モダン・ファミリー/Modern Family シーズン9 18話「まさかのまさか/Daddy Issues」

2018/10/29

コメディ ジェーン洞 モダンファミリー モダンファミリー シーズン9

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あらすじ

Modern Family 9x18 Promo "Daddy Issues" (HD)


2018年6月17日(日)~ FOXスポーツ&エンターテイメント シーズン9 日本初放送
(アメリカ放送:2017年9月~) 全22話


登場人物はこちら

前回:17話「競い合い/ Royal Visit」


結婚記念日


フィルとクレアの結婚記念日が近づいていた。
今年はプレゼントに相当自信があるクレアに対して、フィルはまだ決めていなかった。

フィルは1人でモールへ行ってプレゼントを探すが、なかなか良いものが見つけられなかった。
連想ゲームでなんとかひらめきを得ようとするがダメだった。
つい、多機能モップの店員にも愚痴っていた。
「どんなに多機能だろうと、モップはプレゼントにはふさわしくない!」

フィルは、ジョーのお腹にスマホを仕込んでクレアのプレゼントを聞き出そうとしたが、その魂胆はクレアにバレバレで失敗に終わっていた。


結婚記念日当日になった。
クレアのプレゼントは、昔住んでいたアパートでの一晩だった。
民泊サイトに掲載されているのを見つけていたのだった。

そこで当時を再現する準備もしてあった。
好物の6ドルの魚のフライや、よく飲んでいた缶ワイン。

フィルが作ったミックステープも用意していた。

だが、デッキに入れようとしたらテープが伸びてしまい入れられなかった。

静かな夜もいい、とフィルが言うと隣人の音が気になった。
クレアは当時を思い出し、天井を這うパイプをオタマで叩いて大声を出して対抗した。
すると、パイプがずれて水漏れしてしまった。

その時、魚のフライを温めていたオーブンから煙が出て火災探知機が反応した。

クレアはパイプを叩くために乗っていた椅子を蹴ってしまい、パイプにぶら下がり、完全に外してしまった。

その騒ぎの振動でテーブルのキャンドルが倒れ、テーブルクロスが燃え上がった。

換気をしようと開けていた窓からは、アライグマが侵入してきた。

燃え上がる炎に一度は死を覚悟したフィルだったが、自分が用意したプレゼントの箱を見て大急ぎで開封した。

プレゼントは、結局何も思いつかなくて多機能モップになっていたのだった。

モップから出した水で、テーブルの消化をした。
外れたパイプもモップを使ってはめた。
そしてアライグマをライト機能で追い出し、火災探知機を叩き落として静かにさせた。
ついでに、とコンセントをパイプで叩いて停電にした。
「隣人も黙らせる」

クレアはモップとフィルの活躍に興奮した。
フィルは最後に、モップの回転機能で伸びたテープを巻き戻しもした。
「結婚記念日おめでとう」

そしてモップでキャンドルに点火すると、改めて記念日をスタートさせた。


多機能で大活躍したモップだったが、帰宅後モップとして使用するとモップ機能が使えなかった。
サポート機能で、モップ越しに「モップレーター」が応答した。
「モップ機能が使えない」
「申し訳ありません。
遠隔操作します、熱くなりますよ」
フィルがびびると、冗談だと言った。
「やるわね。夫の顔を見せたかった」
「見ました。お似合いです」

モップはすぐに捨てる事にした。

まさかのまさか


グロリアは20年前に交際していたホルヘを自宅へ招待した。
交際はたったの半年で、ジェイとの関係とは違うとグロリアは気にしなかった。
「体だけの関係よ」

ホルヘがミュージシャンだと聞いて、ジェイはライバル心を燃やしている事を自宅にいるマニーに打ち明けていた。
「オスが競い合うのは動物の本能だ」
そう言って、男らしさを示して威嚇するつもりだった。

「分かるよ。僕はカレンの元カレをケーキ大会で負かした。
その晩彼女が味わったのはケーキだけじゃない」
「何だ?」
「僕の手作りクッキー」
「やっぱりな」

ホルヘがやってきた。
するとドアを開けて入ってきた人物は、ジェイが思い描くイメージとはかけ離れていた。
マニーがそのまま大人になった、そっくりさんだった。

マニーが被るような帽子をかぶり、マニーと同じようなチェックのシャツをきて、マニーと同じように腕を組んでいた。
隣にマニーが並ぶと、そっくりな親子そのものだった。

ジェイは威嚇どころか、あっけに取られて何も言えないでいた。
「思ったよりハンサムだけど気落ちしないで」
マニーは自分ではソックリだと気づかないようで、ジェイを励ました。

その後も、ホルヘはマニーと同じように指を立ててコーヒーを飲み、2人で豆の話に盛り上がった。
ジェイは、ホルヘがいつグロリアと付き合っていたのか確認した。

すると、マニーの父親であるハビエルと同時期だったことが分かった。
おまけにスポーツ嫌いで、ミュージシャンと言ってもオペラ歌手だった。

そこへたまたまアレックスがやって来た。
アレックスもホルヘを見てマニーそっくりな事に驚き、マニーと血縁関係があるのではないかと疑った。
グロリアも気づいていないのかもしれない。
アレックスは、学校でDNA検査ができるからこっそりやってみようと提案した。
陰性ならグロリアに言わなければいい。
そして、玄関にあった2人の帽子から毛髪を採取していった。


グロリアが帰宅すると、後ろ姿のホルヘをマニーと間違えて抱き着いた。
それがホルヘだと分かると、グロリアもショックを受けていた。
「マニーかと……」
「太っただろ。オペラ歌手は皆そうだ」

グロリアももしや……と、思い始めたようだった。
そこにアレックスがDNA検査の結果を持ってやってきた。
その表情から結果は想像できた。

マニーもやってきて、衝撃の事実を発表した。
マニーの本当の父親はホルヘだったのだ。
ジェイはショックを受けるマニーを慰めた。

グロリアはうつむいて、泣いているようだった。
だがその声は次第に大きな笑い声になっていた。
「エイプリルフール!」

日頃からジェイとマニーに、ジョークが分からないと言われていたグロリアの反撃だった。
「ジョークが分からないのは誰?」
ホルヘはグロリアが見つけて来たマニーにそっくりな精肉店の店員だった。
アレックスもグルだったのだ。

ホルヘは「仔牛の解体より残酷だ」と言って帰っていった。

リリー


ミッチェルとキャメロンは、リリーの学校から呼び出しを受けていた。
リリーが学校でケンカをしたようだった。

その前に3人で買い物をしていると、キャメロンが万引き探知機に引っ掛かってしまう。
すると、ショッピングバッグの中から、身に覚えのないブラが出て来て捕まりそうになってしまった。
するとリリーが「エイプリルフール!」だとおどけて叫んだ。
万引き犯に間違われるというイタズラをしていたのだった。

2人はリリーに甘すぎたと反省して、厳しくする事にした。
「1ヶ月外出禁止!」
「サーカスと旅行は除いて……」
ミッチェルは小声で付け足した。

「今夜のクリスティーナのお泊り会は禁止!」
またしてもミッチェルが小声で付け足すと、今夜が最後に変更された。


ミッチェルとキャメロンが学校へ行くと、先生からリリーは思春期だと告げられた。
リリーには大人の女性の相談相手が必要だと言われて、2人はゲイカップルに娘は育てられないと言われたようで、受け入れにくかった。

そんな中、キャメロンは女性の生殖器の模型が気になり、あるパーツから指が抜けなくなっていた。
「これなんて言うだっけ?」


リリーのケンカの発端は、リリーが女子の中で唯一ブラジャーをしていない事をからかわれたからだった。
2人は、万引きイタズラが実はブラが欲しくてした事だったと理解をした。

やっと状況を把握したキャメロンは頭を抱えた。指には模型が刺さったままだった。
「お泊り会でもからかわれる?」
「クリスティーナの?」
「そうです」
「オー、ゴッド! 給食係の女性もいじめられました」


2人はジュニア用のブラを買って、お泊り会に届けに行った。
ちょうど女子達がテントの中に入ってホラー話をしている所だったので、突然の2人の登場に悲鳴が沸いた。

そしてリリーにブラを渡した時、やっとキャメロンの指から模型のパーツが抜け落ちた。
リリーの友達がそれを拾った。
「あなたのパパ、卵管を……」
「ああ、そうだ! 卵管か!」
リリーは恥をかかされたと感じた。
「正気?」
「先生の生殖器をいじってたんだ」
言い訳がさらに女子達をドン引きさせた。
「ウルフ先生の?!」
「生殖器の模型だよ。いじってたら指が……」
今度はミッチェルの指にはまってしまった。
リリーはキモい! と怒った。
「早く帰って!!」

2人は大失敗だと言いながら退散しようとした。
「やっぱりリリーには母親役が必要なのかも」
2人は仕方なく消去法でアレックスを選んだ。
「つまらないけど仕方ない」

その時クリスティーナが好きな男子、マイロにイタズラ電話をしようとしている事にキャメロンが気付いた。
もう口は出さないと言ったはずだったが、キャメロンは見過ごせず声を掛けた。
「男子の気を引きたいならイタ電はよくない」
リリーは、まだいたの? と言う感じで怒ったがクリスティーナは引っ掛かった。
「怒らせたいの」
「好きな人の気を引く方法を知りたくないんだね?」
「待って!!」

キャメロンはマイロに好意的なメールをするよう指示した。
そして一瞬待ってから、マイロの親友バレットと間違えたとメールさせた。
「すごい! 天才ね」
クリスティーナが初めて笑ったとリリーも驚いた。
すぐにマイロから返信が来た。
「ひどい!」とウィンクの絵文字で、クリスティーナは喜んだ。
でも返信はせず、月曜日に会ったらすれ違う時にヘイ、とミッチェルがポーズの指導までした。

女子達に大うけで、リリーの怒りも治まっていた。
2人が帰ろうとすると、リリーが飛んできてお礼を言った。
「バッグの中身を見た。ありがとう」
「愛してるよ」
「私の恋も応援してね」
「それは無理」



かんそう

フィルとクレアの結婚記念日とエイプリルフールの回でした。

今回は、忘れた頃に何度でも見たくなるような笑いがいっぱい詰まった回だった!

フィルのモップ大活躍はもちろん、最後の落ちまであって面白かったー!
落ちはちょっとホラーでもあったけどw
どんだけ多機能っていうw

グロリアのエイプリルフールも最高でした。

マニーそっくりなホルヘ、本当よく似てましたw
あんな人見つけたら、エイプリルフールじゃなくても何か仕込みたくなる~w

そして久々のリリーさん!
ほろりとする感動ちっくな面もありながら、毎度のコント感で笑いどころがいっぱい詰まっていました。

特にリリーさんの友達の、ディーバ的存在クリスティーナがいいよね~w
先生も恐れるってどんだけw

それにしても、異性の親子関係ってゲイに限らず、いろいろ問題はあるもんね。

アレックスがつまらない、は可哀想だけどそういうキャラだからね。
ウケましたw

面白い中にもほっこりできるエイプリルフールでした!

登場人物はこちら

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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