CHICAGO P.D. シーズン3 13話「説得/Hit Me」【シカゴP.D.】

2018/02/03

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン3 バイオレンス 海外ドラマ

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あらすじ

Matt Dinerstein/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC


2017年11月3日~AXNでシーズン3日本初放送(全23話)

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汚職警官


カジノ帰りの女性が汚職警官の餌食になる事件が頻発していた。
リンジーのおとり捜査によって1人の警官を逮捕したが、その男は偽警官だった。


Matt Dinerstein/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC


バッジの所有者は、サム・ムラーズで逮捕者とは別人だった。


この件で、クロウリー代理とプラットの古い知り合いワッツ刑事がやってきた。
別の被害者は、暴力を受けていて大怪我をしていたのだった。
警官が絡む事件とあって、極秘で共同捜査を開始する事に。


逮捕した偽警官は、ジェラルド・ガーナーだった。
暴力を受けた被害者とは関連がなく、まだ他に仲間がいるようだった。
ボイトは、情報と引き換えに釈放を約束した。


クレイトン・ハワード


ガーナーの情報からもう1人の偽警官の名前が判明した。
クレイトン・ハワード、通称バグ。
かなり暴力的なヤバいやつで、おそらくリーダーだと思われた。
他にはカジノでカモを探して連絡を入れる係もいると言った。


犯罪歴からすぐにハワードの写真を入手し、カジノに連絡係を探す協力を求める。

バージェスとローマンには、特に詳細を言わずハワードの家に向かわせた。
何も知らない2人は待機しろとだけ言われるが、パトカーが停まっていて制服の警官が出てきた事から、自然と挨拶を交わし何も気にしなかった。

ところが相手はパトカーに乗り込むと、2人に発砲して逃走した。
カーチェイスの末、ハワードを追い詰めたが追突の衝撃でローマンが負傷してしまい、その隙に逃げられてしまった。

ローマンは何も知らされず、殺されかけた怒りをボイトにぶつけ、特捜への協力に後ろ向きになった。


カジノの連絡係


連絡係を見つけたという連絡が入りカジノに向かうと、その男は「カードカウンター」だと強盗への関与を否定した。
だが、連絡係を知っていた事から防犯カメラの映像で確認させる。
その結果、連絡係はフランクリン・ヘインズという男だと分かった。

早速自宅を捜索すると、ヘインズはすでに殺されていた。

ハワードの車に残されていた銃についていた血液が、ヘインズの物だった事から、口封じに先回りしていたのだろう。

警察のバッジやパトカーを使い、先回りするような情報もある。
内部の誰かが糸を引いているのではないか?

その時、押収した2台のパトカーには、整備場が同じという共通点が見つかった。


整備場


整備場の責任者に話を聞くと、ムラーズ巡査を女だと言った。
黒人の相棒だという男はハワードに間違いなかった。
防犯カメラから、女をエリザベス・マッケニーだと特定した。
すぐにローマンとバージェスを自宅に向かわせた。

すると室内にハワードの姿が見えたのでローマンが追った。
バージェスはマッケニーを捕り抑えた。

ローマンは廃工場にハワードを追い込み、見事逮捕した。


首謀者


ボイトはハワードをケージに入れて、警察関係者のツテを探る。
ハワードは正義の象徴であるはずの警官に、これまでひどい目に合わされてきた恨みを吐きだした。
数えきれない程裏切られたから、彼の持ち掛けた話しに飛びついたのだという。
その男は、強盗事件の担当のワッツ刑事だった。
さすがのボイトも驚きを隠せなかった。

そもそもの計画をしたのがワッツだという。
ハワードとヘインズを逮捕し、さらに仕事を持ち掛けていた。
そこからハワードが仲間を増やして行き、都合の悪い事があればワッツがもみ消していたというが。

あくまで犯罪者の証言で、仲間の警官を逮捕せねばならない事態に戸惑いが浮かぶ。


トレーラーハウス



ワッツの自宅を訪ねると、妻しかおらず夫は娘のジェニーを捜しに出たという。
捜査中だからと散弾銃を持っていたらしい。
強盗で得たと思われる大金は持って行かなかったようで、寝室で発見された事から逃げたと見なした。
妻の心当たりからワッツのトレーラーハウスに向かった。

相手が武装したベテラン刑事と言う事で緊張が走る。
慎重な計画を立てていると、プラットが説得役として名乗りを上げた。
11年、ワッツと同じ署にいた事から交渉人よりも役にたつだろう、と。

Matt Dinerstein/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC


その自信の通り、プラットは見事ワッツを説き伏せる事に成功した。

ワッツは捜査で追った怪我が原因で、真面目に働く事がバカバカしくなったのだという。
それに対してプラットは、自分は怪我のせいで現場を離れざるを得なくなっていた、と話した。
それでも犯罪には手を染めたり、自分を見失う事はしていない。

するとワッツも、涙を流して後悔を見せた。
こんな大事になったのは、ハワードに利用されていたせいもあったという。
人殺しも望んではいなかった。
でもその責任は決して放棄しなかった。
それ故、自殺をしてすべてを終わらせようともした。

だが、プラットが冷静に足首に隠した2つ目の銃も取り上げ、それを阻止していた――。


解決後、ボイトはプラットとオフィスで静かに祝杯を挙げていた。
そこへ呼び出したローマンがやって来ると、ボイトは素直に怪我の件の謝罪をした。


バージェス


ルゼックとの婚約解消が周囲にも知れたバージェスは、プラットに移動願いの手配を頼む。
しかし、プラットは素直に引き受けず引き留めた。

その後、プラットから話しを聞いたリンジーもバージェスを引き留めた。
「この選択は彼ではなく、あなたのキャリアに影響する」

バージェスの出した答えは――。



つづく


かんそう


今回の見どころは、ローマンのクサレ芸人っぱりのクサレっぷりでしたw
確かに、ボイトの口数の少なさは職場では問題ですが、とはいえあそこまで腐り続けなくてもってくらい、それ以降何も解決してないのに「もう捜査しなくていいっしょ」みたいなやさぐれっぷりを見せ続けるので、笑わせてもらいましたw

初期の頃のまだ読めないローマンが戻って着た感じw


別れたバージェスとルゼックは、見た目上は大きく差をつけていました。
バージェスは内心はボロボロですが、表向きは気丈に仕事をし、ルゼックはショックでずーっと上の空。
ボイトにまで「別れるとは思ってなかった」と泣き事を言い「聞いてない」と言われる始末。

適齢期女子の恋愛は、なかなか難しいですね~。
バージェスの移動願いにはびっくりしましたが、人気キャラでしょうから居なくなるわけがない! と信じています。

そして、プラットの大活躍!
良い人キャンペーン続行中なのか、その効果で良シーンが与えられたのか。
大好きキャラなので、こうした真面目モードなドラマも嬉しいですね。
ただ、ローマンのハワード逮捕に重ねて、結局解決したのは特捜じゃないじゃん! と突っ込んでしまいましたがw

あらすじからははぶいていますが、シカゴ・ファイアシーズン4 13話に続いて、PDでも「ボクシング大会」ネタは繰り広げられています。
モリーズでドーソンとジミー(シカゴ・ファイア)がチラっと登場していました。
楽しみ!



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(文:ジェーン洞)

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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