NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 シーズン15 9話「新しい命/Ready or Not」

2018/03/23

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あらすじ


NCIS - Episode 15.09 - Ready or Not - Sneak Peek 2


2018年1月25日(木)~FOXジャパンでシーズン15 日本最速放送(全24話)

登場人物はこちら

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MI5職員殺害事件


夜の酒屋で、世界を股にかける武器商人ヨルカを追っていたMI5職員のナイジェル・フォードが、撃ち合いの末殺害された。


ヨルカはその際に、足に銃弾を受けながらも仲間であったヴィクトル・ロプーチンを撃ち殺して逃走していた。
フォードは死の間際に、スローンに電話を掛けていた。
スローンとは2年前の合同捜査がきかっけで、親しくなっていたのだった。


マクギーの双子


ビショップとトーレスとリーヴスは感謝祭を前に、準備の手分けをするがマクギーはデライラの双子出産準備でそれどころではなかった。

突然の双子判明に、慌ててもう1人分の準備が必要だったし名前も決めないといけない。
男の子の候補はインディアナ、ハン、ハリソンと言って、ドン引きされていた。
女の子には6つ候補があると言っているとギブスがやってきて、話しを打ち切られる。
フォードの現場に向かう為に。


ヨルカの行方


現場に到着すると、スローンの持ってる情報からすぐにヨルカの名前が浮上した。
ヨルカの顔写真はあった。
ヨルカは味方よりも敵の方が多く、入国禁止になっている国も数か国あるという。
去年はルーマニアに資産凍結をされていた。

ロプーチンの身元もすぐに、42歳ボルティモア在住の食品配達業だと判明した。
その瞬間は巻き込まれた一般人かと思っていたが、その後の詳しい調査で配達業をする前にはマフィアとのつながりがあった事から、ヨルカに雇われたと気づく。


現場に居たマクギーにアビーから電話が掛かってきた。
何事かと思うと、デライラが破水して病院に向かっているのだという。
予定より3週間も早い。
ギブスの命令でマクギーは捜査を抜けて病院へ向かった。


検死


ダッキーとパーマーは2体の遺体を手分けして作業する事にしたが、フォードの遺体にはスローンがつきっきりで手が出せなかった。


するとパーマーがロプーチンの指先から何かが臭っている事に気づく。
ダッキーが確認するとそれはプラスティックで、C4爆弾に触れた可能性を匂わせていた。

ヨルカの捜索をより一層急がないといけない事態に。


病院


マクギーがワシントン総合病院に到着すると、受付は混雑していた。
するとマクギーを見つけた警備員のモーガン・ケイドが声を掛けた。
元警官だというケイドは「法の番人には特別待遇さ」と自己紹介をした。
デライラとアビーも案内したと言い、不安でいっぱいのマクギーを明るく励ました。

マクギーが許可を得て病室に入ると、双子の出産は早まりやすいからあと数時間で産まれると医者に言われた。
アビーのおかげで、合併症は免れていたとも。

マクギーは持ってきたリラックスグッズを次々に取り出し、デライラに冷たいグレープソーダが飲みたいと言われると、買いに飛び出して行った。

グレープソーダの販売機を探していると、また受付けフロアでケイドに会った。
マクギーは改めて世話になった礼をいい、グレープソーダのある販売機に案内してもらった。

すると混みあう待ち合いの患者の中に、ヨルカらしき男を発見して驚きすぐにギブスに連絡を入れた。
同時に、ケイドにヨルカを監視させて。

するとヨルカは近づく警備員姿に警戒をしたのか、席を立とうとしたのでケイドはなんとか足止めしようと声を掛けた。
それが災いして、ヨルカの待ちくたびれたイライラを刺激したのか銃を取り出しケイドに発砲した。
「手当しないと全員ケガさせるぞ」

すぐにマクギーもヨルカに銃を向けた。
撃たれて倒れたケイドはマクギーに「撃て!」と叫んだ。
その隙に他の患者達が逃げ出すが、1人の女性がヨルカの背後から飛び出た所を捕まり、人質となってしまう。
ヨルカは堂々と医者を要求したが、マクギーは負傷したケイドを置いて探しにはいけないと拒否をした。


その頃、連絡を受けたギブスとビショップ、スローンが病院に到着していた。
トーレスとリーヴスは、ロプーチンが滞在していたホテルの調査に行っていた。
ヨルカの現場に行きたかったトーレスは、ギブスの采配にはかなり不満気だったので、ギブスに何もなかったら病院に来い、とまで言われていた。


作戦


現場に突入するにあたって、スローンは心理学からヨルカを刺激しないように丸腰がいい、とアドバイスした。
ビショップとギブスが2手に別れて待合室に入る事に。
ギブスは、スローンは隠れているように指示した。
個人的な恨みから衝動的にならないよう、状況判断と助言に徹しろと付け加えて。
「手の内は見せるな」


ギブスとビショップが両手を挙げながら待合室に入ると、スローンが言うとおりヨルカは人質の女性に身体検査をさせた。
丸腰だといいながらも銃を隠し持っていた事がバレて、武器のすべて取り上げられた。

2人は、自分達と人質2人を交換するように言うと、ヨルカは弾の摘出と逃走手段の確保を要求した。


そこへマクギーが戻らない事を心配したアビーがマクギーの携帯を鳴らした。
それに気づいたケイドは、マクギーの双子出産の事だと思い赤ん坊が2人産まれるマクギーを解放しろ、とヨルカに声を掛けてしまった。

ギブスとビショップは慌ててごまかそうとするが、遅かった。
ヨルカは、女性の人質よりもマクギーの方が人質として利用価値があると知ってしまったのだった。
マクギーに「赤ん坊に会いたければ俺の要求に従うんだ」と言って、銃を向けた。


その隙に、スローンが隠れる隣の部屋に戻ってビショップがアビーに連絡を入れて状況を伝えていた。
すると、ホテルにいるトーレスからの連絡が入る。

部屋には確かに爆弾の準備をしていた痕跡があった。
列車の時刻表もあったが、詳しい標的についてはまだ分かっていなかった。
スローンは、ヨルカはテロリストでありながらも、個人的な恨みで動くだろうと言う推測を伝えると電話を切った。

ヨルカを刺激すれば何かわかるかもしれない、ビショップはスローンのアドバイスを実行する。
待合室に戻ると突然「爆弾はどこ!?」とストレートにぶつけた。

すると何の打ち合わせもしていないのに、ギブスが乗っかった。
「正気か!? 全部バラしてどうする?」
ヨルカに同調するように「これだから女は……」というと、ヨルカはまんまと引っかかった。
そこを改めてギブスが医者を呼んでやるから爆弾の場所を言えと探る。
だがヨルカも慎重で、順番が違うと吐きはしなかった。
そして「時間がないぞ」と爆破の時間が近づいている事を伝えた。


すでに多くの医師や患者が避難をし、一部閉鎖にもなっている状態で医師の手配は難しかった。
ギブスは医師を捜しに行く振りをして、スローンに相談をする。
スローンは自分が成り済まして、ケタミンを投与して眠らせる事にした。


爆弾


その頃、ホテルで調査を続けていたリーヴスがパソコンから、「国際平和連合が冷凍クラブケーキを注文した」書類を発見する。
各国の要人がメンバーである団体の中には、ヨルカが個人的に恨みを抱くルーマニアも参加していた。
すぐに警備に連絡を入れ、会場へ向かうがその途中でやっとヨルカの映る防犯カメラの映像がトーレスの元に届いた。

それを確認すると、重要な事実に気づく。
逃走するヨルカが乗り込んだロプーチンの配達業のバンには、運転手が待機していたのだった。
もう1人の関係者がいることを、早くギブス達に伝えなければとも焦った。


入れ替わり


スローンが麻酔と称してケタミンで眠らせようとすると、用心深いヨルカはそれを拒否した。ただ摘出だけしろ、と。

その治療の隙にギブスは、側にあった松葉づえを武器に反撃に出ようとした。
ところが、人質だった女がそんなギブスに銃を向ける。
もう1人の関係者がいると知らないギブス達には、まさか女が仲間で運転手だったとは想像もしていなかった。
ただスローンの素人処置を見守るしかなくなってしまった。

スローンの処置の痛みに耐えるヨルカの呻き声が響く。
その頃病室では、デライラも陣痛に呻いていた。


処置が始まると、マクギーはケイドをストレッチャーに乗せて避難する事が出来た。

マクギーがケイドを医師に引き渡して安心した所で、ケイドは息を引き取ってしまった。
あと少しだったのに。
しかし、ただ悲しんでいる暇はなくデライラの出産に立ち会わねばならない。


その頃、トーレスとリーヴスは何もないとスタッフが止めるにもかかわらず、国際平和連合の会場をくまなく探し始めた。
3度も会場を調べたんだぞ、の言葉と共に運びこまれる料理のワゴンを見て、トーレスが気づく。
「厨房は?」
そして乱暴にワゴンを料理お構いなしに倒して、爆弾を調べた。
リーヴスに爆弾があったらどうする! と慎重にやるよう注意されつつ。

すると3つ目のワゴンの下に爆弾を発見した。
全員を避難させ、2人だけで爆弾の解除に挑む。
とはいえ爆弾処理は専門ではないから、映画で見た知識を駆使した。
2本の同線をトーレスのナイフでまとめて切って、すぐに会場の外に逃げた。
奇跡的にそれが正解だったようで、爆発はしなかった。

ギブスがその連絡を受けた時、ちょうど弾の摘出も終わった所だった。
次は、逃走の手配だと煽るヨルカにもう遠慮はいらないとわかったスローンは、傷跡に指を押し込んでから、殴りかかった。


そしてデライラも無事双子を出産していた。
双子の名前はマクギーの父からジョンと、6つの候補外からモーガンになった。
ケイドの名前をつけたのだった。


10話「運命のサイコロ/Double Down」へつづく


かんそう


今回はデライラの出産と、極悪武器商人とNCISの駆け引きがどこかオーバーラップしながら同時進行するという、面白い回でした。
シリアスなはずなのに呻き声のオーバーラップには、コミカルさも感じました。

どちらもハラハラドキドキの掛け合いでしたが、特にびっくりしたのは人質の女性がヨルカの仲間だったと判明した瞬間!
その直前に「運転手」の存在が判明しているのですが、まさか人質女性だとはまったく思いつかなかったので。

だいたい、ずっと様子を観察していたスローンでさえ何も気づかないんだから、素人の私が気づかなくてもおかしくはない! ってちょっと嫌味っぽくなってしまいましたw

スローンは、またしても心理捜査官らしい活躍はそれ程なかったのですが、今回は親しい人が殺されたという事情があるので、まあ仕方ないかな、と。
でも、ほんと心理面でもギブスの方が完璧って感じでなかなかスローンの存在価値が発揮されていませんね~。
ヨルカに刺激を与える作戦も、空回りで終ったし。

そんな感じでまだ土台さえできていないのに、急に「あの人とは親密な関係にもなったわ……」って超プライベートな話しを出されても、ちょっと引いてしまいました。
制作はスローンをどうしたいんだろうw


さて、無事双子ちゃんの親となったマクギー。
正直、ケイドが登場してその後ヨルカがいると分かった瞬間に「こいつ死ぬな」と思いましたw

ただ、その名前が双子ちゃんの名前になるとはやっぱり想像はしていなかったので、なるほどな~と思いました。

子供が成長した時に、語れる感動秘話だとは思いますが、正直ケイドさんのうかつな行動が火に油を注いでもいたので、こちらも若干コミカルさを漂わせていた気がします。

今回、出番は少なかったトーレスですがそんな中でもトーレスらしさを発揮して、やっぱりクスっとさせてくれました。
ギブスにダダをこねたり、爆弾探すのにワゴンを思いっきり派手に倒したり。
最後の爆弾処理は、さすがに漫画過ぎるだろう! と突っ込みましたが。
あんな適当な処理でOKって所も、コミカル臭がうっすら漂う原因になっていたと思います。
ドキドキとコミカルの見事な融合が面白い回でした!


10話「運命のサイコロ/Double Down」へつづく

登場人物はこちら

前回:8話「霊能者/Voices」へ


(文:ジェーン洞)

アテンションプリーズ!!

当サイトは、ネタバレ全開しております。
また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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