あらすじ
Elizabeth Morris/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
2017年5月18日(木)~AXNでシーズン3放送(全23話)
「チリーズ」
チリは生活に支障をきたす程、副業のシャンパン「チリーズ」に給料をつぎ込んでいた。
それでも、ハーマンからすると経費をケチっているのが気になり口を出す。
チリの事情を知るドーソンとシェルビーは、煽るのではなくペースダウンさせた方がいいとハーマンにリクエストするが、ハーマンはむしろ若い頃の自分を見ているようだ、と加速させていく。
資金に困るならクラウド・ファウンディングだ、とモリーズで資金調達の説明会を開く事に。
はしご隊VS救助隊
オーチスは、セブライドに忠告を受けたにもかかわらず、ライスへの不信をあからさまに態度に出す。
そんな中、少年が崖から落ちる事故が発生する。
はしご隊が先に着くが、出血がひどい為、救助隊を待たずにロープ・レスキューする事に。
セブライドは行く必要がなくなったとはいえ、責任感から現場に向かう。
途中からライスがロープ引きを手伝おうとすると、オーチスはきつく「下がってろ」と言った。
処理後、キャップもはしご隊のおかしな態度に気づき「何だあれは」と訴える。
セブライドはリーダーとして「今日ははしご隊が、先に到着してたから」と宥めた。
しかしオーチスの態度が気になっていたライスは、精鋭部隊の俺たちに敬意がないとキャップに賛同した。
耐えかねたセブライドは、署に戻りケイシーの前でオーチスに再び釘を刺す。
「お前がライスを嫌おうと、彼は訓練を積んだ優秀な救助隊員だ。
敬意を払ってくれ」
そしてこれまではよく仲良くおしゃべりをしていたというのに、
「救助隊の席に座るな」
とオーチスを拒絶した。
さすがにケイシーが見過ごせず、オーチスとクルースを呼び出し、セブライドのチームの事はセブライドに任せろと注意をする。
オーチスは直接言われれば「分かった」と口では言うが、どちらの言いつけにも納得はしていなかった。
対立は表面化しその後、日常からはしご隊と救助隊で小競り合いをするようになってしまう。
オーチスの味方であるクルースも、さすがに「救助隊には敬意を払うべきだ」と注意をする程に。
そんな空気の中、大隊長に新人チリとの事を聞かれたシェルビーが勘違いして、小競り合いの事だと思って答えてしまう。
「彼らも大人よ。収まるはず」
誤魔化した時には遅く、大隊長も状況を知るとセブライドとケイシーを呼び出し、署内の問題をさっさと収拾しろと喝を入れた。
そして最悪の出来事が。
チリの資金集め説明会で、オーチス達のテーブルに救助隊が同席しようとすると、「ここははしご隊の席だ」と喧嘩を売って、もみ合いになってしまう。
Elizabeth Morris/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
セブライドは、ライス不在の中「ライスは臆病者だ」とはっきり言うオーチスに耐え切れず殴りかかる。
なんとか周囲が止めて、未遂で終ったがはしご隊はモリーズから出て行き、説明会はぶち壊しとなってしまった。
翌朝、アパートでケイシーとセブライドが顔を合わせると、部下の争いがそのまま影響して2人も対立を始める。
過去に2人が対立したダーデンの話しを持ち出すケイシーに、セブライドは本気で怒ってしまったようだ。
いよいよオーチスも大隊長に呼び出され、証拠もないのにライスを責めるのは職場や立場に不満があるからか、と追及されてしまう。
休暇を取るか? と聞かれ、今の状況に満足してますと答えると、だったら口を閉じてろと怒られる。
「部下の監督はセブライドの仕事だ」
セブライドは念の為、ライスにマスクの事を確認するが話し途中で出動となってしまう。
車炎上事故
近くにいた人が運転手を運び出し、道路に寝かせて救急隊に引き渡した。
炎上する車に角材をかませて固定させようと近づいた時、爆発。
その反動で動き出してしまうが、角材が間に合わなかった。
Elizabeth Morris/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
そのままでは救助の輪に突っ込むところを、セブライドが身を張って車の前に飛び込み、タイヤにポンプをかませてなんとか停止させた。
プロに徹するセブライドにお礼の言葉が飛び交う中、オーチスは無言だった。
セブライドとライス
Elizabeth Morris/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
シフトが終わり、帰ろうとするライスにセブライドは上司として再び確認をした。
「本当にマスクが故障したんだよな。
現場から逃げ出したんじゃなくて」
ライスは目を見てセブライドに言った。
「誓って言う。故障だ」
セブライドは上司として聞く必要があったと言い訳をするが、ライスの気に障ってしまった。
「これからは単に上司として振る舞え」
ライスの息子の誕生日に、一緒にベニハナへ行く約束はどうなってしまうのだろうか。
ハーマンとチリ
散々だった説明会の後、ハーマンはチリに「一休みしたほうがいい」と言い出す。
急に引く態度をされてもチリは、1人で進めると強気だった。
実はハーマンに死んだ父を重ねていたという。
チリーズはその父のアイデアだった。
しばらくして、ハーマンは気を変えた事をチリに伝える。
「君を援助する。成功を信じてるから。
モリーズの資金から無利子で融資するかわりに、事業に関わらせろ」
チリは頼もしい仲間を手に入れた感激で、ハーマンに抱き着いた。
ケイシーの潜入捜査
ケイシーにボイト(シカゴP.D.)から連絡が入り出す。
最初は、因縁のあるボイトを避けていたがとうとう署に顔を出したので仕方なく話しを聞く。
すると、先日まで副業で関わっていたストリップ・クラブの捜査を手伝って欲しいという依頼だった。
ケイシーは「あんたのために仕事はしない」と即答で断った。
しかし、アントニオ(シカゴP.D.)からドーソンを通じて頼まれ、ケイシーは断れなくなる。
ジャックがしているのは、帳簿をごまかす等のレベルではなく「人身売買」だと言われたのだ。
しかも巧妙でなかなか手口を掴ませない。
ケイシーはどうやらジャックの信頼を得ているようだから、容易に内部を探れると白羽の矢を立てられてしまったのだ。
Elizabeth Morris/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC
ふとケイシーは「そもそもどうして自分はジャックに気に入られたのか」と疑問を口に出す。
するとボイトは言う。
「同じ消防士として信用できると思ったのか、表に立たせる身代わりにしたいのか。
なんでもありだな」
ケイシーは不安を覚えるが「俺たちが守る」と背中を押された。
早速、ジャックに復帰の挨拶をして、新人お披露目会に誘われる。
マウス(シカゴP.D.)からスマホ型の盗聴器を渡され潜入開始となるが、いきなり出だしで窮地に立たされてしまう。
ケイシーは怪しい男達の前に連れて行かれ、ボディ・チェックを受けたあと決まりだから、とスマホを見せるよう要求されてしまった……。
かんそう
シカゴP.D.からボスのボイト様登場で、思わず黄色い声を上げていましたw
そして結構出番があるので、途中からPDなのかファイアなのか、こんがらがりましたw
ほんと、ファイアとPDは通常運転でもクロスオーバーが頻繁なので、楽しい!!
でもケイシーはボイトが出てくる程の悪党ジャックと絡まなくてはいけないので、災難といえば災難ですねw
とはいえこのエピソードが続く限り、シカゴP.D.のメンバーも頻繁に登場する可能性があるのでこれから楽しみ!
さて、気がかりだったはしご隊VS救助隊は、もう全面戦争状態になってしまいました。
でもどう考えてもオーチスがやりすぎちゃったような。
署の安全の為に、危険な現場で信用できない行動をするライスを警戒するのは正しい事だけどやり方としてあんなイジメのような態度を取るのは、ダメですよね~。
しっかり、ケイシーとセブライドの耳に入れたならもうそれで普通にしなきゃ。
とくにライス本人のいない、オフでのモリーズで救助隊に喧嘩を売るのはオーチスのキャラを見る目が変わってしまう程、イヤなシーンでした。
今回のオーチスは、損な役回りになっていて完全に嫌われ役ですね。
せっかくフィーチャーされたと思ったら><
でも結果的には、事故ったクルースの時のように「オーチスが正しかった」で終る……のかな。
なんかこのエピソードはどう転んでも後味の悪い結果にしかならなそうで、気が滅入ります。
ライスがチキン野郎だとしたら、場繋ぎのキャラで終ってしまうのでしょうか?
セブライドが信用できる人間が登場して、笑顔が増えてたのにな~。
新人チリは、副業絡みでハーマンが急速に仲良しになりました。
が、ハーマンの行動がちょっと理解できなかった。
最初煽るだけ煽って、ケンカ騒ぎの後急に「ヤメトケ」みたいに引いたのは、ちょっと勝手過ぎてビックリ。
でもチリの事情を聞いたら、またあっさり意見変えて今度は、金出すから俺もやる! って。
そりゃボランティアじゃないのは当然にしても、職場の新人で飲食を取り扱うのも不慣れなチリを食い物にしているようにも見えて、ちょっとがっかり。
ま、ちゃんと「チリーズ」を販売してチリに家でお湯のシャワーを浴びる生活させてくれたら、このもやもやはなかった事になるでしょうけどw
それにしても、緊迫が続く~と思ったら、もう次回でシーズン3の最終回なのでした!
最終回が近くなると、ドキドキする事が多くて落ち着かないですね~。
あー次回が気になる!!
次回はこちら
(文:ジェーン洞)
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