CHICAGO P.D. シーズン3 18話「逃げ場所/Kasual with a K」【シカゴP.D.】

2018/03/03

シカゴPD シカゴPD シーズン3

t f B! P L

あらすじ

Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


2017年11月3日~AXNでシーズン3日本初放送(全23話)

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女性保護施設襲撃事件





主にDVなどの被害者女性をかくまう民間の保護施設が何者かに襲撃された。

運営していた夫は銃殺され、その妻であり責任者のジェスも重体となっていた。


3人の女性が逃げていた。

それぞれのプライベートを守る為、誰もお互いの名字を知らなかった。

Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


ジェスも元DV被害者という事で、出所したばかりの元夫の職場を訪ねた。
暴力野郎である事は間違いないが、ジェスが重体である事を知るとショックを受けていた。
そして同僚によってアリバイも証明された。


逃げた女性


逃げた女性の1人が、署にやってきた。

その話から、犯人は「バレリー」という女性を狙っていたと判明する。
バレリーについて知っている情報を元に、マウスが該当する女性の画像を検索した。

すると2名の女性がピックアップされ、そのうちの1人をバレリー・ホルトだと確認する事が出来た。


バレリーは、元恋人のリード・ダンジグに乱暴をされていた。
ダンジグは暴力はもちろん、様々な逮捕歴があったが、毎回保釈金を同じ人物が支払っていた。
マシュー・マーカム。
こちらもドラッグ絡み、暴行などの前科者だった。


マーカムの住所に乗り込む。
だが、中はすでに誰かに襲撃された後で、マーカムもダンジグも遺体で発見された。
ダンジグの側には、血まみれの凶器のハンマーが残っていた。

彼らはここでドラッグを小分けにしていたらしい。

押し入った跡が無かった事から、バレリーを利用してダンジグにドアを開けさせたようだった。


クラブ・ボリューム


アントニオがタレコミ屋からダンジグの情報として、「クラブ・ボリューム」の名を入手した。
タレコミ屋が言うには、ダンジグは大量にドラッグを持っているような大物ではない、という話しだった。そうであれば、盗んだのだろう。


早速クラブ・ボリュームでオーナーのエインジに話しを聞くと、ダンジングを知っていた。
バレリーに乱暴していたから店から追い出したと言う。
バレリーの事は、見るからに殴られるのが好きな女、と暴言を吐いた。
そしてダンジグはビリー・ショーと仲が良かったと言う。
ショーはVIPルームでコカインを売ろうとしていたので、同じく店から追い出していた。

しかし、ショーを調べるとライバルの売人を車でひいて過失致死罪を免れたばかりで、以来自宅にひきこもっていた。
今回の事件を起こすようには思えなかった。


ジェス


手詰まりかと思った所に、ジェスの意識が回復した。
ジェスから、金庫の中に保護している女性の私物が入っていると知らされる。

金庫の中からバレリーの私物を発見する。
そこに保管されていたのは、幼い息子の写真だった。
祈りのカードも一緒にあったので亡くなっているのだろう。


ダンジグの車の発見現場の近くの墓地を捜すと、1人墓参りをしているバレリーを発見する。

バレリーは、犯人が電話をしている隙にダンジグの車で逃げ出していたのだった。

怯えているバレリーに、リンジーはハルステッドにも話した事がなかった自分も保護施設にいたという話しをして、バレリーの気持ちが分かるとアピールした。
バレリーは心を許したのか、すべてを話し出す。

ダンジグがクラブのオーナーのドラッグを盗む、と言い出したのが始まりだった。
止めて欲しくてクラブの人にバラすと言ったら、ダンジグに暴力を振るわれた。
それで施設に逃げ込んでいた。

犯人の顔はクラブ・ボリュームで見た事があった。エインジとも話していたという。

ダンジグは、クラブ・ボリュームのエインジからドラッグを盗んでいたのだった。
そして報復の為、バレリーが利用された。

エインジは全てを知った上で、捜査を攪乱させる為にビリー・ショーの名を出していたのだった。


オーナー、エインジ


エインジを呼び出すが、37分署のオークイン署長と友達だといってふてぶてしい態度を崩さなかった。
ニュージャージー州からビジネスの為にシカゴに来たという。

悪党2人はまだしも、施設の女性たちを守って殺されたジェスの夫の死は許せない。
ボイトはすべての黒幕がエインジだと確信していると伝え、この街で商売を続けたいなら実行犯の名前を言え、と言った。

だが、余所者のせいかボイトの恐ろしさを知らないエインジは、「施設の女たちと同じだと思うなよ」と言いなりにはならない事を伝えた。

「言いなりがどういうものか知らんようだな」
ボイトはまた会おうと付け足して部屋を出た。


ハンマーの指紋


ハンマーの指紋から人物が特定された。
その人物名は、リンジーを逆上させた。
バレリーのものだったのだ。

しかし、リンジーがバレリーを責めるとそれは犯人に無理やり持たされたからだという。
「殺せ」と言われて、ダンジグを殺したいと思っていたのに出来なかった。
結局、男が殺したのだがその手には手袋をしていたから、指紋は残っていないと言った。

バレリーに不信感を持ったリンジーは、すぐに信用できなかった。
「それが本当なら、何故逃げられた時に警察に来なかったの?」
「どうせ連中に殺されるから。それなら、息子の側が良かった」


黒幕


クラブ・ボリュームの関係者を洗うと、ほとんどが逮捕歴がある男だった。
そのうちの1人、グレッグ・サットンは酒の仕入れ業者という肩書だったが、その会社は存在がなく、仕入れの記録もなかった。
ドラッグでの逮捕歴に加え、工具を武器に使った強盗もしていた。

バレリーに関係者の写真を見せると、サットンに指を刺した。
「彼だわ。誓って本当よ」

Matt Dinerstein/NBC | 2016 NBCUniversal Media, LLC


サットンの自宅で、銃撃戦になりながらもサットンを仕留めた。

しかし、エインジ関与の証拠は得られず黒幕エインジの起訴は出来ないと州検事補に言われてしまう。

それで引き下がるボイトではない。

ボイトはクラブ・ボリュームに単身で乗り込んだ。
エインジ以外の従業員を遠ざけ、ボイトはエインジのいるバーカウンターの中に入った。

そして勝手に店の酒を注ぎながらエインジに言う。
「時々、お前みたいに責任逃れするクズがいる。
州検事補によると、起訴するには証拠不十分とか。
雑魚が逮捕されて終わりだ。
しかもその雑魚は死んだ。
黒幕は分かっているのに何もできん。
だろ?

考えてたんだ。
ずっと昔に聞いたことを。
正義の女神が目隠しされているのは、公正さを保つため。

俺は別の意味で目隠しに大賛成だ。
女神が見たくない事をする時があるからな」

やっとボイトの恐ろしさに気づいたのか、エインジは取り引きを持ち掛けようとするが、ボイトは会話を打ち切った。

「何も話すな。黙って聞け。
ニュージャージーへ戻れ。

24時間後に、まだ街にいるのを確認したら――、俺と2人でドライブへ。
お前の知らないシカゴを見せてやる」

エインジは受け入れるしかなかった。


リンジーは、バレリーをジェスの病室に連れて行った。
自分が居たせいで、施設が襲われたという罪悪感を持つバレリーの背中を押したのはリンジーだった。
「ムリだと思うなら帰ってもいい。でも今こそやり直すチャンスでは?」

バレリーの姿を見たジェスは、自分がベッドに横たわっているにも関わらず「無事でよかった」と優しい言葉を投げかけた。



バージェスとローマン


出会い系アプリ「カジュアル」を使った強盗被害の話しを聞いたバージェスとローマンは、プラットに囮捜査の許可をもらう。

自分達も出会い系アプリに登録して、その犯人を直接捜そうというのだった。

実は、ローマンはそのアプリに興味本位で登録していたので詳しかった。
バージェスは、その事実に少し嫌な顔をし「アプリ」で出会いを求める事を否定した。


バージェスはルゼックと行く為に「シェークスピア・イン・ザ・ダーク」のチケットを購入していた。
だが別れてしまった今、1枚余っていた。
それをローマンに話すと、「哀れだな」と言われ、バージェスはセックス相手を出会い系アプリで探すよりマシ、とローマンに嫌味を言った。
ローマンは、効率的で後腐れが無く気楽だとアプリの良さを主張した上で、僕は誰とも出会ってないとも言った。


しばらくすると、見るからに怪しいIDと待ち合わせをすることができた。
呼び出されたモーテルへ行くとドアの向こうで、いかにも男が女の声色を使って返事をしていた。
踏み込むと案の定、アプリの女性とは別人の大男が待っており2人は捕り抑えた。


その夜、バージェスはチケットを買っていた舞台の劇場に行くとスーツを着たローマンが入口で待っていた。
「来ると思ってた」
そして、単独行動は禁止だと教わったから、と照れを誤魔化すような言い訳をした。
バージェスはローマンにエスコートされて、劇場に入って行った。


つづく


かんそう


今回はボイトが、バイオレンスは薄目ではありましたが超格好良かったです!!

ボイトのシカゴ愛炸裂で、俺の街から出て行け! な脅し、素敵でした。
ほんとこれだから余所者は手がかかるわ~と思いつつ、格好良いボイトが見られたのでそれもまた良し!w

でもボイトなら女神が目隠ししてようがしまいが、やる時はやると思いますw
今回はもうボイトの格好良さだけで大満足!


そしてあーあー、バージェスとローマン完全にフラグが揃って来ていますよ~。
大丈夫か~、相方同士で……。
しかも、ルゼック側にいるってのに。
そう思わせて、傷心のバージェスを友人として慰めているだけ……とかの落ちって事もあるけどw
そうじゃないとちょっとルゼックも可哀想だよね……。


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(文:ジェーン洞)

アテンションプリーズ!!

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また、あらすじ・感想等は主観に基づいた表現が含まれます事を、ご了承の上楽しんでいただけると幸いです。

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