あらすじ
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・シーズン1 3話「愚者/The Fool」へ
ナディーン
チャーリーはナディーンをオフィスに呼び出して、リーディングをするよう仕向けた。
その為に、オフィスの準備も入念にしていた。
なんとか夫が出張中の間にナディーンを取り込むのが目的だった。
また娘のヴィッキに頼んでいたナディーンの調査報告を受けた。
ヴィッキは前妻との子で、チャーリーを手伝っているようだった。
ナディーンの銀行口座は夫と共同名義。
資産の運用状況は良好。
シティバンクにも口座があった。
33年前にナディーンが開設し、その後12年間毎年5万ドルづつ入金されている。
手付かずのままらしく、現在の残高は177万3480ドル18セントにもなっていた。
さらにナディーンに養子に出した隠し子がいた事が判明した。
その口座は17歳で産んだ息子の名義になっていた。
あちこちの中学を見学していたのはその為だったが、生きていれば30代。
ヴィッキは、「生存者の罪悪感」を語るチャットルームで、ナディーンからその子が12歳で死んでいる事まで探りだしていた。
チャーリーのリーディングは、ヴィッキの情報があるのだから当たって当然だった。
タロットカードを使って、チャーリーはナディーンに死んだ息子の存在をほのめかした。
すると余程触れられたくないようでナディーンはリーディングを止めさせ、席を立った。
だがこのまま終わらせまいとチャーリーが冷静に対処すると、ナディーンは考え直しすべてを打ち明ける決心をした。
息子の父親は行きずりの大学生。
カトリックで中絶が論外だった為、ヨーロッパで出産した。
帰国後は全寮制の学校へ転校し、子供は養子に出された。
それから口を利かなくなっていた父親は、大学の3年の時死去。
本名は、ディランだがナディーンはマイルズと名付けていた。
その後、探偵を雇って息子を探した。
それから尾行して写真を撮るようになった。
そして、好きなお菓子を買い、リトルリーグを見学してそっと置いていくというのが習慣になった。
だが、12歳の時学校を休みだし、ある日、髪が抜け、やせ細った姿で登場した。
それが最後に見た姿だった。
ナディーンは抱えていた秘密を打ち明け、スッキリしたようだった。
「ただ話すだけでもいい。いつでも聞くよ」
ナディーンは満足気に帰って行った。
エマ
アデロールでエマの機嫌を取りたいニックは、ビタミン剤を洗面台にこぼしてリンダにアデロールを追加注文してもらうよう嘘をついた。
だがリンダはすぐにそれが嘘だと気づいた。
ニックはリンダが留守だと思って、エマを部屋に連れ込んだ所をリンダに見つかってしまった。
リンダはさぼりを責め、アデロールの件で夜に話そうと言ったが、エマについては歓迎した。
エマはニックの部屋で2人きりになると、ニックをベッドに誘った。
だが避妊具がなく、ニックは買い出しに行く。
ニックを待つ間、エマは勝手に家の中を物色した。
するとリビングの小箱に隠してあった粉を見つけて、すぐに手に取った。
それはついさっき訪ねて来たジーナが、リンダに渡した催眠剤スコポラミンだった。
強力な薬と知らないエマは大量に吸い込み、その場で倒れた。
その音に気づいたリンダは、口から泡を吹いて倒れているエマを見つけた。
だが、自分がジーナから受け取った薬が原因という事から騒ぎには出来ず、エマを誰にも見つからないよう運ぼうとした。
するとそこへフォンゾが訪ねて来た。
外のBMWを見て客の車だと勘違いした。
家の中に入られては困るリンダは、あれこれ誤魔化した。
さらにそこへ、お向かいさんのゲイリーがバラを持って和解に来た。
バラを受け取るとゲイリーはすぐに帰って行った。
フォンゾは先日の襲撃を、ホワイトトニーとの縄張り争いに関係していると思っていた。
その様子を聞き、ニックの恋のまじないの件を謝ると気が済んだようで帰って行った。
リンダは慌ててエマを隠す作業を再開させると、エドゥアルドからプレゼントされたばかりのBMWのキーを持った。
団らん
チャーリー達は、家族3人でテーブルを囲んでいた。
ニックはエマが急に消えた事で落ち込んでいた。
リンダは、当然エマについては何も知らないと嘘をついた。
そしてエマは死んだのだろう、何処かに隠したようだった。
チャーリーは、ナディーンをうまく騙せた事で上機嫌だった。
リンダはエドゥアルドにもらったBMWのキーを渡して、その話を報告した。
フォンゾにはリース車としておく事にした。
その話を聞いてニックは何故フォンゾおじさんに嘘をつくのか疑問を抱いた。
「彼の価値観は古いからさ」
「ロマの価値観?」
「ああ」
エマからメールの返事もないというニックに、リンダはフォンゾのまじないはでたらめだ、と言った。
ニックは気に入らず部屋に戻った。
夫婦2人きりになると、チャーリーはBMWでドライブしようと誘った。
リンダはエマの件を抱えていて、いまいち浮かない様子だった。
夜、寝ているとチャーリーはうなされて飛び起きた。
リンダは眠れなかった。
かんそう
今更かもしれませんが、チャーリーのサイキックな感じで、「メンタリスト」のジェーンを思い出しました。
巧妙に人を騙すというのは、見ているだけだと本当に面白いんですよね。
ナディーンは、何度も「もう騙されない」と言っているんですけど、いやいやすでに騙されてるから、とその度に突っ込んでしまいます。
そして、ニックの青春ドラマは今回エマが死んだ事によって、ちゃんと伏線になっていました。
エマが薬薬~というのも小さな伏線となっていて、スコポラミンと結びついた時にはこの為か~と、納得しました。
小さな回収がテンポ良く来て、スッキリしました。
ただそれ以外大きな進展はありませんでした。
まだまだこれからどうなるのか気になります!
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