シカゴP.D./CHICAGO P.D. シーズン3 22話「記憶の奥に/She's Got Us」

2018/03/31

クライム ジェーン洞 シカゴPD シカゴPD シーズン3 バイオレンス 海外ドラマ

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あらすじ

Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


2017年11月3日~AXNでシーズン3日本初放送(全23話)

登場人物はこちら

前回:21話「正義(ジャスティス)/Justice」

目撃者


リンジーとハルステッドは、休職中のローマンの穴を埋める為かプラットからパトロールの残業を頼まれていた。

そこへ発砲の通報を受けて駆けつけると、家の中に複数の死体を発見した。
だが、死んでいると思ったうち1人の少女が動き出した。
どうやら姉の死体の下で死んだふりをして、命を守っていたようだった。
リンジー達が声を掛けると、ショックを受けたのだろう、すぐにその場に倒れた。


自警団


近所のジェローム・ドーティーとその息子ジェラルドの親子が銃声を聞いていた。
銃声からセミオートだろうと予測し、自警団で免許保持者だというだけに銃には詳しいようだった。
最近、余所者が増えて近所付き合いが減り、物騒になっていたという。
捜査への協力も約束する。


カールソン一家


被害にあったのは、カールソン一家だった。
父ダレンと母ジェニ、2人の高校生の娘にそして、10歳の息子が犠牲になっていた。
生き残ったのは12歳のポリーだけ。

一家の経済状況は、裕福に見えた。
ジェニは飲食店を買う為の資金集めをしていたようで、ホライゾンズから5万ドルの前借りをしていた。

ホライゾンズというのはマルチ商法会社だった。
指導者育成のいんちきセミナーを開催している。

その他の手がかりは、今のところ現場に落ちていた40口径の薬莢だけだった。
特捜はあらゆる角度からの捜査を開始する。


ホライゾンズ


オリンスキーとルゼックがホライゾンズに行くと、すでにダレンとジェニの死を知っていた。
責任者が言うには、2人は以前はワゴン車で暮らしていたという。
そこからここまで成功したのはホライゾンズのおかげだと。

1年も経たずに家を持ち、5年後には実行委員に出世していた。
それを羨む会員の仕業だろうか。

ダレンと関係する会員のリストから、ダレンに脅迫めいたメールを送っていたアラン・スローンを発見する。


スローンは、ダレンに騙された形でホライゾンズのセミナーに行かされた事を怒っていた。
だがスローンにはアリバイがあった。
さらに、セミナーの様子を盗み撮りしたタブレットがスローンの自宅で盗難にあっていた。
その時に違法駐車で通報を受けていたのは、ホライゾンズの警備担当者フランシス・クルーガーの車だった。
スローンの告発を恐れ、ホライゾンズがタブレットを盗んだのだろう。
そしてダレン達も口封じに殺害したのか?


クルーガー


Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


特捜は、クルーガーを日中の路上からバンで拉致し、ケージに入れた。
ボイトとオリンスキーでクルーガーを脅す。
オリンスキーは、いつでも電流を流せるようにケージに火花を散らして威嚇した。

しかし、クルーガーはタブレットを盗んだ事は認めても一家殺害については否定した。
心当たりとして、ホライゾンズが夫婦に資金を貸す前にした調査で、妻のジェニが貸付金で調停を申し立てていたという。
その相手は、自警団のドーティーの息子、ジェラルドだった。


ジェラルド


ジェラルドがジェニに借りていた金額は、800ドルだったという。
たった800ドルの為に一家を殺したのか?
ジェラルドには教師への乱暴で高校を退学になっていた過去もあった。

令状を持ってドーティーの家に行くと、息子は留守だった。
父親はあくまで息子を庇い、自宅に戻って来た息子に「逃げろ!」と叫んだ。

しかし簡単に逃げられる訳もなく、ドーティーは連行された。

実はドーティーは、死んだ16歳の娘とつきあっていたのだった。
だから殺すはずがない、と言った。
誰も殺していないのだから弁護士もいらない、と。


ポリー


ポリーは病院で目覚めていた。
心配したリンジーは寝ずにその目覚めを待っていた。

だが緊張病のせいか、ナイフを持ち殺傷騒ぎを起こす。
自分が説得すると前へ出るリンジーの隙を見て、看護婦達がポリーを保護するが、鎮静剤を使ったことにリンジーはキレた。
何時まで経っても証言が聞けないと。
その苛立ちを様子を見に来たリチャード医師にぶつける。
リチャード医師は冷静に、話せるようになったら声をかける、と約束した。


Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


そしてその時が来た――。

しかし、ポリーは犯人を見ているのに顔が思い出せないという。
ポリーの気がかりは「湖畔の家に行く事」だった。
それが実在するのかしないのかも定かではないが、それを突き止めればポリーの記憶も戻る可能性があるだろうと、リチャード医師は言った。

冷静になったリンジーは、改めてリチャード医師に謝罪をした。
寝不足のせいで乱暴な態度を取ってしまったと。


その後、湖畔の家が実在する事を突き止める。
物件の写真を見せるとポリーははっきりと、パパが修理していた家だと言った。
ポリーも週末には手伝ったという。


早速湖畔の家に、リンジーとハルステッドはポリーを連れて行った。
すると家での思い出を話し始める。
そして、犯人もこの家に来た事があったと思い出した。

その時、父親と喧嘩になり、近所の人が通報していた事から手がかりが見つかった。
すぐにマウスに連絡をして、その通報記録を調べさせる。

マウスからはジェラルド・ドーティーが容疑者になっている事を聞き、ハルステッドはポリーにジェラルドを含めた容疑者の写真を確認させた。

ジェラルドの事は、姉の彼氏だと知っており犯人とは全然違うといった。
犯人は50歳くらいで、体が大きくてヒゲがあり、茶色い上着を着ていたという。
赤いトラックに乗っていた事も覚えていた。

すると通報にも赤いトラックの事が報告されていた。
当時の付近の防犯カメラを確認すると、確かに赤いトラックが映っていた。
その車のナンバーから前科のあるルイス・バロウ50歳を突き止めた。


真犯人


バロウの犯罪歴から、ダレン・カールソンも犯罪仲間だったと言う事がわかった。
だが、記録ではダレンは不起訴で釈放となっていた。

バロウの写真をすぐにリンジーに送り、ポリーに確認させる。
ポリーはしっかりと男が犯人だと認めた。


すぐに特捜がバロウの家を包囲する。
バロウはやけになっているのか銃撃で迎えたが、家の中にスモークを投げ入れ、バロウをあぶり出し逮捕した。

Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


バロウは、窃盗をした際に1人だけ刑務所に入った事でダレンを恨んでいたのだった。
犯罪者のレッテルを張られ、更生しようにも上手くいかないというのに、ダレンは過去を捨てて家族を持ち、助けを求めても手を差し伸べてもくれなかった。
自分には過去を捨てるチャンスすらないと、犯した罪を正当化した。


リンジーは、親戚と暮らす事になるポリーを心配して声を掛けた。
だがポリーは頼もしかった。
過去のワゴン生活のおかげで、どこでも平気だ、と。
当時は住む家がないと気づいていた。
でも今はそれが父親の言う「冒険」だったと、わかるという。
そしてもうその父親に会えないと涙を流した。

リンジーは、心から安心する人と出会えば、一緒ならどこへ行っても大丈夫と思える、とポリーを励ました。


ローマン


ローマンは、まだ体内に銃弾の破片を残しながらもリハビリを始めていた。
プラットとバージェスが、来週からの軽い任務での復帰を報告に来たが、夕方に医療審査委員との話し合いが予定されていた。
2人は楽勝で巡査に復帰できる、とローマンを励ました。
だが、その際の相棒についてはバージェスと組める可能性は低そうだった。

クロウリー代理から正式に、バージェスの相棒を変えると言われてしまう。

しかし、事態は相棒が変わるだけの問題では収まらなかった。
医療審査委員との会議でローマンが聞かされたのは、これ以上の手術が認められないという最悪の結果だった。

銃弾のある位置はC5神経根の後ろで、摘出は出来るが腕の知覚や運動障害が改善される見込みは低いのだという。
むしろ今以上に悪化する可能性もある。
要は、後遺症は一生残る。
だから巡査は続けられないという、現場に拘るローマンには残酷な事実だった。


事件解決後のモリーズ――。

リチャード医師、ハルステッド、アトウォーターそしてローマンがカウンターに集まっていた。

そこへバージェスがローマンを捜しに来ると、ローマンは席を立って迎えた。
そして矢継ぎ早に言う。
「一緒にサンディエゴへ」

ローマンは現場を外される事を初めてバージェスに伝えた。
「事務なんてゴメンだ。
僕は辞めるよ。
君を愛してる。たぶん。
君とだけは離れたくない」

バージェスは即答できなかった。
考えるという約束をしてローマンと別れた。





かんそう


前回特捜濃度が薄かったので、今回はもう普通に特捜なだけで嬉しいというw

個人的見どころは、ボイトとオリンスキーでクルーガーを拉致するシーン!
何度か巻き戻して繰り返し見ちゃったw

ボイトの珍しい? サングラス姿とバイオレンスする時のアクションが派手で格好いいんですよね~。
このシーン、拉致の直前まではオリンスキーと娘の話しをするというプライベートな雰囲気を見せている所からの落差もいいんです。
息をするようにバイオレンスが出来るボイト達、というw

そして迎えたバンを運転するルゼック、中で待機するアトウォーターもサングラス着用という、サングラス・リーチ状態にもウケましたw

ここからのケージでいつもの脅し、という流れは最高でした。
これがなきゃPDじゃない!

後は、真犯人をあぶりだして捕まえる時。
倒れた所を留めのケリを入れるボイトも素敵でした~v

やっぱり週末はボイトのバイオレンス見てスッキリしたいw


今回は事件は一家殺害1つでしたが、現場チームとリンジーとハルステッドのポリーチームの2本立てのような感じで進んでいました。

こうして考えると、リンジーって本当に第2の主人公って感じ。
ハルステッドとのペアは美男美女で見映えはするし、特捜の中では紅一点だしわからなくはありませんが。


そしてそして!!
ローマンにはまたまたびっくり!!

バージェスとつきあうと呪われるの??
ルゼックは捨てられたからセーフなの?w
このままじゃローマン降板フラグじゃーん!
しかも、現場に戻れないという残酷な設定!

最初はなかなか読めない所もあったけど、最近ではローマンかなりキャラも確立していていい感じだったのに……。
だからこそか、惜しませて消すの?!

シーズン・ファイナルには必ず誰かをリストラしないといけないというルールは、ほんと止めて欲しいわ。それで続きが楽しみになるなんて事ないんだから~。

(文:ジェーン洞)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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