LAW & ORDER:性犯罪特捜班/SVU シーズン19 9話「ノアの誘拐/Gone, Baby, Gone」

2018/06/07

LAW&ORDER:性犯罪特捜班 LAW&ORDER:性犯罪特捜班 シーズン19 クライム ジェーン洞 リーガルドラマ

t f B! P L

あらすじ

Peter Kramer/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


2018年4月12日(水)22:00~ FOX 日本初放送 (全24話)
(アメリカ放送 2017年9月27日~)

【登場人物】


ノア誘拐


シーラからノアが消えたと連絡を受けたオリビアは、仲間を連れてマンハッタンモールに向かった。

すぐに聞き込み捜査を開始するが、ドッズからオリビアを捜査から外すよう指示が出る。
オリビアは、クビが掛かっても捜査に加わるつもりだったが、ちょうどシーラが自宅に戻った可能性を訴えたので、一緒にシーラの自宅に移動した。

シーラの自宅


だがシーラの自宅にもノアの姿はなかった。
オリビアがエリーの写真を見つけると、シーラは妹の山小屋で撮影した、とエリーとの思い出話しをし始める。
オリビアは、今はそれどころではない、とノアを誘拐した人物に思い当たる事がないか考えるよう頼んだ。

するとシーラは、コーヒーショップでマトンチョップ(長いもみあげ)の男に話しかけられた事を思い出した。


容疑者

Peter Kramer/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


オリビアはすぐに容疑者として、マトンチョップの男の特徴を知らせたが、男には買い物のアリバイがあり、誘拐とは無関係だった。

代わりにフィンとカリシが別の目撃情報を得ていた。
「少年を連れたラテン系の男が、ゴミ箱に何か捨てて急いでいた」

付近のゴミ箱を調べると、中からノアが試着をしていたダウンコートが出てきた。
すぐ側には出口があり、付近の防犯カメラの映像を確認する。

防犯カメラには、ノアと男が一緒にモールを出て車に乗る様子がはっきりと映っていた。
車にはチャイルドシートが用意されており、あらかじめ準備をしていたと考えられた。
ノアには抵抗する様子が見られなかった。
顔見知りの可能性がある。

車のナンバーには泥がついていて、すべてを認識できなかったが、最後の3文字「DKC」を頼りに手配をした。

また、ノアの服装がシーラの言う服装と違う事にフィンが気づいた。
男はわざわざノアの着替えも用意していたのだった。
完全に計画的な犯行だろう。

シーラに犯人の写真を見せるが、心当たりは無いと言った。


ニュージャージー


アンバーアラート(児童誘拐発生警報)によって、ニュージャージーでの目撃情報が入った。

ロリンズとカリシが向かったが、到着した時にはすでに車は乗り捨てられていた。
バス停の近くだった事から、バスに乗り換えたと考えバスを追ったが、それは目くらましで2人は乗っていなかった。


自動車販売店


フィンは乗り捨てた車の情報から、ブロンクスの自動車販売店を訪ねた。
車は現金1000ドルで買われ、男は新品のチャイルドシートをその場で取り付けていたという。

すぐ側のゴミ箱からチャイルドシートの段ボールを見つけ、購入した店を突き止めた。


ベビー用品店


カリシが店に確認をした所、3日前に販売したチャイルドシートだと一致した。
クレジットカードの履歴から、購入者も判明した。
それはシーラ・ポーターだった。


犯人


カリシがオリビアに犯人はシーラだと連絡を入れると、SVUで待機していたはずのシーラの姿が消えていた。

周囲には家で待機すると言って出て行っていたのだった。

すぐにオリビアとフィンがシーラの自宅に向かうが、姿はなかった。
オリビアはエリーの写真が消えている事に気づき、シーラには戻るつもりがないと言う事を確信した。


一度SVUに戻ってシーラの行方を探ると、この2週間で全預金を下していた事が分かった。
ニューハンプシャーの自宅には、ここ3か月誰も住んでいなかった。
何処へ行ったのか見当がつかなかった。


弁護士

David Giesbrecht/NBC | 2017 NBCUniversal Media, LLC


オリビアは、シーラを信じた自分を責め、バーバに愚痴を漏らす。
何かが起きてしまってから、片づけても意味がない。
犯罪は防がないといけないと言う事を痛感していた。

ただ家族が欲しかっただけ、そう言うとバーバがシーラの関係者を再確認した。
するとオリビアは、知人なんていないと思い込んでいたが、弁護士の存在を思い出す。
スーザン・ジャネット。
シーラはニューハンプシャーから来て、NYの弁護士は知らないはず。
裁判では、探偵がノアを見つけたと証言していた。

探偵が弁護士を紹介していたのかもしれない。
さらには、協力したのが探偵の可能性も?


スーザンの事務所


バーバがスーザンの事務所へ行き、探偵の名前を聞き出した。
最初は秘匿特権で誤魔化そうとしたが、幼児誘拐を軽視する判事はいないとバーバが脅すと、内密にするという約束で協力をした。


レイモンド・グリーン


フィンが探偵のレイモンド・グリーンに会いに行くと、グリーンはシーラの事を覚えていた。
ボストン支社がノアの存在を伝えていたという。

誘拐の手助けを疑うと、否定をしたがフィンは何等かに関わっているのを見逃さなかった。
すると、グリーンは偽造パスポートの用意を頼まれていた事を打ち明けた。
だが、気が咎めたから加担はしていなかった。


シーラの関係者ならノア捜索時に話を聞いた可能性があるのではないかと、モールの実行犯の写真を見せ、ボストン支社に確認をさせた。


実行犯


実行犯の身元が分かった。
フアン・オートーリ50歳。造園会社経営。
2週間前に大金を預金している。

2週間前と聞いてオリビアは、ノアがシーラの家に泊まった事を思い出した。
その時に顔を合わせていたのだろう。
フアンの携帯は繋がらず、4時間はかかる距離の自宅へ向う。


フアンの家


ロリンズとカリシがフアンの家を訪ねると、娘のマリアしかいなかった。
シーラとの関係は、雇い主と庭師だと分かった。

そこへフアンが帰宅して来た。
銃を構えて部屋の中で待っていると、マリアが警察の存在を叫んで知らせた。

しかし、表には地元警察も待機していたのでフアンは逃げられず、逮捕された。


フアンは犯行を否定した。
興奮したロリンズは、フアンをひっぱたきマリアを誘拐の共謀で逮捕した。
マリアが泣こうとも容赦する事なく。

さすがのフアンも黙ってはいられず、ノアを救ったと言い出した。
「あんたのボスは悪い母親だ」
シーラはオリビアの虐待疑惑をフアンに吹き込んで、信じさせていたのだった。
カリシが全否定した。
するとフアンは「シーラ」と呼び捨てにした。
庭師と雇い主の関係としては、親しすぎると気づく。
フアンは、妻を亡くしてから寂しかったといい、シーラの優しさを信用していた。
「彼を救って家族になろうと……」


フアンの山小屋


マリアの連行でフアンを脅し、隠れ家がモントリオールにある事を吐かせた。
数日後に一緒に行く事になっているという。
それまではシーラはフアンの山小屋にいるというので、フアンに案内をさせた。

マリアの手錠は外した。


山小屋につくと、そこには人の気配もなければ食糧など生活している様子もなかった。
フアンが嘘をついたと責めると、フアンもシーラに騙されていたのだと分かる。
ノアの誘拐の為に、フアンは利用されただけだったのだ。


隠れ家


その頃、オリビアはシーラの会話から、シーラの妹サラ・カミングスの山小屋に狙いを定めていた。
調査の結果、ニューハンプシャーのフランコニアにある事が分かると、バーバがFBIと州警察を手配しようとしたがオリビアが止めた。
無駄に刺激をしたくない、とオリビア1人で乗り込む事に。


ノアとシーラは、すでに山小屋で暮らし始めていた。
ノアには仕事が終わったらママも来るから、と騙し続けて安心させていた。


オリビアが小屋に入ると、背後からシーラが襲って来た。
倒れた際に銃を落とし、シーラに取られてしまった。

ノアはぐっすり寝ているという。
シーラはオリビアに血のつながりのある自分こそ、ノアの家族だとオリビアを締め出そうとする。
「血だけが家族の根拠じゃない。
法的にノアは私の息子よ」
「法では私に通達がくるはずだった。
法に従いなさい」
「シーラ。あの子が知ってる母親は私だけよ。
あの子がどう思うか考えなかった?」
「賢い子だから順応するわ」
シーラはニューヨークが子育ての環境には汚いと主張した。
そしてオリビアが仕事を優先している事も。
しかしオリビアは、一切の負い目を感じなかった。
「私がそばについてる」
シーラは、子供が欲しいなら他の子を貰えばいいじゃないと、言う。

その時、ノアが起きて来てオリビアに駆け寄って抱き着いた。
さすがのシーラもノアの前では慌てて銃を隠した。

オリビアがノアを玄関の外に出してドアを閉めると、ノアを追いかけようとするシーラを押さえ込んだ。
しかしオリビアはシーラを痛めつけるのではなく、落ち着かせると宥めた。

地元警察に連行される時には、シーラはオリビアに謝った。

ノアは、シーラとオリビアの喧嘩に気づいていた。
「悪い人なの?」
「シーラおばちゃんはいい人よ。
でも悪い事をしたの」
「大丈夫かな」
「だといいわね」


トッズとフィン


トッズが、オリビアの様子を見にSVUに顔を出した。
フィンが、すでに休暇を楽しんでいる、と答えた。
「命令通り任務から外れたか?」
わざわざ確認を受けて、フィンは自宅で待機していたとウソをついた。
「君の献身に感謝する」
「当然のことだ」
嫌味の応酬をしてトッズが背中を向けるとフィンは呟いた。
「クソめ」


その後、オリビアの家にバーバを含む、メンバー全員が集まってノアを囲んでいた。
ロリンズは娘も連れて。



かんそう


今回はまるごと、オリビア・ストーリーの回でした。
個人的には、SVUってオリビア・ハーレムなんだ! と気づいて見方がスッキリしましたw


オリビアを悩ましていたノア君騒動が、意外な結末で一件落着? となりました。
まさか、シーラが黒幕とは……。
私も途中からのいいおばあちゃんっぷりにすっかり騙されていました。

冷静に考えれば、元々娘が離れて行くような母親だったんだもんね……。
その上、オリビアにいきなり裁判仕掛けてきていたし。
何かしでかす可能性は十分考えられたんだけど、セカンド・チャンスというか、過去は過去で反省したんだろうな、信じちゃっていました。
でも、信じる事って悪い事じゃないはずなんだけど、今回ばかりはそれが仇となってしまいました。
SVUらしい、厳しいストーリーでした。

でもしばらくはノア君周辺で悩まされる事はこれでなくなる……はず。


それにしても、いつもオリビアをフォローするフィンの頼もしさったら!
もちろん全員オリビアの頼もしい仲間には違いないんですけどね、フィンの側近っぷり? は飛びぬけてる感じがしますw
ドッズに「クソ」っていう所、最高でしたw

あと気のせいか、バーバにかなりオリビア愛を感じました。
バーバの事はほとんど知らないので、凄い勘違いをしている可能性もありますがw

まあ、皆オリビアには愛情を持っていますが、なんか今回のバーバを見てる感じは、個人的感情が含まれているような印象を受けたので……。


オリビア愛といえば、ロリンズのノアを救う為には手段を選ばない、フアンの娘にも容赦しない態度も、正直笑ってしまったんですが、凄かったですw
今回こそ、シカゴPDとのクロスオーバーで、とっととボイトに尋問させればいいのにー、って思っていたのですが、ボイトいなくても大丈夫でしたw

十分、ロリンズがバイオレンス担当になっていましたw

こんな大盛り上がりで、まだシーズン前半なんですよね。
この先もどうなるのか楽しみ!


10話「マーメイド/Pathological」へつづく

【登場人物】

前回:8話「SNSに潜むワナ/Intent」へ

(文:ジェーン洞)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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