あらすじ
Elizabeth Morris/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
2017年11月2日(木)~AXNでシーズン4日本初放送(全23話)
ケイシー
ケイシーは、政治コンサルタントのスーザン・ウェラーとドーソンと3人で顔を合わせていた。
そんな押しの強いスーザンをドーソンは、こざかしくて信用が出来ないと気に入らなかった。
しかし、ケイシーの元に賄賂が届いてしまった事でスーザンに頼らざるを得なくなってしまう。
カートマン開発と送り主と思える記名はあったが、ただ1万ドルが入っている箱が届いていたのだった。
最初はアントニオに相談をしていたのだが、倫理審査会のアル・ネルソンが嗅ぎ付けてきた事によりそれだけでは済まなくなる。
アルは、不慣れなケイシーの落度をつついてやたらと事を大げさにしたいようだった。
不正に仕立て上げようと監察官との面談まで手配して来られると、なす術がなくスーザンに連絡を入れたのだった。
スーザンは話しを聞いて、アルは前任ベックスの友人だからケイシーを陥れる作戦なのだろう、と言った。
私に任せてと言う通り、スーザンはあっさりと解決して戻ってきた。
1万ドルは寄付金で、賄賂などは一切なかった事にして。
さらに相談料もいらない、と言った。その代り名刺をとっておいて、と恩に着せながらも相当ケイシーを買っているようだった。
オーチス
オーチスは、突然「消火活動とリーダーシップ会議」への参加を提案した。
それは来月ラスベガスで行われるセミナーで、3日間楽しめるという。
手配は任せろと有料で参加者を募り出した。
そんなオーチスを見てシルビーは、疑問を感じ身体を心配して声を掛けた。
オーチスは問題はない、と言って誤魔化すだけだった。
その直後、バレエ教室からの通報でシルビーとジミーは救急出動していた。
脳出血の疑いのある子供をシカゴ医療センターに搬送した後、シルビーはハルステッド医師を見かけてオーチスの事を直接聞いてみた。
すると案の定、オーチスが検査を拒否し続けている事を知る。
署に戻ったシルビーはすぐにオーチスに検査を受けるよう、真剣に話しをしたがオーチスは、頑なだった。
明日の事は分からないが今日は楽しめる、だからベガスなんだ、とあえて逃避を選ぶ事を隠さなかった。
クルース
シカゴの文化を展示する美術館で火災が発生した。
イベント会場に取り残されたアルマンドの救助に、セブライド、クルース、トニーが向かった。
2分という限られた時間の中、クルースは命綱からかなり離れた所にアルマンドを発見する。
無線を聞いたセブライドは、トニーが合流したら救助をするよう指示を出したがクルースは、自己判断でロープを手放してしまう。
先住民の羽の展示品を手放せないアルマンドをなんとか諦めさせて救助するが、案の定クルースはロープの位置を見失ってしまう。
セブライドは再び無線で、見つけてやるからパス警報を鳴らせ、と指示を出した。
2分以上経っても誰も出てこないので、外で待つ大隊長やケイシーらは不安を覚えた。
無線が混戦しているのかセブライドの応答もない。
炎は今すぐにでも放水を始めないと危ない状態になっている。
大隊長は緊急事態だと認識し、本部へメーデーと連絡を入れ、無線の使用を控えさせた。
すると、中からセブライド達が姿を現した。
やっと放水を始めた。
やっと放水を始めた。
結局アルマンドを無事救出したが、クルースの勝手な行いはセブライドの怒りに触れた。
「トニーを待てば2分で出られたが、4分かかった」
クルースは、アルマンドが失神しかけていたから急いだと理由を言ったが、そのせいで全員の命を危うくしたという責任を突きつけられる。
「お前はミスをしたんだ」
正しい事をしたと思うクルースには釈然としなかった。
その後、クルースは大隊長に呼び出され、美術館のリズ・ブリクセルから名前を聞かれたと告げた。
アルマンドを救助したものの、クルースの行動のせいで消化開始が遅れた事は事実だ、と大隊長にクレームをつけられる可能性があると示唆された。
素直に覚悟を決めるクルースに更に言葉を掛けた。
「ミスには2種類ある。
仕方ないものと、回避可能なものだ。
指示に従い、ミスを避けろ」
未だ自分のした事について考えているクルースを見て、キッドが声をかけた。
クルースは新人の時に興奮して空気ボンベのバルブを開け忘れたのは、ミスだと言った。
でも今日のは、どうしても「ミス」だとは認められないとキッドに打ち明ける。
キッドは、叱るセブライド自身も、救助中の80%は本能で判断しているだろう、とクルースを励ました。
「この仕事は白黒つかない」
クルースを訪ねて美術館のリズが来た。
クレームなどでは一切なく、アルマンドを助けたお礼を言いに来たのだった。
そして残された、先住民の退役軍人が寄付した羽を集めたその1部をクルースに渡した。
「たくさんの記憶が織り込まれてる。感謝してるわ」
クルースの迷う心は勇気づけられたようだった。
クルースはもらった羽を掲示板に飾った。
その羽は灰色だった。
「白黒つかない」
キッドにそういうクルースの表情は明るかった。
クレームなどでは一切なく、アルマンドを助けたお礼を言いに来たのだった。
そして残された、先住民の退役軍人が寄付した羽を集めたその1部をクルースに渡した。
「たくさんの記憶が織り込まれてる。感謝してるわ」
クルースの迷う心は勇気づけられたようだった。
クルースはもらった羽を掲示板に飾った。
その羽は灰色だった。
「白黒つかない」
キッドにそういうクルースの表情は明るかった。
セブライド
Elizabeth Morris/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC
いよいよ証言をする裁判当日となったホロウェイが、セブライドにJJを預けに来た。
JJは学校の「大切な仕事を紹介するビデオ」を撮影するという課題があったので、51分署での滞在もちょうどよかった。
1人1人に話しを聞けば、あっという間にホロウェイを待つ1日が終わるだろう。
早速JJが撮影を始めていると、ホロウェイが撃たれて手術をしているという連絡が入る。
裁判所に来るのを待ち伏せされていたのだった。
JJを病院に連れて行きたいセブライドだが、ホロウェイを死んだ事にするからとクロウリー代理に禁止されてしまう。
JJには代理の保護者となる叔母が到着するまでの約6時間、何も気づかれないようにする事に。
セブライドは、JJの側にいられるようシフトからも外れる事にした。
撮影の合間に、セブライドはJJといろんな話しをした。
将来は警官になりたい事。
ママが「ケリー」と名前で呼んでいるから、セブライドの事を好きみたいだという事。
セブライドも「俺も好きだ」と言うとJJは喜んだ。
その後、セブライドの元にホロウェイが助からなかったという悲報が届いてしまう。
セブライドはホロウェイとの約束どおり、叔母が来るまでは何も知らせず、JJの面倒を見る事にした。
勘の良いJJを誤魔化すのに苦労しながら。
銃撃犯の逮捕を確認すると、セブライドは最後の撮影の仕上げに、とハシゴを伸ばしてシカゴの夜景をJJに撮影させた。
これで完成だというセブライドに、JJは「ママが残ってる」と言った。
街の英雄を紹介するのに、ママは欠かせないのだった。
ハシゴからパトカーが誘導する車が近づいてくるのが見えた。
ママかな、と言うJJを迎えたのは到着した叔母メアリーだった。
メアリーとの急な再会を無邪気に喜んだものの、その数分後には母親の死という残酷な事実にJJはなかなか信じようとはしなかった。
全員が見守る中、気丈に滞在のお礼を言って叔母に連れられて行く。
セブライドは、マウチに背中を押されJJにパウチを預ける事にした。
少しでもJJの悲しみが軽減されるように。
「パウチと同じく君も51分署の家族だ。
好きな時に戻ってこい」
セブライドは、その夜1人モリーズで飲んだ。
JJを撮影した動画を見ながら。
21話「湧き出る思い/Kind of a Crazy Idea」へつづく
かんそう
今回は、いろんなドラマが同時進行していました。
大きくは、セブライドのホロウェイの死。
いつのまにか両想いになっていた、しかもそれを聞かされたのが、JJから、というこれからの関係だという所で。
恋愛担当のセブライドにはいろんな出会いがありましたが、これは新しいパターンでした。
そして、母を失ったJJはもちろんセブライドが案の定、JJにもあっという間に感情移入しちゃって可哀想だった~。
セブライドってそういう所が51分署マインドなんだよね。
JJが出てきた時に、これは絶対何かあるなとは思っていましたが。
やっぱりセブライドを苦しめるのね~。
ホロウェイの死はもちろん、JJとの急な別れで悲しむセブライド。二重に可哀想でした。
そして何故かこのどさくさに紛れてパウチともお別れになるとはw
確かにパウチの出番は少なくなっていたけど、びっくりしましたわ。
お久しぶりなクルースのストーリーは、またしてもセブライドにキツく怒られるという。
どうしてセブライドはクルースに当たりがキツイの?
誰が2人の仲をそうしたいの??
って思っていましたが、気づきました。
救助隊ってセブライドとクルースしかメイン・キャストがいないんですよね。
だからセブライドがリーダー性を発揮するとなると相手はクルースしかいないという。
現状仕方ないとはいえ、クルースにはハシゴ出身であるという背景があるからなんだかイジメちっくにも見えて、あんまり楽しくないんですよね~。ジミーは救助に来れないのかしら?
でも最後はクルースの笑顔が見れたので良し!
ケイシーは相変わらず政治界の洗礼中。しばらくはネタに困らないもんね。
ドーソンのスーザンのディスりっぷりには久々に好感が持てましたw
オーチスはいよいよシルビーにも「放っておいてくれ」状態に。
あんまり引っ張る意味もないから、いい加減検査してください。
21話「湧き出る思い/Kind of a Crazy Idea」へつづく
登場人物はこちら
(文:ジェーン洞)
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