NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 シーズン15 15話 「探偵の手腕/Keep Your Enemies Closer」

2018/05/04

NCISネイビー犯罪捜査班 NCISネイビー犯罪捜査班 シーズン15 クライム ジェーン洞

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あらすじ

NCIS 15x15 — Triff Caged at McGee's


2018年1月25日(木)~FOXジャパンでシーズン15 日本最速放送(全24話)

登場人物はこちら

前回:14話「探偵フォーネル/Keep Your Friends Close」へ

自動車爆弾


ヒックスの弁護士ジェシカは、自動車爆弾の餌食になってしまった。

自宅前には交通カメラは無く、目撃情報もなかったが、ヒックスの仕業に間違いない。

スローンは無事で、ギブスとフォーネルに、ジェシカが弁護を降りていた事を伝える。




1ストライク


ヒックスの働くカフェへ行き、ジェシカ殺害容疑で連行したが、ヒックスが認める訳もなく、また証拠不十分ですぐに釈放せざるを得なかった。

フォーネルとも顔を合わせ、挑発し合う。

ヒックスは帰り際、ギブスに1ストライクと言った。


アビー


アビーはジェシカの車を調べ、自動車爆弾だと断定した。
また、ジェシカの携帯を発見し、バッテリーの中に盗聴器を見つけていた。


ポール・トリフ


昨日ジェシカは、囚人ポール・トリフに面会していた。
マクギーの家で3人の死体を電動ナイフで切り刻み、床下に隠していた男。
10年前、ヒックスとトリフは半年間同房者だった。

それが弁護士を降りる原因でもあり、ヒックスに殺害された原因だろうとギブスはトリフの話しを聞く事にした。
嫌がるマクギーを指名して。


マクギーはスローンを同伴してトリフと面会をした。

トリフは、マクギーに会いたかったと上機嫌だった。
スローンのコートを褒める。

ジェシカの死を伝えると、何故ヒックスにバレた、と言った。

ジェシカとの会話は、ヒックスについての真相について。
話したらジェシカはショックを受けていた。

ヒックスはトリフに認めてもらいたくて当初はかなり口が軽かったという。
大尉殺害どころか、洗いざらいしゃべっていたと言う。

有罪の証拠を持っていると仄めかすが、タダでは教えないというとマクギーは話しを終わらせた。
トリフは気を引く為、メアリー・スミスが狙われていると言った。


メアリー・スミス


トリフの言う通り、NCISの到着は一足遅く、メアリーはすでに攫われた後だった。
老人ホームの出入りは自由でカメラもなかった。
盗難車のセダンに乗り込んで行ったらしい。


2ストライク


カフェの前でフォーネルが出勤してくるヒックスを待っていた。

顔を合わせると簡単に挑発のし合いになる。
ヒックスが「娘さんによろしく」と言うと、フォーネルはとうとうヒックスを殴ってしまい、飛んで来たギブスが間に入って止めた。

ヒックスはギブスに2ストライクといった。


だが、これはギブスとフォーネルの作戦だった。
乱闘の隙に、ヒックスの襟に追跡装置を仕掛けていたのだった。
メアリーが生きていれば居場所が分かる。

フォーネルとギブスとギブスは、すっかり元の2人に戻っていた。


トリフとの取り引き


結局、トリフを信用して要求を呑む事にした。

トリフの要求は、48時間外部通勤として刑務所を出て捜査を手伝う。
捜査中はマクギー捜査官がトリフの監督に当たる。
外部勤務中、トリフは最後の居住地に滞在する。

それは、マクギーの家に連続殺人犯を泊める、と言う事だった。

デライラと双子は実家に帰し、赤ちゃんの痕跡はパーマーに消してもらった。
トリフに家族を知られないように。
おもちゃと同様に、刃物も隠した方がいいとビショップのアドバイスももらった。

とはいえ、トリフは檻の中で、リーヴスも付き添うのだが。

それでもトリフがただいま、とやってくるとトーレスとビショップは一目散に帰って行った。


10年前のバン


最初にトリフが教えた情報は、10年前のヒックスのバンを調べて見ろ、だった。
当時も捜査済みだったが、解体して調べろと言った。

ギブスとフォーネル、トーレスで解体を始めると、ギブスが血痕と指紋のついたパイプを見つけた。
血痕は5人分で、大尉と、これまでの未解決事件の被害者だった。
もう言い逃れはできない。


3ストライク(三振)


ヒックスの行方が分からなくなっていた。
追跡装置のついたジャケットは家に残されたまま、カフェにも出勤していなかった。

ジャケットには「ストライクスリー(三振)」のメモがピンで止めてあった。
ヒックスは気づいていたのだった。

その時、ヒックスの携帯がオンになり居場所が判明した。
メアリー・スミスの老人ホームだった。


メアリー・スミスは老人ホームに戻っていた。
甥を殺すと脅されて、ヒックスに従ったという。
車で森へ行き、縛られた。そしてトランクの中へ。
その後、解放された。

携帯はヒックスからホームに戻ったら電源を入れろ、と指示されて持たされたという。
「口を開いた者は報いを受ける」
とも言っていた。


親友


マクギーの家で檻の中とはいえ、久しぶりの自由を満喫していたトリフ。

トリフは、マクギーに共通点が多いと言う。
例えば、父親にまつわるトラウマ。
マクギーは話しに乗ろうとはしなかったが、トリフはマクギーが父親になる事に気づいていた。
いくら片づけてもミルクのにおいで分かる。
男女の双子である事も当てた。
マクギーは思わず、トリフに子育ての苦労を愚痴った。

そこへリーヴスが、ヒックスの居場所の心当たりを聞いた。
トリフは分からないという。
マクギーは、隠れ家についても指南していたんじゃないかと言うが、親友に嘘はつかないといった。

カムフラージュ


ギブスはつじつまが合わないとスローンの部屋に飛び込んだ。
スローンも同意した。

すでにヒックスの少年犯罪の記録を取り寄せていた。

分析によると彼は父親に暴力を受けていた。
被害者は全員特徴が一致する。
30代男性体格がよく地位も高い。おそらく父親に似ているのだろう。
殺す事で優位に立とうとした。

ジェシカはそれに一致しないと指摘すると、だから心配なのだという。
彼の手口は完全に変わった。

スローンは、ヒックスにより一層の危険を感じていた。
メアリーを生かしたのには理由があるはず……、というとギブスはカムフラージュだと気づく。

狙いはフォーネルだった。

ヒックスはフォーネルのオフィスに居た。
フォーネルは椅子に縛られていたのだが、ギブス達が到着した時には、フォーネルとヒックスは姿を消していた。

コルクボードには血の付いたフォーネルの免許証が残されていた。
過去の被害者同様に。

トーレスも冗談が言えなくなる。


対決


リーヴスを応援に行かせたマクギーは、トリフと2人きりになっていた。

そこへヒックスが現れる。
トリフは思ったより遅かったな、と言いながらも指南役のよしみで助けてくれとヒックスを頼った。
ヒックスがNCISにチクった癖にというと、それも同房者に秘密を打ち明けるなと言う教訓だ、と言った。

トリフは檻に入っていながらもヒックスの優位に立とうとする。
「世話してやった私に跪いて感謝するべきだ」
ヒックスは銃を持っている。

「君は当時から弱い男だった、だから同情した。
振り返れば時間の無駄だった。
君はがっかりするほど無能だ」

マクギーもトリフの心配をする程、ヒックスを挑発していた。
ヒックスはトリフへの殺意を決めたようで、檻に近づいた。
その瞬間、トリフは檻のドアに体当たりしてヒックスを倒した。

マクギーもテーブルの下に隠しておいた銃に手を伸ばした。
そこをヒックスが狙った時、トリフがマクギーを庇って撃たれた。

檻のドアは開いていたようだった。
それを知っててトリフは檻に収まっていた。

撃たれたトリフは、何より大事なマンションが血や銃弾で価値を下げる事を気にした。


フォーネル


ヒックスがマンションの外に出た時、到着したNCISが待ち受けていたが、車に乗り込んで逃げた。
トランクにはフォーネルが入れられっぱなしだった。
フォーネルはトランクの中で、なんとか拘束を解きバックシートから車内に抜け出し、ヒックスの首を絞めた。

車は衝突し、フォーネルはヒックスを引きずり出して殴ったが、反対に首を絞められてしまう。
そこへギブスがフォーネルのスタンガンを使って、ヒックスを倒した。

ギブスが壊したせいで、最新モデルに変わっていたスタンガンをギブスは気に入った。


トリフはマクギーに別れの挨拶をした。
「悪くない休暇だった」
親友を助けるのは、当然。
それに死んだら誰かが引っ越してくる。
しっくいの壁に映画のポスターを貼られるなど耐えられない。

トリフの中では、双子の後見人に頼まれる程のマクギー家族の一員になっていた。
「誰にも引き裂くことはできない」


ギブスとフォーネル


フォーネルは、ヒックスのファイルを返却すると家を訪ねていた。
改めてギブスに礼を言う。
10年前の過ちを正してくれた。

フォーネルはFBIに戻れる事になったが、断っていた。

一番の目的は、今回の請求書を渡す事だったのかもしれない。
友情価格にしといたといって、クリーニング代まで請求していた。


つづく

かんそう


最後に、追悼としてデヴィッド・メイライズ/DAVID MAYREISさんが紹介されていました。スタッフさんのようですね。


ヒックス事件が意外とあっさり? 解決しました。
ヒックスの連続殺人が続くと言う感じではなく、もう追い詰められて後は捕まるだけ、と言う、ちょっと慌ただしくも感じました。

スローンとギブスがつじつまが合わない……という所は、なんだか良く分からなかったです。
ヒックスのターゲットとして枠にはまっていなくても、ジェシカは殺すべきだから殺しただけで、何も不思議には思いませんでした。
「真の狙いはフォーネル」って気づく為の、無理やり感の方が気になってしまいました。
フォーネルとの絡みを見ていれば、誰にでも気づくだろうに。


結局ヒックスが、ドヤ顔でしゃべってるシーンばかりで実際の犯行をほとんど見ていないので、あんまり悪人感がないというか小粒な印象で終ってしまった。

何よりヒックスの影を薄くしてしまったのは、
シーズン14 17話「床下の秘密」で登場したポール・トリフの再登場!!

トリフ、嫌いになれない……というか、むしろ好き!
悪人だけどキャラが立ってて、今回のように協力的な面もあるし。
マクギーは目をつけられて災難としかいいようがないけど、自分が関係なければ面白すぎますw

しかもトリフが居なかったらこんなトントン拍子にヒックス捕まえらてないってくらい、役に立ってたしw

言い換えれば、そんなヒックスにさんざん? 10年も振り回されていた……って思うとちょっとがっかり。
フォーネルなんか人生変えられてしまったし。
でも、結果オーライとなっていたのが何よりですけどね。

何にせよ、ヒックス事件が解決して、ギブスとフォーネルの関係が本当の意味でスッキリして、また2人揃って前に進めるようになって良かった!
今後も私立探偵として、フォーネルが絡みやすくなりましたからどんどん登場すると期待して!
トリフもまた出て欲しいなw


登場人物はこちら

前回:14話「探偵フォーネル/Keep Your Friends Close」へ

(文:ジェーン洞)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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