親の自分に相談しないのか、と2人に愚痴る。
「君はママに何でも話した？」
キャメロンが聞いた。
「まさか！ 私のママはクレイジーだもの」
クレアは自分が自分の母親とは違うと証明する為、ヘイリーに友達感覚で近づいた。
ヘイリーを信用させるため、万引きしてたと嘘をつくとヘイリーも「私もしてる」と乗ってきた。
だが距離を縮める以前に、クレアは万引きを教えた覚えはない、と叱ってしまう。
「話を聞く為のウソよ！」
「正直に言えばそうやって怒るでしょ！！」
またヘイリーはクレアを避けて席を立って行った。
フィル
遅ればせながら「ミーン・ガールズ」を見たフィルは、完全に感化されていた。
自分の人生の「ミーン・ガールズ」はジェイだと思い込んでいた。
「僕がムーンウォークを披露したら、マイケル・弱小（Michael Jerkson）と。
我慢の限界だ！」
そして意地悪には意地悪で対抗する、と決めていた。
そんなフィルのあからさまな態度はすぐにジェイに伝わった。
だがジェイを無視したり、わざと仲間外れにするうちに、フィルは心を痛めていた。
「本当はジェイに髪をいじられ、坊やと呼んで欲しい」
マニー
マニーは、無事6週間の旅を終わらせ帰宅していた。
おまけにガールフレンドも出来たと、グロリアは喜んでいた。
だが、彼女の写真はグランドキャニオンでカメラを落としたからなく、唯一スマホに残っている画像は森の中のボヤけた遠見だけで、ビッグフットにしか見えなかった。
「実在の可能性が高いのはビッグフットだ」
とジェイが言うほど、誰もがマニーが嘘をついていると疑った。
しかもカナダ人といえば、ゲイが偽彼女にするNO1だとキャメロンとミッチェルにも言われ、グロリアはマニーがゲイなのか、と考え始める。
マニーはオクラホマで「オクラホマ！」、シカゴで「シカゴ」を見ていた。
「ゲイタウンのゲイよりゲイっぽい」
言われてみると、これまでの行動もゲイで理由がつけられるように思えてくる。
グロリアは気になってマニーを質問攻めにした。
彼女の名前は、シェリー・シェイカー。
だがそこはバーカウンターで、目の前にはシェリーとシェイカーが並んでいた。
グロリアがその事を指摘するとマニーは余裕で「本当だ」と笑った。
グロリアはストレートに性的な事で隠し事はないか？ と突っ込んだ。
マニーはそれは話したくない、と口ごもった。
何でも言って、とグロリアが言うと「露出が多い」とグロリアを注意して去って行った。
「僕はいいけど、ルークには刺激的だ」
ミッチェルとキャメロン
ヘイリーの恋愛相談から、ミッチェルには過去の隠し事がある、とキャメロンは睨んでいた。
気になり追求すると、キャメロンとの真剣交際を始める前に、バーで会った人とキスをしていた、と打ち明けられた。
「僕にとっては大ごとだ！
何故なら同じ頃、有名人の口説きを断った」
誰かは言わないけどね、と言いつつも言いたいという事はバレバレだった。
「アイザック・ミズラヒだ！
シンディ・クロフォードの友人！！」
ジェイとフィル
フィルに邪険にされたジェイは、アレックスとリリーのテーブルに座った。
ジェイは、てっきりアレックスが何かの受賞をしたお祝いだと思っていたのだが、アレックスに違うと言われる。
ジェイも何の集まりだか分かっていなかった。
ジェイはアレックスにフィルが怒っている理由を尋ね、「ミーン・ガールズ」を見た事を知った。
ジェイはすぐにフィルの考えを読み、フィルに対抗する事にした。
それからジェイは遠慮なくフィルに意地悪をした。
フィルもなんとか対抗しようとしたが、そもそもの上下関係はなかなか崩せなかった。
フィルは奥の手を出す事にした。
バーベキューの肉を焼くという、ジェイの役目を奪ったのだった。
誰もがその行動にビビった。
「皆によると僕の方が肉を焼くのが上手だ」
「タフガイ気どりか」
「肉はソフトだ」
ジェイは全員を集めて、肉アンケートを取った。
するとほぼ全員が、ミディアムレアを好んでおり、ジェイのは焼き過ぎだと思っていたことが判明した。
これまでも遠まわしに温度計をプレゼントしたりしていたが、ジェイにはなかなか伝わっていなかった。
ジェイは肉については理解したが、フィルの態度には文句を続けた。
フィルの為に用意していた酒もバカにして飲まなかったと言うと、それを聞いたグロリアが過剰に反応した。
「あなたのために作ったのに！！」
いつもフィルを喜ばせようとしているし、むしろ憧れている、と。
「というか、バカを楽しめるやつが時々うらやましいだけだ。
お前はその1人だ」
「僕への意地悪は僕に憧れてたから？」
フィルは感激して、すぐに態度を改めた。
「ダンスを笑われて冷たくしただけ」
「ヘボといったか？ ボンクラ？ ポンコツ？」
「マイケル・弱小」
すまないとジェイが肩に手を置くと、フィルは無理やりその手を自分の頭にやった。
「坊や、と呼んだ？」
秘密
ミッチェルのキスの相手が気になるキャメロンは、どうしても放っていられずミッチェルを追求した。
ミッチェルにとっては過去の話で今更どうでもいい事だった。
「やっぱり言わなきゃよかった」
「こういう秘密は毒と同じだ」
またしても意見が割れたので、ミッチェルは家族全員の意見を聞く事にした。
「みんなに聞こう」
2人の話は同じ部屋にいた全員が聞き耳を立てていた。
「全部聞いてたよね？」
「もちろん」
交際当初に誰かとキスしてたら言うべきか、という問いに意見は分かれた。
するとその騒ぎに後から部屋に入ってきたヘイリーは、自分の話をされているのだと勘違いした。
「言ったの？」
クレアはそれに乗って叫んだ。
「全部聞いたわ。信じられない！」
「ごめんなさい。ディランは大切な人なの」
「ディランとキスしたの？！」
まんまと隠していた事を聞き出した。
「だましたわね！！」
その騒ぎの中、アービンから電話が掛かってきた。
「彼に言うべき？」
9人中4人が手を上げた。
「なんで同数なのよ！！」
そして電話に出たヘイリーは結局、ディランとのキスをアービンに打ち明けた。
それは過ちだから許して欲しい、と。
だがアービンは傷つき、電話を切ってしまった。
アービンの反応にショックを受けるヘイリーを見て、ミッチェルはやっぱり秘密にしておく方がいい時もある、とキャメロンに言った。
「良心はとがめない？」
するとクレアはその状況を利用してヘイリーを励ました。
クレアは何としても、ヘイリーにはディランではなくアービンと幸せになってもらいたかった。
「彼らの場合過ちが幸せをもたらした。
ミッチェルはキスのあと電話してきたの。
泣きながら、僕が一生を共にしたいのはキャメロンだ、って」
それを聞いたキャメロンは、一気に機嫌を直した。
「今回のことではっきりしたでしょ。
アービンを愛してるならディランとはケリをつけて」
ヘイリーは納得してディランに会いに行った。
ヘイリーとディラン
ディランの家を訪ねると、ルームメイトと試験勉強をしていた。
看護学校では真面目にやっているようだった。
部屋の前で、ヘイリーは「あのキスは間違いだった」とディランに告げた。
でもディランはその言葉を受け入れなかった。
「君への想いは10年前から変わらない。
覚えてる？
学校ですごい美人を見かけて驚いてたら、君がレベッカよ、と。
君を見た瞬間、レベッカの事は忘れた」
ヘイリーも当時の事を思い出していた。
「今も君に恋してる。
君に相応しい男になる」
真相
ミッチェルが泣きながら電話した、というのはクレアの作り話だった。
自分がゲイだと疑われていると知ったマニーは、シェリーとビデオ電話を繋いだ。
シェリーは実在した。
ヘイリーはディランと別れるどころか、告白にほだされて寝てしまっていた。
しかも、アービンとディランの2人を愛していると気づいた。
「最悪！」
そして家族が集まった理由が、誰にも分かっていないという事が分かった。
ジェイはすぐさま解散させた。
「何の理由もなく集まるな！ 愛してる、さっさと帰れ！」
かんそう
前回に続き、ほぼ全員集合の回でした。
今回の欠席はジョーとやっぱりステラ。
何の理由もなく3家族が集まるのって、本当に仲が良い！
大人だけならまだしも、大学生だったり社会人になってる子供達もいるというのが、モダン・ファミリーならではだな～と思います。
リアルだったら絶対家族の集いなんてウザイって思うのに、これを見ると羨ましく感じる！
今回特に気になったのはフィルがジェイに言われた「マイケル・弱小」。
日本語へのローカライズは、日本人に分るように結構元ネタが差し替えられる事も多いのですが、今回は「マイケル～」て言っていたので何だろう？ と気になって調べてみました。
Jerkは侮辱的な言葉として使われているんですね。
だから直訳するとマイケル・バカソンって感じになるニュアンスなのかなと思いますが、上手くジャクソンの響きに寄せて「弱小」となっているんですね。
こういう訳を考えるのは大変だな～と思いますが、私はできるだけローカライズされていない方がありがたい派です。
というのもアメリカのドラマを見る楽しさの中には、アメリカの文化を垣間見れるというのもあるので。
だからマイケル・ジャークソンってカタカナになってるだけでもいいくらい。
そうじゃないとわざわざアメリカのドラマを見てる意味がないような気がして。
ただ日本の翻訳（ローカライズ）のクオリティの高さは、今回の「弱小」も含めて凄いな～と思います。
もう1つ印象的というか笑ったのがキャメロンの「アイザック・ミズラヒだよ！」発言ｗ
しかも「シンディ・クロフォードの友人」って説明つけられちゃうなんて、時代を感じさせますｗ
アイザック・ミズラヒは有名なデザイナーでありながら、プロジェクト・ランウェイ等のTVにもよく出ているので日本でいう文化枠のおねえタレントって感じになるのかな？
突然の名前登場に笑いましたｗ
他はディランがカルトに入ったとか死亡説、に笑いましたｗ
さてさて、マニーに彼女が出来、ヘイリーは三角関係になりそうな？
モダン・ファミリーはどのキャラも濃くて成立しているので、誰にフォーカスが当たっても面白いのですが、その分人数が多いからなかなか面白いのに出番が少ない……という事もあるのが勿体ないんですよね～。
特にシーズン9から感じるのがリリーさん！
もうファイナルも決まってしまったから、いっぱい出てくれるといいんだけどな！
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