THE BRIDGE/ブリッジ シーズン4 3話「サーガの告白」

2018/08/10

THEBRIDGE/ブリッジ THEBRIDGE/ブリッジ シーズン4 クライム サスペンス ジェーン洞 ミステリー 北欧

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あらすじ



2018年 7月26日(木)~ スーパー!ドラマTV 日本初放送 全8話
(2018年1月~ デンマーク&スウェーデン放送開始/Bron/Broen)


シーズン4登場人物

前回:シーズン4 2話「2人の少女」へ


セラピー


サーガは自ら、PTSD(心的外傷後ストレス障害)だと思ってセラピーを受けた。

「まず、代理ミュンヒハウゼン症候群の母が、妹のイェニファーを殺しかけた。
だから両親を刑務所に入れて、妹の面倒を看たけど妹は14歳で自殺した。

上司で友人のハンス・ペッテションはエーミル・ラーションに殺された。
エーミルは、私が持って行ったペーパークリップで手首を切った。
うっかり忘れたのか、わざと置いて行ったのかは分からない。
エーミルが首を吊ろうとした時、助けたいかどうか確信が持てなかったから。

同僚で友人のマーティン・ローデが、息子を殺した犯人を毒殺した事を報告した。
彼は10年の実刑になった。

母が戻ってきた。
母は自殺したけど、私に殺されたように偽装したの。
私は1年ちょっと刑務所にいて、数日前釈放された。

その直前に壊れた卓球のラケットで首を刺された」

対処しないといけない事が多かった。


サーガはデンマークの柔軟なオフィスに参加しないと決め、勝手にデスクを持ち込んだ。


母の遺産


サーガはリンから、母親の遺品だと段ボールを渡された。
仕方なく倉庫に持って行くが、気になって1つ箱を開けてみた。

すると妹の荷物や写真が出てきた。
だが、その写真のすべてはサーガの部分が切り取られていた。


妊娠


サーガはセアボーの子を妊娠していた。
おろす、とセアボーに伝えたがセアボーは突然の事に即答できなかった。


リッカッド


リッカッドは攫われたという訳ではなく、スウェーデン側の誤解でそもそも警備をつけていなかった。

すぐに生中継で姿を現していた。

そこではレッド・オクトーバーと接触して、パトリック殺しの犯人は別にいると話していた。


サーガとセアボーはリッカッドを訪ねた。

すると接触時の証言に曖昧な点があり、リッカッドが嘘をついている事が分かった。
リッカッドは観念して白状した。
レッド・オクトーバーはリッカッドのでっちあげで、自作自演だったと。

左翼グループの調査を始めた頃、なかなかパっとしなかったので自分で創りだしていたのだった。

だからパトリックを殺すはずなどない。


黒い車


デンマークのIT担当バーバラが、マーガレテを乗せた黒い車が映っている可能性のある、ゲイバーの近くの防犯カメラのデータを見つけた。

該当の時間に黒い車は16台通っていた。
シラチならどの車か分かるのではないかと、セアボーは映像を見せたがシラチは協力する義理がないと断った。

何かしてくれるなら、と言われてもセアボーには国外退去をどうする事もできなかった。


ニルス


マーガレテの夫ニルスに、殺されたパトリックとの関係を確認した。
するとピエロの知り合いもいないし、名前も知らないと言った。

だが、ニルスはパトリックの写真を金庫に入れて持っていた。



ソフィーとクリストファーは、集会で村の仲間達に紹介されていた。

集会では、盗難被害の申告もあった。
昨日、カメラとノートパソコンがなくなっていたという。
ちょうど2人の侵入者が来た日だった。

ドアに鍵をかける必要のない村。
でもこれからは、違うようだから近所の見回りをしようと男は提案した。
だが村長は、必要ないと一蹴した。
「そんなのは怯えた人間のすること。
怯えた人間はコミュニティーを分断する危険分子だわ。
何より大事なのはコミュニティーよ」


ところが、ソフィーはクリストファーが持ってきたタンスの中にカメラとノートパソコンが入っているのを見つける。
クリストファーは、引き出しの中身を見てないから最初から入っていたのでは? と言った。
だがソフィーは、以前にも盗難経験のあるクリストファーを疑い、フランクに相談をした。
フランクは、荷物を預かるとあとは任せて、と言った。


フランクは、カメラとノートパソコンを男に返した。
しかし男は奴らをかばってるんだろう、と疑い続けた。
そして、あくまでも散歩だといい、夜の見回りを続けた。


アストリッツ


クリストファーはフランクの娘、アストリッツの趣味を教えてもらった。
それは自分で設定したキャラクターになりきる、変身遊びだった。

大量の衣装に、詳細な設定があるようだった。
アストリッツは、バックストーリーを記録したノートを見せてどのキャラやって欲しい? と聞いた。

クリストファーは若干引き気味だったが、アストリッツに合わせて1人選んだ。
黒ずくめでフードを被ったアグネス、だった。
アストリッツは「ダメ、悪い子よ」と断った。
アグネスは、いい子でいたくない時用のキャラのようだった。


そして夜、見回りをする男が背後から棒で殴られて襲われた。
それはアグネスになったアストリッツの仕業だった。


ダン・ブロルン


タクシー運転手のダン・ブロルンは荷物の輸送中に3人の覆面の男に襲われて、強奪されていた。

その時覆面の1人の眉頭に痣があるのを見ていた。


その後、雇い主から強奪に加担していたのではないかと疑われ脅された。
何も知らない、見たのは痣だと言うと雇い主は思い当たる事があったようで、すぐに去って行った。

その雇い主とは、ピエロ恐怖症の娘を持つランバーグだった。
痣のある男を頼りに、盗まれた荷物を回収した。
それは複数の銃だった。

痣のある男は、ディミトリから聞いたと言うとその場でランバーグに撃たれて死んだ。


ユリアとイダ


マルメに移動した、ユリアとイダはまた介抱スリを計画した。

ところが、イダが歩いていると本当に自転車とぶつかって事故にあってしまう。
ユリアが駆けつけた時は人だかりが出来ていた。

病院に搬送されると、ユリアはホームレスである事を隠して嘘をついた。

治療が済むと、2人は病院から抜け出そうとしたが警察に連行された。


取り調べの結果、2人は姉妹だと分かった。捜索願いは出ていない。
妹のイダは姉のユリアに執着していた。

ユリアは盗品は全部売って手元には何も残っていないし、盗んだ相手の事も知る訳ないと言った。
特に収穫のないまま、社会福祉局に引き渡す事になった。


セアボーは、姉妹を自分の娘のように扱った。
社会福祉局が翌日にならないと迎えに来ないと知ると、留置所では可哀想だと家に泊めた。

だが自分の娘ではない事は理解していた。
そうであればお互いに分かるはずだから。


翌朝、福祉局に送るとユリアが戻ってきてセアボーに言った。
「協力したら家に置いてくれる?」
ユリアは証拠を持っていると仄めかすが、セアボーはその手には乗らないと引き留めなかった。


しかし、何かを隠している事には気づき、サーガと2人の隠れ家を捜索する。
すると隠していた盗品を見つけた。
そこには、ニルスの秘書、スザンヌ・ウィンターの財布があった。


スザンヌ


スザンヌを取り調べ室に呼んだ。

財布は盗難届が出ていたが、携帯は盗まれていないと言った。
指紋も一致はしなかった。


ニルスにも携帯を見せたが、見覚えはないと言った。


強制送還


いよいよターリック・シラチを拘留センターに移送する日がやってきた。
担当に任命されたセアボーは、シラチに最後のチャンスだ、と黒い車について話すよう言った。
やっぱりシラチは黙ったままだった。

車に乗せようとすると、シラチはセアボーに「助けてくれ」と懇願した。
セアボーは何も言わず車に乗せた。

ところが、運転中に突然セアボーは「降りろ」と言った。
気が変わったのか、シラチを逃がしてやったのだった。

だがこれはすべて計画のうちだった。
シラチの私物の腕時計に信号を埋め込んでおいて、シラチを泳がせたのだ。


美容院


シラチの信号を調べると美容院に居る事が分かった。

シラチはそこで、銃を買っていた。
だが金額が足りず、腕時計で支払っていた。

そうとは知らないデンマーク署では、信号を元に張り込みをしていた。

夜になり、美容院のオーナー、レザ・フランクが店を閉めて出てくると、腕時計の信号も動き出した。

そこで腕時計の持ち主が、フランクになっている事に気づいた。


ターリック・シラチ


その頃、シラチは公衆電話を使っていた。
通話先の相手は、モーガン・ソニング。
「何をしたか知っているぞ。会って話そう」


姉妹


施設へ行ったはずの姉妹は、その夜すぐにセアボーの家に戻っていた。
セアボーは、邪険にできずその夜も泊める事にした。

サーガは、姉妹が泊まるならとホテルへ移動した。


ピエロ


ランバーグの娘の退院が決まった。

病院にいるサラは、電話で報告してランバーグを喜ばせた。
電話を切った後、ピエロが病室に入ろうとするのを見つけて止めた。
だが、ピエロはサラをスタンガンで気絶させ病室に入って行った。

ピエロの頭には、カメラが設置してあり赤いランプが点滅している。
ピエロに怯える少女を撮影していた。




かんそう


はー、今回も盛り沢山のこってり濃厚な約1時間でした。

まず、展開が早くあっさりバレたのがレッド・オクトーバーがリッカッドの自作自演だったと言う事!

言われてみれば納得ではあるのですが、そうなるとあえてパトリックを誘っての「レッド・オクトーバーから接触があった」のやりとりはなんだったのか?
あれがあったから、自作自演は考えていなかったのですけど。

まるで視聴者を騙す為だけのシーンのようにも思えてしまいますが、いつか解明されるのかな?
弟にレッド・オクトーバーの存在を信用させる必要があった……?

そしてリッカッドが狙われたかのように思わせておいて、そもそもパトリック狙いだった可能性も浮上しましたが、さらにニルスが絡んでいた可能性も。
マーガレテ殺しに、パトリック殺し。
今はまだその2つの共通点はニルスしかないのですが、今後何か出てくるのかな。

そこへまた、ニルスの秘書スザンヌが犯人に絡む可能性まで!!

ニルスが犯行に絡んでいるとすれば、おかしくはないのですけど、2人の様子を見ている限りはお互い何か隠している……。

うーん、相変わらずややこしい!!

スザンヌは偶然スリの現場に居ただけ、の混乱役という可能性もありますけど。
まだ携帯の持ち主には行きあたっていません。

とりあえずニルスは嘘をつきまくっています!!


泳がされているシラチですが、デンマークもマルメも今回はボケボケの連続で、まんまと見失っています。
シラチは、マーガレテの敵を討とうとしているのかな?
モーガン・ソニングという名前を覚えておかないと!!


まだまだ謎めいているのが「村」ですが、フランクの娘アストリッツ、怖い!!
盗難もアストリッツの仕業で、わざとクリストファー達になすりつけていると思います。

父親のフランクも気味悪いけど……。


そして、ブリッジらしい展開キターっと思ったのは、タクシー運転手のダンとランバーグの繋がり!
ランバーグは権力者っぽいな~とは思いましたが、銃を扱い、平気で殺しをするような悪党でした。

痣の男が、うかつすぎるのには笑いましたw
マスク被る意味なく、身バレしまくっていましたw


ランバーグの娘の元に現れたピエロは、パトリック殺し犯と同一人物でしょうね。
赤いランプが示しているかと。

これで、パトリック殺しはランバーグ説、なくなりましたw
まさか自分の娘にピエロ送り込まないよ……ね……。


事件以外でも、いろいろありまくりました。

スリ少女達は、姉妹でしたがセアボーとは無関係みたい。
でもセアボーの父っぷりに和む~。
セアボーって本当に優しい!!
少女達がセアボーとサーガとの関係を聞いた時にサーガが「つきあってない」とはっきり言ったのが、可哀想だったw

サーガの妊娠にもビックリしましたが、産んで欲しいな~と思いました。
セアボーにそう選んで欲しい。願望ですw

そして、サーガのお母さんの闇。
サーガの顔だけ全部くりぬいてある写真、怖すぎる……。
サーガはそれを見て、またPTSDに悪影響しちゃうんじゃないかと心配。


3話目は、新しい事件は起きてはいませんが、ランバーグが群像劇に本格参戦したという感じで、まだまだ広がり続けています。

和み系としては、ヨーンとバーバラ(デンマークのIT担当)が打ち解け出したのが良かった!

驚きがいっぱいで、本当に面白い、あっという間のCMなしの約1時間でした!



アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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