あらすじ
The Big Bang Theory 10x09 Promo "The Geology Elevation" (HD)
(アメリカ放送 2016年9月～）
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8話「星空の下のディナーの法則/The Brain Bowl Incubation」へ
ハワードの悪趣味
ハワードはリモコンで動く、スティーブン・ホーキング博士の電動フィギュアを自作していた。
小さいながらも、自在に動きあらかじめセットした音声まで鳴らせるものだった。
バーナデットは趣味が悪いと気味悪がり、さすがのラージも、ハワードに賛同しなかった。
ハワードはエイミーとレナードにも見せたが、悪趣味だと言われた。
だがクリプキだけは一目で気に入った。
「いいね、これを女子トイレに送り込もう」
ハワードはやっと悪趣味だと認めた。
バートVSシェルドン
バートの地質学の論文がマッカーサー賞を受賞して話題になっていた。
シェルドンだけは、それが面白くないようでイラついていた。
その論文を読むと、内容が素晴らしくてさらに落ち込んだ。
レナードはそんなシェルドンを気晴らしの散歩に誘った。
ベンチに座ると、大きな石が目に入りシェルドンは投げたい欲求にかられた。
レナードは、石を怒りの象徴だと言って、投げるよう煽った。
「放り投げて忘れ去るんだ」
シェルドンは石にどす黒い感情を込めて遠くへ飛ばした。
……つもりだったが、自分の足に落ちていた。
大騒ぎで帰宅となった。
カッとなって反対の足でその石を蹴ってもいた。
レナードは笑い過ぎて鼻血を出していた。
シェルドンはエイミーが諭しても効果なかったが、ペニーが怒鳴りつけるとコロっと態度を変えた。
自分とバートを比べても意味はない。
それどころかやっぱり自分の方が幸せだ、と。
翌日、シェルドンはびっこを引きながらも上機嫌で食堂に現れた。
さらにバートにも直接、祝いの言葉を掛けた。
するとバートは受賞者は来年の候補者を指名できると言った。
シェルドンは自分かとかまえたが、バートはハワードの名前を出した。
そのままシェルドンはテーブルに戻らず、よたよた歩きで廊下に出た。
そして何かにぶつかる音がした。
「レナード、また怪我しちゃったよ～」
今度は水飲み機に頭からぶつかっていた。
本当は水飲み機を殴りたかったのだが、濡れた床で足を滑らせて転んでいたのだった。
なんだかんだ言っても、バートへの嫉妬が抑えられなかったようだ。
びっこに加え、おでこに大きなシップを貼ってよぼよぼになったシェルドンは、大学のバートの部屋の前にバートの上半身のレリーフがついた受賞記念の額が飾られているのを見つけた。
「絶対に受け入れられないよ！ もう我慢できない」
シェルドンはバートの部屋に入った。
一緒にいたはずのレナードは、呆れて姿を消していた。
「正直に言うよ。僕は君の成功が妬ましいんだ」
ハワードは驚かなかった。
受賞して以来、皆に妬まれていたから。
「近眼を治したらさらに妬まれる」
「君の前で自分の弱さを認めたら楽になれると思った」
「楽になったか？」
「いや。
僕の弱点を知った君を憎んでしまう」
バートは一緒に知恵を絞って問題をクリアしていこう、と提案した。
「僕は君の敵、敵の敵は友達だよね。
今や僕の敵は僕自身。
そして敵の君は友だ。
手を組もう」
協力し合う事と決まるとバートは、なぜかシェルドンに「エレンの部屋」の観覧チケットが欲しいと言った。
「どうすりゃいい？」
「やっぱり君とは組めない」
部屋を出ようとするシェルドンにバートは言った。
「待て。なあ君は幸せな男じゃないか。
第一線で活躍してるし、素敵な彼女もいる」
シェルドンはそこでエイミーの存在に気づいた。
「そうだ。そうだった！ 僕にはエイミーがいる！！」
シェルドンはバートの気持ちを思い出した。
「エイミーを僕に取られて悔しいだろ」
だが、バートはもはや勝ち組気分だった。
「エイミーなど目じゃない」
シェルドンは今度は手を怪我していた。
バートを殴ったのではなく、隙をついてカーク船長の空手チョップをお見舞いしていた。
レナードの部屋でエイミーが手当をした。
レナードはラップトップを持ってきて、シェルドンに見せた。
デスクトップには、ホーキング博士とのビデオチャットがつながっていた。
シェルドンを励ます為に、つないだのだった。
「学者仲間の成功を妬む気持ちは理解できる。
悲観するな私も経験がある。
ノーベル賞に縁がなかったからね」
それには思わずペニーもあんまりだ、と声を掛けた。
「いいんだ。ザ・シンプソンズに出られたから」
シェルドンは同僚への嫉妬心が芽生えた時の対処法を尋ねた。
「科学の進歩の1つ1つが勝利だと自分に言い聞かせる。
でスタートレックに出たことを思い出す。
嫉妬などに時間を費やすな。シェルドン。
賢いのにもったいない」
ホーキング博士に賢いと言われるとシェルドンはすねるのを止めた。
そしてホーキング博士を賛辞した。
「あなたは人類の宝です。
博士の銅像をあちこちに置くべきだ。
リンカーン記念館のリンカーンの椅子にお座りください」
すると博士は自分の電動フィギュアがあれば愉快だろうな、と言った。
シェルドンはさえてる、と言ってノーベル賞をあげるべきだ、と叫んだ。
レナードはエイミーに口止めした。
「ハワードには言うな」
「分かってる」
エレンの部屋
エレンの部屋の収録が行われている。
「笑いが脳を活性化することが最近の研究で解明されたそうよ。
だから私の脳は活性化しっぱなしなの。
赤ちゃんは別よ。
あの笑いは無駄だわ」
そのスタジオの客席にはバートとシェルドンが座って笑っていた。
シェルドンはバートに尋ねていた。
「ねえ、エレンって有名なの？ 愉快な人だね」
10話「所持品を分け合う法則/The Property Division Collision」へつづく
かんそう
レナードがつないだホーキング博士とのチャットは、てっきりハワードが裏で操作してるインチキなのかな、と思っていたのですがｗ
最後のフィギュアもだから認めさせるように言ったんだろうな、って思った瞬間レナードの反応で違うんだ、とｗ
今シーズンは何気にバートの出番が増えてますね。
バート面白いから全然OKですけど！
今回はシェルドンが体当たりでｗ 笑わせてくれましたｗ
ゲストはホーキング博士とエレン・デジェネレス！
何故突然エレンの部屋なのか、さっぱりわかりませんけどｗ
シェルドンが意外と楽しそうで良かったｗ
10話「所持品を分け合う法則/The Property Division Collision」へつづく
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