あらすじ
Elizabeth Morris/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC
2017年4月19日(木)~AXNでシーズン5日本初放送(全22話)
(アメリカ放送 2016年11月~)
ギャング立てこもり事件
銃撃被害で救急に呼び出しがかかった。
ウェスト・ポスと21ナチュラルの抗争だろう。
ドーソンとシルビーが出動した後、51分署にも銃声が聞こえた。
ケイシーは慌てて通報し、キッドにシャッターを閉めさせたが、逃げてきたギャング5人組に押し入られてしまった。
1人は腹に銃弾を受けて怪我をしていた。
リーダーのタークは追手から逃げる間、隠れさせろと大隊長に銃を向けた。
キッドが被弾した男の治療をする事になった。
タークは人質として全員を談話室に集めたが、実はシャワーを浴びていたセブライドだけが騒ぎに気づいていなかった。
ロッカーに荷物を取りに来たキッドが銃を突きつけられているのを見て、状況を知る。
ギャングに気づかれないように、消防車まで移動し無線を使って状況を通報した。
救急車
しばらくすると、ギャングの1人に仲間が戻ったというメールが入り、外の状況が落ち着いた事が分かった。
アキールは署で搬送するという約束をし、ギャング達が引き上げようとした時、何も知らないドーソン達が戻ってきてしまった。
するとドーソンを近づけたくないケイシーが飛び出し、ギャングが追ってケイシーに発砲した。
その時消防車から飛び出したセブライドが、ギャングに襲いかかった為、命中は免れたが肩を負傷してしまう。
ドーソンとシルビーは直前に無線に引き留められ、人質に加わらずに済んでいた。
再びシャッターは閉じ、警官も集まってきた為、ギャング達は逃げ場を失った。
キッド
キッドはJBという若い少年に監視されていた。
撃たれた少年はアキールといい、なんとかJBにも治療の手伝いをさせていた。
そこへ負傷したケイシーも治療を受けに来たが、気の荒いギャングの1人がアキールに集中するよう命令した。
ケイシーは自分で応急処置をすることに。
アキールが緊張性気胸で苦しんでいるので、キッドが心臓を圧迫している空気を抜こうと針を持ち出すと、荒い男が殺すつもりだ! と騒ぎ出した。
キッドをロッカーにつれていき、荷物から写真を取り出して知り合い全員に報復すると脅した。
耐え切れなくなったキッドは男に殴りかかるが、あっさりとやり返されて倒れてしまった。
JBは仲間の暴走をタークに訴えるが、包囲されているタークには余裕がなかった。
とりあえずキッドの代わりにオーチスが手当をすることに。
とはいえオーチスにはわからないので、電話でドーソンの指示をもらった。
結局キッドがしようとしてたのと同じ措置をすることに。
脱出作戦
交渉の電話も取らずにいたタークが、やっと考えをまとめた。
救助車で突破する、というのだった。
その時、朝から昨夜のエチオピア料理の消化不良で具合が悪かったハーマンが興奮して怒鳴り出した。
マウチは心不全を心配していたのだが、それが当たってしまったようでハーマンはそのまま心臓発作を起こして倒れてしまった。
クルースは、ハーマンを解放するなら自分が救助車を運転すると名乗り出た。
取り引きは成立した。
ハーマンの心臓発作
ところが、ハーマンの心臓発作は演技だった。警察に「突破するから今すぐ突入しろ!」と、内部の状況を知らせた。
その為に時間稼ぎが必要だった。
母親
そこで、JBの母親の出番となる。
シルビーが、人だかりの中の1人の女性が気になり声をかけていたのだが、心配そうに見ている女性は、JBの母親だった。
JBはあくまで普通の子だという。
今回の騒ぎは、妹が流れ弾に当たって死んだ事が発端だった。
母親は拡声器越しにJBに語りかけた。
だが、JBは大隊長に銃をつきつけて興奮するタークを見て、自分がブレていない姿勢を見せた。
「逃げないよ。何をすればいい?」
タークは、大隊長とクルースとJBに救助車に乗るよう命令した。
セブライド
その頃、セブライドはこっそりキッドを助け出す計画を進めていた。
キッドをロッカーから助け出し、トイレに隠れさせた。
だが、ロッカーを確認しにきた荒い男がキッドが居なくなっているのに気付き、トイレまで捜しに来ていた。
あと少しでキッドの隠れている個室に近づいた時、背後からセブライドが襲いかかった。
揉み合っていると後ろからキッドが加勢し、男を気絶させていた。
突入
そのうち、警察が突入してきてギャング達は降参せざるを得なくなった。
だが、タークは大隊長に銃をつきつけたまま、救助車に乗り込む直前だった。
まだ逃げる事を諦めていない。
JBはすでに降参していたが、タークに乗り込めと言われる。
警察に囲まれながらも、救助車に乗り込んだ。
運転席には大隊長を座らせ、タークは仲間のいるイーストシカゴまで行けと命令した。
しかし大隊長はその後俺はどうなる、と運転しようとしなかった。
狙撃隊は車を包囲して狙っている。
タークは焦ってカウントダウンを始める。
車を出さなければ撃つ。
すると後ろに座っていたJBがタークを止めようと襲いかかった。
その時、JBは首に跳弾を受けてしまった。
タークはそれでも銃を離さなかったが、大隊長の説得でやっと観念し逮捕された。
JBは、病院へ搬送された。
17話「奇跡の赤ちゃん/Babies and Fools」へつづく
かんそう
前回はシカゴPDとのクロスオーバーの回でしたが、今回もまたクロスオーバーだっけ? と勘違いするような大事件でした。
51分署にギャングが立てこもり、ほぼ全員が人質になるという。
そこにセブライドが何も知らずにシャワーから裸で出てきた時は……。
笑ってしまいましたw
そして通報はしたものの、ハーマン程の役には立たずあっさり人質に加わるというw
その後、何故かあれだけ身体のデカイ、セブライドがギャングに気づかれずこっそり隠密行動できるという謎能力を発揮しましたが。
セブライドは、前回彼女がシカゴに来て同棲でも始めたんじゃないかと思いきや、今回こんな事件になってしまったせいか、その後どうなったのかはさっぱりわかりませんでした。
一応キッドに「私は応援するわよ」と冷やかされていましたが、クールに誤魔化していました。
ていうか、応援って何……。
ハーマンの体調不良がずっと伏線になっていて、結局嘘だったのはスッキリしました!
こんな大事件にもかかわらず、クロスオーバー直後のせいか特捜班の姿がなかったのが残念でした。
登場人物はこちら
(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)
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