American Horror Story:Roanoke/アメリカン・ホラー・ストーリー:体験談 シーズン6 第3章【ロアノーク】

2017/08/08

Simoom アメリカンホラーストーリー アメリカンホラーストーリー:体験談 ジェーン洞 ホラー

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あらすじ


2017年7月24日~FOXジャパンで放送!(全10話)

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番組の性質上、不快な表現が含まれる場合があります。
ご観覧にはご注意ください。


フローラ捜索


警察や有志の協力を得て、森でフローラの捜索が始まる。

リーが、何かを見つけマットとシェルビーを大声で呼んだ。


そこにあったのは、血で描かれたサークルに置かれたバラバラにされたフローラのお気に入りの人形で、頭や腕、足の一部が子ブタにすげ替えされていた。

悪質な悪戯だが、まだフローラが近くにいるかもしれないという望みでもあった。
リーは大声でフローラと叫び続ける。

その近くで3人は古びた家を見つける。
家の側に近寄ると、先ほどの人形と子ブタの残ったパーツを組み合わせて頭が人形の子ブタが作られていた。

家の中に入ると、部屋の隅のバケツには汚物が溜まっており、冷蔵庫の中はいつのものかわからない皿と動物の頭に虫が湧いている。
人が住んでいるとは思えないし、フローラはいなかった。

物音がしたので、家畜小屋に向かうと山彦のようにフローラと返す声が聞こえてきた。
足元には生まれたばかりの子ブタが複数死んでいる。
どこまでもブタまみれだ。

小屋の奥で異様な光景を目にする。
昼間でも明かりのない小屋の奥には大きなブタが横たわっており、その乳を飲んでいるのは2人の真っ黒に汚れた半裸の人間の男の子だった。
そして、それしか知らないかのように3人を見てフローラと繰り返す。
口からブタの乳を垂らしながら。


警察は、ポーク家が不法占有していたが、警察の気配に子供を置いてフローラを連れて逃げたんだろうと言った。

子供達2人は綺麗に洗われ社会福祉局が面談をするが、子供もブタ同様に扱っていたのだろう、言葉を知らないようで怯えると「クロアトアン」とだけ叫んだ。


メイソン


フローラの失踪に、元夫のメイソンも駆けつけるが72時間経過しても見つからなかった。
不眠不休の捜索に疲れ切ったので屋敷に戻り休息を取る事にするが、疲れたメイソンはリーが娘を隠していると責め始める。
皆が疲れるのを待ってどこかに逃げるつもりだろう、と。

実際にリーには勝手に屋敷に連れてきたという前科があったから、警察に話しをされると疑われるのは間違いない。
言い争いになり、メイソンは暴力を振るいそうになるがマットとシェルビーでなんとか納めた。


その夜、マットは携帯の着信音に起こされる。
警察からで遺体が発見されたというのだ。
慌てて現場に向かうと、木の高い位置に大の字で縛られた黒焦げの遺体があった。
だが、ネックレスからそれはメイソンだと分かった。

マットはうっかり忘れかけていたが、家に仕掛けて置いた防犯カメラの映像をチェックする。
そこには、夜家を出て4時間後に戻るリーの姿がはっきりと記録されていた。
シェルビーは、すぐにメイソン殺しの犯人をリーだと疑った。
だが、それを聞いていたリーは家族に疑われるなんてと怒り出し言い争いになる。


霊能者クリケット


そこにいきなり現れたのは霊能者と名乗る白髪で小柄な黒ずくめの男、クリケットだった。
予期せぬ来客に3人は驚く。

クリケットはこれまでもFBIと協力して大勢の子供の失踪事件を助けていた。
言われて調べるとすぐに記事が出てきて、シェルビーはすぐに信用したが、マットは金目当ての詐欺師だと疑った。

クリケットは、3人を納得させようと早速屋敷をうろつき、フローラが隠れた場所を当て、そこでボンネットを見つけた。
そして、プリシラと一緒にいてまだ生きていると言った。


クロアトアン


夜になり、クリケットはプリシラの霊を呼び出そうとする。
しかし出てきたのは、ブッチャーと名乗ったたいまつ軍団の女リーダーだった。
その姿はクリケットにしか見えていないようで、演技とも思える所だったが3人の目の前のキャンドルがいきなり真っ二つに割れて驚く。

ブッチャーはクリケットに、この土地は我々の植民地だから出て行けと言う。
守る為ならなんでもする。
フローラだってもし自分が奪っていたならとっくに丸焼きにしているが、一緒にいるのはすでに土地の外に居るプリシラだ、と話した。
ブッチャーはお前らのような侵入者から守る為、二度と自分の土地を離れないといい、手を出せないようだった。

クリケットが、この地は死者のものではない、と言うとブッチャーは怒り、家中の窓ガラスが一斉に割れた。
危険を察知したのか、クリケットは大声で叫んだ。

「クロアトアン!」

あの動物のような子供2人が唯一覚えている言葉だった。


カードもOK


交信が終わると、シェルビーは「クロアトアン」の意味をすかさず尋ねた。
だが、クリケットはそれには答えず2万5千ドルでフローラを捜します、カードでもいいですよ、と本性を現した。
それまで交信会にざわめいていた3人は一瞬で静まると、マットが詐欺師と呟いて責めだす。

とはいえ、クリケットもボランティアで救出していては生活は出来ないのは確か。
自ら危険に飛び込むようなものだし、と説明しているとリーが銃を向けて口を割らそうとした。
それにはさすがにマットが納め、クリケットを追い出すが去り際にリーに何かを呟いた。
「どうせまた来る事になる」とも言って。


するとその通り、リーは翌日にはクリケットに会いに行き、金を支払ったのだ。
クリケットにささやかれたのは、
「何故私を諦めたの? とエミリーが言っている」
という言葉だった。

エミリーは17歳の時に産んでいたが、4歳の時、たった5分だけ目を離した隙に車からいなくなっていた娘だった。

もしこの話が公になれば、フローラの失踪をも疑われてしまう。
だけど今となっては、クリケットに大金を支払ったのだ。
それが、リーが犯人ではない証拠だった。


ブッチャーの真実


クリケットはリーからの依頼を受けるが、そう単純な話でもないと言い出す。

あの屋敷からの帰り道の森で、多くの霊によって知らされた事実。
それをすべて調べないといけない。
敵の正体を見極める為に。


ブッチャーの洗礼名はトマシーン・ホワイト。
夫のジョンはロアノークの総督だった。

入植者の生活が厳しく、ジョンは妻のトマシーンに留守を任せて物資調達の為に英国へ戻っていた。

トマシーンの元には住民から食糧不足でやってられないと、苦情が来る。
もう本土へ戻ろうと言われても、なんとかなだめ夫を待つの一点張りだった。

するとある夜村の男達は、トマシーンを監督としては失格とし信頼できないと裏切り者扱いにした。
寝込みを襲い、鉄仮面をつけてトマシーンだけを森に置いて、本土へ戻ろうと計画した。
トマシーンの息子、アンブローズ(ウェス・ベントリー)は肉切包丁を喉につきつけられ、脅されて実の母の鉄仮面に鍵をかけなくてはいけなかった。
それでもトマシーンは、男達に屈する事はなかった。


森の魔女


森に放置され数日後――。
トマシーンは飢えで死にそうになっていると、獣の叫び声を聞く。
その声に慌てて逃げるが、途中で希望を失うと諦め、膝をついて悔い改めの言葉を言い出す。

するとすぐ背後まで来ていた獣の足音が突然止まり、何者かによって退治された。

トマシーンの目の前には、今取ったばかりのまだドクドクと脈を打つ血まみれの心臓を差し出す森の魔女(レディ・ガガ)の手が。
「食べろ。この私に汝の魂を捧げよ」



すると鉄仮面がパラりと外れる。
トマシーンは慌てて心臓を掴み取り、食べ始めた。


再生したトマシーンは、本土への移動計画をしているテントに近寄り、背後から肉切包丁を頭に振りおろし、敵打ちをした。
口答えする者も次々に切り殺して行き、アンブローズには二度と歯向かわないと約束させ、許しを求めさせた。

そして、ロアノークに留まるのではなく本土へ行くと言い出す。

そこで向かったのがあの屋敷のある土地だった。
ロアノークからは車で1時間かかる場所。有名な会談話とは縁がないと思われたこの土地。

トマシーンは、そこで支配権を主張し、この土地の為に大勢を殺すのだ。


フローラ捜索再開


夜、クリケットを先頭に森を捜索する。
クリケットは、ボンネットを手にかざしてプリシラの名を呼んだ。

だが、そこに出てきたのはブッチャーと仲間達だった。
殺す気まんまんのブッチャーに対して、クリケットは交渉を始めた。

我々を殺してもまた誰か来るだけだ。
フローラを、プリシラに命令して返してくれたら、我々は出て行き、屋敷を焼き払うと。
死者と生者は友達になれないと言ってくれ、と。

屋敷を焼き払うと聞いて、初耳なシェルビーは驚く。
リーはマットは承諾済みだと言うと、そこにマットの姿がない事に気づく。


シェルビーが捜しに行くと、暗闇にブタの死体を見つけ立ち止まる。
すると、その側でまたしても信じられない光景を目にする。
2人の若者の前で、見せるようにマットが森の魔女を犯していた。
シェルビーは、あまりの光景に屋敷に逃げ帰った。


マットとシェルビーが不在のうちに、ブッチャーとは取り引きが成立していた。

マットが慌てて屋敷に戻った時には、警察が来ていた。
シェルビーが責めてもマットには記憶がないようで、何の事だか分からないと言った。

その言い争う背後で、リーが警察に連行されていく。
マットは思わずシェルビーに聞く。
「何をした?!」
シェルビーは途端に興奮を治め、いつものシェルビーらしからず冷静に言った。
「一体何の事?」

かんそう


やっとレディ・ガガ様登場です。
が、まだちょっと良く分からない小出しな感じではあります。
それと、ウェス・ベントリーがブッチャーの息子役でチラっと登場。

ブッチャー(トマシーン)側のストーリーも明らかになって来て、アメホラらしい濃いキャラの霊能者クリケット等、賑やかになって参りました!

でも、マジでコメディ要素が強めになって来た!
ブタ推しは当然の事、交信会であっさり登場して自己紹介するブッチャーw
それもどうかと思ったら、今度は取り引きに応じちゃうとかw

かなり話せば分かる方でした。
そっか……、過去に話をちゃんと聞かないで鉄仮面で放置されちゃったって経験があるからカナ?w

とまあ、しっかりロノアーク失踪事件が絡んで来ました!
言い伝えと合わせるなら、トマシーンが本土移動を果たした後に、旦那さんが帰ってきて「だ、誰もいねーぞ!! 集団失踪だーーー」って騒ぎになったって事でしょうかね。

それから律儀にももう自分の(と決めた)土地を離れまへんで!!
と守ってる感じもブッチャーさん、二度と住民の信頼を裏切らないゾと、がんばってる感じがしますw

これでフローラを取り戻したら屋敷を焼き払ってさようなら、で解決! って感じなんですが、まだ3話です。

3話でこれだけ面白いなんて!!
この先どうなるのよ~

そういえばポーク家もかなり謎めいてきました。
あの野生児状態の子供……、かなり怖かったぁぁぁあ!!
あそこは結構エグくて、ちょっと視聴注意だと思いました。

次回はこちら

登場人物はこちら

前回はこちら

(イラスト:Simoom、文:ジェーン洞)


アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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