ビッグバンセオリー　ギークなボクらの恋愛法則/The Big Bang Theory　シーズン10　14話「感情読み取りマシンの法則/The Emotion Detection Automation」

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人の感情を読み取るマシン

ハワードは人の感情を読み取るのが苦手なシェルドンの為に、MITが開発した「人の感情を読み取るマシン」の試作品をレンタルしてあげた。

マシンの正解率は8割以上。
無線信号を使って呼吸や心拍数の変化を分析し、感情を読み取る。
結果は、スマホに表示される。

エイミーでテストをすると、ほぼ当たっていた。
シェルドンも面白がって使った。

だが、夜になるとシェルドンは急にすね出していた。
「あんなマシン嫌いだ。
マッサージチェアも嫌いだけどもっと嫌いだ」

マシンを使った事によって、より自分が他人の感情を読み取る事ができないとはっきり自覚してしまったのだった。
「僕には人の気持ちが分からないよ」
エイミーは、シェルドンを慰めた。

ペニーの兄

シェルドンが居なくなって空いた部屋に、ペニーの兄ランドルが泊まる事になった。

理由はペニーの会社の面接を受ける為。
ペニーが兄に就職させたいと思ってセッティングをしたのだが、元ドラッグの運び屋であることからレナードは無理に感じていた。

その感情は、シェルドンが持つMITのマシンにも読み取られていた。
「それで怒ってるのか」

それがきっかけでレナードはペニーに本音を言う羽目になった。
「麻薬を売ってたお兄さんを僕に断りもなしに、無期限で泊めるなんて非常識だろ」
「兄を泊めるのに許可がいるの？」
「見て、ペニーも怒ってるよ」

2人はそのまま大喧嘩に発展してしまうが、レナードはきっかけはマシンだとマシンとシェルドンにも八つ当たりをしてシェルドンとエイミーを追い出した。

その後、話し合った結果兄を泊めない事にし、2人はシェルドンとエイミーにも謝りにいった。
だが、報告をしているとペニーが本当は納得していないと発覚する。
まだ2人が喧嘩していると気づいたシェルドンは、マシンがなくても分かったと喜んだ。

ラージ

また彼女にフラれてしまったラージは、どうしてフラれてしまうのか原因を突き止める為、元カノ達を集めて語り合ってもらう事にした。
自分を磨く為の情報収集のつもりだった。

ハワードは手話のエミリーの通訳兼書記として参加した。
1人ずつ、分かれた原因を発表してもらう。

ルーシーは、人付き合いが苦手な私に、無理強いされたのが原因だった。
「今みたいに」

クレアは、あまりにも頼りないからだった。
「なのにカッコだけはつけるの。しょっちゅう眉毛をカットしたり……」
「別れた理由は1人1つまで！！」

もう1人のエミリーは、ハワードの前ではしゃべりたくないと拒否したが、ただの書記だから気にしないでいいよと言われて話すと、理由はセックスだった。
「ハワード出ていって」
「イヤだ。具体的に教えて」

最後に手話のエイミーは、親のいいなり、と言った。
すると全員がそれに賛同した。
「ラージはマザコン」
「孝行息子だ」

皆がラージと別れた後、いい出会いをしている事も分かった。

もうお開きにしよう、と凹み出すラージにハワードがフォローをし始めた。
「ここにいる男は成長しようと必死なんだ。
その為には恥だってかく。
そんなラージはすごく格好いい」
「ありがとう」
「ラージにお似合いなのはあなたかもね」

ラージは女子を帰して会合を終わらせると、失敗だったと認めた。
「こうなったら遊びまくってやる」
「それはダメだ、僕と遊べ」
ハワードは、30年後にまだラージが独身で自分の結婚が破綻してたら一緒になろう、と言った。
「いや。その前に僕はバーナデットをさらう。ハゲワシのように」
「スチュアートが予約済みだ」


15話「機関士シェルドンの法則/The Locomotion Reverberation」へつづく

かんそう

15話「機関士シェルドンの法則/The Locomotion Reverberation」へつづく