あらすじ
Michael Parmelee/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC
2018年4月12日(水)22:00~ FOX 日本初放送 (全24話)
(アメリカ放送 2017年9月27日~)
・【登場人物】
前回:3話「因果応報/Contrapasso」へ
ネットいじめ
ブイログの人気者15歳の少女マンディが、「評判は地に落ちた」という動画を残して消えていた。
マンディはパーティーで半裸の身体に下品な言葉を落書きをされて寝る写真を撮られ、拡散されていた。その結果、周囲から「アバズレ」等と影口を言われるようになっていたのだった。
マンディはその理由がまったくわからず動画を通じて訴えていた。
「どうして? 誰がやったの?」
両親
両親の話しによると、パーティーは男友達のダニエルの家で行われていた。
帰宅後、部屋で眠る娘を確認していたので、問題には気づいていなかった。
男友達は昔からの知り合いだから心配はないはず、だという父親。
両親はブイログを通じて変質者とでも知り合ったのではないか、と不安がる。
アンドリュー
カリシは、パーティーに参加していた男友達のアンドリューを聴取した。
今朝、マンディから10回もメールが送られていた。
内容は、「いじめられた理由」を知りたがっていたというが、アンドリューは自分は何も知らないから放っておいたという。
マンディが、親友のステイシーと今朝言い争って「もう絶交よ」と言っていたのを聞いたという。
ステイシー
ロリンズがステイシーを訪ねた。
マンディとの喧嘩の原因には口を閉ざした。
落書きと写真については、パーティーから先に帰っていたので知らなかったが、今マンディが1人ではないという事を打ち明けた。
新たな動画
マンディは、新たな動画を配信した。
髪の色やヘア・メイクを変えたマンディは、これまでとは真逆のエモ・ファッションに変わっていた。
「私を憎む人たちへ。ここは最高よ」
両親へはもう戻らないと伝える。
急いで追跡をして、IPアドレスからニューアークの住所に向かった。
それはマンディが「Chatslam」というSNSアプリを通じて知り合ったイーサン・コーエンの家だった。
パソコンでは隠されていて両親も気づかなかった。
マンディは無事で自分で望んでイーサンの家に居た。
イーサンはマンディの事情を知り、同情して匿っていただけだったのだ。
そしてマンディに起きた事すべて言ったほうがいい、とまだ隠している事があると伝える。
マンディはレイプもされていたのだった。
マンディの記憶
マンディはパーティーでマリファナを吸っていた為、記憶が曖昧だった。
最後の記憶は、タクシーで帰宅をし、目が覚めたら身体の落書きと痛みに気づいた。
相手の記憶もないのだから、合意もしていない。
Michael Parmelee/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC
男友達
カリシとロリンズは、パーティーの主催者、ダニエルに話しを聞く。
参加者はステイシー、マンディ、マックス、アンドリュー。
ブイログにも登場する、マンディの親しい友人ばかりだった。
レイプには気づいていなかったのか、驚いていた。
ダニエルは、落書きをしたのはマックスだと言った。
マックスは軽い冗談だったと落書きと撮影を認めた。
アンドリューは、2人を止めたというが、昨日「何も知らない」と嘘をついている。
カリシが追及すると、マンディと数分だけ2人きりになったと言い出す。
その時キスだけした、と。
マンディは喜んでいたけど、ハイだったので休ませた。
その後、2人が落書きを始めた。
誰もレイプを認めなかった。
バーバ
現状報告を受けたバーバは、中でも一番罪の重いマックスを、「児童ポルノ法違反」で脅すよう提案した。
その結果、マックスはレイプしたのはアンドリューだと口を割った。
見せしめ
3人の少年を、あえて授業中に生徒たちの前で逮捕した。
無謀危険行為と児童福祉法違反及びわいせつ画像の拡散。
アンドリューは、第2級レイプ罪。
証言
逮捕したアンドリューはそれでも、合意だったと言い張った。
事前にマンディに確認をして「アンドリューの事は弟としか見ていない」と聞いていた事を伝えると、取り乱した。
「そんなの嘘だ!」
しかし、判事が危害を加えないと判断した為、アンドリューは一時保釈される事になった。
残りの2人は、証言と引き換えに無謀危険行為が減刑となった。
3人が逮捕されてもまだマンディが悪者のままだった。
マンディを保護しつつも、SNSから遠ざかるよう指示をした。
アンドリューとも連絡を取らないよう、注意する。
ステイシーからは無視され続けているようで、友達は1人もいないと言った。
マンディは証言を嫌がった。
復活
マンディは注意をされたのに、再びブイログの更新をした。
ファッションを元に戻し、もう被害者でいるのは止める、と証言もしなければ裁判もどうでもいい、と言っていた。
動画を見てオリビアは、ファッションも変わったが部屋の中から家族や友人の写真が外されている事にも気づいた。
辛い過去を封印して明るい未来を描こうとしているが、無理があるようにしか見えなかった。
すぐにオリビアとロリンズはマンディを訪ねた。
ロリンズは自分の腕の「アマンダ」という刺青を見せて話しをする。
故郷のジョージア州の小さな町で、愚かな事をして中傷された過去。
軽蔑されて当然だと自分で思っていた。
淫乱アマンダと呼ばれていた。
でもそれは関係ない。自分が自分を定義する。
それを忘れない為に入れた刺青。
中傷には屈しない。
アマンダはその話に動揺した。
オリビアはあなたの味方だと伝えに来たという。
マンディは、勇気づけられたようだった。
真実
実はこの3日間、マンディへのSNS上のいじめはエスカレートしていたのだった。
山ほど誹謗中傷のメールや写真が届いていた。
それを1人で耐えていたのだった。
その中にはアンドリューも居た。
「ひどい仕打ちだ。電話して」
何通も嫌がらせのように送っていた。
マックスはアンドリューを裏切った償いだと、暴力を受けて怪我をしていた。
同時に、マンディを傷つけたのだから当然の報いだと反省をしていた。
マックスは今更信じないだろうけど、本当にマンディが好きだったという。
アンドリューはそれ以上に好き過ぎた、とも。
しかし、父親がもう関わりたくないと、証言する事を取り下げた。
そして脅しの効果がない事はバレていた。
だが、バーバは「好き過ぎる」という部分にとっかかりを見出していた。
マンディに同じような連絡が来ていないか、確認する。
いくら禁止した所で10代が言う事を聞くわけなく、案の定メールのやりとりがあった。
アンドリューはこの場におよんでもマンディに「友達じゃ嫌なんだ」と気持ちを伝えていた。
レイプの証明になる。
アンドリューにメールのコピーを突きつける。
マンディが合意していなかった事は認めた。
ただ、自分を好きになって欲しかったのに、キスしたら顔をしかめて嫌悪された。
それがアンドリューにはショックだった。
思わずアンドリューは本音をぶちまける。
アンドリューは、公開法廷で罪を認め、学校中が嘘つきだと思っているマンディの疑いを晴らした。
学校
Michael Parmelee/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC
裁判の後、マンディはオリビアを学校に呼んで、生徒達の前で今回の件について話しをした。
性犯罪に加え、いじめにあったマンディは、各自の態度や湖渡場は人を傷つけ、結果を伴うと訴える。
オリビアは、マンディの勇気を称えつつ、避難や糾弾しに来たのではないと話す。
生徒たちの目をつぶらせ、体験した事があれば目を閉じたまま立ち上がるよう説明した。
いじめに苦しんだ事がある、新入生いじめの被害、噂話、性的暴行、暴力。
目を開けるとほとんどの生徒が立ち上がっていた。
「皆同じ。
あなたたちには変える力がある。
心を開いて思いやりを持つのよ。
1人じゃない」
マンディの友人、アシュリーもレイプに遭っていたと打ち明ける。
でも、知られたら皆に避難されると思って言えなかった。
同じように、自業自得と言われるのではないか、ウソつきと言われるのは嫌、などこれまで言えなかったと生徒たちは発言していく。
座っていたステイシーも、マンディに謝った。
マンディは本当の意味で乗り越えられそうだった。
オリビア
オリビアはロリンズに、ノアの生物学上の祖母が現れた事を打ち明けた。
ロリンズはDNA検査をすすめた。
オリビアの元に、祖母シーラ・ポーターの弁護士から、資産公開と精神関係を求める申し立てが来た。
親の資質を問う気らしかった。
5話「10年目の再会/Complicated」へつづく
かんそう
SNS絡みのティーン間の事件でした。
昨日までの人気者が、好かれるあまりに被害者となり、イジメの対象にあっという間に転落するという、子供ならではの残酷さがありました。
最初は、マンディのダンスが下手過ぎてステイシーが怒って陥れたのかと思いましたがw
(オーディション用という2人で踊る動画でマンディ、ダンスへたっぴだったw)
単なる友達だと思ってた男友達からの熱い想いに応えられない故、逆恨みとレイプ被害にあってしまったという……。
リア充ならではの悩みというか災難ですね。
そしてどんな目にあっても、SNSと離れる事は出来ないというのも可哀想。
24時間、本当の意味で安らげる時間ってないんじゃないのかしら?
SNSで知り合ったイーサンは普通にいい人でしたw
SNSはどうしても、出だしが顔が見えなかったり、嘘も平気でつきやすい仕組みになっているから、通常の出会いよりも疑い深くなるのは正しい事だと思いますが、目の前の犯罪者より、モニター越しの常識人……という落ち? でした。
でもなぜ、急にエモ風になったのマンディw
そして復活となると結局、ファッション戻すのねw
やることなすこと、ティーンっぽくてちょっとSVUが振り回されてる感じは、いつもと違って面白かったです。
だけど、フィンがお休みの回だったのが残念!
子供の相手をするフィンも見たかったな~。
事件そのものはシンプルだったんですけど、何かと引き伸ばされていたように感じました。
比較的薄味でした。
オリビアのサイドストーリーはほぼ状況説明だけで、ノアの祖母が引く気なし! という感じになっていました。
(文:ジェーン洞)
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