あらすじ
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・3話「3日目：突入のチャンス/Episode #1.3」へ
弾丸
銃撃戦で得た弾丸の分析結果が出た。
C8。
主に特殊部隊が使う、改良型ライフル。
2年前オールボー兵舎で盗まれた銃だった。
当時、兵舎にいた兵士全員を取り調べでも何も見つからず、銃も消えたままだった。
犯人はデンマークで銃を手に入れていたようだった。
盗まれた武器を取り扱うのは、バイカーと移民のギャング。
彼らに聞き込みをするも、情報は得られなかった。
だが打診があったことは分かった。
ライフルを売る動きはあったのだ。
可能性として、PTSDを患った兵士のリストを作ってを当たってみる事にした。
トーベン・オルセン
PTSDの治療を4年受けているオルセンは、S.P.とシモンの姿を見るとすぐにライフルを構えた。
自宅から連行し、S.P.とシモンが高圧的な取り調べをするがオルセンの口は堅かった。
監視カメラで見ていたフィリップは、途中で2人と入れ代わった。
フィリップはやり方を変え、PTSDの苦しみに共感する、と自らの体験のように話をした。
事実、フィリップにはフラッシュバックなどのPTSDの症状があるのだから、説得力はあった。
オルセンは、ライフルの購入元を吐いた。
ルイーセはその様子を見て、フィリップにPTSDの症状があるのではないかと疑った。
しかし、フィリップは演技だときつく言い張った。
募金
ナヤは王立劇場へ行き、募金から手を引く事を親族に発表した。
募金を支持する親族は、ナヤを無責任だと責めた。
すると、レオンの息子だというヨナスが自分が募金を引き継ぐと声を掛けた。
ナヤはヨナスを自宅へ連れて行き、引継ぎの説明をしているうちに社交的なヨナスに好意を抱き出す。
そしてベッドを共にして朝目覚めると、ナヤはすっかりやる気を取り戻していた。
父親レオンの救出を手伝うし、募金活動も再開すると決めた。
レオン
レオンはポケットに入っていたランブータンから、カムライというタイの女性の事を思い出していた。
自己紹介で言っていた「外国人の婚約者」が、カムライだった。
カムライはタイに住む、元娼婦だった。
レオンが足を洗わせ、デンマークで一緒に暮らす事になっていた。
カムライの為に家のリフォームも済ませていた。
タイに会いに行っていたある日、カムライのバッグに大金が入っているのを見てしまう。
それは母親の薬代だというが、明らかに娼婦で稼いだ金だった。
その事を責めると、カムライはレオンに本心を伝えた。
「デンマークに行くつもりはない。
もうすぐタイで家を買えるお金が貯まるの。
ごめんなさい」
殴ってもいい、というカムライをレオンは殴れなかった。
デニース
デニースは、テロリストの1人（チャーリー）を無駄に刺激してしまったせいで、ゲージの外でレイプ未遂にあってしまう。
男たちはなんとかデニースを救おうと、ゲージを壊した。
いの一番にレオンが飛び出して行くと、残りのテロリスト2人が気付いて人質達に銃を向けた。
レオンはデニースを襲うテロリストの背中にしがみつき、反撃を受けていた。
そこへアルファがやってきて、レオンを銃で殴り倒し、テロリストも止めた。
レオンは胸を痛めたようで、仰向けに倒れたままだった。
フィリップの告白
フィリップはサムを急かして、メールでアマッドの死亡確認書類を受け取っていた。
だが、死体の写真が添付されていた訳ではないせいか、フィリップはアマッドの死を信じなかった。
そこへ顔を出したルイーセに、フィリップは昼間の事を謝った。
PTSDを疑われてきつく返答していた事を。
フィリップはルイーセに本当のことを打ち明けた。
自分を拉致していたアマッドは、現地の兵士の訓練をしていた時の教え子だった事。
面白い奴で、大胆で魅力的だった。
現地の兵士は、皆すごく一生懸命で好奇心も旺盛だった。
フィリップに対して感謝もしていた。
ある日、彼らの1人が将校を撃った。
いつも一緒に笑ったりくだらない話をしていたのに。
家族の写真も見せ合ったりしていた。
その間ずっと、彼らは敵として見て、殺す機会をうかがっていたとは知らずに。
「俺は穴倉でじっと座って殴られ、食べる物もなく小便をかけられたりもした。
アマッドは俺を壊そうとした。
帰国できてからも、しばらくの間世界が真っ暗だったよ。
寝る事も出来ず、起きてもいられなかった」
フィリップは、今回の主犯がそのアマッドだと思っているとルイーセに伝えた。
と同時に、自分がまだ暗闇に支配されているのかもしれないという不安も訴えた。
そして泣きながらルイーセに頼む。
「側にいてくれルイーセ。
物事が判断できるように」
ルイーセは何も言わずフィリップを受け入れた。
ライフルの販売者
ライフルを売っていたのは、ステファン・ニルセンとニクラス・ホルムだった。
S.P.とシモンは、同行していた男を病院送りにしつつ、ニルセンを連行した。
ニルセンは弁護士を要求したが、売った銃がテロに使われた事から、テロ行為として裁判をすると脅されるとすぐに情報提供をした。
取り引きは3週間前。
連絡はネット上で。
武器と爆薬は駐車場にあった盗難車に積んで引き渡していた。
代金もそこに置かれていたので、購入者とは一度も会っていなかった。
だが、町中の防犯カメラでその車を追い、車を降りた男が入っていった建物を突き止めた。
アジト
S.P.とシモンは、テロリストのアジトだと思われるマンションの一室に踏み込むが、部屋の中は寝床が残されていただけで、手がかりになりそうなものは何もなかった。
すると窓から見える景色から、シモンがマンションにはガレージがあるのではないかと思いつく。
そしてガレージはあった。
「何だこれは……」
その奥でライトに照らされたものは、何だったのか？
ヨナス
ヨナスは、ナヤの家を出ると誰かに電話を掛けていた。
「俺だ。電話をすれば彼女は出る」
「そうか？」
「間違いない」
その電話の相手はアルファだった。
かんそう
ドラマだから関係ないっつーのに、集中力が無くてすいませんｗ
人質達に特に変わりはないようでしたが、恐れていたデニースレイプ未遂が起きてしまいました。
まあ、デニースも挑発してた素振りはあったので、前振りで覚悟はしていましたけどね。
でもあくまで未遂ですし、描写もそれ程酷いものではなかったのが不幸中の幸いでした。
そんなデニースを、自分の愛する人を守るように助けようと飛んで行ったのがレオンでしたが、レオンの容態が気になります。
それにレオンの言う外国人の婚約者っていうのが、実はタイの娼婦でもはや婚約もなにも、レオンは大勢の客の1人に過ぎなかったと分かっているという。
切ない！
レオンの息子と名乗るヨナスは、最初から怪しさプンプンで、分かっていても最後の落ちには素直にドキっとしてしまいました。
まあ、ナヤにとってあんなに都合の良い相手はないもんね。
糖尿病で苦しむレオンの息子で、ナヤを持ち上げて気分良くさせて……。
アルファはなかなか策士でもありますね。
アルファって、テロリストなんだけどちょっとダークヒーロー的な面もあるから困る。
あー早く、アルファ（テロ）の真の目的が知りたい～。
フィリップとアマッドの伏せられていたストーリーも明らかになりました。
なるほど、そもそも仲良しごっこをしていた時期があったのかー。
その上での「パートナー」というのは、なかなかキますね。
でも、脱走の経緯については相変わらず不明なまま。
まだ何かあるはず！
そして4日目になりますが、いよいよフィリップの「何もしてないよね感」が確定しつつある中、今回は尋問で活躍してました。
まあ、指揮官だから当たり前なんだと思いますが、フィリップってお飾り感を強く感じちゃうｗ
でもルイーセに素直に助けを求められるようになったのは、良かった！
今回は特に部下のS.P.とシモンの2人が大活躍でした！
大きな展開や死人は出ませんでしたが、じわじわと真相に近づきつつあります！
5話「5日目：脱出計画/Episode #1.5」へつづく
・登場人物
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