あらすじ
Elizabeth Morris/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
2017年4月19日(木)~AXNでシーズン5日本初放送(全22話)
(アメリカ放送 2016年11月~)
ハーマン
ハーマンがモリーズで片づけをしていると、見知らぬ男が入ってきた。
長髪にヒゲで、パッと見で怪しかった。
その男は、いきなり明日銀行で面接があるからスーツを買う金を貸して欲しいと、言い出す。
ハーマンは怪しんだものの、強盗ではないと分かると金を渡した。
返ってくるとは思わなかったが、消防士として少しでも人助けになれば、という想いだった。
翌日、仲間達にその話をすると皆にバカにされた。
「だまされた」
「弱虫」
いくら人助けで良い行いをした、と言っても理解されなかった。
「どうせドラッグに使われるだけ」
それ以降もしつこく、からかわれる元となった。
ある日、息子のルークのクラスで特別授業を行う為、はしご隊が駆けつけた。
そこで、子供に「イタズラで警報機を鳴らしたら消防車が来ちゃった」と言われる。
ハーマンは、消防士は現場に到着するまで、イタズラか本当の火事か分からないから、本当だと考えて動く、と説明した。
「たとえウソでも、俺たちは人を助けに行かなきゃならない。
消防士はいつも皆を助ける。
どんな人であってもだ」
その言葉は子供だけではなく、ハーマンの人助けをからかっていたオーチス達にも響いた。
それから数日後、モリーズにこざっぱりした男がハーマンを訪ねて来た。
髪は短く切り、コートにシャツというきちんとした服装をしてまるで別人になっていたが、金を貸した男だった。
2人は改めて自己紹介し合い、握手をした。
男は無事就職をしていたのだった。
借金をちゃんと返金し、礼を言った。
ハーマンは就職祝いだと酒を奢った。
セブライド
Elizabeth Morris/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
セブライドはスプリングフィールドの署から引き抜きがあった事を、キッドにだけ話していた。
あるシフトの帰り、セブライドはスプリングフィールド消防局を見学する為に車を飛ばした。
最新の設備、高給、休暇も多く、消防士は300人。
ここに来れば、45人の消防士のリーダーとなりやり方は自分次第だ、と言われる。
帰り際には、仕事中のアナにも会った。
アナはセブライドを見て、毎日電話をしようかと考えていると言った。
でもアナにはスプリングフィールドを離れる気はなかった。
スプリングフィールドへの異動については、正しい理由が思いついたら決める、と伝えた。
シカゴに戻り、セブライドはキッドに見学した事を報告した。
アナの為だと思うキッドは、冷静になるようセブライドを諭した。
だが、セブライドはアナの為ではないという。
「日ごと、父親に似て来ていると鏡を見て思う。
俺はあんな未来は嫌だ。
探していた機会かもしれない」
アントニオと別れたシルビーは、そのせいで様子がおかしくなっていた。
急に運動を始めたり、メイクを習おうとしたり、ドイツ語を勉強し始めたり。
心配したドーソンが声を掛けると、ドーソンにはケイシーがいるのに自分には運命の人がいない、と弱音を吐いた。
ドーソンはシルビーに紹介できる人はいないか、と考え始めた。
夜は、シルビーを励ます為にキッドと3人でクラブに繰り出した。
シルビーが、そこで出会ったグリーンカード目当ての男と結婚すると言い出し、慌ててクラブから連れ出した。
51分署は、アンダーソン・チーフの隊の応援に駆けつけていた。
車の事故で、下水管が乗用車の屋根に数本乗っかるという大惨事になっていた。
下敷きになっている車内から被害者を救出するのを見守っていたが、ボーデン大隊長が下水管を押さえていた紐が切れかかっている事に気づく。
慌ててストップと声を掛けるが、アンダーソンは聞き入れなかった。
ボーデン大隊長は、強引に作業を止めさせ自分の隊に下水管の補助をさせた。
おかげで無事救出したものの、アンダーソンは口出しを受けたのが気に入らなかった。
現場が、大隊長が気づかなければ隊員達の命にもかかわっていたと噂するのも、アンダーソンを悪い方に刺激した。
昇進したばかりで体面を気にしているのは分かっていたので、大隊長は部下に箝口令を敷いた。
しかし、過敏なアンダーソンは噂を聞きつけて51分署に乗り込んでくる。
「君が私を救ったと噂になってる」
「あなたを批判するような事は言ってない」
それでもアンダーソンは、頭ごなしに大隊長を責めた。
「君は評判どおりの男だな。
指揮系統を尊重せず、何をするか分からん」
現場での咄嗟の判断を、自分のほうが優秀だと示そうとした、と難癖をつけ出し、更には地区次長の座を狙っているとまで言い出す。
大隊長が謝ろうとも、聞く耳は持たなかった。
「私を敵に回すと怖いぞ」
そのアンダーソンとケニーのパーティーで再会をした。
すると酒が入っている為か、また大隊長に絡みだした。
「この男の話しを信じるな」
まったく和解する気がないというアンダーソンに、さすがの大隊長も我慢しきれなくなる。
「君の署の記録を見た。
候補生に調査を申し立てられ、部下がひき逃げで逃走。
君も暴力行為で停職に。
これに上官への反抗が加わればキャリアは終わる」
「何だと?
あんたの怠慢で危うく部下が死にそうだったと詳しく話そうか?」
2人はにらみ合いになった。
翌日、アンダーソンは定期監査だと言って、突然やってきて抜き打ち検査を始めた。
その最中に通報が入ると、現場にまでついて来た。
何か粗を捜すのに必死だった。
落ちてきたハシゴが、腹を貫通した状態で男が倒れているという事故だった。
セブライドがはしごを切断しようとすると、アンダーソンが口を挟んだ。
セブライドはそれを無視し、自分のやり方で進めると、また命令を聞かないと騒ぎだした。
大隊長は指揮を執らないのなら、黙っててくれとアンダーソンを黙らせた。
その翌日、またアンダーソンは51分署に現れた。
「間違いに気づかせてくれて感謝する。
私は新米の地区次長だ。
簡単には君を排除できないと分かった。
だが私には取れる措置がある」
アンダーソンは全員を集め、発表した。
第2シフトには改善の余地があるからと、突然の異動を。
キッド、シルビー、ズヴァナチェック、モーニングサイドは27分署。
クルースは、コールセンター。
ハーマン、マクホランドは90分署へ……。
14話「地獄の手前/Purgatory」へつづく
あるシフトの帰り、セブライドはスプリングフィールド消防局を見学する為に車を飛ばした。
最新の設備、高給、休暇も多く、消防士は300人。
ここに来れば、45人の消防士のリーダーとなりやり方は自分次第だ、と言われる。
帰り際には、仕事中のアナにも会った。
アナはセブライドを見て、毎日電話をしようかと考えていると言った。
でもアナにはスプリングフィールドを離れる気はなかった。
スプリングフィールドへの異動については、正しい理由が思いついたら決める、と伝えた。
シカゴに戻り、セブライドはキッドに見学した事を報告した。
アナの為だと思うキッドは、冷静になるようセブライドを諭した。
だが、セブライドはアナの為ではないという。
「日ごと、父親に似て来ていると鏡を見て思う。
俺はあんな未来は嫌だ。
探していた機会かもしれない」
シルビー
アントニオと別れたシルビーは、そのせいで様子がおかしくなっていた。
急に運動を始めたり、メイクを習おうとしたり、ドイツ語を勉強し始めたり。
心配したドーソンが声を掛けると、ドーソンにはケイシーがいるのに自分には運命の人がいない、と弱音を吐いた。
ドーソンはシルビーに紹介できる人はいないか、と考え始めた。
夜は、シルビーを励ます為にキッドと3人でクラブに繰り出した。
シルビーが、そこで出会ったグリーンカード目当ての男と結婚すると言い出し、慌ててクラブから連れ出した。
地区次長アンダーソン
51分署は、アンダーソン・チーフの隊の応援に駆けつけていた。
車の事故で、下水管が乗用車の屋根に数本乗っかるという大惨事になっていた。
下敷きになっている車内から被害者を救出するのを見守っていたが、ボーデン大隊長が下水管を押さえていた紐が切れかかっている事に気づく。
慌ててストップと声を掛けるが、アンダーソンは聞き入れなかった。
ボーデン大隊長は、強引に作業を止めさせ自分の隊に下水管の補助をさせた。
おかげで無事救出したものの、アンダーソンは口出しを受けたのが気に入らなかった。
現場が、大隊長が気づかなければ隊員達の命にもかかわっていたと噂するのも、アンダーソンを悪い方に刺激した。
昇進したばかりで体面を気にしているのは分かっていたので、大隊長は部下に箝口令を敷いた。
しかし、過敏なアンダーソンは噂を聞きつけて51分署に乗り込んでくる。
「君が私を救ったと噂になってる」
「あなたを批判するような事は言ってない」
それでもアンダーソンは、頭ごなしに大隊長を責めた。
「君は評判どおりの男だな。
指揮系統を尊重せず、何をするか分からん」
現場での咄嗟の判断を、自分のほうが優秀だと示そうとした、と難癖をつけ出し、更には地区次長の座を狙っているとまで言い出す。
大隊長が謝ろうとも、聞く耳は持たなかった。
「私を敵に回すと怖いぞ」
そのアンダーソンとケニーのパーティーで再会をした。
すると酒が入っている為か、また大隊長に絡みだした。
「この男の話しを信じるな」
まったく和解する気がないというアンダーソンに、さすがの大隊長も我慢しきれなくなる。
「君の署の記録を見た。
候補生に調査を申し立てられ、部下がひき逃げで逃走。
君も暴力行為で停職に。
これに上官への反抗が加わればキャリアは終わる」
「何だと?
あんたの怠慢で危うく部下が死にそうだったと詳しく話そうか?」
2人はにらみ合いになった。
仕返し
翌日、アンダーソンは定期監査だと言って、突然やってきて抜き打ち検査を始めた。
その最中に通報が入ると、現場にまでついて来た。
何か粗を捜すのに必死だった。
落ちてきたハシゴが、腹を貫通した状態で男が倒れているという事故だった。
セブライドがはしごを切断しようとすると、アンダーソンが口を挟んだ。
セブライドはそれを無視し、自分のやり方で進めると、また命令を聞かないと騒ぎだした。
大隊長は指揮を執らないのなら、黙っててくれとアンダーソンを黙らせた。
その翌日、またアンダーソンは51分署に現れた。
「間違いに気づかせてくれて感謝する。
私は新米の地区次長だ。
簡単には君を排除できないと分かった。
だが私には取れる措置がある」
Elizabeth Morris/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
アンダーソンは全員を集め、発表した。
第2シフトには改善の余地があるからと、突然の異動を。
キッド、シルビー、ズヴァナチェック、モーニングサイドは27分署。
クルースは、コールセンター。
ハーマン、マクホランドは90分署へ……。
14話「地獄の手前/Purgatory」へつづく
かんそう
シーズン5の中盤の大盛り上がりって感じで突然の大異動命令!
ここまでの大事な異動は、ファイア初!
もちろん、全員がこのままフェードアウトと言う事にはならない、と信じていますが。
特にシルビー、クルース、ハーマンの3人は。
それにしてもアンダーソンって性格歪み過ぎで、よくそんなんで地区次長とかチーフになれたもんだ、とかなり設定的に漫画っぽいようなw
現場での指令も、「言う事を聞かない」っていうけどそれはズレてるって事でもあって……。
そんなヘボイチーフに任せるの不安だわ~。
でも、改めて51分署の過去の騒動を羅列されると、その通りのお騒がせ分署だから何も言い返せなくて恥ずかしいw
51分署が目の敵にされるのも、何気に理由があるのね……w
てっきりただのドラマ的いちゃもんかと思ったけど、そうでもなかったw
とにかく、ほんと嫌な奴でファイアって嫌な奴の「嫌さ加減」が本当に漫画っぽく「嫌」w
次から次へと嫌な奴は沸いて出てくるのね~。
セブライドは、かなりスプリングフィールドに惹かれていっているようにもみえますが……。
ていうか、さらっと見学に行ったので、気になってシカゴとスプリングフィールドの距離を調べてみたら、東京、名古屋くらいはあるみたい!?
車だと片道4時間以上!!
シフトの帰りに寄り道する距離じゃないwww
やっぱセブライド超人でした。
他は、ハーマンの良い人エピやシルビーの奇行は毎度のファイアのりって感じの安定進行でした。
そして一番驚いたのが、ケイシー一応まだ議員設定が残っていたと言う事www
セブライドに「お前は議員で忙しいだろ」とか言われてたけど、どう見てもそうは思えないここ最近ですがw
ちょっとした台詞だけで思い出した時に片づけられる議員設定w
次回は、異動の影響がどうなっているのか楽しみ!
14話「地獄の手前/Purgatory」へつづく
登場人物はこちら
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