シカゴP.D./CHICAGO P.D. シーズン4 11話「不可解な死体/You Wish」

2018/06/30

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン4 バイオレンス

t f B! P L
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あらすじ

Elizabeth Sisson/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


2018年4月20日~AXNでシーズン4 日本初放送(全23話)
(アメリカ放送2016年9月~)


登場人物はこちら

前回:10話「DNA/Don't Read the News」

性器切断遺体


ゴミ捨て場で、白人男性の遺体が発見された。
性器が切断されていた事から増悪犯罪の可能性があった。

被害者は、サンフォード・グレッグ。
登録制犯罪者で逮捕歴は10回。
母親からも接近禁止命令が出されている人物で、16歳から刑務所の常連だった。

血中からは複数の薬物も発見された。
死因は過剰摂取か、出血多量か?
逮捕歴を見る限り、敵は多い。


コンビニ


ガーゼを売ってる店を調べた所、昨夜盗難届けを出していたコンビニを見つけた。
オリンスキーとバージェスが話しを聞きに行くと、店員がグレッグを動画に収めていた。

グレッグは股間を血まみれにして、包帯などを盗んで行った。


通報記録


アトウォーターとケニーは、通報を受けた担当に話しを聞いていた。
プラスキー公園で性的暴行が目撃されていたのだった。
だが、パトカーが到着した時には怪しい人物は消えていた。

アトウォーターが担当女性をデュラン・デュランのライブに招待するという賄賂を約束し、通報者の詳細や、過去2ヶ月分の通話記録をすぐにもらった。


通報者


リンジーとジェイが、通報者のジョージ・ヒギンスを訪ねて話しを聞いた。

ヒギンスは女性が逃げるのを見ていた。
その時、茂みに何かを投げていたという。
その場所を調べてみると、血のついたナイフを見つけた。


監視カメラ


付近の監視カメラの映像から、被害者だと思われる少女を確認した。

少女の名前は、エミリー・ベーガ。
薬物所持で2度逮捕されていた。
用水路と呼ばれる、たまり場でいつも仲間とハイになっているという。

すぐに連行しボイトと、オリンスキーの指名でバージェスが取り調べを担当した。

エミリーはグレッグからレイプされそうになっていた。
その際にポケットにあったナイフを取り出し、股間を切りつけて逃げたのだという。

切りつけた後は、友達の所に戻っていた。

あくまで正当防衛で、逃げた後の事は知らなかった。

エミリーは、警察に懐疑的だった。
「私が犯人だと決めつけてる。
レイプされずによかったとか、よく戦ったとか言ってよ。
あんたら最低だよ」
バージェスは、レイプされなくてよかった、と取ってつけたように言った。


死因

Elizabeth Sisson/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


検視の結果、グレッグの死因が判明した。
ドラッグでも出血多量でもなく、締殺による窒息死だった。


エミリーが襲われた場所から、遺体発見現場まで13キロも離れている。
挙句、190センチ100キロの男を、エミリーが絞め殺せる訳がない。

エミリーの友達が復讐をした可能性もあったため、バージェスは再びエミリーに話しを聞いた。
だが、エミリーは釈放もせず友人の事を聞き出された事に、バージェスへの警戒を強めただけだった。
「私を罠にはめる気?」


リンデン・ホームズ


新たな手掛かりとして、グレッグが9か月前に不法侵入で捕まっていた共同住宅、リンデン・ホームズを調べる事に。

すると付近は、特別警察の管轄になっている事を知る。
喫煙しているだけでも捕まると、かなり厳しく取り締まっているようだった。

ボスのローデル巡査部長はグレッグを覚えていた。
2度、ラリって敷地内に入った為、追い払っていたという。

しかし関連資料を請求すると令状を求められた。


特別警察


特別警察は、シカゴ警察後任の独立した機関。
管轄地区で警察権を持ち、銃の携帯や逮捕が出来るがシカゴ警察の規則下にはない。

だが合法で街には2000人いると言われている。


その後、リンデン・ホームズで気になる事件が起きていた事を見つけた。
薬物使用歴のない男が、過剰摂取で死亡して遺棄されていたのだ。
発見者はローデル。
遺体はまだ安置所にあったので、急いでボイトとジェイが確認した。

Elizabeth Sisson/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


するとグレッグ同様、締殺の後が見られた。


ボイトはローデルを訪ねた。

ボイトは、揉める前に、話し合って問題を解決しないかとローデルに持ちかけた。

ローデルの事は調べていた。
ミルウォーキーで射殺事件を起こしていたのだった。

ボイトはその事件を、ボスだけが罪を免れ、ローデルと巡査だけが責任を負わされていたと見ていた。

グレッグの件も徹底的に調べる。
聞く耳を持たないと部下を苦しめて、ミルウォーキーの二の舞になるかもしれない。
「それは不本意だろ?」
ボイトは歩み寄っていた。

だが、ローデルはリンデン・ホームズは任せろと言って取り合わなかった。


住宅名簿


バージェスが、住宅名簿からグレッグを最初に訴えた女性がまだ住んでる事に気づいた。

アトウォーターとケニーが、シャーメイン・スチュワートに会いに行った。

すると昨夜、ハイになったグレッグが玄関を叩いていた事が分かった。
怪我もしていたというが、シャーメインは特別警察を呼んでいた。
「シカゴ警察より頼りになる」
ムーニーという特別警官が来て、かなりグレッグに怒っていたといった。


ジェームズ・ムーニー


ムーニーは、大学で刑事司法を学び、シカゴ警察の雇用待ちをしていた。
3か月前に特別警察になっていた。

ジェームズを連行し、取り調べを始めようとするとコットが割り込んで来た。

するとその隙に、ジェームズは取調室で首を吊っていた。
やはりグレッグ殺しの犯人なのだろう。
すぐに助け出し、命はとりとめた。


ローデル巡査が21分署にやってきた。
ムーニーは殺人罪だと伝えると、ミルウォーキーの話しをし始めた。

捜査令状を取り、ボスの情報屋に聞いた家に行き、ボスの命令通り名乗らずに踏み込んだ。
そこには銃を持った男がいたので、撃ち返した。

しかし、情報屋が家を間違えていた事が分かった。
まったく関係のない家だった。
ボスには、名乗った事にしろと言われ言う通りにした。

だが裏切りに合い、解雇されていた。

「グレッグは、若い女性を苦しめ、何度も警告していた。
だからムーニーは……」

するとローデルは死体遺棄していたら? と言い出した。
証言をすればムーニーは減刑されるか?

ボイトは、過失致死罪にはできるが、ローデルは犯人隠匿の罪になる、と答えた。

ローデルはそれで納得したようで、書面に残す事にした。
「ムーニーは指示に従った」


解決


エミリーは釈放となった。
バージェスはエミリーに、かつてリンジーがナディアにしたように生活を改める手助けをする、と声を掛けた。
「リハビリ施設や外来の病院も紹介できる。
私が横にいて支えになる。
約束するわ」

席に戻ると、恐らくエミリーからの連絡はないだろうと感じ取ったバージェスはオリンスキーに愚痴をこぼした。
「話しても無駄でした」
「それでも諦めるな」

オリンスキーはバージェスを励ました。


リンジー


リンジーの父親、ジミーが署に顔を出した。
持っていたリンジーのアルバムを見せに来たのだった。

ボイトとも再会の挨拶をしていた。

ジェイはその際に、ジミーが口をつけたコーヒーカップからDNA鑑定に出していた。
母親が嘘をついている可能性をぬぐえずに。

結果、ジミーはリンジーの父親ではなかった。


リンジーは捜査を抜け出し、ダイナーで食事をしているバニーに文句を言いに行った。
バニーは誰の入れ知恵? と話しをすり替えた。
あくまでもバニーはジミーが父親だと信じていたという。
「詐欺の為に15年もリンジーの写真を送り続ける?」

その上で、バニーはもう信じてるんだから秘密にしておかない? とリンジーに持ちかけた。
怒ったリンジーはダイナーのテーブルにあった食器をすべて払い落し、店を出て行った。


リンジーはジミーにも真実を伝えた。
するとジミーは態度を豹変させた。
「なんて親子だ。騙しやがって。
二度と電話してくるな。FBIに連絡するからな。
お前らみたいな詐欺師を捕まえてくれる」
リンジーのアルバムは投げ捨てられた。


バニーはボイトを訪ねて21分署に来た。
DNA検査をしたのはボイトだと決めてかかっていたのだった。
「何様よ。
私が手に入らないからって娘を奪った。
あんたのDNA検査をするべきね」
「30年言わなかったが……、くたばれ」
ボイトが相手にせず、去ろうとするとバニーは言った。
「あの夜の事をなかったことにするのね」

受付けに立っていたプラットの耳にも聞こえていた。


リンジーは、結局その日は署に戻らなかった。
ジェイからの連絡も無視したまま、ごめんね、とだけメールを送っていた。

夜、バーで幼馴染に会っていた。
何故シカゴを出て第2の人生を歩もうとしないのか?
バニーが変わる事はないのだから、自分が変わればいいと言われる。
「別の場所でやり直せるなら試したい」
「迷う理由は何なの?」

リンジーは即答できなかった。


12話「教会/Sanctuary」へつづく


かんそう


リンジーのお別れフラグですかね~。
そろそろなのかな?

でもリンジーって常にこんな感じだった気もするし。
一度はFBIに行ってるし……。

だいたいバニーの事は最初はかなり避けていたのに、最近変に母子してるから。
リンジーのブレブレな感じも、バニーと並んでイライラしちゃう。

そんなバニーとボイトが過去に何かあった……。
ウソだと言って!w
ボイトが格好つけて? くたばれって言った後にその真実を明かすのは、勘弁して欲しかったw

まさかのリンジー、実の子?
だとしたら家族が欲しいボイトには嬉しい事実かもしれないけど、まあこれも無いんでしょうね。
もしそうならあのバニーが放っておくはずがない。
もっとボイトを利用しているはず。


オリンスキーが急に? バージェスへの態度を軟化させました。
前回は、バージェスがオリンスキーの指示を無視していたけど、それが頑張りに取られたって事?
急に褒めたり、取り調べさせたり。

流れは唐突に感じたけど、そもそもオリンスキーはバージェスを苛めたいわけではないから、ちゃんと先輩らしくしてくれている事には、何も問題はありません。
親子のような微笑ましいコンビを見せて欲しい!

ケニーについてはまだまだキャラはよくわかりませんが、結構しゃべるな~と今回思いました。
仕事の事だけじゃなく、無駄話も。
後、意外とお茶らけもするみたい。

ジャック@リベンジの良い人イメージが勝手に濃いので、格好つけているタイプよりはくだけていった方が嬉しくはあります。

ボイトにはまだまだ、距離があるのでこれからどんな関係になっていくのか楽しみ!

そしてボイトが今回も、超大人しめでつまらなかったな~。
今回は、特別警察という微妙な関係との交渉? というので、バイオレンスも発揮できなかったとはいえ、穏便に出た挙句収穫もナシとかボイトの仕事じゃなくていいって感じ。

まあ今回一番悪い奴が最初に遺体での登場だった、というのもあるから暴れ所がなかったんだよね。

挙句、恥ずかしい過去がばらされちゃって、ボイトにとっては踏んだり蹴ったりな回でした。



登場人物はこちら

前回:10話「DNA/Don't Read the News」

(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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