Atlanta/アトランタ シーズン1 1話~5話
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・登場人物
Atlanta/アトランタ シーズン1後半 6話~10話(最終話)のあらすじはこちら
2017年のエミー賞で話題となったコメディ「アトランタ」。
【ノミネート】
作品賞
【受賞】監督賞 (ドナルド・グローヴァー)
【受賞】主演男優賞 (ドナルド・グローヴァー)
脚本賞 (ドナルド・グローヴァー)
脚本賞 (ステファン・グローヴァー)
キャスティング賞
6部門でノミネートされ、見事主演のアーン役、ドナルド・グローヴァーが2部門受賞しました!
ダメな男達のゆる~い日常を描いたコメディですが、出演者はほぼ黒人でブラック・カルチャーが主な舞台になっています。
私は、ラップや黒人文化に詳しくはないですが、それでもクスっと楽しめましたので、ゆるい作りになっているんだろうと思います。
もちろん、詳しく知っていたらもっと楽しめているんでしょうけど!
日本での視聴は、エミー賞放送直後にFOXでシーズン1(全10話)を一挙放送した他、HULUでの配信も。
シーズン2は2018年にアメリカでプレミア予定となっています。
正直、見る前まではコアな音楽ネタ系かな? と敷居が高く感じていたのですが、全話見終わった頃には、ペーパーボーイのファンになっていましたので、あらすじをまとめて紹介したいな、と思いました!
5話づつ、2回に分けてお届けします。
ラッパーが主役ではありますが、シーズン1ではそのラップや音楽シーンはほとんど登場しませんw
あくまで日常のゆるいしょもなさ、で笑う感じです。
1話 The Big Bang
★キャラ紹介の回
アーン(アーネスト・マークス/ドナルド・グローヴァー)とヴァン(ヴァネッサ/Zazie Beetz)にはまだ幼い娘ロッティがいるが、2人の関係は複雑。
教師をしているヴァンに比べて、アーンは歩合制のバイトで稼ぎはイマイチ。
娘の子守りを交代でやっているが、ヴァンには家を追い出され泊まるならその分の家賃を請求されるようなダメ父親っぷり。
かといって仲が悪い訳でもなくベッドを共にするが、お互い別の相手とデートをするのも隠さない関係。
アーンはバイト先で同僚に「PAPER BOI(ペーパーボーイ)」のPVを見せられ、それがイトコのアルフレッド・マイルズ(ブライアン・タイリー・ヘンリー)だと気づく。
レーベル契約に700万ドルもらったというゴシップを聞かされ、慌てて会いに行く。
マネージャーにしてもらう為に。
ところが、両親に住所を聞いてペーパーボーイを訪ねるも、「母親の葬儀依頼ずっと連絡を寄越さなかったのに」と拒絶される。
アーンは、ラジオ局の白人の知り合いデイヴに会いに行きペーパーボーイのCDをラジオでかけるように頼むが、DJに頼むには500ドル必要だと言われる。
500ドルはアーンにとっては大金。
アーンは、黒人の清掃員プリンスに声をかけデイヴを悪者にして意気投合。
ラジオ局の中に入れてもらい、DJブースに直接CDを置いて帰る。
するとラジオでペーパーボーイはヘビロテとなる。
ペーパーボーイは、アーンの両親にアーンが来た事をいい、相談をしていた。
両親もまたアーンを信用ならないというが、それでもやると決めたら必ずやる、と言っていた。
そしてラジオを聞いてアーンを呼び出す。
まだマネージャーにするとは決めていないといいつつも、アーンと友人のダリウス(キース・スタンフィールド)と3人で車の中でマリファナを回し、ゴキゲンになる。
すると、車のサイドミラーが通りすがりに蹴られて壊されてしまった。
犯人を追いかけるペーパーボーイ。それを追うアーン。
その直後、発砲事件となり容疑者はペーパーボーイとアーンというニュースを家に帰ったヴァンが目にする。
2話 Streets on Lock
★発砲事件に振り回されるペーパーボーイとアーン拘留の回
アーンとペーパーボーイは警察に拘留されていた。
もちろん、発砲なんてしていないが、大麻所持をしていた。
ペーパーボーイは先に呼ばれて、保釈金が支払われ解放される。
アーンは、システムの不具合で処理が出来ないという理由で1人残される。
出所すると、ペーパーボーイは発砲騒ぎで周囲から誤解を受けまくる。
あるバーでは発砲事件を起こすのは本物のラッパーだとペーパーボーイを褒めたたえ、オーダーしたチキンに大サービスをする。
感激した2人が試しに蓋を開けるとチキンは輝いていた。(背景の赤いライトがそう見せているだけ)
得した気分になっていたが、今時珍しいラッパーだ、やり方を変えるなよ。と最終的には脅しをかけられもにょった。
帰宅すると、雑誌などのメディアも「アトランタの2pac?」と騒ぎ立てるのを知る。
うんざりして散歩に出ると子供達が「ペーパーボーイだ!」とおもちゃの銃を撃って遊んでいた。
思わず「人を撃つのは良くないぞ」と声をかけると、母親に何者なの? と警戒される。
「俺のせいかも」と事件を起こしたペーパーボーイだと名乗ると母親は喜んで記念撮影を頼んできた。
ペーパーボーイは、母親の電話番号をげっとした事で少し機嫌を直した。
そして夜になり、警察で1日中変人達に囲まれていアーンは、やっとヴァンに保釈金を支払ってもらい出所できた。
★ドラッグ取り引きとアーンとヴァンのデートの回
アーンは、ファスト・フード店でお子様セットを頼んで、子供限定だと断れる。
しばらくクレイマーのようにしつこく絡むが、諦めて水用のコップだけをもらう。
腹いせするように、こっそり有料ドリンクを入れていると、掃除のおばちゃんに見られていた。
ペーパーボーイとダリウスは、ドラッグの売人をしていた。
ラッパーにはお金がかかる。スタジオ代、衣装代、PV製作費。
夜、メキシコ人からドラッグを買い付ける取り引きがあるから、とダリウスは銃の用意をする。
アーンはヴァンとデートをする。
お金のないヴァンは事前に友達におすすめの店を聞いていた。
7時から閉店までずっとハッピーアワーでドリンクが5ドルの店を選んだ。
路駐しようとスペースを探していると、ちょうど良い場所で怪しい黒人が勝手に駐車管理人をしていた。
言い値で6ドルを払えば見張っておくからと言われ、ヴァンは怪しすぎると嫌がって遠くに停めた。
レストランに入ると、オーナーが変わっていてハッピーアワーはもちろん食事のメニューも時価などの高価なものばかりになっていた。
焦るアーンの気持ちを知らず、ヴァンは素直に喜ぶ。
アーンはペーパーボーイにメールをしてお金を送ってもらうように頼んだ。
支払を済ませて店を出ると、怪しい黒人がレッカーを知らせに身なりのよい白人の客を呼びに来ていた。
ダリウスは取り引きに行くのに、プロっぽいからと金の入ったケースと自分の手を手錠でつないだ。
待ち合わせ場所に行くと、急きょ森の奥に取り引き場所が移動になる。
そんな中、ダリウスは手錠の鍵を失くしたと慌てだす。
到着した小屋では、いかにもギャングな男が、拉致した男を森に逃がしてから銃で撃っていた。
そのイトコだという1人だけちょっと浮いた感じの男が遅れてやってくると、ペーパーボーイを見て大興奮した。
自分達もラップをやっているという。
手錠の鍵は見つからないままだったが、取り引きは無事行われ、別れ際にペーパーボーイはグループ名を聞いた。
「ミーゴス」
イトコだという男は「4人のミーゴス。ずっと4人さ」と浮かれて言った。
2人はさりながらどちらからともなく言った。
「あのいとこ、殺されるな」
★ザンという男とアーンとダリウスのわらしべ長者の回
クラブの外で、ザンという男に出会う。
なれなれしくペーパーボーイに話しかけてきて、自分のグッズを押し付けようとする。
ペーパーボーイは、一発でうさんくささを見抜き邪険にする。
翌朝、ペーパーボーイの予感は的中し、ザンがSNSでペーパーボーイをディスっていた。
ペーパーボーイも反論すると、ザンの挑発はどんどんエスカレートする。
このまま無視できないとバーで怒っていると、ザンの名前を聞いた店主が、仕事先を知ってると言う。
ペーパーボーイは1人でザンの勤務先のピザ屋の前へ行き、配達するところを声を掛けた。
するとザンは悪びれもせず、配達の車で話そうと言う。
車には何故か幼い子供が乗っており、ペーパーボーイはザンの子どもかと思ってあまりひどい事を言わないように遠慮していると、動画仲間だと紹介された。
子供なのに口が超悪く呆れるが、それでもペーパーボーイはシートベルトしろよ、と子供には優しかった。
ザンはピザの配達も子供にさせて、自分は車に乗ったままだった。
見ていると、案の定子供はピザとお金を巻き上げられてしまっていた。
驚くと、ザンは「いかれてるよな」といいながらスマホで撮影していた。
呆れたペーパーボーイはそっと車を降りた。
お金のないアーンはダリウスを連れて質屋に行っていた。
スマホを売るつもりだったが、ダリウスに日本刀を転売したほうが儲かるぞと言われて揺れた。
即金が欲しいなら現金にしろ、と言われたがアーンは日本刀と交換してしまう。
刀はダリウスの知り合いのアジア人に持って行く。
すると、そこでピットブルと交換になった。
金じゃないのか、とアーンは不安になるが、次が最後だと言われてついて行く。
そこはブリーダーの家で、無事ピットブルを引き取ってもらえた。
しかし、報酬が発生するのは繁殖した子犬が産まれた時と言われて、キレる。
今すぐ金が必要なのに!
だが、ダリウスはちゃんと「だったら現金にしろ」とアーンに質屋で言っていた。
お前自身が欲を出しただけ。
しょんぼりするアーンに、ダリウスは自分のスマホを売って金にするよう差し出す。
びっくりしたアーンは遠慮するが、ダリウスが毎月、追跡防止で買い替えてるというと素直に受け取った。
★バスケと犬の的の回
アトランタ青少年支援活動でペーパーボーイがバスケの試合に出る事になった。
バスケには自信があるペーパーボーイは、MVPを狙うとゴキゲンだった。
報道陣も集まる中、ヴァレンシア・ジョイナー(パロマ・ガスマン)という美人インタビュアーを見つける。
ペーパーボーイが、下心丸出しで近づくと「ギャングには興味ない」とハッキリ冷たかった。
イベントに、ジャスティン・ビーバー(黒人)が到着する。
大騒ぎの歓迎に、ペーパーボーイは気に入らない。
お気に入りのヴァレンシアもジャスティンにノリノリだった。
つい、試合でもジャスティンに張り合ってしまい、派手にやり合い結果、取っ組み合いをしてしまう。
人気者のジャスティンは会見が用意されており、謝罪をして歌を披露した。
スタッフを含めてノリノリの会場に、うんざりするペーパーボーイ。
「あり得ねえ」
ペーパーボーイはヴァレンシアに声をかけ、俺も誤解を解きたい、謝りたいと言う。
すると助言だと言われる。
「役に徹して。
皆があなたに臨むのはクズになること
それがラッパーの仕事よ」
アーンは、バスケの試合中時間潰しでふらついていると、アーンを誰かと間違えている中年女性に声を掛けられる。
やはり報道関係らしく、VIPエリアに連れ込まれる。
ドリンク無料だったりして居心地が良いので、適当に話しを合わせくつろいでいると、中年女性がアーンと間違えている人物に恨みがあったようで、キレ出した。
アーンは、人違いだと白状するがまったく聞き入れられなかった。
ダリウスは、1人射撃場へ行っていた。
用意した的は「犬」。
ダリウスが射撃を始めると周囲は「犬」の的を見て動揺した。
思わずダリウスに客が声を掛ける。
「犬を撃つなんて普通じゃない」
しかしダリウスには言い分があって、近所では凶暴な犬に噛まれて子供が被害にあっていて恐ろしいんだと説明する。
それでも「子供が見たらトラウマになるぞ」と引かない客。
ダリウスは「DAD」と書いてある的を刺して「人間」はいいのか? と反論する。
とにかく犬を撃つなの一点張りをする反対派に、ダリウスへの加勢が来る。
「あんたの標的も差別的だ。
ナイフを持ったメキシコ人だろ?」
騒ぎが大きくなると店主がライフルを構えてダリウスを追い出した。
「問題を起こすなら出て行け」
もちろん、発砲なんてしていないが、大麻所持をしていた。
ペーパーボーイは先に呼ばれて、保釈金が支払われ解放される。
アーンは、システムの不具合で処理が出来ないという理由で1人残される。
出所すると、ペーパーボーイは発砲騒ぎで周囲から誤解を受けまくる。
あるバーでは発砲事件を起こすのは本物のラッパーだとペーパーボーイを褒めたたえ、オーダーしたチキンに大サービスをする。
感激した2人が試しに蓋を開けるとチキンは輝いていた。(背景の赤いライトがそう見せているだけ)
得した気分になっていたが、今時珍しいラッパーだ、やり方を変えるなよ。と最終的には脅しをかけられもにょった。
帰宅すると、雑誌などのメディアも「アトランタの2pac?」と騒ぎ立てるのを知る。
うんざりして散歩に出ると子供達が「ペーパーボーイだ!」とおもちゃの銃を撃って遊んでいた。
思わず「人を撃つのは良くないぞ」と声をかけると、母親に何者なの? と警戒される。
「俺のせいかも」と事件を起こしたペーパーボーイだと名乗ると母親は喜んで記念撮影を頼んできた。
ペーパーボーイは、母親の電話番号をげっとした事で少し機嫌を直した。
そして夜になり、警察で1日中変人達に囲まれていアーンは、やっとヴァンに保釈金を支払ってもらい出所できた。
3話 Go for Broke
★ドラッグ取り引きとアーンとヴァンのデートの回
アーンは、ファスト・フード店でお子様セットを頼んで、子供限定だと断れる。
しばらくクレイマーのようにしつこく絡むが、諦めて水用のコップだけをもらう。
腹いせするように、こっそり有料ドリンクを入れていると、掃除のおばちゃんに見られていた。
ペーパーボーイとダリウスは、ドラッグの売人をしていた。
ラッパーにはお金がかかる。スタジオ代、衣装代、PV製作費。
夜、メキシコ人からドラッグを買い付ける取り引きがあるから、とダリウスは銃の用意をする。
アーンはヴァンとデートをする。
お金のないヴァンは事前に友達におすすめの店を聞いていた。
7時から閉店までずっとハッピーアワーでドリンクが5ドルの店を選んだ。
路駐しようとスペースを探していると、ちょうど良い場所で怪しい黒人が勝手に駐車管理人をしていた。
言い値で6ドルを払えば見張っておくからと言われ、ヴァンは怪しすぎると嫌がって遠くに停めた。
レストランに入ると、オーナーが変わっていてハッピーアワーはもちろん食事のメニューも時価などの高価なものばかりになっていた。
焦るアーンの気持ちを知らず、ヴァンは素直に喜ぶ。
アーンはペーパーボーイにメールをしてお金を送ってもらうように頼んだ。
支払を済ませて店を出ると、怪しい黒人がレッカーを知らせに身なりのよい白人の客を呼びに来ていた。
ダリウスは取り引きに行くのに、プロっぽいからと金の入ったケースと自分の手を手錠でつないだ。
待ち合わせ場所に行くと、急きょ森の奥に取り引き場所が移動になる。
そんな中、ダリウスは手錠の鍵を失くしたと慌てだす。
到着した小屋では、いかにもギャングな男が、拉致した男を森に逃がしてから銃で撃っていた。
そのイトコだという1人だけちょっと浮いた感じの男が遅れてやってくると、ペーパーボーイを見て大興奮した。
自分達もラップをやっているという。
手錠の鍵は見つからないままだったが、取り引きは無事行われ、別れ際にペーパーボーイはグループ名を聞いた。
「ミーゴス」
イトコだという男は「4人のミーゴス。ずっと4人さ」と浮かれて言った。
2人はさりながらどちらからともなく言った。
「あのいとこ、殺されるな」
4話 The Streisand Effect
★ザンという男とアーンとダリウスのわらしべ長者の回
クラブの外で、ザンという男に出会う。
なれなれしくペーパーボーイに話しかけてきて、自分のグッズを押し付けようとする。
ペーパーボーイは、一発でうさんくささを見抜き邪険にする。
翌朝、ペーパーボーイの予感は的中し、ザンがSNSでペーパーボーイをディスっていた。
ペーパーボーイも反論すると、ザンの挑発はどんどんエスカレートする。
このまま無視できないとバーで怒っていると、ザンの名前を聞いた店主が、仕事先を知ってると言う。
ペーパーボーイは1人でザンの勤務先のピザ屋の前へ行き、配達するところを声を掛けた。
するとザンは悪びれもせず、配達の車で話そうと言う。
車には何故か幼い子供が乗っており、ペーパーボーイはザンの子どもかと思ってあまりひどい事を言わないように遠慮していると、動画仲間だと紹介された。
子供なのに口が超悪く呆れるが、それでもペーパーボーイはシートベルトしろよ、と子供には優しかった。
ザンはピザの配達も子供にさせて、自分は車に乗ったままだった。
見ていると、案の定子供はピザとお金を巻き上げられてしまっていた。
驚くと、ザンは「いかれてるよな」といいながらスマホで撮影していた。
呆れたペーパーボーイはそっと車を降りた。
お金のないアーンはダリウスを連れて質屋に行っていた。
スマホを売るつもりだったが、ダリウスに日本刀を転売したほうが儲かるぞと言われて揺れた。
即金が欲しいなら現金にしろ、と言われたがアーンは日本刀と交換してしまう。
刀はダリウスの知り合いのアジア人に持って行く。
すると、そこでピットブルと交換になった。
金じゃないのか、とアーンは不安になるが、次が最後だと言われてついて行く。
そこはブリーダーの家で、無事ピットブルを引き取ってもらえた。
しかし、報酬が発生するのは繁殖した子犬が産まれた時と言われて、キレる。
今すぐ金が必要なのに!
だが、ダリウスはちゃんと「だったら現金にしろ」とアーンに質屋で言っていた。
お前自身が欲を出しただけ。
しょんぼりするアーンに、ダリウスは自分のスマホを売って金にするよう差し出す。
びっくりしたアーンは遠慮するが、ダリウスが毎月、追跡防止で買い替えてるというと素直に受け取った。
5話 Nobody Beats the Biebs
★バスケと犬の的の回
アトランタ青少年支援活動でペーパーボーイがバスケの試合に出る事になった。
バスケには自信があるペーパーボーイは、MVPを狙うとゴキゲンだった。
報道陣も集まる中、ヴァレンシア・ジョイナー(パロマ・ガスマン)という美人インタビュアーを見つける。
ペーパーボーイが、下心丸出しで近づくと「ギャングには興味ない」とハッキリ冷たかった。
イベントに、ジャスティン・ビーバー(黒人)が到着する。
大騒ぎの歓迎に、ペーパーボーイは気に入らない。
お気に入りのヴァレンシアもジャスティンにノリノリだった。
つい、試合でもジャスティンに張り合ってしまい、派手にやり合い結果、取っ組み合いをしてしまう。
人気者のジャスティンは会見が用意されており、謝罪をして歌を披露した。
スタッフを含めてノリノリの会場に、うんざりするペーパーボーイ。
「あり得ねえ」
ペーパーボーイはヴァレンシアに声をかけ、俺も誤解を解きたい、謝りたいと言う。
すると助言だと言われる。
「役に徹して。
皆があなたに臨むのはクズになること
それがラッパーの仕事よ」
アーンは、バスケの試合中時間潰しでふらついていると、アーンを誰かと間違えている中年女性に声を掛けられる。
やはり報道関係らしく、VIPエリアに連れ込まれる。
ドリンク無料だったりして居心地が良いので、適当に話しを合わせくつろいでいると、中年女性がアーンと間違えている人物に恨みがあったようで、キレ出した。
アーンは、人違いだと白状するがまったく聞き入れられなかった。
ダリウスは、1人射撃場へ行っていた。
用意した的は「犬」。
ダリウスが射撃を始めると周囲は「犬」の的を見て動揺した。
思わずダリウスに客が声を掛ける。
「犬を撃つなんて普通じゃない」
しかしダリウスには言い分があって、近所では凶暴な犬に噛まれて子供が被害にあっていて恐ろしいんだと説明する。
それでも「子供が見たらトラウマになるぞ」と引かない客。
ダリウスは「DAD」と書いてある的を刺して「人間」はいいのか? と反論する。
とにかく犬を撃つなの一点張りをする反対派に、ダリウスへの加勢が来る。
「あんたの標的も差別的だ。
ナイフを持ったメキシコ人だろ?」
騒ぎが大きくなると店主がライフルを構えてダリウスを追い出した。
「問題を起こすなら出て行け」
Atlanta/アトランタ シーズン1後半 6話~10話(最終話)のあらすじはこちら
かんそう
第5話の美人レポーター役のヴァレンシアはどこかで見たな~と思ったら、「プリティ・リトル・ライアーズ」のエズラの元カノ、ジャッキーさんでした。
最初は、正直状況を把握するのに精一杯で「面白さ」を楽しむ余裕がなかったのですが、ただ1話でもしょもないくだらなさが伺えたので、「続きを見よう」という気になれました。
例えば、アーンのバイト先は空港で旅行の契約を取ってるようなんですが、その同僚のおばちゃんが客の目を盗んで腰カクカクさせるんです。
このシーン一発で「ナニコレ! くだらなーい」ってわかるので、もう少し見てみようという気になれました。
1話はまだキャラ紹介的な所があるので正直それだけで「超おもろい!」とはなりませんが、そういった意味でも全体的にゆる~く、面白さが漂って行きました。
主要メンバー3人のキャラを把握していくと大分楽しめます。
主人公アーンは、どこか損をするタイプだけど完全に真面目と言う訳でもなく、結構いい加減。
よくペーパーボーイに「小学6年かよ」みたいに突っ込まれていますが、見た目がとっても子供ちっく。
だけど油断をしてるとなかなか、やるなって思う事がある感じです。
自らやり手ではないと自覚していますが、それでも彼なりの野心があるようで、ペーパーボーイのマネージャーとしてメイクマネーを目指す!!
アーンのイトコのラッパー、ペーパーボーイ。
金のチェーンといういかにもラッパーだけど、ラップは金の為という割り切りもあって意外と大人。
友人のダリウスと売人をしているので、アーン程貧乏ではないが、ペーパーボーイとしてイマイチまだモテきってないので、まだまだこれから。
とりあえず女好きでしょう。
ちなみに、俳優さんであるせいか作中でラップをするシーンはほとんどありませんw
ペーパーボーイのツレ、ダリウス。
彼は売人以外は何かしている感じはありません。
常にマイペースで変な事を言ったりやったりしてる人。
深く考えると哲学? と思いそうですけど、多分ラリってるだけで意味はないでしょう!
ペーパーボーイの家に同居している、と思われます。
大事なオモシロ要素。
最近、当ブログ「ドラクイ」でもビッグバンセオリーでコメディを紹介し始めましたが、とにかくコメディは伝えるのが難しいですね!
ストーリーとしてのあらすじは、押さえられているとしてもその行間に存在する面白さはムリ!!
でもコメディってそこが大事なのにね~。
アトランタもこうして「面白いから紹介したい!」と思った所で、「面白さ」を伝えるのはムリなんだろうな~と最初から諦めてはいます。
でも記事にする事がきっかけで1人でも、見てない人が見たり、またファンである人と共有できたら~と思うのですが。
ここまでのお気に入りは、5話のバスケと射撃は超ウケました。
あ、犬は撃っちゃダメ!! お父さんもだけどね……。
あと2話の発砲事件=ラッパー的な大ネタは、それに振り回されるペーパーボーイが面白くて、そしてペーパーボーイって実はいい奴なんだな、と分かった回でした。
とにかくペーパーボーイとダリウスがダメな奴であっても、決して悪い奴じゃないと分かると格段に面白く感じられると思います。
Atlanta/アトランタ シーズン1後半 6話~10話(最終話)のあらすじはこちら
(文:ジェーン洞)
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