シカゴP.D. シーズン2 第18話「信頼/BACK TO EVEN」【CHICAGO P.D.】

2017/09/23

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン2 バイオレンス

t f B! P L

あらすじ


Matt Dinerstein/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC


2017年5月19日~AXNでシーズン2放送(全23話)

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ドラッグ移送トラック乗っ取り未遂事件


ソースの中にドラッグを隠して州をまたぐ手口で運んでいたトラックが何者かに襲撃された。
現場には護衛と思われる2名の遺体と200万ドル相当のヘロインが残されていた。
乗っ取りに失敗したようだ。


トラック運転手のアーロン・マッキンタイアの姿はなく、目撃者なし。

運転席に、メキシコのディーラーが魔除けとして持ち歩くヘスス・マルベルデの粉末が落ちていた。

遺体の1人は、ダリアス・ギフォードでギャングスター・ディサイプルズ(GD)に所属している事が分かる。

残されたドラッグを探している人物が居るはず。


ダリアスの妹


ダリアスの家を訪ねると、まだ幼い妹デニースが1人で留守番をしていた。
兄は家を出る前、アンドレと一緒に居て、2人は銃を持ってもう1人の知らない男に怒鳴っていたという。
母親は死亡、父親は刑務所と言うデニースを保護した。

ハルステッドは家の中で、もう1人の男の物と思われる財布を見つけていた。
その中にはギャング対策課時代の古いボイトの名刺が入っていた。


第3の男


財布の持ち主は、チャールズ・グレイ。
逮捕歴なし、ギャングでもなかった事とデニースの話しから、脅されていたのかもしれない。

報告を受けたボイトは、言葉少なく具体的な説明のないまま母親のミシェルに会いに行くと出て行った。
そんなボイトにハルステッドが苛立ちと不信を感じ始める。


母親ミシェル


Matt Dinerstein/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC


ボイトは、息子の財布が殺された男の家で発見されたことを母親ミシェルに伝える。
ミシェルは、息子は公正して真面目に働いていると関与を否定した。
名刺を渡していたのは、一時期危うい時があったから。

ボイトはミシェルを信用し、署に戻ると「チャールズは無関係だ」とはっきりと言った。
それだけでは納得のいかないハルステッドは、そう思う理由を追及する。
一方、真逆のリンジーは何も言わずただボイトの言う事を信頼して受け入れていた。
ボイトの答えは。
「俺が言ってるからだ」



移送トラックにつけられていたGPSをマウスに解析させ、トラックが月に1回行ってる配送先を突き止める。
そこはGDの縄張りだった。

それを聞いたハルステッドは、チャールズの行方がわかるかもしれない、とボイトには報告をしないで飛び出して行く。
ボイトにチャールズを突きつけたいと意地になっているようだった。


リンジーとハルステッド、ルゼックとアトウォーターの4人で見張っていると、建物から2人のギャングが出てきたので、声を掛けて一緒に中に押し入る。
2人が止めるのを無視したが、それは大間違いで中には罠がしかけられていた。
ドアを閉めると内側からは開かず、自動的に発火した。
ドラッグを取りに来た人間を殺す用意がしてあったのだった。

Matt Dinerstein/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC


リンジーが換気扇に目をつけ、アトウォーターが登るのを手助けしてハルステッドに蹴り壊させる。
そのままハルステッドだけ外に出て外からドアを開けて無事全員脱出する事が出来た。

Matt Dinerstein/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC


ボイトとミシェル


2人を連行して署に戻ると、ハルステッドは素直にボイトに「俺の判断ミスだ」と勝手に行動した事を謝罪する。
チャールズ探しに焦った事を打ち明けると、ボイトはミシェルとの関係を話し出した。

20年前に、情報屋の恋人だった。
ある日、情報屋は頭がおかしくなってミシェルを殺そうとした。
その時、撃ち殺して助けたのがボイトだった。

それからミシェルはカネを受け取る事なくいろんな情報を流していたという。
ボイトと母親には厚い信頼関係がある。
「決して俺を裏切らない」

ハルステッドには耳が痛かっただろうが、ボイトへの不満が消えたわけではなかった。


真相


GDの2人から事件の真相が分かった。
死んでいた2人は、護衛していたのではなく、襲撃した側だった。
もともとGDの荷受け係をしていたが、組織を裏切って勝手に襲ったのだという。
第3の男、チャールズと一緒に。

ボスはチャールズに懸賞金を掛けてまで、命を狙っていると言った。


消えたドライバー


マッキンタイヤに前妻の連れ子がいる事が判明し、自宅を訪ねる。

最初は、何かしくじったといってウィスコンシン州の山小屋から連絡が来たと言われて信じるが、家を出た所でマウスから「その家にはシェルターがある」と聞いて怪しむ。

息子を脅してシェルターに案内させると、案の定マッキンタイヤが隠れていた。


マッキンタイヤは金に困って、ドラッグの移送を引き受けていた。
しかし、殺人を犯したのは自分ではなく、同乗していたサイコなメキシコ人だと言った。
さらに、チャールズの写真を見てはっきりと、襲撃してきた仲間だとも。

サイコなメキシコ人はオクタビオ・ラミレスで、FBIと移民税関捜査局も追っている男だった。


疑い


マッキンタイヤがチャールズを認めたと同時に、携帯に削除されていた写真を復元したらギャング・サインをして映っているのを見つけた。
ハルステッドは、してやったりと言う感じでボイトに写真を見せる。

すぐにミシェルの元に駆けつけたボイトは、ミシェルを壁に押し付けて強く確認する。
「君を信じた俺の立場を考えろ!」
それでもミシェルは、嘘は言っていないと言った。


その後、ミシェルから連絡がありボイトが駆けつけると負傷したチャールズが家に戻っていた。
母親を殺すと脅されて仕方なく参加していたと言い、胸に2発の銃弾を受けていた。

病院に連れて行けないので、ハルステッドの兄、ウィルを呼んで治療してもらう。
つきそいのジェイが助手をした。
あと少しというところで、ラミレスとその手下が家を包囲する。

Matt Dinerstein/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC


慌てて手術を終らせると3人を地下に隠れさせ、ハルステッドとボイトだけでギャングを迎え撃つ。
次々と処理していき、最後に残ったラミレスもチャールズ達が見つかる寸前でボイトが仕留めた。
すでに倒れて動かないラミレスに1発打込んで、ゆっくりとジェイを見て「クリア」と言った。


ナディアのパトロール試験


警官になる為の試験の1つとして、バージェスとローマンがリスクを承知でナディアのパトロール同行を引き受ける。
出動前にプラットには「何もしないで」と強く言い聞かせられていた。


ナディアには犬の騒音だと嘘を言って、パトカーで待機させた。
実際は強盗事件で、家の中には住民が拘束されていた。

ナディアは何も知らずに犯人2人がその家の裏から逃げ出るのを見てしまう。
電話を掛けるが、反応がないので思わずパトカーを運転して犯人を追跡する。

停めていたトラックに乗り込むと、パトカーで塞いでマイクを使って警告をした。
すると、一斉に銃弾を浴びる。
その銃声に気づいてバージェスとローマンも駆けつけると、犯人は降参し、無事逮捕となった。

署に戻るとナディアは署長に呼び出され、バージェスとローマンはプラットにパトカーを壊した事を怒られる。

署長に怒鳴られた事でもう終わりだと落ち込むナディアを「特捜班では褒められたも同じ」と慰めるリンジー。
直感に従って役に立ったと褒め、警官になりたいのなら応援するとナディアを励ました。


カナダへ


Matt Dinerstein/NBC | 2015 NBCUniversal Media, LLC


ボイトはチャールズを守る為、カナダに逃がしていた。
大金と思える封筒を新生活の資金にと渡して、ボイトは1人雪のカナダを車を運転して、アメリカへの国境に向かって行った。







かんそう


ボイトはギブスが取れて、早速現場で大活躍でした!
やっぱり暴れるボイトが見れないと!

特にシビレたのは、止めの一発を撃ってのハルステッドに向かっての「クリア」!
これでお前もクリアになったろ? みたいな感じ?

ボイトがただ信頼していたミシェルとチャールズの事を、ボイトが言うだけじゃんとずっと疑っていたハルステッドへの、脅しっていうの? なんかわざとビビらせてるって感じ!
こういう部下でちょっと遊んでるような感じを見せるのが格好イイ!!

あと、「俺が言ってるからだ」ってハルステッドを頭からギュっと押さえつけるようなパワー以外の何物でもない理不尽さも素敵でしたv
こんな事尊敬していない人に言われたら、ストレス慰謝料要求したくなりますけど、ボイトだからむしろ萌えさせてくれてありがとうございます、って感謝しかありませんでした。


と私は大喜びでしたが、ハルステッドの空回り回でしたw

でもボイトも一瞬揺らいで、ミシェル脅してましたけどネw
そんな雑な所も、ワイルドで素敵ですw

ってバイオレンスなボイトさんも堪能できつつ、感動のラスト・シーン。
分厚い封筒は、間違いなく金庫の金ですよね。
もはや義賊といってもよい、困ってる人に出会ったら金庫から金を撒く感じ……。
しかも、今回はカナダまで車で1人で!
行きは親子を送ったのかもしれませんね。

思わずチャールズも「なんでそこまで」って聞いてましたけど、「なんでかな」って誤魔化す所も控え目過ぎる!

私はこれまで金を受け取っていないというミシェルの分を返したつもりなのかなーと思いました。
バイオレンスと温情のバランスで、最近温情キャンペーンしてるのか「温すぎない?」と思っていましたが、それでも最後のシーンにはびっくりしました。
なかなか出来る事じゃない!

こういうボイトを知ってたら、ハルステッドもリンジーの域に達せるんだろうな~。


保護されたデニースちゃんは、プラットが意外にもかなり優しく面倒を見ていて、クスリ漬けの叔母さんから救っていました。
施設に行く事にはなるけど、デニースちゃんは感謝していました。
でもハグされる事には慣れていないようで、すぐ解いてたw
PD本家では、プラットの良い人キャンペーンは珍しい感じがしました。


ジェイの兄、ウィルについては日本では、シカゴファイアで「シカゴ・メッド」お披露目エピが放送されたばかりなので、ちょっとこんがらがりました。
今回のウィルは、「シカゴ残留」を決めた所でまだシカゴ・メッドには行っていません。
この兄弟にも、親とのかかわりでいろいろあるみたいです。
ウィルについてはメッドをどうぞって感じなのかな?


そして、最近ボリューム・アップしているように感じるパトロール部。
ふと考えるとアントニオ等特捜班の一部のメンバーより全然出番多いw

今回はいよいよナディアが警官目指しての1歩を踏み出しました!

ナディアの事は、私も応援しているのでなかなか派手な出だしに期待が持てました!
ナディアの面倒見がよいリンジーも、素直にあんなカッコイイ先輩いたらいいなーって羨ましく感じました。

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(文:ジェーン洞)


アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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