シカゴP.D./CHICAGO P.D. シーズン4 22話「処刑人/Army of One」

2018/09/15

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン4 バイオレンス

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あらすじ

Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


2018年4月20日~AXNでシーズン4 日本初放送(全23話)
(アメリカ放送2016年9月~)


登場人物はこちら

前回:21話「銀行強盗/Fagin」へ

リンジー


リンジーの母親が突然姿を現した。
渡したい物があるといって、祖母の形見だと真珠のブレスレットを持ってきた。

受け取るだけ受け取って追い返していたが、気になったリンジーは母親を呼び出していた。
何か理由があるはず。
すると母親は、実は新しい男が出来てシカゴを出ていくかもしれない、と言い出した。

アプトン

Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


臨時ではあるがアプトンが特捜班に加入した。
ボイトはアプトンをリンジーと組ませ、ジェイとのコンビを解消し、ついでに席替えもさせた。

オリンスキーは職場内恋愛に線引きは必要だ、とその処理を遅すぎたくらいだ、とジェイに言った。
だがジェイは、リンジーとはすでに終わったと答えていた。

焼殺ライブ配信事件


SNSユーザーからの多数の通報により、暴行の様子がライブ配信されているのを発見した。

黒人の若者が、椅子に拘束され止めるよう頼んでいる。
だが、犯人の男は若者にオイルのような液体をかけ始めた。

そして願いを聞かず、そのまま火をつけた。

位置情報を特定して、特捜が駆けつけた時にはすでに焼死体となっていた。
殺人は本当だった。

Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


壁には犯人からのメッセージが血で残されていた。
「PEDOPHILE(小児性愛者)」

Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC

現場の前に止まっていた車の鍵を所有していた事から、車の登録者を調べた。
ジャニス・ヘンドリックスという女性だった。

ジャニスを訪ねると、被害者はイライジャといい甥だと分かった。
同居を始めたばかりで、職探しの為に車を貸していたという。

25歳のイライジャはレイプで7年服役して、出所したばかりだった。
家の近所には、顔写真付きで「小児性愛者」と書かれたチラシが貼られていた。

だがそれは事実ではなく、恋人同士だったという。
当時18歳のイライジャと相手は16歳の白人ベス・マーフィだった。
ベスの両親がレイプだと過剰反応したらしい。

イライジャは殺害当日にベスから3回も電話をもらっていた。
当時逮捕した警官からベスの住所を教えてもらった。

ベス


リンジーとアプトンがベスに会いに行った。
ベスはイライジャの死を知るとショックを受けた。

イライジャに電話をしていたのは、警告する為だった。
出所したイライジャからのSNS上のメッセージを、恋人ジェイクが知ってしまった。
そのせいで、ベスは顔に痣を作っていた。

嫉妬したジェイクがイライジャを殺した可能性がある。

ジェイク


バーにいるジェイクを探して話しを聞いた。
ジェイクは警官が現れてもふてぶてしいままだったが、イライジャの死については知らないと言った。

ただ、ベスとイライジャがまだ連絡を取っていると知って嫉妬したのは認めた。
それでネットで見つけた団体に知らせたら、イライジャはその団体に目をつけられたという。
「こんなことになるとは……」

性犯罪者ハンター


その団体とは「性犯罪者ハンター」だった。
ジェイクの言う通り、ネットにはイライジャに声をかけて「この男を性犯罪者ハンターの標的とする」という動画が上がっていた。


性犯罪者ハンターが認識されたのは、3年前。カナダのトロントだった。
自警団のような組織で、性犯罪者をさらし者にする。
動画を投稿し、名前や住所をバラすというのが主な活動のようだった。

トロント警察は手を焼いていたが、これまでは目立った違法行為はなかった。

ボスという存在はおらず、フランチャイズと同じでカナダ各地で活動をしていたが、先月シカゴに登場していた。

アラン・メトカーフ


イライジャ以外の動画にも同じ男の声が入っていた。
その動画から別のターゲットであるアラン・メトカーフを訪ねてみた。

するとアランはまだ生きていて、自宅で警戒していた。
最近、動画のせいで見知らぬ訪問者が増えて困っているようだった。

動画を撮影した男の記憶ははっきりしていた。
20代でスキンヘッド、タトゥー。
その上、男が乗っていた車のナンバーも控えていた。

ハンター


車のナンバーから、ハンターがグレイグ・ゴーマンというタトゥー店員だと分かった。
店を訪ねると、グレイグは性犯罪者だけではなく黒人も敵視しているようで、アトウォーターに喧嘩腰だった。

性犯罪者ハンターになったのは、友人に話しを聞いたから。
「街にいる変態野郎どもを追い出してやろうと思った」

だが、イライジャ殺害については否定した。
しかしどの動画も同じIPアドレスで、グレイグの自宅兼店のものだと判明していた。
「名前を明かす気はないが、メンバーは街中にいる」

その時、同じアカウントから新たなライブ配信が始まった。

新たな被害者


今度は、アラン・メトカーフがイライジャ同様、火をつけられて殺害されてしまった。
グレイグは拘留中だったので、完全なアリバイがあったがボイトは、「動画で扇動した」と従犯者である事を指摘した。
「このままだと3年から5年。だが協力するなら見逃してやってもいい」


グレイグは、ボイトの命令で新たな動画をUPした。
それはオリンスキーを性犯罪者に見立てて、次のターゲットにしている動画だった。

オリンスキーを囮にして、殺害犯が来るのを待った。
すると夜中に車でやってきて、1人の男がオリンスキーの偽の家の前に立った。
通りがかりの犬が吠えたので、慌てて逮捕をした。

Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC

取り調べ


男の名前は、ジェレミー・ペティグルー。
仕事で寄ったと言い訳をしたが不自然だった。

ペティグルーのバッグからは、スタンガンとプラスティックの手錠(結束バンド)が出てきた。

逮捕歴はなかったが、3年前にデトロイトでも取り調べを受けていた。
内容は、幼児誘拐殺人の容疑者だった。

精神鑑定の為、医師を読んだ。

リンジーは医師に、ペティグルーのせいで昔を思い出すと打ち明けた。
7歳の時、近所の友人アシュリーが失踪していた。
今も何もわからないままで、家族はもちろんリンジーも気になって苦しんでいる。
「もし彼が疑った通りの人間なら、他人事とは思えない」


医師を交えての取り調べを続けたが、ペディグルーは否定した。
だが、ふと見えた両手首に自殺の痕を見つけていた。

医師は、ペディグルーを「自警団でもあり小性愛者でもある」と診断した。
厳格な道徳観に自殺未遂の痕。
幼い頃虐待を受けたか、答えたがらない。
「彼は小児性愛者である自分を嫌悪してるの。
罪の意識はあるけど自殺できない。
その代わりに自分と同じような人を罰している」

ペディグルーが犯人で間違いない。
その上、犯行内容が過激なのは最近子供に危害を加えたせいではないかと言った。

どこかに被害者がいるかもしれない。

ペディグルーの自宅を調べると、リンジーがリュックを見つけた。
その中には子供の物と思われる、ノートや下着が入っていた。

持ち主が被害者だと考えたリンジーは、厳しくペディグルーから聞き出そうとした。
だが否定するばかりで進展がなかった。

最近行方不明になった子供とペディグルーの接点を探す事に。

証拠


メトカーフの現場に残されていたプリペイド携帯の製造番号が判明した。
そこから販売店を辿って、ペディグルーが現金で購入していた事を店員に確認した。

店にいたのは1人だったが、車の中で息子が寝ていたと店員は言った。

携帯店の隣の店の防犯カメラに、ペディグルーと車内にいる水色の服を着ている子供の姿が映っていた。
だが、画像が粗すぎて子供の顔までは分からなかった。

その時、ジェイの調べで少年の名前が分かった。
デレク・ロビンズ10歳。
5日前に水色の服を着て行方不明になっていた。

ロビンズの自宅を訪ねて、母親にペディグルーの写真を見せた。
すると近所で仕事をしていたと、見覚えがあった。

暴走

ペディグルーが犯人だと確証を得たリンジーは、ボイトを待たずに銃を持って取り調べ室に向かった。

少年を助ける為に、時間を無駄にできない。
銃をつきつけてペディグルーを脅した。
それでもシラを切ると、リンジーはアプトンを外に出してペディグルーに暴力をふるった。
「今すぐ住所をいいなさい!」

そこへ容疑者を捕まえたと聞いた部長が顔を出した。
リンジーの乱暴な取り調べに気づかれないよう、ルゼックはごまかしたが無駄だった。

部長は取り調べ室に行き、リンジーが何をしていたのか把握した。
だが成果はあり、リンジーは同じく入ってきたボイトに少年の居場所を伝えた。
すぐにボイトは向かうが、リンジーとアプトンは部長に残るよう命令された。

少年

Matt Dinerstein/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


指定の場所に停まっていた車を調べると、トランクの中からデレクが発見された。
だがすでに息を引き取っていた。
諦めきれないジェイは蘇生を施したが、もう無理だった。

検視の結果、死後2時間は経過していたと分かった。
最初から手遅れだったのだ。
結果を聞いたリンジーはショックを受けた。

審査委員会


リンジーは、翌日の審査委員会に呼ばれてしまった。
ボイトは、何があろうと味方だ、と16歳で迎え入れた時と同じ言葉を伝えた。




かんそう


リンジーのXデーがいよいよ来るのかな~といった終わり方で、こちらもまたシーズン・ファイナルの前振りって感じでした。

そしていつの間にかジェイ曰く、リンジーとは終わった、というw
距離置きたいだけって感じだったけど……。
やっぱりリンジー居なくなるって事なのかな。
その前にとりあえずジェイとの関係を清算、みたいな。

それにしても、長いつきあいだった割にはなし崩し的な感じではあるけど。

そう考えると、アプトンはバージェスの代わりでもありながらリンジーの穴埋め要員でもあるって事かぁ。
自分で「臨時」って言ってたから、期間限定っぽい感じ。
可哀想だけど、最初から決まってるのは見る側としてもありがたいw


ボイトはかなり影が薄かったな~。
リンジーに「何があっても味方」って声をかけたのは、久々にPDの原点を見たって感じがしたけど。

オリンスキーが「コンビ解消今更」って感じていたということは、なんだかんだボイトはリンジーには甘かったって事なんだろうな。

番組を見始めた頃は、ボイトのリンジーだけは特別扱いみたいな親子関係が微笑ましくて、緊張感のあるPDの中でボイトの笑顔が見られて、気に入っていたんだけど。

最近は笑顔振りまいているわけでもないけど、良い人キャンペーンが盛んなので、そこの貴重さもなくなってしまったしね~。

リンジーがどうなるのか、次回が楽しみです。

登場人物はこちら

(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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