アメリカン・ホラー・ストーリー:黙示録/American Horror Story: Apocalypse シーズン8 3話「禁断の果実/Forbidden Fruit」

2019/04/23

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あらすじ

American Horror Story: Apocalypse S08E03 Clip | 'Programmed to Obey' | Rotten Tomatoes TV


2019年4月8日~FOXジャパンで放送!(全10話)
(アメリカ放送2017年9月~)


シーズン8登場人物

シーズン8 2話「謎の訪問者/The Morning After」へ


面談

ラングドンによる住居者の面談は続いていた。

ティモシーとエミリーは、ラングドンによって命を救われていた。
やはり2人の遺伝子は人類の繁栄に欠かせないらしい。

ギャラントの祖母殺しは、睡眠中に安らかに死んだ事にするともみ消した。

ラングドンには心の闇が見え、それをマロリーに感じていた。
何もない、と言うがココへの恨みは積もっているはず。
確かに否定はしなかったがでも殺したいとまでは思っていないと言う。

ココはそんなマロリーを無能だけど便利、と言っていた。

ダイナとは面識があるようだった。
「ここにいるとは驚いた」
「いい意味?」
「問題を起こす気か?」
「あなたの計画を止める力はない」
「そうだな。だが不意をつかれるのは嫌いでね」
「私もよ」
ラングドンは聖域に行きたいと願うダイナに、望むのは君のような人といった。

アンドレは、ダイナの息子だった。
母親を、自分中心に世界が回っていると思ってる邪悪な者と称した。
この戦争も番組を打ち切る為の陰謀だと言っているらしい。

ラングドンの望む人材は、偽善のない世界を作れる者。
禁断の果実を食うだけではなく、その木を燃料にする者だった。

そしてそれに値するのはマロリーだと目を付けた。
するとマロリーは、自分の中に誰かがいるような気がする、と言い出した。
でもそれを知るのは怖いのか、話を終わらせ出て行こうとする。

その迫力にラングドンはつい、本性を現し吠えた。
マロリーはそれに炎を巻き起こして対抗した。
「何者なんだ?」
マロリー自身も分からず、驚いた。

知恵

ラングドンは自らの血でペンタグラムを描き儀式をした。
「アヴェ・サタナス」
皆殺しにしたはずの生き残りを見つけたと、知恵を授かろうとしていた。

ミリアムの記憶

ミリアムは自分が持つ記憶をヴェナブルに語っていた。
印象的な思い出は、いつもハロウィンの日だった。
初めてのデートでホラー映画を見て、恋愛よりも恐怖感が好きだと自覚した。
大人になり、イスラエルの諜報員の時、初めての殺人をした。
血まみれの殴り合いは、ワルツのようにロマンチックだった。

それだけではなく、美しい金髪の幼い少年を面倒見ていた事も覚えていた。
今でも愛を感じるが、顔は覚えていない。
考えると涙が出るが、それが自分の感情なのかどうかも分からない。

何故ならすべては作られた記憶だから。
機械であるミリアムに子供時代もなければ、家族もいない。

そんなミリアムをヴェナブルは家族だという。
「私はただの機械です。プログラム通りに動く」

共同体のメンバーの中にラングドンの記憶はないという。

ヴェナブルは、自分を選ばないといったラングドンをどうにかして阻止したかった。
それを聞いたミリアムは、ラングドンを殺してPCを奪い、聖域の場所を突き止めようと提案した。

侵入者

再び馬車が送られてきた。

中にあったのは、リンゴがつまった箱だけ。
だが実は、馬車の下にココが見捨てた彼氏のブロックが隠れて忍び込んでいた。
ブロックは、力強く生き残っていてココを見つける為に、施設の場所を捜し回っていたのだった。

ハロウィン

ヴェナブルは、ミリアムの提案でハロウィンパーティーを開き、そこで毒リンゴを全員に食べさせ皆殺しにする計画を立てた。

これまで厳しすぎた、と善意の印のパーティーと言われ住民たちは何も疑わず浮かれた。
凝った衣装を用意しての全員強制参加だった。

ココは早速、ギャラントにヘアを作ってもらった。
側で衣装を調達しようとしているマロリーと話していると、面談の話になった。

マロリーは、感情的になり火を起こしたことを打ち明けた。
「非現実的だけど念じたら火がついたの」

半笑いのココは、だったら証明してとマロリーを茶化した。
だが暖炉には何の変化もなかった。

パーティー

パーティーが始まった。

ココは黒装束の男にダンスに誘われ、ラングドンだと思い誘惑をした。
聖域に選ばれるのには自信があったが、それ以外の選出にも口出しをしようと思っていた。
部屋に連れ込むと、男はマスクを外し素顔をさらした。
逞しく変わっていたブロックだった。
放射性以降化物、悪性腫瘍、人食いの攻撃、治療不可な感染症、様々な困難を乗り越えて生き残っていたのだった。
ココは今更、ブロックを忘れたことはないと言い訳を始めた。
「ジェット機が離陸した時、あなたのことを愛してやまないものと共に封印したの。
例えば寿司とか」
戻ってきて嬉しい、と喜ぶが何も言わずおでこにナイフを突き刺された。

その頃、パーティー会場ではリンゴ食いゲームが始まっていた。
タルにうかべたリンゴを口だけで取るゲームだった。
全員取ったら一緒に食べる。
久しぶりの新鮮な果物を口にするのを、全員が待ち遠しく感じていた。

そこにいないのは、すでに死んでいるココと欠席のラングドンだけだった。
ヴェナブルは全員片付いた後で始末すればいい、と計画を続行した。

そして一斉にリンゴを食べ始め、しばらくすると全員が苦しみだした。
リンゴには蛇の毒が注入されていた。

マロリーの薄れゆく視界の中、ヴェナブルとミリアムが階上から見下ろしている姿が見えていた。

プログラム

次はラングドンだと、ヴェナブルとミリアムは部屋を訪ねた。

ヴェナブルの殺意を感じると、ラングドンは笑って余裕を見せた。
むしろそうなら気に入った、と。

ミリアムはヴェナブルの命令で、ラングドンに銃を向ける。
だが、ラングドンの余裕は消えない。
それもそのはず、ミリアムはそのまま銃の向きをヴェナブルに向けて発砲したのだった。
「私は何故撃った?」
ミリアムがショックを受けていると、それがプログラムだとラングドンが宥めた。

実は、毒リンゴ計画そのものもラングドンの計画だった。
「自分の手は汚したくない。父から学んだよ」
儀式で得た知恵のようだった。

人は誰でも適度な圧力と動機を与えれば邪悪になる、ラングドンはその確信を証明していたのだった。

ミリアムはただの機械の私にはこの状況が理解できない、と困惑する。
「それは違う」
ミリアムを作る時に見本になる存在がいた。
それがミリアムの記憶にある美しい少年だった。
そしてその少年こそがラングドンだった。
「君の重要な記憶を隠してた」
理由は、ミリアムを守る為と計画を実行する為。

「今こそすべて思い出せ。君を失ってつらかった」
ミリアムは、ラングドンにとって唯一の理解者の女性。
新しい世界には欠かせない存在だった。

お開き


Bread - Baby I'm-A Want You

大勢の死体が倒れている中、パーティーのBGMはBreadの「Baby I'm-A Want You」からThe Rolling Stonesの「She's A Rainbow」に変わった。


The Rolling Stones - She's A Rainbow (Official Lyric Video)


その時、施設に3人の魔女がやってきた。
マディソン・モントゴメリー(エマ・ロバーツ)、マートル・スノー(フランセス・コンロイ)、コーデリア・グッド(サラ・ポールソン)。

3人は、マロリー、ココ、ダイナの遺体を捜して並べた。
そしてコーデリアが蘇生術を使い3人を生き返らせた。

マディソンはマロリーの目の前に歩み寄って言った。
「驚いた?
私が死んだと思ったのね」



かんそう

めちゃ面白くなってきました!

ラングドンは魔術を使えるけど、悪魔崇拝系? 黒魔術? とりあえず、魔女団とは対立している派閥のようでした。
マロリーの中の魔力を知り、全員殺したはずなのに、と言っていましたから。

そして最後に、しっかりと魔女団の3人が登場しました。
サラは今のところ2人2役と思えます。
ヴェナブルは登場やポジションこそ鳴り物入りでしたけど、知れば知るほど小粒感であれ? って感じでしたがこの2役でコーデリアがそのまんま登場するなら、なるほど~と納得できました。

コーデリアはさておき、マディソンとマートルは「魔女団」の時に死んでいます。
その疑問に対して自ら最後のセリフを言ってくれたんだろうな、と思いますw
この先、そのからくりが明かされるのも楽しみ!

そしてちょっと面白いと思ったのが、蘇生された3人は魔女だろうと考えるのが素直な所だと思いますが、この3人はほぼカルト以降の人なんですよね。
アディナだけは1の呪いの館にちょろっと出ていましたが。
どんな役かも記憶にないちょい役ですけど、それに意味があったら凄い!!

と、とりあえず過去シーズンがほぼまっさらな3人が揃っているという所にも何かしらの意味がありそうで、面白いなと思いました。
単純に新たなストーリーをのっけやすいって事で。

それとミリアムとラングドンの関係!
機械のミリアムは、ラングドンをお手本に作られた殺人マシーン??
この2人の疑似家族愛みたいな関係もいいですね~。

ラングドンは安定の萌えでしたw

あとびっくりしたのはココの旦那さんかと思ってたら元彼だったブロック!!
あのまんま死んでても面白かったけど、まさか逞しく生き残っていたとはw

でもココを殺した後、どうしているのか?
この先またココを殺し続けるのかな?w

今回はいろんな事が面白くスピーディーに駆け抜けていった感じで、ほんとに先が楽しみ!!





シーズン8登場人物


(文:ジェーン洞/海外ドラマクイーンズ)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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