あらすじ
・シーズン1 4話「“塔”の逆位置/The Tower - Reversed」へ
エマの遺体
リンダは、ジーナを呼び出してBMWに乗せたエマの遺体を森に埋めて遺棄した。
ジーナは薬を用意した責任を感じ協力的だったが、リンダはジーナとは縁を切ると、1人森に残して帰っていた。
「あんたは害虫よ。お友達のいるベガスに帰れば? 顔も見たくない」
ニック
エマの死を知らないニックは、あれっきり姿を消しているエマを気にしていた。
そんな中、エマの男友達にアデロールを売っている所を教師に見られ、1週間の停学処分を受けてしまう。
その頃、警察によるエマの捜索も始まった。
降霊会
チャーリーはナディーンをさらに騙す為に、降霊会を計画した。
すると何も知らないチャーリーは、霊媒師役にジーナを雇っていた。
それを知ったリンダは猛反対するが、本当の事が言えずチャーリーを説得しきれなかった。
降霊会は成功した。
いきなり野球のボールが窓を割って入ってくるという仕込みは、狙い通りナディーンには効果的ですっかり疑わなかった。
興奮するナディーンとリンダがキッチンで会話をしていると、チャーリーはコンロに置かれたヤカンが炎に包まれるヴィジョンを見た。
まだ仲間だと思っているジーナには、これっきりだとはっきり伝えた。
チャーリーは、ジーナがいるとリンダの様子がおかしい事に気づいていた。
フォンゾのいとこ
チャーリーはフォンゾに面倒を見るよう言われた、フォンゾのいとこの中年女性ファビアナに振り回されていた。
フォンゾの血縁である事から態度がでかく、チャーリーを顎で使った。
夜中の3時でも、猫用のドアを設置しろとクラクションを鳴らして、近所迷惑でチャーリーに嫌がらせをした。
降霊会の日も、家の前でチャーリーを待ち構えていた。
他の用件があったのだが、それよりもナディーンに興味を持った。
彼女が秘密の金持ちの顧客であると気づき、フォンゾに黙っておくから分け前を寄こせと言ってきた。
でなければ、フォンゾにチクる。
チャーリーはリンダに相談をして、エドゥアルドに話をすることにした。
エドゥアルド
チャーリーは家族揃ってエドゥアルドのパーティーに参加していた。
エドゥアルドはプールサイドで豚の丸焼きを焼いていた。
子供は元気にプールで遊んでいた。
その姿を見られる事を本当に喜んでいた。
「手伝える事があれば言ってくれ」
エドゥアルドのチャーリーに対する信頼は、強まる一方のようだった。
エドゥアルドは新たな夢を語った。
3週間前に不動産を扱う為、公証人の資格を取っていた。
書類作成からすべて自分の手で行い、中間業者を一掃する。
不正は一切ない。
それをチャーリーに一緒にやらないか、と持ち掛けた。
「合法で旨味のある取引だ。
まっとうに生きたいだろ?」
その話を聞きながら、チャーリーは豚の丸焼きを見ていたが、いつしかそれは豚が生きているというヴィジョンになっていた。
慌てて水をかけて豚を助けたチャーリーに、周囲は驚くがエドゥアルドだけは違った。
ヴィジョンが見えた事を理解したようだった。
「やはり君しかいない。
特別な力で必要な事を知っている」
チャーリーは、ヴィジョンの事で興奮したエドゥアルドと2人きりになると、今はファビアナのせいでくたくただと乗り切らない態度で伝えた。
エドゥアルドは率先してファビアナの排除に手を貸す、と乗ってきた。
豚の丸焼き
エドゥアルドは約束通りすぐにファビアナの店に客として行った。
ファビアナはチャーリーの友人だと分かると、本性を丸出しにしてエドゥアルドにも帰れ! と怒鳴りだしキャンドルを投げつけた。
それはカーテンに燃え移り、エドゥアルドは火を消そうとするがファビアナは手伝うどころか、エドゥアルドに背後から乗り掛かって首に噛みついた。
そのまま取っ組み合いとなり、気づけばファビアナは炎に包まれていた。
店は焼け、ファビアナは熱傷治療室に運ばれた。
エドゥアルドは、チャーリーに報告しに行くと興奮して確認した。
「炎に焼かれる豚を見たんだろ?」
ヴィジョンが現実化した事から、エドゥアルドはますますチャーリーを信頼した。
「君は特別な力を持っている。
その力を磨く必要がある」
そう言って、ファビアナの愛猫ミネルヴァをチャーリーに渡した。
「殺すには忍びなくて」
フォンゾ
フォンゾとホワイト・トニーは韓国レストランで焼肉を食べていた。
すると、ホワイト・トニーが自分のいとこのルーがロマの集会以来姿を消していると言い出した。
フォンゾがトイレでぼこぼこにした男は、ホワイト・トニーのいとこだったのだ。
ホワイト・トニーはトイレに入ったフォンゾを見たという話しから、フォンゾを疑うがフォンゾは堂々とシラを切った。
店内で大声を出して怒るフォンゾに、コックが騒ぐなら出て行けと包丁を持って脅した。
ホワイト・トニーは素直に謝る振りをしてコックの手を焼肉の鉄板で焼き、2人は店を出ていた。
実はフォンゾはホワイト・トニーの妻と浮気をしていた。
その時、ファビアナの店が焼けた事を知ったようだがそれをホワイト・トニーの仕業だと思ったようだった。
ノラ・ホワイト先生
ホワイト先生は、愛犬を安楽死させなくてはならなくなっていた。
悲しみの中、別れた夫と再会していた。
チャーリーは、抜糸をするついでにヴィジョンが現実になった事をホワイト先生に相談した。
ホワイト先生は決して否定はしないものの、あくまで現実的な理由を見つけようとした。
「遅発性の脳の腫れにより、脳卒中を起こす」
脳の腫れがヴィジョンの原因の可能性かもしれない。
そしてチャーリーの精密検査をすることにした。
狭いMRIの中に入ると、チャーリーは新たなヴィジョンを見た。
それは水中で溺れている自分だった。
かんそう
チャーリーの不思議な能力ですが、確かにまだまだ漠然とし過ぎていて使い物にはなっていません。
豚の丸焼きから、ファビアナが炎に包まれるって連想、なかなか分かりませんってw
ドーナツもそうですけどw
そして信用しきるエドゥアルドに対して、張本人のチャーリーがまだまだ半信半疑なようですし。
前にヴィジョンで「力を使う」って決心したのがなかった事のようになってる感じ。
それとも、そういう意味じゃないかったのかしら?
よくわかりません。
今回は、いろんなキャラのストーリーが少しずつ垣間見えたって感じで、大きな動きはありませんでした。
もう一つ意外というかよくわからなかったのが、フォンゾもファビアナに頭が上がらない風で、チャーリーと一緒に店づくりを手伝っていた事。
意外とフォンゾって働き者というか、家族には弱いというか。
ニックの恋愛相談に乗ったりとか、それ程悪人でもなさそうな。
今のところ憎めない感じですが、ホワイト・トニーとの抗争は前面化しそうな感じ。
チャーリーにとっては、上手くいけば共倒れさせられるかもしれないから、よい流れだと思いますが、ヴィジョンには初めて自分が登場しちゃいましたから。
しかも溺れるなんて不吉な!!
どうなるんでしょうか。
ジーナも利用するだけ利用して追い出されて、黙っているとは思えないし。
チャーリーがイケイケなのかな~と思いきや、なかなかイケイケにならないどころか、そもそもチャーリーはイケイケじゃないのかもしれない……と、見えてきていますw
イケイケなチャーリーが見たいな~。
6話「審判/Judgment」へつづく
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