【新シーズン】ブラックリスト/THE BLACKLIST シーズン6 1話「ハンス・コーラー医師/Dr. Hans Koehler (No.33)」

2019/04/11

クライム サスペンス ジェーン洞 ブラックリスト ブラックリスト シーズン6

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あらすじ

Scott Gries/NBC | 2018 NBCUniversal Media, LLC


2019年4月30日~ スーパー! ドラマTVで日本初放送。(全22話)
(アメリカ放送:2019年1月~)

★第1話のみ 最速オンライン試写会 配信(2019年3月31日~4月29日22時まで)


登場人物はこちら

シーズン5【最終回】ブラックリスト/THE BLACKLIST シーズン5 22話「サットン・ロス/Sutton Ross (No. 17)」

銀行強盗

ある銀行に強盗が入るが、客の中にレッドが居合わせた。
実はレッドもこの銀行を狙っていて、6回目の下見に来ていたのだった。

強盗騒ぎのせいでレッドは予定を変更せざるを得なくなる。
レッドは目当ての604番の貸金庫を手に入れると、強盗達を銀行から脱出させることを条件に奪った金の55%を要求した。

強盗達の予期せぬセキュリティで、すでに警察は銀行に向かっている。
レッドの事を知る強盗は、レッドに従う事にする。

レッドは禁酒法時代の抜け道から逃げ出し、手配したトラックに乗り込んだ。
強盗達は荷台に乗せたが、途中荷台を斜めにして強盗達をスライドさせて落としていった。

返却

後日、レッドは銀行に貸金庫を返却しに行った。
中身は、盗まれていたゴッホの「Poppy Flowers」だった。

レッドは2度盗まれていたこの絵をそろそろ故郷に返してやりたい、と銀行から美術館に返却するよう頼んだ。
レッドの名は伏せて匿名で届いたという事にして。

銀行員はキツネにつままれたように不思議がった。
「なぜ強盗したのか?」

レッドは言った。
強盗自体は、自分へのご褒美。
今年60歳になるので、まだ現役でいけるか試しただけだと。
「大丈夫だった。
私にとっていい年になりそうだ」

リズとジェニファー

リズとジェニファーはリズの家で、レッドへの復讐に燃えていた。

30年前に父親の名前を奪った。
FBIは今のレディントンを95年から追跡してる。
2人の父親が死んだのはその5年前の90年の火事の夜。

本物のレディントンは、ジェニファーの母親を裏切り、リズの母親カタリーナと関係を持った。
偽の父親は犯罪者で、本物は浮気者。

父親はリズをロシアで誘拐し、母は父を追ってアメリカへ。
そして2人は喧嘩になり、家が火事になった。

4歳だったリズは逃げ、父親は死んだ。

ジェニファーは4歳のリズの記憶を疑うが、リズはまだ詳しくは説明しなかった。

父親が死んだと知る唯一の人間があの場所にいた。
レッドがあの場に居たのか、それともあの場に居た者に話を聞いたのか?

リズは倉庫にあった荷物をジェニファーに渡した。
今までに集めた火事関連の物だった。

リズは手を引くなら今だとジェニファーの意思を確認する。
ジェニファーは、危険を承知で後戻りを選ばなかった。
戻りたい人生なんてない。

するとリズにレッドからの連絡が入った。
ジェニファーはよく娘の振りができるね、と感心した。
「この5年間、天才詐欺師を間近で見て来たんだから、そろそろ師匠を超えなきゃ」

2人は改めて復讐を誓った。

ハンス・コーラー医師

公園にリズを呼び出したレッドは、ハンス・コーラー医師の名前を出した。
裏社会の人間御用達の美容整形外科医。
ハンス・コーラーのおかげで、死んだと思われる凶悪犯が顔を変えてまだ生きている。

数々の犯罪者の顔を変えているから、そこから犯罪者につながるだろう。
何故今なのかというリズの問いには、近くで目撃証言があったからチャンスだ、と答えた。

早速FBIによるハンス・コーラー医師の捜索が始まる。

レスラーは、サットン・ロスを撃ち殺したレッドとの協力関係を続けることに疑問の声を上げた。
クーパー本部長は、それが任務だから仕方がないと宥めた。

とはいえ、クーパーはこっそりリズに確認をした。
リズの代償を想うと続ける価値があるとは思えない。
リズ次第でいつでもここを畳む、と。
だがリズは即答で、今するべき捜査を選んだ。
それでもクーパーは考えるように、と念を押した。

レッドからの情報で、コーラーが施術をしたというDCのベーカリーに向かう事に。

ベーカリーからは以前の患者マシル・ブラダキスの血液が発見された。

マシル・ブラダキス

リズからマシル・ブラダキスの名を聞いたレッドは、顔は変わっても行動パターンは変わらない、とマシルに会いに行った。
残忍で女好きな武器商人、しかも競馬好き。

良く出入りしていたスポーツバーですぐにマシルを見つけた。
レッドから借金をしたまま顔を変えていたマシルは、レッドの追求から逃げる事は出来なかった。
マシルが知っていたのは緊急用のナースの電話番号だけだったので、すぐにナースを呼び出した。

ナースは元患者のレッドの存在を知っていた。
通常なら連絡可能だが、コーラー医師は休暇でフランスに旅行中だという。
レッドは、コーラーからのメールが入っているナースの携帯をアラムに解析させた。

レッドには、コーラーの身に異変が起きているとすぐに分かった。
何故ならコーラーはフランスが大嫌いだから。
おそらくトラブルに巻き込まれているのだろう。

リホボスビーチ

リズはジェニファーと落ち合うと、レッドが気付いている可能性がある、と報告した。
このタイミングで「整形外科医」の名を出したのは怪しい。
コーラーはレッドの顔も変えているだろうから。

リズは偶然とは思えないが、このチャンスを生かしたいとも思っていた。
コーラーが手術したのなら、レッドが誰なのか、本当の顔を知っている。
レッドよりも先に見つけて話を聞くしかない。

ジェニファーも、リズから渡された荷物から手がかりを見つけていた。
ノートに書かれた「ドーバー」の文字。

火事の夜、リズが連れて行かれたモーテルのあった場所。
リズもすでに確認していたが何も見つかってはいなかった。

ジェニファーは、問題はドーバーのあるデラウエア州だという。

ジェニファーの両親は、毎年ドーバーから1時間のリホボスビーチに別荘を借りていたのだった。
本物のレディントンはリズをリホボスビーチへ連れて行ったのかも。
真冬のリホボスならサマーリゾートだから身を隠すのにちょうどよい。

更にリホボスの民家で火事があったことも突き止めていた。

2人はリホボスに向かった。
ジェニファーの家族が借りていた家の跡地に着くと、リズは確かに来たような気がした。
「火事の夜。ここで私が父を殺した」

両親の喧嘩、他にも人がいたはず。
母親が殴られるのを見て、側にあった銃に手を伸ばした。
喧嘩を止めたかっただけだった。

リズはジェニファーに謝った。
「本当にごめんなさい」
ジェニファーは4歳の少女がした事だと気にはしなかった。

だが新たな疑問が沸く。
「まって、殺したのになんでやつが偽物だと気づかなかったの?」
レッドに専門家を雇われて、あの夜の記憶を消されたから。
父親殺しの記憶を背負って生きて欲しくなかったから、という理由で。

それは今となっては、偽物の正体を隠す為にした事だったと分った。

そこへ元保安官のマーティン・ドネリーが到着した。
火事の夜の記録について確認する為に、ジェニファーが呼んでおいたのだった。

ドネリーは善人だった頃のレディントンとも知り合いだった。
「火事の夜を境に父親は人が変わった。
あの場にいた人なら理由を知ってるかも」
だが、現場に到着した時には誰もいなかったという。

ならば火傷で病院に行った人物を捜す為に、半径30キロにある病院のリストを手配してもらった。

コーラーの居場所

その時、アラムがナースの携帯からコーラーの居場所を突き止め、リズに連絡が入った。
コーラーはやはりフランスではなくワシントンDCに居た。

リズはレッドより先に到着せねば、とコーラーの居場所に急いだ。

患者

その頃、コーラーは別の場所で新たな患者の手術を成功させていた。
レッドの想像通り、コーラーを含むスタッフ達の足には鎖がつけられ逃げられないように軟禁状態にあった。

リズの希望は叶わず、レッドとデンベが先にコーラーの居場所に到着していた。
ちょうど手術が終わったコーラー達が、クライアントに銃を向けられている時だった。

すぐにレッド達が反撃したが、クライアントは逃げ、コーラーは虫の息だった。
レッドは、ギリギリでコーラーから「ピカソ」というキーワードを聞き取った。

FBIも銃撃に間に合ってはいたが、誰1人捕らえる事はできなかった。

デンベは復帰したばかりのサマルに会うと、アラムとの婚約を祝う言葉を掛けた。

リズVSレッド

リズは、先回りしていたレッドに文句を言った。
「こういうの止めたんじゃないの?
本当の目的を隠す事。自分で見つけられない犯罪者の情報を渡してチームの努力を利用する」
「私にとって大事な情報を持っていた」
リズの責めは治まらなかった。

レッドはあくまでも、我々は相互依存の関係だという。
「本当の目的など隠してはいない。だが秘密はある。あの骨とかな。
その事は飲み込んでくれたと思っていたが」

リズはあえて「父親とは正直に向き合える関係でいたい」という。
「それとこれとは関係がない。
互いに正直に向き合えるという事は、騙さない、ウソをつかないという事だ。
君に関して一切ウソはない」
「隠し事がある人が何故そう言えるの?」
「デンベも私に隠し事をする」

コーラーは何を言ったのか? リズは追求した。
「私が君に対して一番したくない事は、突き放すことだ。
聞いたのはもちろん、君に知られたくない事だよ。
だから頼む、そう強欲になるな」

それでも知りたいのなら、リズの秘密を言えと言う。
秘密がない人間などいない。
レッドは秘密の交換だ、わくわくしてきたとおどけた。
「ゲームじゃない!」
「果たしてそうかな? 君の秘密がデンベの秘密くらい、可愛らしいものだといいが」

リズを言い負かしたレッドは、この瞬間も面白いな、と笑った。

コルシカ人

現場にあった手下の血痕から、クライアントがコルシカ人の殺し屋バスチャン・モローだと分った。
これまで誰にも顔を知られていなかったコルシカ人が、偶然カメラに映りモローだと確認されていた。その為整形が必要だったのだろう。

レーガン空港

FBIはレーガン空港にモローを追った。
サマルが逃走車のテールランプを撃っていた事から、追跡出来ていたのだった。
車内には、新しい顔を知る手下の遺体があった。

モローは車椅子を装い、担当してくれた職員のIDを奪って逃走した。

ピカソ

その頃レッドは、コーラーの自宅に「ピカソ」を捜しに行っていた。

出迎えた妻は、ピカソを愛犬のはく製だと案内した。レッドも予想外で驚いた。
レッドの探していたものは、愛犬の首輪に隠されていた。
患者リストのデータだった。

レッドは何も知らないコーラーの妻に口座情報等を渡すと、データを狙う人物が来るから安全な場所に逃げるように、とアドバイスした。
「今の私は彼無しではありえなかった」

結論

FBIはモローを獲り逃がしてしまった。患者リストもコーラーが死んで入手不可能になってしまった。
しかもレッドの狙いも、良く分からなかった。

そんな中クーパーは改めてリズに、チームを続けるかどうかの確認をした。
「我々の知るレディントンは信用できませんが、他にもレディントンが居ます。
説明が難しいんですが、何故皆に信用されていたレディントンが信用されなくなったのか。
知りたいんです。何としてでも」

それがリズの出した結論だった。

相互依存

リズとレッドは公園でベンチに座っていた。

レッドは相互依存と言った事を改めて強調して、コーラー医師のリストをリズに渡した。
「君が助ければ、私も助ける。お互い様」
リストの存在を知っていたからモローはチームごと誘拐して、記録に残させなかった。
「それでも他の悪党達の情報はある。これで逮捕できる」

リズはこれがコーラーの最後の言葉に関係していたと理解した。
「私は秘密を話した。君の番だぞ」
リズは秘密の全部じゃないから話せない、とおどけた。
しかも、リストは不完全だと見破った。
レッドは素直に認めた。
1つファイルを削除してある。
それはレッド自身のデータだった。

「整形する前の顔は見られたくない。老人のプライドを許してくれ」
「今はいいけど、いつかきっとビフォー・アフターを見せてもらう」
レッドは大笑いした。

「昔もハンサムだったんでしょ」
レッドは思い出せない、と誤魔化した。
リズは私も、と言った後付け加えた。
「でも顔は必要ない。知ってるから。
何もかもが変わる前、私の父は親切で慎み深くて綺麗な人だった」
リズはレッドの手を握った。



かんそう

本放送を前に、第1話のみスパドラサイトで配信されていました!

今シーズンは、「偽物レッド」にリズが気づいている事を隠してのスタートですが、もう1話でこんがらがっています。

リズは知られないようにしなきゃ、といいつつ凄いわざとらしい匂わせするし、なのに「ヤバイ!気づかれてる!」とかいうしw

レッドの整形も、今のままでは単なる美容整形になってるしw
ヤミテよ~。

あと「元はハンサムだったんでしょ」とか親子の会話としてもなんか気持ち悪い!

レッドがリズに簡単に騙されるというのもダサイし、かといってもう気づいているのに泳がせているのだとしたら、尚更手を握っての親子ごっことかキモイし……。

どう転んでもなんかモヤっとしてしまいそうな気配しかなくて、ほんとドキドキする!

あと、リズが4歳の時に父親を殺してるという事は、妹っていうんだからジェニファーは年子でも3歳。
てかジェニファーの年齢って出てきたっけ? 全然覚えてないw

3歳の時点でジェニファーが父親とのこと、いろいろ覚えている方がびっくりするわ!
シーズン5の19話で、クリスマスに父親を待ってたのに来なかった? みたいなのが1990年になっています。

今回火事があったのは1990年と言っているので、死んだせい? 浮気のせい? でジェニファーは寂しい思いをしていたとなりますが……。
3歳で鮮明な記憶ってあるかなぁ? 歳はリズと同じでも4歳だしねぇ。
少なくとも私にはほとんどない!w そこまでの事件がないから??

あと別荘が火事になっていた事自体は、ジェニファーは記憶ないのねw
今回新聞で調べて知ったって感じだけど。
父親もそうだけど、毎年行ってた(と言っても子供だからせいぜい1年に1回なら3回なんだけどw)別荘にある年以降、行けなくなったという記憶の方が強そうだよねぇw

とモヤモヤはありつつも、せっかくのレッド様カムバックなので楽しまねば!!

冒頭は、ブラックリストらしいレッドの豪快で派手なクライムシーンから始まり、落ちは「60歳の腕試し!」みたいな軽さ。
そこに、盗まれたゴッホの幻の絵画を絡ませるという、ゴージャスなエンタテイメント性は望んでいるブラックリストの世界観でした。

なもんでリズとジェニファーが出てくると、個人的にはテンション下がるんですよね。

でもレッドの秘密は私も知りたいぞ! という事で、本当に今シーズンはどうストーリーが展開するのか楽しみ!
何も想像できないけど、それでこそブラックリスト!


アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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